もしも、あの男が残っていたら 作:パワプロ大好き男
甲子園球場は歓喜に湧いた。
海堂学園高校は逆転サヨナラ満塁ホームランで見事に日本一にたどり着いたのであった。
チームメイト「イェェェェェェェェェェイ!!」
海堂学園高校が盛り上がる一方でワールド高校は涙を飲んだのであった。
まさか本当に逆転サヨナラ満塁ホームランで負けるとは誰も想像していなかったからだ。
ギブソン「やられた…」
ギブソンJr.も涙を流し肩を落としたのであった。
チームメイトも涙を飲んだのであった。
両校は整列し礼をした後、握手をし互いの健闘を称えあった。
ギブソン「茂野、約束だ、墓場の場所を教えてくれ。」
茂野「別にそこまでしなくていいよ、俺はもっと強くなりたいって思ったんだ、お前の親父のようにな、だから今度はプロ野球の世界でやろうぜ。」
ギブソン「フン、うるせぇ。」
ギブソンJr.は涙を流しながらも笑みを浮かべたのであった。
こうして長きに渡って始まった甲子園大会も幕を閉じたのであった。
貴教「アニキ、やったよ。」
大介「あぁ、ほんとにやりやがったなお前ってやつは。」
貴教「まさかほんとにあぁなるとは思いもしなかったよ、未だに受け入れられないよ。」
大介「まるで大阪近鉄バファローズの北川博敏選手みたいだな。」
貴教「あぁ、代打逆転サヨナラ満塁ホームランを叩き出したあの人か。」
大介「あの人とそっくりな場面だったな。」
貴教「マジかよwwwww」
2人の顔には笑みが耐えなかったのであった。
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甲子園大会が終わり、海堂学園高校にはドラフト会議が待っていた。
抽選の結果、草野は阪神タイガース、眉村は横浜ベイスターズ、薬師寺は西武ライオンズ、阿久津は広島東洋カープ、佐藤は読売ジャイアンツ、茂野は大阪近鉄バファローズ、土屋は日本ハムファイターズに入団したのであった。
茂野「近鉄か、楽しみだな。」
佐藤「吾郎君、日本シリーズで会おうよ。」
茂野「あったりめぇだろ、そっちも負けるなよ。」
佐藤「もちろんだよ、そういえば土屋君は日本ハムに入団したんだね。」
貴教「あぁ、楽しみだな。」
大介「まさか、海堂学園高校から7人も選ばれるとはな、想像もしてなかったぜ。」
こうして海堂学園高校のドラフト会議が終わったのであった。
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長かった野球も終わり、海堂学園高校の野球部はテストに向けて勉強していた。
女子生徒「土屋も大変だね。」
貴教「うるせぇ、野球しかやってこなかったから仕方ないだろう。」
貴教に話し掛けてきたのはクラスメイトの津乃田梨亜(つのだ りあ)だった。
津乃田「ねぇ土屋、本当にプロ野球に行っちゃうの?」
貴教「当たり前だろ。」
津乃田「そうか…寂しいな。」
津乃田梨亜はどこか寂しさが募っていた。