魔法少女リリカルなのは ~現れた赤龍帝~   作:断崖

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久しぶりです。
名前は変わりました。
以前はにじふぁんで書いていた
『魔法少女リリカルなのは現れた赤龍帝』をもう一度書いていこうと思い。
ここにもう一度始めます。
元がないので前の物語と同じとはいきませんが、記憶を深く思い出しながらやっていくつもりです。
よろしくお願いいたします。


エピソードゼロ

???サイド

 

「ガアアアアァァァァァーーーーーーーーーー!!!!」

 

「オオオオオォォォォォォーーーーーーーーー!!!!!」

 

雄叫びと同時に

紅蓮の閃光と白銀の閃光が衝突する。

核爆発を思わせる爆発と衝撃波が、周囲の景色を破壊していく。

光の膜で覆われていた結界に無数の亀裂が走り悲鳴をあげる。

この戦いが始まって既に三日が経過した。

このような轟音と爆発が断続的に響き島自体を揺らしては破壊していく。

三日前までは綺麗だった島が、今は無惨に荒れ果て見る影もない。

この光景がたった二人の人間に力で起こされたのだと誰が信じられるだろうか?

大陸から遠く離れ、海に囲まれた直径十キロの孤島。

四方を五重の結界で覆われ、外から隔離された島で戦争が行われていた。

そして結界の外で見守る三人の人物。

 

「…………負けるな白い龍は。」

 

純白の羽を背中にもった男性が呟く。

 

「そうですね。赤い龍はまだ余裕がありそうですから。」

 

黒いコウモリの羽を背中に生やした女性が答え。

 

「この勝負、赤い龍の勝ちは揺らがんだろう。」

 

漆黒の羽を羽ばたかせた男性が頷く。

 

三日間飽きることなく戦いを見守ってきた三人。

傍目では互角の戦いに見えるい戦闘だが、決着は既についていた。

衝突の衝撃波で、赤は空に留まり白は地面に落下、クレーターができる。。

 

「…………ハアッ…………八アッ八アッ…………。」

 

荒い呼吸を繰り返す白。

その白銀の鎧を装着した方の姿は痛々しい。

全身鎧は所々が破損、頭を守るフルフェイスなくなり血で染まった顔が露出しているし。

身体中の骨は何本か折れているのか、苦しそうに肩で息を出している。

速度も下がり、白銀の魔力も弱々しい。

対して赤い龍は、

 

「やれやれ、っと。」

 

肩を回して調子を確かめている。

鎧のほうもまったくの無傷だ。

微かに血が垂れダメージはおってはいるが、息切れはしていなく。

紅蓮の魔力も力強く放出され、火柱のごとく燃え盛っている。 

 

「しかし、赤い龍の強さには驚ろかれます。」

 

「確かにここまでの強さとは予想外。」

 

「はい。白い龍は間違いなく歴代で最強の強さでした。

それがこうも一方的に追い込まれるなんて、思いませんでしたから」

 

「確かにな」と頷く二人。

 

三人は白い龍が圧殺して勝利すると予想していた。

赤い龍は人物の名前は無名でもあり。

天使でもなければ、悪魔、堕天使、精霊、といった特殊な種族でなく。

何処にでもいる有象無象の人間でしかない。

多少の力を有していても関係なく白い龍が勝つと。

誰もがそう確信していた。

ーーーが、現実は違う。

 

「それでも見守りましょう。この闘争の結末を。」

 

三人は赤と白の勝負に眼を向けた。

 

 

???サイド終了

 

 

赤い龍サイド

 

 

空から敵を見下ろす。

木々は折られ、大地は抉れ破壊され尽くされた島。

白い龍はクレーターの中心で動かない。

戦闘が始まって結構な時間がたったし、ぼちぼち限界かな?

 

『油断するなよ相棒!!まだ終わってはいないぞ!!』

 

「わかっているさドライグ。追撃をかける!!」

 

両翼に収納しておいたキャノンを展開させる。

静かな鳴動と共に、砲口に魔力がチャージされていく。

僅かに時間がかかるのが難点だが…………

威力は絶大だぜ!!!

 

「くらいな!!ドラゴンブラスタァァァァーーーーー!!!」

 

放射される莫大な魔力の砲撃!!

当たれば大ダメージは確実。

お前をどう対処する?

能力を使うか?回避するか?

どちらを選んでもメリット、デメリットはあるだろう。

俺なら迷わず避けるがね。

能力を使用すれば、嫌でも一瞬だけ動きを止めなくてはならなくなる。

その隙を見逃すほど俺はお人好しではない!!

とっておきの一撃をくれてやる!

さあお前はどっちだ!どちらを選ぶ?

 

「ーーーーーーーーーーグッ!!!」

 

白い龍は体を無理やり起こして回避する。

避けれた砲撃はそのまま島を削るながら海の中にダイブ。

水飛沫、というか津波が発生、またもや自然を壊していく。

 

「ドンピシャリ!!予測通りだ。」

 

予め用意していた魔力を両手に込める。

砲撃よりは威力は低いがこれならーーー。

 

「ドラゴンショットーーーーーーーー!!!マシンガンバージョン!!」

 

小型の魔力弾を連続で発射する。

簡単には当たらない。そんな事は知っている。

なら下手な鉄砲数を撃てば当たる作戦だ!

白い龍の通った場所は穴あきになっていく。

 

「どうしたどうした!!!もう終わりかよ!!!」

 

両手から放たれる無数の魔力弾。

砲撃ほどの攻撃力はないが、そのぶん連射性がきく。

手で放つ普通の魔力弾なら、鎧の防御カだけで弾けるが、

 

「厄介な攻撃を!!」

 

掠めた鎧の一部が消滅する。

この魔力弾の貫通性が桁違いだ。

神クラスの敵と戦うんだ。

当然、これぐらいの準備はしてある。

そのぶん追尾機能とかはないが。       

 

「クソクソクソクソクソーーーーー!!!!」

 

叫びながらも必死に避ける。

避ける。避ける。避ける。避ける。避ける。避ける。

後ろに目があるんじゃあないの。

と思わせるほどに器用に回避していく。

 

「意外と避けるの上手いなアイツ。」

 

『関心するな相棒。なんとか当てれないのか?』

 

「頑張ってはみるが…………」

 

集中カを高め狙いを澄ます。

相手の動きを予測する。

三日も一緒にいたんだ、ある程度はわかる。

移動しながらでは、

集中する隙がないのでは『半減』の力を使えないはず。

 

「…….…….……ソコッ!!!」

 

空気を切り裂き。

レーザーのように高密度の魔力を発射する。

 

ーーーーーヒュンーーーーー 

 

全然、一ミリも、掠りもしない。

 

『……………….相棒。』

 

「言わなくていい、解っていたさ俺に狙撃の才能はないことは。」

 

再び連射型に戻す。

余裕をみせすぎてはいけない。

疑問を与えてしまう。

 

「ーーークッ!!」

 

敵は木に隠れたりもするが、それごと撃ち抜く。

障害物は盾にはらない。

必死に魔力弾を回避するしかないのだ。

間違っても直撃、及びかすっても出来ない攻撃。

ニッーーと邪悪に微笑む。

 

「三日のフル戦闘に、この状況が続けば、」

 

『限界だな。』

 

ドライグの言う通りだ。

緊張とストレスは体力を著しく消耗させる。

次第に白い龍のスピードに陰り始める。

攻撃がヒットし始めた。

戦いは終始一方的に俺が押している。

終わりが近い。

白が隙を見て砲撃しても、

 

「無駄だ」

 

俺は楽々と攻撃を弾き、壊し、回避する。

チッ、まだ動けるのか。中々粘るな鬱陶しい。

魔力弾を放ち続けるが中々致命傷にはならないし。

 

「やっぱ、あの方法でいくか?」

 

地面をスレスレを滑空する白銀のライン。

高速で移動する姿は、さながら地上の流星。

ジグザグに、時には直角に。

けして単調には動かないのは、魔力探知が優秀だからか?

それとも感(かん)で避けているのか?

砲撃の数を増やす。

更なる爆発がなり響き、砂煙で敵の姿が見えなくなるが関係ない。

暫くの間、砲撃が大地を穿ち、島の原形がなくなるほど穴だけになると。

 

「やめだ。やっぱりこうじゃない。」

 

「????」

 

攻撃が止み、立ち止まる白い龍。

俺は右腕に魔力を集中させながら呟く。

 

「楽しい戦いだった………………

だからこそ、こんな風に終わらせるべきではないと俺は考えている。」

 

当然だ。

地味な攻撃を繰返し、体力を減らして殺す。

戦術的には正しい。

でも、俺とコイツの戦いの最後にふさわしくない。

だからーーー

 

「俺の究極攻撃で終らせる。」

 

宣言する。

戦いを終わらせることを。

右腕は徐々に大きくなっていく。

 

(………………なんだ、この気持ちは)

 

おかしい。なんなんだろうこの気持ちは。

終わらせたい戦いなのに、らしくなく悲しい気持ちになる。

本音を語れば『続けたいのだ』。

強く成りすぎてしまったせいか、『本気』で戦える相手はいなくなってしまった。

そこに現れた『強敵』。

嬉しかった。

まだ本気で戦える相手が存在してくれた事が。

だが、始まりがあれば終わりがある。

終らせる相手を見据える。

 

「ーーーーーーーーーーッ!!」

 

白い龍の顔が強張る。

それも当然の反応といえるだろう。

目の前にあるのは究極の破砕槌。

 

「ハアアアアアーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

最後の焔を燃やすかのように覚悟を決める白い龍。

解ったのだ赤い龍の言葉がハッタリではなく事が。

なら全力をもって防ぐしかない。

そんな顔をしている。

なけなしの魔力をかけ集めている白い龍。

破損した箇所に魔力が集まっていき、白銀色に輝き始める。

次第に修復されていくフルフェイス。

いや、兜だけではなく鎧のほうも瞬時に修復され、白銀のオーラを充実させる。

ムダなことを。

 

「いくぞ。終わりだ。」

 

魔力を集中した右腕の装甲が完成する。

それは自身の身長を越えたサイズの右腕。

腕だけだ五メートルほど、紅蓮の魔力が信じがたいほどのに凝縮した右腕。

これなら単純な攻撃力だけなら普段の十倍以上はずだ。

握る拳に違和感はない。手が伸びたような感覚。

飛び出す構えをとる。

 

「い・く・ぞおおおおおおーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

「まだだ!!まだ終わってはーーー」

 

言いきるよりはやく飛び出す。

同時に、背中のブーストを噴かし速度を増加させる。

紅蓮の龍がラインを引きながらが白銀の敵に突撃する。

極小の太陽が空から堕ちてくる。

はたから見ればそう錯覚してもおかしくないほどの一撃。

防御は不可能。

当たれば即死。

跡形も残らず消し飛ぶだろう。

しかし、これだけでは回避するのは容易だ。

直前で横にずれるだけで回避、もしく反撃も可能もできる。

白い龍も同じことを考えている分かる。

だから回避出来ないように。

 

「『時間加速(クロックアップ)』千秒を一秒に。」

 

能力開放。

黒い瞳が、透き通るほど蒼い色に変化。

世界から色が無くなり、白黒の世界に変更される。

白い龍の動きが急激に遅くなる。

巨大化した拳が顔面に迫るが、今だ瞳は拳を見てはいない。

一秒前の位置を見続けているだけだ。

 

「解除。」

 

またいつかな。

再開を祈り、降りおろす。

拳が地面に突き刺さる。

無論白い龍ごと。

 

ーーー爆砕音ーーー

 

あまりの威力に島全体に亀裂がうまれ、地震の如く揺れる。

込められた魔力の奔流はそれだけではすまない。

島の至るところから火山噴火の如くあふれでる紅蓮色の魔力。

剣山を思わせる光景に、赤い龍はーーー

 

「コイツももっていけ!!!」

 

ガキんと肘部分の撃鉄をうちならす。

インパクトがさらにます。

 

ーーーーー威力がはねあがる。ーーーーー

 

破砕縋がめり込む。

紅蓮の光が島を包み。

 

 

 

ーーーーーその日、1つの島が地球上から消失した。

 

白い龍の遺体は見つからず、消滅したと思われ。

 

赤い龍が残った。

 

これは藤田陸(ふじたりく)が異世界。

 

なのはやフェイト、はやて達と出会う二年前の事件。

 




原作を見ながら書くので亀更新です。
次は赤龍帝現わる。
感想がありましたら、ガンガンお願いします。
作者、心が脆いのであまり厳しいのはない方向で。

それでは、また次の更新で。
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