では始まります。
ナザリック陣営。
アインズ(モモンガ)チーム。
アインズは玉座の間に階層守護者やプレアデスの面々を集合させていた。それは同盟を組んだ.hackersのカイトたちを歓迎する旨を伝えるからだ。
しかし、ここで問題が生じる。なぜならナザリックの面々は何度も言うにカルマ値が極悪なのだ。そんな部下が人間を歓迎するわけない。だから歓迎できるように説明しなければならない。
「アルベドには歓迎する準備をしてくれと先に伝えていたが、今ここで全員に詳しく説明しよう。実はエ・ランテルにてプレイヤーを発見したのだ」
「プレイヤーでございますかアインズ様」
「ああ、そうだアルベドよ。私はそのプレイヤーたちをこのナザリックに歓迎しようと思っているのだ」
「アインズ様。よろしいですか?」
デミウルゴスはとても気になることを質問する。それはそのプレイヤーが人間種で無いかということだ。下等な人間をこのナザリックに歓迎するのは至高の主人であるアインズに不敬ではないかとの進言だ。
カルマ値が極悪であるならではの進言だ。
「確かに歓迎する者たちは人間だ。だが歓迎するのは理由がある。それは私が彼らに助けられ、同盟を組んだからだ」
階層守護者たちが驚く。
(まあ、勝手に同盟を組んだのはオレに非があるかな?)
「アインズ様が人間に助けられたのは……冗談ですか」
「本当だ。それも2回もだな。最初の1回目はナーベラルが知っている。2回目はデミウルゴスたちなら見ていたのではないか?」
シャルティアの件のすぐ後に起こった黒い碑石のモンスター(イニス)襲撃時を思い出すデミウルゴスたち。
「いいか。助けられたのならば感謝する。それは相手が人間だろうが獣人だろうが関係無いのだ」
「アインズ様」
「お前たちの中には人間に対して悪であれと設定されているのは知っている。それをどうにかしろとは言わない。しかし助けられたならば感謝する。オレはそう思っている」
セバスが口を開く。
「アインズ様が感謝するに値する程の人間ならば私は最高のもてなしをしましょう」
セバスを筆頭にカルマ値が善側の者たちは賛成していく。しかしカルマ値が悪側である者たちはまだ納得しない。それに関しては予想済みである。
「しかしアインズ様。同盟まで組むのですか?」
「ああ、そうだアルベドよ。この同盟はナザリックを、お前たちを守るのに必要なことなのだ」
「あのー……アインズ様。アタシたちを守るのに必要な同盟ってどういうことですか?」
待ってましたとも言える質問にアインズは答える。カイトたちのことを説明する上で切り口を待っていたのだ。
「うむ。それに関してだが少しユグドラシルの歴史について語らねばならない」
「ユグドラシルの歴史ですか?」
「その通りだマーレよ。まず私がプレイヤーを見つけたと言ったが、正確にはユグドラシルプレイヤーではない」
「え? じゃあプレイヤーというのは何ですか?」
ユグドラシルプレイヤーでなければ何だというのかとハテナマークを浮かべるナザリックの一同。
さすがに知力のあるデミウルゴスやアルベドでもユグドラシルのNPCにとって「プレイヤー」という単語はユグドラシルのプレイヤーということくらいしか分からないのだ。
「正確にはユグドラシルプレイヤーではなく、The Worldのプレイヤーなのだ」
「ザ・ワールドですか?」
「うむ。ここでユグドラシルの歴史について話そう。The Worldとはユグドラシルにとって神話とも言える時代なのだ。簡単に言うとユグドラシルという世界は昔The Worldと呼ばれていたのだ」
ユグドラシルとThe Worldは未来と過去である。ここで勘の良い者は気付くだろう。アルベドとデミウルゴスは気付いている。The Worldのプレイヤーとはユグドラシルの過去から異世界に転移してきた存在なのだと。
そして2人は至高の主人の博識さに尊敬してしまう。
「そして私が同盟を組んだギルドは.hackersと言い、我々ナザリックと対等を張れるギルドだ」
「なっ!? 我々ナザリックと対等を張れるギルドなのですか!?」
「ああ、そうだ。そもそも.hackersとはThe Worldの時代から伝説とうたわれたギルドなのだ。相手が人間だからと言って甘くみるなよ。彼らの実力なら100レベルは確実に到達している」
100レベル。その言葉はナザリック一同にとって強大な存在だと認識させられる。
「我ラト同ジク100レベル。間違イナク強者ダ」
武人設定であるコキュートスは人間でも強者ならば興味を抱く。さらに遥か過去に存在した強者ならばより興味が膨れ上がる。
「あの……アインズ様」
「何だマーレ?」
「そのドットハッカーズが強者だから、今は手を組んで反撃するチャンスを見つけるということですか?」
「それは違う。私は先ほど.hackersと手を組んだのはお前たちを守る為と言ったな。その何かから守るとはウィルスバグからだ」
「ウィルスバグですか?」
ウィルスバグ。リアルではネットやコンピューターに致命的なダメージを与える災厄。その力は間接的に本当に人間を殺してしまう恐ろしさを持つ。
そんな災厄を階層守護者たちは知らない。聞いた事も無いのだ。だからウィルスバグについて質問があるのは当然である。
「アインズ様。無知な我々にウィルスバグについてお聞かせください」
「もちろんだアルベドよ。しかしタブラさんのことだからアルベドに教えていたかと思ったが言ってなかったようだな」
「タブラ・スマラグディナ様がですか?」
「いや、教えるはずもないか。お前たちを不安にさせないためにな」
アインズはウィルスバグについて話す。リアルの災厄をこの異世界に当てはめて説明した。
ウィルスバグは世界を崩壊させる危険性を持つ災厄。それはどんなにレベルが高くとも、強力なスキルや魔法が合っても敵わない存在。そして感染すれば自我を失い敵も味方も分からなくなり、暴走する。
そのことを聞かされて階層守護者たちは信じられないといった反応をした。それは当然だ。自分はまだしも、至高な存在であるアインズですら敵わないと言っているのだからだ。
「信じられません。そのような存在があるのですか?」
「存在する。ウィルスバグについてはタブラさんやウルベルトさん、ペロロンチーノさんだって知っていた。しかしそのことを誰1人説明していなかったということはお前たちを不安にさせないように言わなかったようだな」
自分たちの創造者たちに感動し涙する。まさか至高なる存在が自分たちを心配してくれているとは嬉しさで胸がいっぱいなのだ。
「そしてそのウィルスバグがこの異世界に存在している」
「なっ、本当ですか!?」
災厄たるウィルスバグがこの異世界にいる。階層守護者たちはおののくが、信じるのも難しいと言った顔をしている。
本当にそんな災厄が存在するのかと思ってしまう。それが不敬であってもだ。
「アインズ様。そんな存在がこの異世界に?」
「お前達は見ていただろう。私が黒い碑石と戦っていたのをな」
アルベドたちは黒い碑石を思い出す。それは禍々しき波であり、八相のイニスの破片データを取り込んだウィルスバグである。
「あれが……ウィルスバグ」
「だが、ただのウィルスバグでは無い。ある特別な存在の能力を取り込んだイリーガルなウィルスバグだ」
「ある特別な存在とは何ですか?」
「禍々しき波であり、八相とも言う。その存在はユグドラシルの過去であるThe Worldから存在していた。その記述は黄昏の碑文にある」
「黄昏の碑文ですか?」
「ああ。黄昏の碑文とはThe Worldのさらに過去のことを書いた碑文だ。エピタフ・オブ・ザ・トワイライトなどとも言うな」
ユグドラシルの神話とも言える時代がThe Worldならば、その前の時代を記載されていた黄昏の碑文の時代は創生期だろう。
創生期に存在したイリーガルな存在である八相。神話から現在まで存在した災厄であるウィルスバグ。アインズは分かりやすく説明した。
イリーガルなウィルスバグがイリーガルな八相の能力を取り込んだ存在についてだ。間違いなく災厄である。
「そして同盟を組んだ理由だが……その.hackersが対処する力を持っているからだ」
「なんと……人間が災厄を対処する力を持っていると?」
「その.hackersはThe Worldと言われている時代にて世界を救った存在だ。もちろん禍々しき波を倒した勇者としてな」
勇者とも言われる存在。魔王側であるアインズは心の中で苦笑した。勇者と魔王が同盟を組むなんて面白い物語だと。
一方、デミウルゴスは勝手に解釈していた。なぜ人間なんかと同盟を組むのかをだ。それは災厄である力に対処する力を持っているから。なら隙を見て奪う。そのための同盟だと解釈した。
もちろんそれは違うのだがアインズは知る由も無い。
「なるほど……分かりました。さすがアインズ様です」
(あれ意外だ……分かってくれたのかな?)
設定として仕方ないが、同盟に関してはギリギリでなんとか賛成してくれた結果にアインズはホッと息を吐く。同盟は賛成しても、実際は心の中でいつ寝首を掻いてやろうかと思うアルベドたち。
やはり人間を下等に思っているため完全には信じていない。それはアインズも気付いているのでどうフォローしていくか考えるはめになる。
「しかし、ユグドラシルにそんな歴史があったとは……それに災厄であるウィルスバグなんてものまで存在するなんて知りもしませんでした」
「それは仕方ない。ユグドラシルの過去であるThe Worldは知る人ぞ知る神話の世界だ。私を含め、知っているのはギルドの中でも数名しかいなかったほどだ。それに黄昏の碑文と.hackersはトップシークレットだ。特に黄昏の碑文はタブラさんやウルベルトさんたちと読んだな……」
「ウルベルト様もですか。それは知りませんでした」
「ウルベルトさんは特に黄昏の碑文に登場する禍々しき波である八相に強く興味を持っていたな」
アインズは一緒に黄昏の碑文を読んだ数名のギルメンを思い出す。
まずはウルベルト。彼は悪について強い思いがあり、そんな彼は黄昏の碑文に登場する八相に強く興味を抱いていた。それは禍々しき波というのが悪かどうか気になっていたからだ。
彼はどうにか八相について調べていたが分からずじまいであった。分かったのは八相が禍々しき波と称される程の存在くらいだ。
「ウルベルト様が八相について調べていたのですか。……ふむ」
自分の創造主が調べていた八相。そして最後まで解けなかった謎。デミウルゴスは代わりに解いてみたいと思ったのであった。
(そういえばたっち・みーさんは.hackersのリーダーであるカイトさんをリスペクトしてたな)
たっち・みーは黄昏の碑文よりも.hackersを気にしていた。.hackersに関する資料も少なく、嘘かもしれないが彼らの冒険譚と人柄を好んでいた。
特にリーダーである蒼炎のカイトはThe Worldを救った勇者であり、誠実で真っ直ぐな性格だ。
その性格から敵対人物達からの挑発的な言動や行動を全く意に介さず、逆にそれ以上の誠実さで相手に接してしまうとあり、正義感のあるたっち・みーは感動していたのだ。
「そのカイト様には話をしてみたいですね」
セバスも興味を抱く。
そして設定魔のタブラ・スマラグディナはThe Worldの謎を調べていた。その謎とはブラックボックスと言われている女神の存在だ。
ユグドラシルはThe Worldを元に造られた。そしてThe Worldのデータがユグドラシルに少なからず引き継がれている。彼もウルベルトのように調べていたが結局分からなかったのだ。
(今度カイトさんとゆっくりと話がしたいなぁ)
アインズは階層守護者たちに嬉々としてユグドラシルとThe Worldの関係性を話したのであった。
.hackersを招待する3日前の出来事である。
side変更
.hackers陣営。
カイトチーム。
現在、カイトたちは探索を一旦止めてタルタルガに帰還していた。それは仲間全員にアインズ・ウール・ゴウンというギルドと同盟を組んだこととギルド本拠地に招待されたことを伝えるためである。
カイトはまず全員に馴れ初めから話し始めた。モモンガというキャラが未来から転移してきた人物であったり、ユグドラシルのことなども話した。
「未来から転移してきたキャラか。興味深いな」
「そうですね。なつめ、未来の人とお話ししてみたいです」
「未来の話なら良くも悪くもってところか。ケッ、知ったところで良いことがあるわけじゃねーな」
やはり未来の話となるとみんなが興味を抱く。それはそうだろう。誰もが1度は思う夢のような話である。しかし忘れていけないのはモモンガが未来の全てを知っているわけではないことだ。
だから自分自身の未来がどうなっているかは知ることはできない。タイムパラドックスの可能性もあるからマーローの言った通り本当に良くも悪くもってところなのだ。
「同盟か。悪くないだろう。こちらのワクチンプログラムを提供してウィルスバグの駆除を手伝ってもらおう。この戦いは仲間が多い方が良い」
「そうだよね八咫」
「しかし、信頼できる相手なのかね。そのアインズ・ウール・ゴウンというギルドは?」
その質問にカイトは汗を垂らした。ギルド長であるモモンガは話の分かる人(アンデッド)である。しかしモモンガから話を聞くに部下であるNPCのカルマ値が極悪であって人間を見下しているとのことなのだ。
本人は同盟のためにやんわりさせとくと言っていたが厳しいらしい。同盟なのに身内が申し訳ないと言っていた。しかしそれは設定であるため仕方が無い。それはカイトも納得している。
「ふむ、NPCのカルマ値が極悪か。少々不安だが、主の顔に泥を塗る訳にもいくまい。勝手に行動はしないだろう」
「うん。モモンガさんへの忠誠心は凄すぎるらしいよ」
「ほんまかぁ? それでも不安やで」
不安なのは仕方が無い。それでも同盟を組んだならば手を取り合わなければならない。
それが3日後にあるナザリックへの招待だ。
「3日後に招待があるのですね。今からでも緊張してしまいます」
「しかもそのギルドはアンデッド系で構成されたギルドか。ホラーハウスみたいなもんなのか?」
「それは行ってみないと分からないよオルカ。寺島さんも緊張しなくても大丈夫だよ」
カイト自身も緊張はしていないがワクワクしている。初めてギルドに歓迎という形で招待されたのだ。しかも未来のギルドだからワクワクは倍増である。
今回の招待はもちろん全員参加である。どうなるか分からないがカイトたちは不安と楽しみで3日後を待つのであった。
「ところで探索チームみんなの状況を聞いてみようかな。オルカたちはどう?」
「オレたちは今王都にいるぜ。ちょっとしたヤツと関わってるな」
「オルカさんたちも王都にいるんですか。実はなつめたちも王都にいるんですよ」
オルカとバルムンクは強さを求めた剣士と王国戦士長のところで力を貸しているらしい。そしてなつめとぴろし3は蒼の薔薇というアダマンタイト級冒険者チームに力を貸している。
2チームともこの異世界にて関わりをもつ人物たちができたのだ。カイトたちがモモンガと関わりを持ったように。
「あのカイトさん。実は蒼の薔薇の人たちが今度カイトさんに会いたいって言ってましたよ。だから今度王国に来てくれますか?」
「いいよ。今度その蒼の薔薇っていうチームに会いにいくよ」
(よーし。カイトさんと冒険できる口実ができました。なつめ一歩リードです!!)
「王国のアダマンタイト級冒険者チームか。どんな人たちだろう。同じアダマンタイトとして話がしてみたいな」
実はカイトたちは冒険者としてのランクがアダマンタイト級に昇格していたのだ。それはシャルティアの件より冒険者組合がカイトとモモンガたちに褒賞としてランクを上げたからである。
元々の手柄であるモモンガだけのはずだから最初、カイトたちは断ったのだがモモンガがイニスを倒したのだからついでということでカイトたちもアダマンタイトになったのだ。
「蒼の薔薇は女性だけで構成された冒険者なんですよ」
「へー、そんな冒険者もいるんだね。砂嵐三十郎たちはどう?」
「俺たちは帝国まで行ったぜ。帝国でいろいろあってな……なぜか客将をやるはめになった」
「え、何で客将を?」
帝国とはバハルス帝国であり、アゼルリシア山脈東側を治める国である。首都は国土のやや西部に位置する帝都アーウィンタールだ。
「迷惑な話だが皇帝や将軍に気に入られちまったってことさカイト」
「そうなのマーロー? て言うか何したのさ」
「何をしたか……ただ大量のモンスターを狩っていただけなんだがな。そしたらガルデニアが帝国の将軍に気に入られたんだ」
「迷惑な話だ」
ガルデニアが嫌なことを思い出したので忘れるために目を閉じる。将軍に気に入られるのがなぜ嫌なのか分からない。
普通なら悪い気はおきないと思われるのだがガルデニアは違うのであった。それは相手の行為によるものだった。
「ガルデニアが帝国の第8将軍に求婚されたんだ。ありゃあ驚いたぜ」
「そうなの!?」
「迷惑な話だ」
砂嵐三十郎は詳細を簡単に説明する。彼らが帝国まで旅をしていた途中で大量のモンスターと遭遇したのだ。
遭遇してしまったならば戦うしかない。戦った結果を言うと楽勝であった。ただ数が多いだけだ。そしてその大量のモンスターだが、実は帝国軍が討伐するはずだったのだ。
そして砂嵐三十郎たちの戦いを見ていたのが帝国の第8将軍であったのだ。彼は3人の中で特にガルデニアの華麗で豪快な戦いに絶対の美を感じ取り感動したのだ。だからなのかいきなり求婚してきたらしい。
「あの時は帝国軍がゾロゾロ来て驚いたが……ガルデニアが将軍に求婚された時はもっと驚いたぜ」
まだガルデニアは機嫌が悪い。なぜなら帝国の第8将軍は求婚を断られても何度もアタックを続けているからだ。彼女からしてみればうっとおしい以外の何者でもない。
そして帝国の第8将軍はチャンスを逃さないためにも砂嵐三十郎たちを皇帝に紹介して客将までにさせてしまったのだ。
「皇帝もただの旅人を客将なんかにするはず無いと思ったんだが将軍のやつが大量のモンスターをたった3人で討伐したのを伝えたみたいでな。それを信じた皇帝が気に入って客将になったんだ」
「まるでゲームのイベントだぜ。こうもトントン拍子で客将になっちまうと怪しくて勘ぐっちまう」
「マーローの言う通りだ。とりあえず気にはしている。でもガルデニアは帝国から離れたいみたいだぜ」
「帝国にいると面倒だ。チームを変更したい」
ガルデニアがチーム変更したいと言う。それならばと、カイトはチーム変更をしてみようと考える。
The Worldで起きた事件でもメンバーを変更しながら解決してきた。この異世界でもメンバーチェンジするのも悪くは無い。
「メンバーチェンジしてみるかな?」
「それならタルタルガ防衛組も探索組に回しても構わないわ。タルタルガの防衛機能も充分になったしね」
「そうなのヘルバ?」
「ええ。大丈夫よ」
またチーム分けはくじ引きとなる。
その中でオルカたちやぴろし3たちはまだ問題が片付いていないからチーム変更は無しである。
「今度のチームは誰とかな?」
ナザリック地下大墳墓への招待3日前の出来事である。
読んでくれてありがとうございます。
感想などあればください。
アインズは取り合えず階層守護者たちに同盟を納得させました。でも完全には同盟では無い感じとなっております。
まだアインズ様は悩むはめになります。
階層守護者 「隙を見せればやっちゃいますアインズ様」
アインズ 「やめろぉ!?」
カイト 「襲ってきたらデータドレイン」
アインズ 「それもやめてぇ!!」