どのようなことが起こるのか生暖かい目で読んでって下さい。
今回もキャラごとにside変更があります。
では始まります。
ついに.hackers全員がナザリック地下大墳墓に到着した。カイトたちはナザリックのギルドの大きさや装飾などに本気で驚いた。
ぴろし3に関してはナザリックのグラフィック(リアルであるが)に感動していた。未来のグラフィックも捨てたものではない。ぴろし3はこの異世界に来てから最高のテンションに到達している。
「素晴らしいぞー!! ナザリック地下大墳墓!! こんな素晴らしいグラフィックだとは私も興奮が止まらんぞー!!」
「確かにぴろし3の言う通りで壮大だな」
「うん。これは凄いや!!」
「ありがとうございますカイト様。アインズ様もお喜びになります。ではこのままアインズ様の下まで案内いたします」
セバスを先頭にナザリックの中を見ながらアインズのいる玉座へと向う。第1階層から第10階層まで見ると何度も驚く。
墳墓、地底湖、氷河、ジャングル、溶岩などのエリアを見て本当に驚く。ギルドが1つの世界のようになっていてThe Worldには絶対に無かったギルドである。
「これは凄いな。タルタルガ……ネットスラムに匹敵するぞ。華やかさではもう負けてるな」
「ネットスラムに華やかさを求めてはいけないわよ」
さすがに最初から最後まで全て見学していると1日じゃ終わらないため、空間ゲートを使いながらエリアを見ていく。そして最後の層にある玉座の間に到着した。
そこには全階層守護者たちやプレアデスの面々が集合しており、玉座にはアインズが座っていた。その風格は間違いなくアンデッドの王であるオーバーロードである。
「よく来た.hackersの諸君。そしてリーダーであるカイトよ。私はナザリック地下大墳墓の主であるアインズ・ウール・ゴウンだ。我がギルドはお前たちを歓迎するぞ!!」
モモンガは支配者ロールをしているため、アインズになりきっている。心では伝説のギルドである.hackersを自分のギルドに招待しただけで興奮状態だ。
「こちらこそ招待してくれてありがとうアインズさん。こんな凄いギルドに招待してくれてボクたちは感動で胸がいっぱいだよ」
支配者ロールに合わしてくれたカイトにモモンガは感謝した。もしかしたら変な目で見られるかと思ったがそうでないことにホッとするのであった。
「ではこちらから私の部下を紹介しよう。まずはアルベドからだ」
「はい。アインズ様。私はアルベド。ナザリック地下大墳墓の階層守護者統括です」
次々とナザリックのメンバーが自己紹介をしていく。そんな中、オルカとバルムンクが気まずそうな顔をしていた。
どうしたかと思ってカイトは聞いてみる。自己紹介の中で気まずそうな顔をするなんて何かあるに違いないのだ。
「いや……何つーかあのシャルティアってやつがな。なあバルムンク?」
「そうだなオルカ。……自分でセバスに同盟の歓迎だから問題が起こっても嫌だと言ったそばからこれか」
「え……本当に何があったのさ?」
カイトが詳しくオルカたちから聞こうとしたら大声が聞こえた。その声の発生源はシャルティアであった。
「あああああ!? あんたらはぁ!?」
「どうしたシャルティア?」
アインズも疑問を抱く。せっかくの自己紹介中に大声が発せられれば疑問が出るのは当然である。
せっかくの自己紹介中をどうしてくれるのかとアウラがシャルティアに文句を言おうとした時、彼女もシャルティアが目にした人物たちを見て止まる。止まると言うよりもオルカたちと同じく気まずくなる。
(うげっ……あいつらはあの時の)
アウラは目を横にして視線をずらす。
「あんたはあの時の人間2人!!」
「あー……お前さんこのギルドのメンバーだったのか。せっかくの同盟だってのにな」
「あの時の続きよ!!」
「おい待てシャルティア!! 話を聞かせろ!!」
せっかくの同盟であり、歓迎が不穏な空気となる。
「アインズ様!! あいつらは敵です。この私を切断した敵です!!」
「え……?」
アインズがポカンと口を開いてしまう。そしてカイトは今の言葉を聞いてオルカたちを見る。
「ねえ、今切断って聞こえたんだけど。オルカにバルムンクどういうこと?」
「「んー……」」
カイト側とアインズ側で何があったのかを聞き、まとめる。そして分かったのがオルカたちとシャルティアが交戦していたということだ。
それがカイトとアインズが同盟を組む少し前の出来事である。
「えー……そんなことやらかしたのオルカとバルムンクは(汗)」
「そんなことがあったのかシャルティア……マジか(汗)」
お互いに気まずい状況。
オルカとバルムンクはシャルティアの視線が痛い。しかし、これは不慮の事故である。彼らは同盟に関して何も知らなかった。
それにシャルティアはアインズの命を忠実に遂行していたし、オルカたちは現地の人間が多数死んでいたならば気になって向うのは性格上当然であった。その状況が交わり彼らが交戦するはめになったのだ。
(なんかごめんなさいモモンガさん)
(いえ、こちらもすみません。……でもシャルティアが無事で良かった。マジで)
不慮の事故とは言え、カイトはせっかくの同盟を崩すのでは無いかと冷や汗をかいてしまう。そしてそれはアインズも同じであった。
アインズはシャルティアが切断されたと聞いてマジでビビッた。怒りよりも精神的に冷や汗がダラダラであったのだ。
(あの蒼海のオルカさんと蒼天のバルムンクさんと戦ってシャルティアが無事でマジで良かったんですけど(汗))
怒りが無いのは今回が本当に不慮の事故であるからだ。カルマ値が善側に傾いているアインズは不慮の事故だとちゃんと理解していた。そしてシャルティアが消されずに済んで本当に良かったと思う。
一対一の勝負なら分からないが、蒼海と蒼天のフィアナの末裔コンビなら危ない橋を渡るハメになっただろう。
「不慮の事故とは言え謝った方が良いよね。ほら謝ろうオルカ、バルムンク」
「そうだよな」
3人の英雄が魔王であるアインズと吸血鬼のシャルティアに謝る。同盟を組んで歓迎したらいきなり謝るなんて普通は無い。寧ろ同盟が破棄されてもおかしくない。
しかしカイトもアインズも同盟を破棄したくないと考えている。そんなカイトが先に謝ったのだからアインズの答えは決まっている。
「謝ったところで……!!」
「止せシャルティアよ」
「アインズ様。しかし……!!」
「これは不幸な事故だった……それだけだ。それに.hackersのリーダーが直々に頭を下げたのだ。こちらとしては許すしかないだろう」
立場が逆ならアインズが頭を下げている。そもそもアインズも頭を下げるつもりであった。しかし超が付く忠誠心を持つ部下の前で頭を下げるかどうか迷ったのだ。
そんな中先にカイトが頭を下げた。これでこっちが許さないと言ったら人として、ギルドの主としても底が知れてしまう。
「許そうカイトさん。これはただの不幸の事故だ。シャルティアもすまない。私が情報を早く伝達しなかったミスだ」
「そんな……アインズ様に間違いはありません」
「ならばシャルティアも許してくれ」
「はい。分かりましたアインズ様」
歓迎中にまさかの出来事が起きたが一応丸く収まったと思うカイトとアインズ。しかしアインズは部下たちが腹の中で何を考えているかある意味恐かった。
またフォローでも何でも考えないといけないと悩むアインズであった。
「さて、自己紹介が中断しちゃったし仕切り直しだ!!」
仕切り直しで自己紹介が始まる。一瞬一悶着あったが無事に問題は解決された。
そしてアインズは副料理長に会食を用意させて食事をしながらコミュニケーションをとるのであった。
「モモンガさん。一緒にみんなのところを周りましょう」
「喜んで回りますよカイトさん」
カイトとアインズは2人でナザリックと.hackersの面々が少しでも会話ができるか確かめるのであった。
side変更
カイト、オルカ、バルムンク、アインズ、アルベド、シャルティアチーム。
「あー……本当にすまなかったなシャルティア……さん」
「さん付けはいらんでありんす。それにアインズ様が許したのだから私が許さないなんてことは無いでありんすよ」
シャルティアがワインをいっきに飲む。何だか自棄酒のようになっているのだ。
それもそのはず。オルカたちは関係無いが洗脳されていたシャルティアは外に出れなくなっていたのだ。それではアインズの役に立つことができないと落ち込んでいるのだ。
そして最も落ち込んでいる理由が至高の主であるアインズに、洗脳されていたとは言え手を出したことだ。今日の歓迎が始まる前の日だってナザリックのBarで飲んだくれていた程である。
「ああああ……あんたたちに出会ったせいで洗脳されてアインズ様に。ううう……」
「それはオレらのせいじゃないな」
「飲まなきゃやってられないでありんす!!」
「そーいう時は飲んで忘れろ」
オルカがシャルティアにワインを次から次へと注いでいく。そんな姿を見たカイトとアインズは少しホッとする。もしかしたら上辺だけな形かもしれないが雑談はしているようだ。
しかしシャルティアの言っていることは本音だろうとアインズは分かっていた。そしてどんな罰を与えるか相当悩むはめになるのは先の話である。
「それにしてもシャルティアは相当強いだろう。お前と対峙した時は本気で戦わないとマズイと思ったからな」
「私はペロロンチーノ様より創られし存在。強くて当たり前でありんす。おかわり」
「ほらよ。あの時は油断していただろ。最初から本気で来られていたらこっちが危なかったかもな」
オルカとバルムンクはシャルティアが本気で襲い掛かっていたらマズイ状況になっていたと予想する。それに狭い洞窟内での上級魔法は死ぬ程の危険であった。
あの時は撤退を選んで正解であったのだ。
「シャルティアよ。蒼海のオルカと蒼天のバルムンクからそれだけ言われたとなると私もペロロンチーノさんも鼻が高いぞ」
これは本当の気持ちである。英雄である2人からシャルティアが強いと認められれば嬉しいのだ。
「本当ですかアインズ様」
「ああ。本当だとも。それにオルカさんとバルムンクさんはThe Worldではフィアナの末裔と言われており、超が付く程の強者だぞ」
「そうなんでありんすか」
「ああ。ユグドラシルで例えるならば、たっち・みーさんのようにワールド・チャンピオンのような存在だぞ」
ワールド・チャンピオンと言われて驚く。ユグドラシルに存在する者にとってその称号は強者の証である。そして至高の存在の1人であるたっち・みーの強さを知っているアルベドとシャルティアは信じられないと言った顔している。
下等な人間がたっち・みーと同じ実力だというのだからだ。
「寧ろ死なずに済んで運が良かったわねシャルティア」
「ああん? どーいう意味よアルベド」
「そのままの意味よ。それにそれ程の強者なら分からなかったかしら?」
「うぐ!?」
あの時は完全に下等な人間と思って油断していたシャルティア。ソコを指摘されると何も言えない。
しかもその後に誰だが分からないが洗脳までされるという失態を演じているのだ。それらを弄りのネタとして言われると論破もできない。
「普通なら報告が必要よね」
「うぐぐ……」
「貴女はアインズ様の妻に相応しくないわね」
「そんなことあるか!! そうですよねアインズ様?」
「うえ?」
まさかのキラーパスにアインズは固まる。人間だろうがアンデッドだろうが恋愛に関わるイザコザは同じである。
カイトは微笑ましく見ているが、その横でオルカとバルムンクは明日は我が身だろうとカイトを見る図となっていた。
「ま、まあ正妻に関してはお前たちで決めるのだ……(汗)」
「凄いモテモテだねアインズさん」
ある意味大変だとボソリと呟くアインズであった。
「それにしてもアインズ様。よろしければこいつらと再戦をお願いできませんか?」
「どういうことだシャルティアよ」
「はい。階層守護者としてやられっぱなしはナザリックに泥を塗ったままとなりますゆえ、その泥を払拭したいのでありんす」
気持ちは分からないでもないがフィアナの末裔と戦わせるのは悩む。確認すると勿論、殺し合いでは無く親善試合のような形式だ。
正直な気持ちを語ると.hackersと親善試合をしたいのはアインズもであった。あの伝説のギルドに自分のギルドがどれほど通用するか試してみたいのだ。これは夢のような対戦カードである。
「えーと……どうですかカイトさん?」
「ボクは構わないよ。でも決めるのはオルカとバルムンクだ」
「構わないぜ。親善試合ってなら戦うさ」
「オレも同感だ。戦いを望むのならば戦おう。しかし手加減はしないぞ」
オルカもバルムンクも戦うなら戦うと決めている。これならアインズが断らない限り親善試合は確定である。
「うむ。オルカさんもバルムンクさんも良いと言っている。シャルティアよ、再戦を許そう」
「ありがとうございますアインズ様!!」
「しかし、それはお互いに時間がある時だぞ。これから我らはカイトさんと共にウィルスバグを倒していくからな」
「はい。承知しているでありんす」
シャルティアは再戦が出来ると心の中でガッツポーズをした。出来れば本気でオルカたちを殺してやろうかと考えているが今は同盟中である。もし殺したらアインズ様の顔に泥を塗るような行為となってしまう。
それは出来ないと承知している。だから再戦時はせめて半殺しくらいにしてやると思うのであった。
逆にオルカとバルムンクはさらなる本気を出すことを考えていた。さらなる本気とはヘルバによって与えられた力だ。
(その時はXthフォームとやら使ってみるか)
(ヘルバから与えられた限界を超えた先の力。それはXthフォーム。……どうやらその力はオレらだけじゃなくてカイトたちにも与えられたらしいな)
Xthフォームの力はカイトにオルカ、バルムンク、ブラックローズ、ミストラル、エンデュランスに与えられている。それを知らないアインズたちはまだカイトたちの底を理解できないだろう。
(それにしても親善試合か。その名目でギルド同士の試合をしてみたいな。ナザリックの力がカイトさんたちにどこまで通用できるか勝負してみたい)
勿論、相手が伝説のギルドだからと言って負けるつもりは無く、勝つ気持ちで勝負するつもりのアインズ。そしてその勝負でナザリックの人間を下等に考える風潮を変えたいと思った。
人間にも強い者はいると成長の意味で教えたいのであった。
「それにしても料理が美味しいね」
「酒も絶品だ」
バルムンクは焼酎のような酒を飲むのであった。
side変更
カイト、砂嵐三十郎、月長石、アインズ、アルベド、コキュートスチーム。
「やあ砂嵐三十郎に月長石。どうだい?」
「おおカイトか。ナザリックにも話が分かるやつがいて気が合うぜ」
「……ん」
カイトたちが見に来た組み合わせは漢という言葉が似合う組み合わせだ。
侍の心を持つ者と寡黙な戦士と武人設定の蟲。共通点があるようで意外と話が合うようである。その話とはThe Worldの武器とユグドラシルの武器だとか、レベルにスキルなどの話だ。
砂嵐三十郎は武人設定のコキュートスに好感を持っていた。そしてコキュートスは侍と寡黙な戦士の彼らに武人として興味を抱いた。そんな彼らが話が合うのは必然であった。
「コキュートスよ。彼らと話が合うか?」
「ハイ、アインズ様。砂嵐三十郎ト月長石トハ興味深イ話ヲシテイマス」
アインズはこの組み合わせは安心だと思うのであった。元々、コキュートスはカルマ値は中立であり、人間とも仲良くできないわけでは無い。そして武人設定であるため、強者には敬意を払う気質も持っている。
階層守護者の中でもコキュートスは良心とも言える存在だ。彼なら間違いを起こさないだろうと確信するのであった。寧ろ今はアインズの横に居るアルベドが不安なのである。
「砂嵐三十郎さん。月長石さん。今夜は楽しく過ごしていってくれ」
「おう。楽しく過ごさせてもらうぜアインズさん」
「……」
「ちょっと、そこの目隠し男。アインズ様が話しかけたのに無視って失礼よ」
月長石は無視しているわけではない。彼は人の話をちゃんと聞いている。無視のように見えるのは彼が無口だからだ。
それを知らないアルベドは指摘するのは仕方の無いことだった。
「ああ、月長石は少し無口なんだ。仲良くなればもっと会話できるよ」
「そうなんですか」
「……よろしく」
「え、今何か言いましたか?」
「……」
なかなか会話をするのに難しい月長石にアインズは汗をタラリ。仲間であるカイトは彼の気持ちを察することが出来るが他のメンバーでも難しいらしいのだ。
そんな彼とコキュートスが会話が成り立つのにアインスが疑問を覚える。
「コキュートスは月長石さんと会話できるのか?」
「ハイ。月長石トハ話ガ合イマス」
「そ、そうか」
よく月長石と会話が成り立つと凄いと思うのであった。気になって彼と話をしているのを少し見てみる。
「ホウ……The Worldニハ、ソンナ敵ガイルノカ。ソノ敵ト戦ッテミタイモノダ」
「……ん」
「ザワン・シン。強大ナ敵ニシテ攻略不可能ト言ワレルノカ……戦ッテミタイモノダ」
「……ん」
「ソウダナ。コノ異世界ニイルワケナイカ」
なぜ会話が成立しているのか気になるアインズとアルベド。どこからどう見ても独り言にしか見えない。
「へー。コキュートスは月長石と会話できてるんだね」
「ああ、そうなんだよカイト。月長石と話せるヤツがナザリックにいるとは驚きだぜ」
良い意味での笑顔をする砂嵐三十郎。彼もまたコキュートスとの話に加わる。
The Worldの武器とユグドラシルの武器談義が始まる。
「The Worldには様々な武器があってだな。邪眼剣、星剣・七曜、外法剣などの剣があるぞ」
「ホウ……レア武器であり、強力な剣ナンダロウナ」
「ああ、そうだぜ。全て高レベルの剣だ。強力なスキルも付与されてる武器もあるんだぜ」
「ユグドラシルニモ強力ナ武器モアルゾ。神器級(ゴッズ)アイテム、ワールドアイテム等ノ武器ダ。例エバ、コノ斬神刀皇ハ……」
コキュートスは至高なる存在から貰い受けた刀を見せ、説明しようとした瞬間に砂嵐三十郎が興奮する。
「おおお!! こいつは良い刀じゃないか!!」
「分カルカ!!」
「おおともよ!!」
砂嵐三十郎は刀に目が無い。なぜなら日本の時代劇などが好きなせいもある。それゆえコキュートスと自慢の刀自慢が始まる。
両方ともお互いの刀を自慢して理解し合う。そして欲しくなるのは必然であった。
武士の語りが始まる。
「何と言うか……武士ですねカイトさん」
「そうだね」
主とリーダーは武士である彼らを見て納得するのであった。
(武士?)
アルベドには分からない世界であった。
読んでくれてありがとうございます。
感想などお待ちしております。
シャルティアの件は問題無く片付きました。
お互い不慮の事故ですからカイトもモモンガも怒りはせずに理解し合いました。
フィアナの末裔 「すまなかった」
シャルティア 「もういいでありんす。そのかわり再戦は覚悟するでありんす」
アインズ 「シャルティアが無事で本当に良かった」
カイト 「同じくオルカたちが無事で安心した」