.hack//OverLord   作:ヨツバ

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こんにちわ。予定通り投稿できました!!

さて、タイトルの通りついにアイツが登場します。
みんなのトラウマが・・・!!


死の恐怖

.hackers陣営。

カイト、ブラックローズ、ミストラルチーム。

ンフィーレアという少年が誘拐された。それと同時にこのエ・ランテルに多量のアンデッドが攻めてきたとの情報も入ってきた。

エ・ランテルは緊急防衛作戦に移り出した。戦える冒険者や兵士はすぐさま外壁へと向っている。

「漆黒の剣」のメンバーも身体に鞭打ってアンデッド退治に向かっている。ボクたちもまたアンデッド退治に向かっている。本当ならンフィーレアを救うために救出作戦に行こうとしたんだけどアンデッド退治に回されたんだ。

何でもペテルたちから聞いた話だとモモンとナーベって人たちがンフィーレアを救出に行った。彼らは2人で救出は十分だと言ったらしい。他に仲間がいても足手まといなるからだと。

凄い自信だと思う。それにニニャからだと彼らもアダマンタイト級の実力者らしい。それなら自信があるのも頷ける。冒険者として最高ランクだからだ。

 

(せっかくヘルバから情報を教えてもらったのに意味無かったな。残念だよ)

 

でも今はアンデッド退治だ。こいつらスケルトンはさっきから際限なく出現してくる。脆いけど数が多い。この場合は原因を叩くのが一番だけどこの近くに原因らしき存在は無いようだ。

もしかしたら離れているのかもしれない。

 

「火炎独楽!!」

「骨破砕!!」

「パクドーン~。レイザス!!」

 

もう3人で何百体も倒している。数が多いだけでボクらの敵じゃない。そして周りの兵士や冒険者がさっきから凄く見ている。

凄いとか強いとか聞こえてくる。褒められて嬉しいけど今はアンデッド退治の方を優先するべきだ。同じことをブラックローズも思ったのかボクの代わりに代弁してくれた。

 

「ちょっとアンタら見てないで退治すんの手伝いなさいよ!! つーか手を動かしなさい!!」

 

スケルトンを大剣一振りで10体屠るの見てまた絶賛してる。

 

「だぁから手を動かせ!!」

「それにしても多いね~(-。-;)」

「本当ですねミストラルさん。それにしてもやっぱりカイトさんたちは強いです。さすがですね」

 

ニニャたちも確実に1体ずつ退治している。チームプレイも上手く、やっぱり良いチームだ。彼らが生き返って本当に良かった。

このままアンデッドの軍勢を全滅させよう。どうやらボクらのおかげで士気も高い。

 

「みんなでエ・ランテルを守り、このまま確実にスケルトン軍団を倒すぞ!! 行くよみんな!!」」

 

みんなが大きなかけ声を上げ、士気が高いままスケルトン軍団に立ち向かっていく。

 

「やっぱりリーダーだねカイト」

「そうかな……ってヘルバから連絡がきた。何かな?」

『聞こえるかしら?』

「聞こえるよ。何かあったのヘルバ』

「ウィルスバグを発見したわよ」

「本当!?」

 

ウィスルバグ。八相の破片データを取り込んだイリーガルすぎるウィルスバグだ。

ボクらがこの異世界に転移した本当の理由がそのウィスルバグの駆除だ。The Worldでも脅威な存在だった。ならこの異世界にでも災厄になりえる。何かが起こる前に駆除しないといけない。

この「黎明の腕輪」が教えてくれる。この異世界には八相の破片データを取り込んだウィルスバグは全部で8つ。八相の破片データを1つずつ取り込んでいる。

どの八相のウィルスバグが相手だろうとも絶対に倒す。

 

「ヘルバ。場所を教えてほしい」

『勿論よ。今戦っているアンデッド軍団の前方から反応があるわ。そのまま真っ直ぐに進みなさい』

「了解!!」

 

このまま真っ直ぐとだとペテルたちがいうモモンとナーベって人達が向った先だ。足手まといだから他の人は来るなと言ってたらしいけど相手がウィルスバグなら話は変わる。

彼らが危ない。早く向おう。

 

「ボクらはこのままアンデッド軍団の原因を見つけるため先に進む!! みんなはここでアンデッドを抑えてくれ!!」

 

ペテルたちにこの場は任せて、八相の破片データを取り込んだウィルスバグを駆除しに急ぐ。

 

 

 

side変更。

 

 

 

ナザリック陣営。

アインズチーム。

ンフィーレアが誘拐された。そうペテルたちから聞いてオレは少し不快な気持ちになった。せっかく友好関係を結んだ彼を誘拐するヤツはどこの馬鹿だ。

誘拐したヤツはローブを着た顔色の悪い男と刺突武器を持った女戦士。どちらも強いと言う。だが関係無い。彼を救うと決めたら絶対に救う。

他にンフィーレアを救出するために仲間を集めるとペテルが言うがそれは必要無い。オレとナーベだけで十分だ。他に誰かいても邪魔なだけだ。

ペテルたちには悪いが誰も来ないように言った。だから必ず救ってみせる。

スケルトンの軍団を潰しに潰しながら向う。数は多いがザコにすぎない。すぐさまその敵らしき人物が見つかる。

 

(何でこうも見つかりやすい場所でつまらない儀式っぽいことをしているんだか……それに名前も簡単に呟いちゃって馬鹿確定じゃないか)

 

そんな馬鹿はナーベに任せて、オレは女戦士と離れた場所で戦った。女戦士はクレマンティーヌとかいう名前だ。だがどうせ忘れるから意味は無い。

ペテルたちはヤツらが強いと言った。彼の言う通り確かに強かった。オレがこの異世界で出会った人間の中で1、2を争うほどにだ。

だがそれでもオレの敵じゃない。強いなんて聞いたから多少は警戒したが意味は無かった。クレマンティーヌはただ速いだけの女戦士だな。

遊ぶつもりは無かった。ある程度実力を確かめてからクレマンティーヌを文字通りへし折った。

自分自身が苦しんで死ぬのが予想できなかったようで最後は荒れ狂っていた。だがそれもどうでもよかった。

 

「終わったな。ナーベもカジットとやらを塵に還しているだろう。早く合流してンフィーレアを助けよう」

 

悠々とナーベと合流するために歩く。この時、予想していたのはナーベとハムスケがオレの帰りを待っている図であった。しかし、その予想図は外れていた。

はっきり言って信じられない状況を見てしまった。その状況は可能性としてはあったことだが、この異世界の経験から頭の片隅に追いやってしまっていた。

 

「ナーベラル……ッ!?」

 

信じられない光景だ。オレが見たのはボロボロの傷だらけとなったナーベが大きな黒い十字架の武器らしき得物を持った黒い石人形に顔を掴まれた状況であった。

 

 

 

side変更

 

 

 

ナザリック陣営。

ナーベラル・ガンマチーム。

私の名前はナーベラル・ガンマ。ナザリック大墳墓のプレアデスの戦闘メイドが1人。

今は戦闘中だ。なぜならンフィーレアという人間を救うために戦っているのだ。正直人間がどうなってもどうでもよいが、アインズ様のためならな人間だろうが何人でも救う。

今戦っている相手はスケリトル・ドラゴン2体とミノムシである人間1匹だ。名前は確かカジットとかいうミノムシだ。こんなミノムシの相手なんてすぐ終わる。

しかし今は手加減をしているのとアインズ様の命令で強力な魔法を撃てない。だと言うのに目の前ミノムシは私が弱いといい気になっている。それはそれで屈辱だ。

 

「このクソムシが……」

 

そんな時に我が敬愛するアインズ様から許しの声が聞こえた。

 

「ナザリックが威を示せ!!」

「御心のままに……」

 

許しは得た。私の本気を見せてあげましょう。と言っても本気を味わうことも無くあのクソムシ消え去るでしょうけど。

 

「その姿……ふざけているのか!?」

「ふざけていませんよ。この姿は至高なる御方によって作られた神よりも素晴らしき姿だ」

 

両腕から龍のような稲妻を発生させる。これは第7位階の魔法。あんなクズムシなど一瞬で塵に還す魔法だ。

 

「チェイン・ドラゴン・ライトニング!!」

 

発動した瞬間にスケリトル・ドラゴン2体とカジットというクズムシを予想通り塵に還した。

人間でも焼けた匂いは悪くない。エントマのお土産になるでしょう。

 

「アインズ様。ナザリックの威を示すことができました」

 

あとはアインズ様がチリムシを潰してくるのを待つだけです。そんな中、私はある物が目に入った。

それはクズムシが持っていた死の宝珠とやらだ。チェイン・ドラゴン・ライトニングで塵にならなかったのが予想外だ。案外頑丈でレアアイテムなのかもしれない。

持ち帰って調べるのもよいかもしれない。まずはアインズ様に報告だ。

私は近づいて死の宝珠を取ろうとした瞬間に、死の宝珠から黒い霧のような物体が溢れ出した。

 

「これは……何?」

 

死の宝珠から黒い霧のような物体はある形へと形成していく。それと同時にノイズのような音も聞こえてくる。

 

ジジ……ジジジ……ジジジジジジジジジ。

 

黒い霧のような物体は各関節ごとにパーツを分解した石人形のような奇妙な黒い姿へと形成した。顔に当たる部分には口なのか目なのかを表した三つの穴が存在し、黒い十字架を持っていた。

 

「こいつは一体何だ?」

 

おそらく黒い石人形のようなヤツは黒い霧を出しながら私を見ていると思う。それにしても本当にこいつは何か分からない。さっきの塵にしたクズムシの最後の悪あがき的な召喚魔法だろうか。

 

「ならこいつも塵にするまで」

 

黒い石人形は挑発するように黒い十字架を私に向って突き立ててくる。

 

「ふん。石人形だから理性が無いか。だから相手のレベルも分からない。死ね、チェイン・ドラゴ――っ!?」

 

私と黒い石人形の距離は十分離れていた。だからチェイン・ドラゴン・ライトニングを撃って終わりのはずだった。だが黒い石人形はいとも簡単に距離を詰めた。ありえない、速過ぎる。

黒い十字架が自分の周囲を薙ぎ払うように攻撃してくる。




読んでくれてありがとうございます。
感想などあればください。

ついに登場したアイツ。残念ながらハセヲではありません、
実力はトラウマ並みにトチ狂っています。
どうなるかアインズ様。どうするかカイトたち。

あと、カジットとクレマンティーヌの出番が無くてゴメンナサイ。
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