受験期に中断してた、緋弾のアリア買いたいのに!!!!
「耳にはしていたが、これは酷いな……」
ボロボロのクラスプレート、今にも壊れそうな扉。
これからお世話になる、わが2-Fの教室だ。
「Aクラスは一流ホテルか……」
と言っても、戦争でクラス設備は変えられるらしいので特に不満は無いが。
「四条君、入ってきてください」
教室の引き戸を思い切り開けて、クラス内へと足を踏み入れる。
中もかなり酷い、かび臭い畳に、ボロボロの教卓と黒板、チョークは小さくなったのがほとんど。
窓は割れているのもある、まるで廃校した学校みたいだ。
教卓の前に立ち、クラス全員を見回す。
男子がほとんど、女子は……2人か?
「今日から2-Fに転入することになった新しい友達です、では自己紹介を」
「今日からFクラスに入ることになりました、四条優です。これから一年間よろしくお願いします」
ありきたりの挨拶だが、しょうがない。
「では、次に坂本君挨拶をお願いします」
普通なら「席はあそこです」が先だろうが……、坂本? 誰だろうか。
後方の席に陣取っている男が立ち上がった、中々いいガタイをしている、スポーツは中々できそうなやつだ。
「俺の名前は、坂本雄二。Fクラスの代表を務めているこれからよろしく頼む」
クラスの代表……、あぁ、つまりFクラスの一番頭がいいと言うことか。
確かに知恵者でありそうな雰囲気は出してはいる。
「では、四条君の席は一番後ろと言うことで」
と言って先生は出て行った、与えられた席はクラス代表坂本の隣。
先生がそこは取り計らってくれたのだろう。
「改めて、これからよろしく頼む、え~と……」
「雄二でいい、よろしくだ。優」
「あと、明久、ムッツリーニ、秀吉、姫路、島田来てくれ」
俺の周りに様々な人間が集まってくる。
少し抜けてるような少年、カメラを必死に弄っている少年、中性的な顔立ちで男子か女子かの区別が付かない人間、フワフワな髪の少女に負けん気が強そうな少女。
誰も彼も個性が強そうな人間だ。