バカとテストと古きを知るもの   作:FLOWER

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個性的な仲間たち後編

「まずこいつが吉井明久、特徴はバカだ」

 

「ひどいよ雄二!? 少し勉強が苦手なだけさ」

 

 少し抜けている様な少年が雄二に思い切り抗議するが、華麗にスルーする雄二、Fクラスの上下関係が少しだけ分かった。

 

「え~と、とにかく僕の事は明久でいいよ、よろしく四条君」

 

「よろしく頼む、明久。あと俺の事も名前で呼んでくれ」

 

「で、こいつはムッツリーニ、ムッツリスケベだからムッツリーニだ。覚えやすいだろう」

 

「……エロなんて興味はない」

 

 ブンブンと頭を振って否定する、ムッツリーニと呼ばれた少年、忍者みたいな雰囲気を持っているような気がする。

 

「わしは木下秀吉じゃ、よろしく頼むぞ。優」

 

 次は中性的な顔立ちをした男子? だ一歩前に出て挨拶した。

 

 制服は男用なので男だろう。

 

「よろしく秀吉、え~と変な事を聞くが男でいいんだよな?」

 

 男装してる女子なんてのは、ありえないと思うが聞いておく。

 

「おお、わしを一目で男だと気づいてくれたのは主様だけじゃ」

 

 手を握られた、しかもなぜか目が涙ぐんでるし……。

 

 色々苦労してるんだなぁ~と思う。

 

「次がFクラスの至宝姫路だ」

 

「ぜ、全然、私は振り分けテスト駄目でしたし。え、えと、姫路瑞希です、よろしくお願いします、え~と優君?」

 

「ああ、それでいい。よろしく頼む姫路」

 

「最後はウチね、名前は島田美波よ、よろしく」

 

 ポニーテールに勝気な目、姫路がかわいいなら、島田はかっこいいに尽きるな。

 

「よろしく島田」

 

「さて、これで自己紹介は済んだな」

 

 そういって、ニヤリと雄二は笑うと、教卓の方へと歩いていった。

 

 

 

 

 

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