レビル「なあなあ。ゴップ。もっと強いＭＳが欲しい。ザニーじゃダメだ。新しいの作って」
ゴップ「おいこら帰ってくるなりいきなりそれか。今、こっちは忙しいんだ。ＭＳなんぞに予算割いてられるか」
ゴップ大将は地球に降下したジオン軍を迎え撃つ準備でとても大忙しです。
レビル「だからな？ＭＳと戦うならＭＳが一番だ。だからザクよりもすっげー強いＭＳを作ったら絶対勝てるって」
そんな簡単にザクよりもすっげー強いＭＳが作れたら苦労はしません。…が
レビル「ほら、ちょっとこれ見てくれ。ジオンから逃げるときにぶんどってきたザクのデータから流用して設計したＭＳ案なんだけどさ」
ゴップ大将はレビル将軍の提示したＭＳコンセプトに目を通すと、
ゴップ「お前、基本バカだけど頭いいよな」
レビル「照れるぜ」
ゴップ「いや褒めてないからな」
レビル「このすっげえ強いＭＳを作ってザクをボコろう大作戦を略してＶ作戦って呼ぼう！」
ゴップ「略してねえ！？」
こうして連邦軍は本格的なモビルスーツ開発計画を推し進める事になるのでした。
一方その頃、サイド６では
カムラン「次！」
ザク・ワーカー「ザク・ワーカーです！軍事目的ではありません！」
カムラン「ダメ！武器がある！帰れ！」
ザク・ワーカー「そんなー」（すごすご
サイド６の検察官カムランさんがお仕事しっかり頑張ってました。
中立コロニーのサイド６には兵器は入れません。
カムラン「次！」
（ ・ω・）ノ やわらかボールです！
カムラン「よし！通れ！」
。。。（ ・ω・） やったぜ。
でもやわらかボールは兵器だと思われませんでした。
こうして無事にサイド６へやって来たやわらかボール
博士「じゃあ、早速運用試験をはじめようか」
（？・ω・） なにをしたらいいですか？
博士「そうだね。まずは、ノボリを立てよう」
（っ・ω・）っ ＰＰＰ のぼりたてます
博士「うんうん、さすがに元は作業用ポッド。上手に出来たね。」
（*・ω・） えっへん
何故かそのノボリには『やわらかボール参上！』とか『やわらかボール有ります』とか『ただいまやわらかボール実演中』とか書いてあるので
周囲の人達にとてもとても目立ってしまいました。
そんな事はお構いなしにやわらかボールと博士は運用試験を重ねていきました。
またまたところ変わって、今度はサイド７。
こちらでは、レビル将軍がＶ作戦を開始していた。
レビル「よし、テム・レイくん。予算と人員と資材は（ゴップが）用意した！」
テム・レイ「じゃあ早速ガンダムとガンキャノンとガンタンクつくりますね」
レビル「頼んだ！」
テム・レイ「あっ！？しまった！？！？」
レビル「どうした！？」
テム・レイ「ガンタンクに頭バルカン付け忘れたぁあああああ！？！？」
レビル「何やっとるんだ貴様ぁああああああああああ！？」（バキィ
テム・レイ「殴ったね！？親父にもぶたれたことないのに！！」
レビル「そりゃあ貴様の息子のセリフだろうがああああああ！！」（コブラツイスト
テム・レイ「ガンダムとガンキャノンにはちゃんと頭バルカンつけたからかんにんしてえええええええ！」
レビル「しょうがないな。今回だけだぞ」
こうして、レビル将軍とテム・レイ博士は仲良くＶ作戦を進めていたのですが
ゴップ「レビル。いい加減帰ってきて地上迎撃作戦の指揮とってくれないとそろそろヤバイぞ」
そうなのです。
連邦がモビルスーツ開発を進める間にもジオンは快進撃を続け
北米大陸やオデッサやアフリカ大陸の一部などを次々占領していったのです。
レビル「じゃあ、テム・レイくん。ワシ、地球に戻るけど、はよガンダム作ってね！」
テム・レイ「がんばります！」
このあたりで少しジオンの皆さんの様子も見てみましょうか。
ドズル「最近、連邦の連中がモビルスーツ開発を進めてるらしいな？」
アカハナ「みたいっすね」
ドズル「ちょっとお前、その計画阻止してこい」
アカハナ「わかりました」
ドズル中将から命令を受けたアカハナさん。
彼はジオンの中でも潜入工作のスペシャリストです。
まずは連邦がどこで兵器開発してるか調べてみることにしました。
アカハナ「えーっと、連邦軍ってどこで新兵器を開発していますか？っと」
さっそく彼はＹａｈ○○知恵袋に投稿してみました。すると
アカハナ「なになに？サイド６で連邦軍が新しい何かを開発しているだと！？早速潜入してみよう！」
アカハナさんは丁寧なお礼コメントを返信しベストアンサーをつけると早速サイド６へ向かいました。
どうやらサイド６で運用テストを行っているやわらかボールとＶ作戦を勘違いしちゃったようです。
これは、やわらかボール大ピンチ！？ 次回へ続くぞ！？