色々あってガルマを載せたホワイトベース一行は大西洋をヨーロッパ方面へ進んでいました。
コタツ|*・ω・) はぁー。ぬくぬくですね
ハヤト「そうですねー」
カイ「おーい、お坊ちゃま、ミカンなくなりそうだから取って来てくれよ」
ガルマ「なぜ私が…」
リュウ「おいこら、捕虜を虐待してんじゃねーよ。ほら。カイもハヤトも一緒にミカンとりにいくぞ」
カイ・ハヤト「はーい」
コタツ|?・ω・) ガルマさん げんきないです?
ガルマ「いや、友人と喧嘩をしてしまったのではないかとね」
コタツ|´・ω・) そうですか。さびしいですね
ガルマ「そうだね。何が悪かったのかなあ…。シャア…」
コタツ|っ・ω・)っ ガルマさんどんまい。(ふかふか
ガルマ「そうだね。気を遣わせてすまないね。」
セイラ「ちょっとよろしくて?」
ガルマ「はい。なんでしょうか?」
とやわらかコタツにセイラさんとガルマの二人。
これは何かありそうな予感?
セイラ「あなた、シャア=アズナブルというジオン軍士官をご存知?」
ガルマ「シャア…知っていますとも。彼とは士官学校で一緒で頼れる部下であり自慢の……友人…でした」
セイラ「そうですか、彼の出身や生年月日などは知っています?」
ガルマ「ええ。知っています。士官学校ではお互いにプレゼントを交換したこともありますよ」
セイラ「(出身地は偽っても誕生日までは誤魔化さなかったのね。変なところで律儀なのもやはり…)」
セイラ「ああ、シャアは兄さんだったのね…。間違い無かった。」
ガルマ「うん?シャアに妹?そんな話は聞いた事がなかったが…」
セイラ「ああ、ごめんなさい。何でも、何でもないの」
ガルマ「いや、そんな涙まで流されて何もないはないと思うのですが…。」
コタツ|´・ω・) セイラさん…
カイ「ああー!?!?お坊っちゃん!?てめえ何セイラさんを泣かせてるんだよ!?」
ハヤト「これは見過ごせませんね。場合によっては…」(拳パキポキ
ガルマ「違うんだ!?誤解だ!?」
セイラ「いえ。ガルマさんに婚約者さんとの馴れ初めや離れ離れになった経緯を聞いていたら…感動してしまって。ね?ガルマさん」
ガルマ「お、おう。何もやましいことはない」
リュウ「ふむ。やわらか。本当に何もやましいことはなかったか?」
コタツ|・ω・) セイラさんとガルマさんおはなししてただけです
リュウ「そうか。悪かったな」
ガルマ「いや。構わない。」
カイ「っていうかお前婚約者とかいるのかよリア充かよくぁー!これだからお坊っちゃんは!!うりうり!!」
ガルマ「痛い痛い!?やめないかっ!?」
と、その時、艦内放送で…
ブライト『手すきの者は手近なモニターに注目せよ。全周波数で流されているジオンからの緊急放送である。』
ギレン『諸君の愛してくれたガルマは死んだ!!何故だっ!?』
ガルマ「………」
ハヤト「………」
リュウ「………」
セイラ「………」
カイ「………」
アムロ「………」
コタツ|・ω・) ………
ガルマ「生きてますけどぉー!?!?」
カイ「やっべwwwwおもしろすぎるwwwwwガルマお前国葬されてんぞwwwww遺影wwwでかすぎwwww」
ハヤト「カイwwwさんwwwwわらいwwwwすぎwwwwww」
リュウ「いや、連邦本部との通信もまともに出来なくてな。ヨーロッパ大陸まで行けばガルマの無事も伝えられるだろうが…」
ガルマ「っていうかセイラさんまで笑わなくても!?」
セイラ「いえ…ごめんなさい…ぷっ……」
ガルマ「(これ、帰っても居場所あるんだろうか…?)」
コタツ|っ´・ω・)っ(ガルマさんふかふか
と、そんなおり、しばらく黙って見ていたアムロがつかつかとモニターに近寄り
アムロ「うぉおおおおおお!」モニターパンチ!
ガシャーン!
アムロ「もう、見なくてもいいだろ。」
セイラ「アムロ手大丈夫!?」
アムロ「ああ、平気平気。」
ガルマ「気を遣わせてしまったようですまない、ありがとうアムロくん。」
カイ「なんか俺らも笑いすぎてスマン。」
ハヤト「ガルマさんもアムロも悪かった。」
カイ「でもよぉー?何もテレビ壊さなくてもいいだろぉー?」(アムロの肩がし
ハヤト「そうですよ、昭和のお父さんじゃないんですから」
コタツ|*・ω・) みんななかよし
とかやってると艦内放送がなります
フラウ『レーダー内にザクを発見。ガンダムとコアファイター出撃してください。』
アムロ「らじゃー。じゃ、行ってくる。」
リュウ「おう、行ってくるからな」
でもって
アムロ「やっつけてきた」
一同「「「はや!?」」」
アムロ「いや、一機だけだったし。」
リュウ「しかし、アイツなんかおかしかったよな。脱走兵がどうのとか言ってたし。」
ガルマ「私のせいで迷惑を掛けてしまっただろうか?」
カイ「ないない。さっきまで国葬されてたやつを脱走兵として追跡するなんてどういう状況だよ。」
リュウ「とりあえず、ブリッジに行ってブライトに報告してくる。行くぞアムロ。ガルマもあんまり変な事で気に病むもんじゃないからな」
アムロ「らじゃー」
そしてブリッジに行くと
タムラ「実はブライト艦長。先日の戦いで塩の備蓄庫が被弾してしまって、塩の残量が残り僅かです。」
ブライト「それはまずいな…。」
ホワイトベース料理長のタムラさんとブライト艦長が深刻な顔をしています。
タムラ「なんとか塩の補充をお願いできませんか?」
リュウ「うん?どうした?塩がないのか?」
タムラ「ええ。幸い、現在大西洋の群島地帯を航行中です。どこかに少し停泊してもらえれば海水から塩を採れるのではないかと…」
リュウ「そんなに簡単なものかね?」
タムラ「ええ!大昔の人達はそうやって塩を得ていたんですよ!」
ブライト「うむ…。ここのところ連戦続きだったしな。1日くらい停泊しても何とかなるかもしれん。ミライくん。航行スケジュールを出してくれ。」
ミライ「たしかに、1日程度なら十分取り戻せる遅れね。」
ブライト「特にアムロには連戦を強いてしまっているからな。ここらで半舷休息をとるのもいいかもしれん。」
ミライ「それなら、ここの小島へ停泊してはどうかしら?」
ブライト「よし、進路をその島へとれ。無事停泊できれば半舷休息をとる」
一同「「「ひゃっほー!」」」
ホワイトベースは一路、近くの小島へ進路をとるのですが
その小島では……
ドアン「うん?あれは!?連邦軍がこちらへ向かってくる!?ロラン、子供達を家の中の地下室へ頼む。」
ロラン「わかった。あなたはどうするの?」
ドアン「ザクで出る。話の通じる相手であればいいが。」
その島に住んでいるククルス・ドアンは自身のザクに乗り込みます。
もちろんそれはホワイトベースにも伝わっており…
リュウ「またザクかよ!」
カイ「またアムロにガンダムで…おい、アムロどうした?顔が真っ青だぞ?」
アムロ「ああ………あれは…戦っちゃいけない相手だ。」
ハヤト「アムロ、お前、顔真っ青だぞ。」
カイ「どう見たってあのザク、普段戦ってるヤツより弱そうだろ?武器ももってなさそうだし、なんかやたらほっそりしてるし。」
アムロ「ダメだ…。あれと戦って勝つイメージが見えない。」
リュウ「ブライト、アムロの様子がおかしい。」
ブライト「そうか。あのザク、攻撃する意志はないようだし、少し様子を見よう。」
やや離れて様子を見るホワイトベースとドアンのザク。
ドアン「聞こえているか。連邦軍。こちらには攻撃する意志はない。今すぐこの場を立ち去って欲しい。」
とそのとき…
。。。( ・ω・) よいしょ(のそのそ
どっぽん
やわらかボールが海に飛び込んだ!
博士「そしてこんなこともあろうかと、やわらか用浮き輪も既に用意しておいたのさ!ぽちっとなー!」
海の上に着水すると、大きな浮き輪でぷかぷかと浮かぶやわらかボール。
浮き輪|・ω・) (ぷかぷか
ドアン「(なんだろう、この丸っこいの)」
アムロすら畏怖するククルス・ドアン。
その目の前に降り立ったやわらかボール。
果たしてやわらかボールの運命は!?
後編に続くぞ!
ククルス・ドアンは作中最強説を採用しております。
あと、冒険王版アムロ、ちょっと好きですw