デビルサバイバー 巫女と共に歩む男   作:北河静

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お待たせしました〜

今回もちょっびっと戦闘シーンありです。ではどぞ〜


Start Day 始まりの日

8月中旬……高校生になって初めて過ごす夏休みももう半ばを過ぎようとしている…。

全国的に帰省が始まった東京。いつもよりほんの少し人が少ないように感じるが、俺はそんな街の雰囲気とは全く無縁であった。例年通りならばこの時期には母の実家がある岡山の方へ帰省しているのだが、今年は親父も母さんも仕事で帰って来れないらしく、お流れとなった。俺としても祭りとやらがある以上、東京から離れたくなかったので御の字ではあるが、いつも俺達が来るのを楽しみにしてくれている祖父母には申し訳なかったので、両親が帰れないと分かった次の日には連絡しておいた。二人共、何処か寂しげな声だったが『それならしょうがない、健康には気を付けて』と言ってくれた。出来ればでいいが、次の長期休みには顔を出しておきたいところだ。

 

「しっかし、暑いな今日も……8月だから仕方ないとはいえ……」

現在俺は自宅で読書中だ。時刻は既に正午を回っているが、今日はのんびりと読書に励む事にしている。クソジジイと出会ってから今日まで、ほぼ毎日のように訓練に勤しんでいたのだが、偶には家でゆっくりするのも悪くないと考えたのだ。フロストエースとの組み手も、ほぼ身体を動かす事以上の意味が無くなって来ていた。

正直、現状ではこれ以上の成長が望めない為に、悪魔に関する知識を蓄えることにしたのだ。アナライズ機能がある以上、あまり知識は必要無いのかも知れないが、何かあった時に役に立つ事は間違いないだろう。それに何より、こんなクソ暑い季節にわざわざ外に出る理由が無い。翔門会に関しても祭りとやらが始まればほぼ確実にかち合う事になるので、その時に調べれば問題無い。そんなこんなで今日1日はゆっくりしようとした矢先にCOMPからメールの着信を知らせる通知音が室内に鳴り響く。COMPを開けて確認すると、二通のメールが届いており、送信者が[Lucifer]と[時の観測者者]となっていた。……前者の名前を見て、嫌な予感に苛まれつつも、[Lucifer]と表示されているメールを開く。

 

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From:Lucifer

 

Subject:始まるぞ

 

やあ、久しぶりと言うべきかな?いよいよ祭りが始まるぞ。それに伴い、君の指針になりそうなものを見つけたので、添付しておいてやろう。これを信じるも信じないも君次第だが、面白い結末を期待している。頑張りたまえ。

 

追伸:私を殴ると言っているが、今のままでは触れることすら出来んぞ?努力したまえ。

 

 

───────────────────────────────────────

 

「相っ変わらずウザイなあのジジイ……!!」

相変わらずの言い回しに思わず悪態をつく。しかし、いよいよ始まるか……あのジジイの言う通りにするのは非常に癪だが、何をすればいいか解らない以上こいつに頼るしかないのも事実だしな。そう思いながら、もう一つのメールを開いた。

 

──────────────────────────────────────

 

From:時の観測者

 

Subject:ラプラスメール

 

おはようございます。

本日のニュースをお伝えしマす。

 

①16時頃 渋谷区青山 アパート にて

男性 が [死亡]

肉食獣 に 食い荒らされた ような 傷

 

②19時頃 港区青山 青山霊園 にて

大きな [爆発]

原因 は 不明

 

③21時頃 東京 全域 にて

大規模 な [停電]

 

みなさま良い1日ヲ

 

─────────────────────────────────────

 

「本日のニュース……?爆発に、停電ねぇ……?」

 

夏休みに入る前の俺なら悪戯だと思って無視していただろうが、生憎とそうもいかない。このメールに書かれている、最初の事件。肉食獣に食い荒らされたような傷という言葉に思わず俺が最初に戦った悪魔、魔獣ガルムを思い出した。それにあのジジイのメールの件もあるし……どうせ他に手掛かりも無いことだし、実際にメールの場所に行ってみて、本当に起こるかどうか確かめるのが良いだろう。

 

「そうと決まれば、準備しますか……」

持ち物としては、ウエストバッグの中に、COMP用の充電器に、簡単な治療が必要な場合の為の救命セット、そしてウエストバッグに隠れるようにしてサバイバルナイフ2振りを装着する。そしてCOMPをズボンのポケットに突っ込み、指貫グローブをつける。取り敢えずはこんなものでいいだろう。

現在時刻は14時、予報時刻まで2時間ほどあるが、準備は早ければ早い方がいい。事件が起こるアパートとやらも現状では何処にあるか分からない為、取り敢えず自宅で待機しておく。事件が発覚すればパトカーが飛んで来るだろうし、それを目印にして向かえばいい。

 

 

 

 

17:00 PM 青山

 

本を読み耽り、待つこと3時間。とうとうサイレンの音が聞こえてくる。距離的にさほど遠くはないようだし、早速追い掛けるとしますかね。

 

バイクを走らせる事数分、事件が起きたとされるアパート前につく。……ぱっと周りを見渡すと、悪魔らしき影は見当たらなかったものの、それより驚くべきものが視界に入った。

 

「あれは……峯岸先輩に、谷川先輩?何でこんな所に……?」

 

そう、夏休み前に会ったきりの2人の先輩の姿があったのだ。そんなに長い付き合いでも無いが、今回の様な事件が起こった場所に、野次馬する様な人達じゃ無いと思うんだが……

そんな風に考えを巡らせていると、着物を羽織った男が2人に近付いていった。2人も何処か安心した様な表情を浮かべた事から、知り合いらしい。……何処か峯岸先輩に似た雰囲気を感じるし、峯岸先輩の親戚なのだろう。

 

「……なるほど、先輩達の知り合いが住んでたから心配してたって事か」

その男性は先輩達と幾らか言葉を交わして、その場を去っていった。去り際にこちらを見たような気もするが、多分気のせいだろう。……とはいえ、ラプラスメールとかいうメールの通りの事件が起こっている。まだ断定は出来ないが、このメールの信憑性はかなり高いと言えるだろう。

 

「……今日の予告はあと2件、青山霊園の爆発に東京全域の停電か……取り敢えず、青山霊園の方に向かうとするか」

 

19:30 PM 青山

 

おおよそ十分ほどで青山霊園に到着し、何か不審なものが墓地に無いか探すこと2時間。墓地全域を探せた訳では無いが、それでも怪しいものは見当たらず、徒労に終わっていた。

 

「ちっ……ここまで探して爆発物らしきものが無いってことは少なくとも爆弾以外による爆発って事か…」

 

ほぼ間違いなく悪魔の仕業なのだろうが。となればここで張っていれば悪魔が現れるだろう。そんな思考をした瞬間、爆音が墓地内に鳴り響く。つい先程までいた場所から聞こえてきた為、確実に爆発物では無い。

 

「とうとうお出ましか……取り敢えず、向かうとしますか」

 

身体能力を強化し、ズボンからCOMPを取り出して駆け出す。ほんの数秒で爆心地に辿り着くが、そこにいたのは、つい数時間前に見た人達が悪魔相手に奮闘している姿だった。

 

「峯岸先輩!?それに谷川先輩にアツロウ先輩まで……何でここに!!?」

「隼人!!?何でここに……とにかく逃げろ!!悪魔に殺されるぞ!!」

 

俺に気付いたのか、アツロウ先輩が声をかけてくる。……よくよく見れば、3人の手元にCOMPがあるのが確認できた。

 

「マジかよ……!!兎にも角にも悪魔共を始末するのが先決か……!!フロストエース!!先輩達の援護を頼む!!」

『了解ダホー!!』

 

COMPを起動しフロストエースを召喚しつつ、戦闘が行われている墓地に突っ込む。先輩達が驚いている声が聞こえるが、今は無視する。

目指すは集まってきている悪魔の中でも特に強い雰囲気を漂わせている角の生えた悪魔。しかし、強いとは言っても、俺やフロストエースは疎か、ガルムにも及ばない雰囲気しか感じない。

 

「先手……必勝ぉぉぉおお!!」

『グォオオオ!!?』

 

突っ込む際の勢いに任せ、悪魔、邪鬼 ウェンディゴを殴りつける。不意を突かれたのか、驚愕の声をあげながら吹っ飛ぶウェンディゴに追撃を加えようとしたが、先程までウェンディゴの影になっていて見えていなかった人物に、目を奪われてしまう。

 

「あ、アマネ……?何でお前がここに……」

「黒瀬さん……!?貴方こそ、どうして……」

 

驚いていたのは、アマネも同じだった様で、互いに動きが止まる。俺としては何処かで出会うだろうとは思ってはいたが、流石にこのタイミングでというのは想像していなかった。

 

『グウウウ……ココデヤラレル訳には、イカン!!臭イハ覚エタゾ……!!』

「なぁっ!!?くそっ、逃がすか!!」

「私が追います!!黒瀬さんは彼等を!!」

「……ッ!!頼んだ!!」

 

2人して動きが止まった隙を突いて、ウェンディゴが逃走を開始する。その後をアマネに追わせることに抵抗を感じるも、先輩達を放っておけないというのも事実なので、仕方なくアマネに任せ、先輩達に襲い掛かっている悪魔の方へと意識を向ける。

先輩達の方では、フロストエースが猛威を振るっているが、それでも多勢に無勢。状況は決していいとは言えなかった。

 

「先輩達に手ぇ出してんじゃねェぞ、悪魔共が!!」

 

先輩達の方へ向かいながら、右手で腰に差していたナイフを抜き、近くにいた人型の犬、闘鬼 コボルトの首を切り裂く。そしてその勢いを利用してコボルトの横で浮いていた妖精 ピクシーに裏拳を叩き込み、消し飛ばす。そして最後に、手に持っていたナイフを投擲し、峯岸先輩の後ろにいた緑色の大男、邪鬼 オーガを怯ませる。

 

「は、ハヤト!?お前、一体……」

「説明は後でします!!今は悪魔に集中してください!!」

 

この状況で呑気に質問して来たアツロウ先輩に激を飛ばして、戦闘に集中させる。俺みたいに半分人間辞めている奴なら兎も角、どう見ても先輩達は悪魔について知ったばかりにしか見えない。いくら俺とフロストエースが本気を出せば十数秒で殲滅出来る程度の悪魔だとしても、守りながらでは、万が一が無いとも限らない。

 

『ヒホホー!!歯応えないホー!!それでも悪魔の端くれかホー!!』

 

フロストエースは何故かは知らないが、無駄にハイテンションで悪魔を凍らせては砕き、凍らせては砕きを繰り返している。その光景には先輩達もドン引きのようだった。戦闘狂染みた気質なのはこれまでの付き合いで何となく分かっていたが、流石にここまでアレだとは思いもよらなかった。

 

フロストエースにドン引きしつつも、先輩達に危害が及ばないように縦横無尽に立ち回る。残存悪魔はあと二十体ほど、とっとと片付けてやるとするかねっと。

 

 

 

21:00 PM 青山

 

 

「──取り敢えず、これで終わりか。先輩達は怪我とかは大丈夫ですか?」

「あ、ああ……大丈夫だ」

 

俺が戦闘に介入してから数十分で、戦闘は終結した。先輩達は息も絶え絶えの様なので辺りの警戒は俺とフロストエースが担当する。……とはいえ、今回出て来た悪魔程度ならば、俺達との力の差を察知して近寄って来ないとは思うが。

 

「良かった……皆さん御無事で何よりです」

「………アマネか。あの悪魔は?」

「──すいません。思った以上に逃げ足が速く、取り逃してしまいました……」

「そうか……まあお前が無事で何よりだ」

「黒瀬さん……どうして貴方がここに──」

「あんなメール送っておいてそんな事言うか?まあ敢えて言うなら、()()()()()()()

「──ッ!!」

「ちょっと待てよ!!お前らだけで納得してないで俺達にも説明しろよ!!いったい何が起こってるんだよ!?」

 

アマネと軽く情報交換の様なモノを交わしていると、アツロウ先輩が口を挟んでくる。どうにも置いてけぼりが寂しかった様だ。

 

「あ……そういや説明するって言いましたね、俺。……アマネ、もう行っていいぜ。あとは俺が説明しとくわ」

「──分かりました。翔門会の方でこの場所に簡易的な結界を張っています。ここから動かなければ、悪魔は近付いて来ない筈なので、今日はここで夜を過ごした方が良いと思われます」

「了解だ。念の為に朝までは俺も先輩達に付き合うし、よっぽどの事が無い限り大丈夫だろ」

「……では、私はこれで。……黒瀬さん」

 

重要な情報を俺達に向けて言った後、アマネが俺の方に顔を寄せてくる。どうやら内密にしたい話があるようだ。

 

「ん?どうした?」

「明日の午後1時、芝公園でお待ちしております……必ず、来てください」

「………分かった。明日の午後1時、芝公園だな。折角のデートのお誘いだ、必ず向かわせて貰うさ」

「なっ……!!?で、では、失礼します」

 

俺のデート発言に顔を真っ赤にして、この場から去っていくアマネ。……どうも昔より感情が豊かになっている様な気もするが、まあその辺はまた後で考察するとしよう。今優先すべきなのは──

 

「「「…………………」」」

 

さっきからジト目でこっちを見ている先輩達への説明だろう。峯岸先輩とアツロウ先輩はこの状況に対する説明を求める様な顔だが、谷川先輩はその目に『アマネとの関係を教えろ』という意思を乗せている。………良くこの状況でそんな事考えられるよ、まったく。

 

「──んじゃ、説明タイムといきますか。取り敢えず先輩達がどの位この件について把握してるか教えて貰って良いですか?その方がこっちとしても説明しやすいですし」

「お、おう。って言っても俺達も殆ど分かって無いんだ。このCOMPで悪魔を呼び出せる事くらいしか知らない」

 

俺の質問に対して、3人を代表してアツロウ先輩が答えてくれた。……ごく基本的な事しか知らないって事かな?俺もそこまで知ってる事は無いんだが。

 

「……COMPを手に入れたのは何時ですか?」

「ほんの数時間前だよ。ナオヤさん──ああ、カズヤの従兄何だけど──その人から渡されて、『これから必要になるものだ、手放すな』っていう伝言を預かったの。アツロウが言うには、オリジナルっぽいらしいよ?」

「──ナオヤさん、ですか……もしかして、峯岸先輩と谷川先輩が昼間青山のアパートで会っていた着物の男性がそうですか?」

「ああ、そうだけど……なんで知ってるんだ?」

「俺の家も青山ですから。パトカーが近くに泊まっていたので、様子を見に行ったら偶然見掛けまして」

「そうだったのか……俺達が悪魔を喚んだのはその後だ。COMPに掛かっていたロックを外した瞬間、悪魔召喚プログラムが起動して、殺されかけたよ……」

「そいつはご愁傷様です。………でも、どうしてここに?そんな事があった後に来るような場所じゃ無いと思うんですけど」

「それをお前が言うのか?まあその後にナオヤからメールが届いたんだよ。ここに俺達のこれからを左右する人物が現れるって」

「なるほどなるほど……それでここに来て、悪魔に襲われたと」

 

───ここまでの話を聞く限り、先輩達はどうにも巻き込まれただけのように見えるが……ナオヤとかいう奴がどうにも怪しすぎる。まるでこの《祭り》に強制的に参加させる為に、先輩達を誘導したようにも見えるが……現時点でそれを決めるのは早計だな。

 

「ん〜説明するとは言ったは良いものの、俺も言える事が限られてるので……取り敢えず聞きたい事あります?それに答える形にしようと思うんですけど」

 

俺の発言に3人は顔を見合わせ、相談を始める。数分程待つと話は纏まったようで、代表して峯岸先輩が質問をする事にしたようだ。

 

「それじゃ、一つ目だ。……お前は何時から悪魔について知っていたんだ?」

「夏休みに入ってから一週間位経った時ですね。COMPを手に入れたのはその2、3日後ですけど」

「二つ目、COMPはどうやって手に入れた?」

「───悪いですけどそれには答えられないです。一つだけ言えるのは、そのナオヤさんって人から貰ったわけじゃないって事ですかね」

「……最後の質問だ、あの翔門会の子とはどういった関係だ?随分親しかったみたいだが」

「中学の時の同級生っすよ。あいつは翔門会の巫女になったから高校には行ってないですけど、時々メールするくらいの仲ですね」

「そうか……分かった。ありがとうな」

「いえいえ、少しでも疑問が解消されたなら何よりです」

 

こちらとしては思ったより質問がなくて驚いているが。……と言うよりも、何が起こっているか全く理解出来てないようなので、質問すべき事すら把握出来て無いって所かな。

そんな思考を巡らせていると、突然辺りの街灯が消え、真っ暗になる。

 

「何だ……?街灯が、消えた!?」

「もう……!どうなってるのよ!!」

「……メール通りだな、時間もあってるし」

 

先輩達も突然の事で慌てている様だが、峯岸先輩が聞き逃せない事を呟いた。

 

「メール通り……?一体何の事ですか、峯岸先輩」

「ん?ああ……アツロウが最初にロックを解除した時にCOMPに来たメールで、未来を予告するメールがあったんだ。それに書かれてた事が今、起きた」

 

ほらこれだ、と峯岸先輩が自分のCOMPの画面を見せてくる。そこには、俺のCOMPに届いたのと全く同じメールが届いていた。………あのジジイ、確か添付したとか言っていたな。このメールを何処かで入手したのか。

 

「おいカズヤ、ハヤト!!大変だ!この停電の所為か、携帯が通じなくなってる。これじゃ連絡も碌に出来ねぇぞ……!」

「まじすか……まあ今日はここから動く訳にも行きませんし、明るくなってから公衆電話探せばいいじゃないですか」

「え!?ここで野宿するの!!?嫌だよ私!!」

「じゃあ俺の家来ますか?道中悪魔に襲われながらになりますけど?」

「うっ……それはもっと嫌だし……我慢するしか無いか……」

「それが懸命っすね。結界もありますし、悪魔がここに入ってくるとは思わないですけど交代で見張りはしといた方が良いですね」

 

谷川先輩が不満を漏らしたが、悪魔を相手にするくらいなら野宿の方がマシらしい。個人的には野宿の方が苦痛なのだが。

 

「そうだな……取り敢えず朝までの我慢だ。寝れないかもしれないけど、身体は休めとかないとな」

 

峯岸先輩のその一言で、方針が確定し、それぞれが準備し始める。まず最初に俺が見張りに立つ事になり、先輩達は一時の休息に入る。心の準備が出来ていた俺は兎も角、いきなりこんな非日常に巻き込まれるなんて先輩達も災難な事だ。そんなことを考えながらも、夜が更けていく。

明日もまた悪魔との戦闘が待っている。心の準備はしておかないとな。

 

………因みに悪魔相手に投げつけたナイフは俺の見張りの時間帯にキッチリ回収したのであしからず。

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