不可能無き狼 〜Hunter・Wolf〜   作:しゃん丸

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第2話 仲間

俺がこの南雲(なぐも)学園に来て1週間がたった。

この間の試合で俺のクラスでの順位(ランキング)は1位になった。

さて、昼飯の時間だし購買部行くか。

「今日はまともなの残っとけよな。まったく……」

俺は少し走って購買部に向かう。

 

おっと今日は間に合ったな。

「焼きそばパンもらうね」

俺は残り少ない焼きそばパンを取ってお金をおばちゃんに渡す。

「はい。まいどあり」

俺は近くに椅子があるか見回していると……

「またかよ……」

この間、俺が本気を出してしまって倒した矢田部(やたべ)さんが居た。

「もう1回戦いなさいよ!今度は私が勝つんだから!」

やれやれ毎日来られても困るな〜そろそろ負けようかな。

「ならさ昼飯だけでも食べさせてよ」

「だめ!今すぐ戦いなさい!」

はは……結構、本気だな。

「ほら!運動場に行くわよ!」

やれやれ……これはとっとと負けて昼飯食わないとな。

 

 

というわけで運動場に着いた。

「よし!やるわよ!」

「元気過ぎるのもいいけどそれで怪我しないでくれよ」

「怪我なんてするわけないでしょ!」

ドン!と矢田部さんは得意の心臓突きを放ってきた。

「それは危ないから辞めてくれよ」

俺は矢田部さんの腕を掴んで止める。

「ねぇ、今から賭けをしない?」

賭け?どんなんだろ

「何を賭けるの?」

「あんたが私の仲間(チーム)に加わるてのはどう?」

仲間?仲間何か有るのか?

「仲間てのは何かな」

「知らないの!?先生の話し聞いてたの!?」

あぁ、何か言ってたな。

確か5人以内で組むやつか。

一匹狼(フリー)でやろうと思ってたからまともに聞いてなかったや。

「わかった負けたら加わってあげるよ」

負けても問題だないかな………

「よし!賭けは成立ね」

俺が勝ったら何も無いんだなこれは。

俺は少し苦笑いをする。

「はっ!」

ガスっ!と俺の肩に回し蹴りが当たる。

痛っ!やられたな新しい技を使ってくるとはね。

「これで終わりよ!」

ぬおっ!足払いから思いっきり蹴ってきやがった。

「くそ……やられた……」

俺は少し感情を込めて言う。

「やった!私の勝ち!私の勝ち!」

子供みたいだな矢田部さんは。

「これであんたは私の仲間よ!」

「まぁ、負けたから仕方ないけど仲間は何人いるの?」

「2人だけよ」

2人なのか。まぁ、つまりは誰も組んでくれなくて無理矢理こうしたかったのか。

「じゃあさ俺は帰るからじゃあね矢田部さん」

「矢田部さんじゃなくて優衣(ゆい)で良いわよ」

じゃあ次からは優衣て呼ばしてもらうかな。

 

 

ふぅ、やっと昼飯だな。

「咲黒くん元気?」

来たよ。まだ飯を邪魔しそうな人が

「瑠璃さんどうしたんですか?」

「いゃあさ咲黒くんが仲間を組んだって聞いたから大事なお知らせをしに来ました」

瑠璃さんは一人で拍手をしている。

「それで大事なお知らせてのは?」

「それはね……」

何かものすごい貯めてるな。

「今日からこの学校の軍事設備を使っても良いようになりました!」

やったねて感じでまた拍手してるし

でも、軍事設備かどんなのなんだろうな。

「場所はここに記してあるから後でお出でね面白い物を用意してあるからさ」

嫌な予感しかしないな。

「まぁ、後で行きますね」

と言い俺は教室に向かう。

 

教室に戻ると優衣が俺に勝ったのを自慢してやがる。

「後でやり返そうかな」

なんて俺も大人げないな。

はぁ……俺はため息をつき椅子に座る。

授業のベルが鳴り始めた。

「……少し放課後か楽しみになって来やがった……」

気になるんだろうな面白い物てのが

早く終わらないかな授業。

 

やっと授業が終わった。

「優衣、ちょっと」

俺は優衣を呼ぶと。

「ん〜?何かな〜?」

うん、絶対に俺に勝ち誇ってるな。

「さっき校長からこの学校の軍事設備を使っていいらしいから今からこの地図の場所に行くぞ」

俺がそう言うと

「え!本当に!?そうとなれば早く行きましょ!」

俺の地図をひったくって走って行った。

「地図覚えといて良かったよ」

 

場所はこの体育館の裏側だよな。優衣は………居た。

「遅い!」

「優衣が走るからだろ」

あぁ、要らないこと言ったな俺。

「あんたが走ったらいいでしょ!なんなのよ!」

やばいなとりあえず話を逸らそう。

「ほら!早く行くよ。場所的に地下とかだからさ」

「わかった……早く行きましょ」

少し不貞腐れてるな優衣。

案の定、エレベーターがあって下に行くボタンを押して下に行くと………

大量のビルが建っていた。

「うわぁ、すげぇなこれは」

地下都市とかそんな感じだな。

「すごい………」

優衣も驚いてるな。

「おーい!咲黒くん」

おっ!瑠璃さんだ。

「こっちおいで」

瑠璃さんが手招きをしてくる。

「え!?咲黒て校長先生とどういう関係なの?」

まぁ、疑問に思うか。

悪いけど適当に流させてもらうな。

「ちょっとした知り合い」

「そんなわけな……」

「ほら!急がないと!」

俺は優衣が言い終わる前に走る。

「あっ!待ちなさい!」

もう瑠璃さんは中に入ったのかな。

俺も中に入ると………

すげぇ!最先端の武器やパソコンとか数え切れないくらいある。

俺が少し奥に歩いてると瑠璃さんを見つけた。

「咲黒くん、先にここで私からのプレゼントとして銃をあげるから、好きなの取ってね」

ここは武器庫のようだな。

大量の銃器が置いてある。

「あっ!矢田部さん、こっち!こっち!」

優衣も追いついたらしく瑠璃さんが手招きをしている。

「ちょっと!いきなり走らないでよ!」

「ごめんな」

俺は適当に謝っておく。

「とりあえずは銃を選べるから選ぼうぜ」

と直ぐに中に入り銃を見る。

優衣も銃を見ているどうやら狙撃銃(スナイパーライフル)を使うつもりかな。

俺は自動照準拳銃(オートマチックピストル)を見ていると

「これでいいかな」

適当に引いたやつを見るとM&K(ヘッケラーアンドコッホー)社のUSPだな。

結構、当たりを引けたかな。

とりあえず2丁取っといて武器庫から出て瑠璃さんに報告すると

「はい、これ」

とフォルスターと弾薬とナイフそれから消音器(サプレッサー)をくれた。

「よっと……」

優衣も銃を持ってきた。

銃はドラグノフで狙撃銃では最高の銃の1つだ。

「センスあるね優衣は」

「当然でしょ」

このそこはかととない自身はどっから出てくるんだろ

まぁ、いいや。

俺達が銃を軽く弄ってると瑠璃さんがいきなり前に出てきて

「それでは2人には今から訓練を受けてもらいます」

て言ってきた。

訓練?射撃ならいらないけど

「あの〜訓練の内容は」

優衣が聞くと

「それは!仮想(バーチャル)空間での実戦です!」

仮想空間ときたか、確かにそれなら色々な戦場を小規模でできるから現実的か。

「実はね2人には特別なデータを使ってもらいます。これはね、2人が初めてなんだよ」

と瑠璃さんはSDカードを取り出してきた。

「そのデータは何年前の?」

俺は気になったので聞いてみると

「約5年前のだったかな。でも、2人は気に入るよ」

俺達が気に入る?何でだよ。

「仮想空間での訓練……ワクワクする」

あっ、もう優衣は気に入ってるな。

でも、俺はありえないだろ。

5年前にそんなに強いやつも居なかったしな。

「この訓練では1人の人間を倒したらその瞬間、この訓練は終わるから」

瑠璃さんがまともな説明を始めた。

「その人間てのはどんな人ですか?」

また、優衣が質問をすると

「それはね不可能無き狼(ハンター・ウルフ)と言われた少年よ」

「!」

「ハンター・ウルフ?少年?」

俺は硬直していた。

「そう、その少年は不可能て言葉が無いくらい戦場で戦ったの。でも、ある日突然居なくなったの。もちろん理由はわからない」

俺は口すら動かなかった。それは当然だ何故なら不可能無き狼てのは

 

 

 

 

 

この俺、霧崎咲黒の事なんだから。

 




どうも、今回もこの不可能無き狼を見て下さって、誠にありがとうございます。
これからも少しずつ頑張っていきますので暖かい目で見守ってください。
それと誤字やこうした方がいいなどのアドバイスもお願いします。
それではSee you again!
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