俺はのんびりといつもの登校ルートを歩いて学校に向かっている。
この間の訓練から2日程経過し、俺の通う
内容は2年が1年の指導をするだけだ。
昨日、あの地下施設を見学して軽い射撃はさせられたからな、いきなり2年と一緒にやらせるのは上を見させて自分の実力をわからせるためだろうな。
学校も人間社会てのを理解してるぜ。
やれやれ、面倒だな……
「あっ!咲黒!」
この少し強気な声は優衣か
「なんだよ、優衣」
「あんたは後に目でも付いてるの?」
声さえ聞けばだれでもわかるだろ普通はよ。
「別についてないよ」
そんな突っ込みたい気持ちを抑えて俺は普通に優衣に接する。
「今日は2年との合同練習ね」
優衣が横に並んできて少し嬉しそうに話す。
「何が嬉しいんだ?どうせは何人かは自分の才能に絶望する為に作られた行事だろ」
「何でそんな考え方できるのかなぁ、咲黒は」
「悪いかよ」
「悪いとは一言も言ってないでしょ」
はぁ、面倒なやつだぜ全く。
「そういえばチーム名て決めたの?」
「あっ、そうだったな」
優衣に言われるまで忘れてたぜ。
「ウルフズ・ナイトてのはどうだ?」
適当に考えたやつを上げてみると
「ウルフズナイト?」
優衣は単語の意味がわかってないのかよ。
「ウルフズ・ナイト、
「私はそれでいいと思うわよ」
「よし、チーム名完成だな」
「それで
「だいたい2週間後だ」
その間は訓練で毎日、筋肉痛かもな。
「わかった。て、もう学校ね」
「そういえばそうだな」
次の角を曲がれば正門だしな。
「楽しい時間ほど早く終わるものね……」
優衣が小声で何か言ったが俺には全く聞こえなかった。
「優衣、たまに声を小さくするのは辞めろよな、聞き取りにくいだろ」
「聞かなくていい」
「わかりましたよ」
と俺は少し走って角を曲がり正門をくぐって学校の中に入った。さてと、アリスと合流してチーム名が決定したことを伝えないとな。と思い少し急いでアリスの教室に向かう。
アリスは俺のクラスの隣だったよな。
隣のクラスを覗いてみるとアリスが本を読んでいた。
「アリス、ちょっといいか?」
近くによりアリスに話しかける。
「ん?
「リーダーはいいが不可能無き狼はよせ。聞かれたら面倒だろうが」
「いいじゃんか、はは」
怒るぞほんとに
「それよりも優衣と相談して名前、チーム名を決めた」
「えー!僕なしで勝手に決めちゃったの!」
少し頬を脹らませてプンプンて感じな顔してきやがる。
「すまねぇな、また今度何か奢るから許してくれよ」
このまま期限を損ねられたら面倒だし
とりあえず適当なことを言っておくか。
「それなら許す。で、名前は何にしたの?」
「ウルフズ・ナイトだ」
アリスなら意味がわかるか?
「狼たちの夜?それとも狼の騎士かな?」
「後者だ」
流石だぜ、優衣よりも直ぐに理解しやがった。
そういえば気になることがあったし今のうちに聞いとくかな。
「そういえば、話変わるけどよ」
「何かな?」
「アリスはハーフなのはわかるけども何人と日本人のハーフなんだ?」
「あー、母がイギリス人でパパが日本人なんだ」
イギリス人とのハーフか確かに少しそんな感じがする気がする。
「それと、
「これは昔からこうなんだってさ、僕の一家はだいだい神縛て名前だけは絶対に名乗らないといけないんだよ」
「じゃあ、もしも俺とアリスが結婚でもしたら俺は神縛になるのか」
そう言うとアリスが少し顔を赤くして
「ジョークも程々にね」
ぽかっと軽く蹴られた。
そんなにジョーク気に入らなかったのかよ。
「今、思ったけど、神縛て名前も少し縁起が悪いな。神に縛るだろ、まるで、神様に縛られるみたいな一族だな」
また、少しジョークがてら言うと
「もう、いい時間だし戻りなよ」
アリスに言われて時計を見ると確かにそろそろ戻った方がいい時間だな。
「それじゃあ、また後でな」
「うん、また後で」
俺はアリスの居る教室から出る瞬間にアリスが少し暗い顔をして『その通りなんだよね』と口を動かしてた気がしたがあまり気にならずに自分の教室に向かってしまった。
今、思い返せばあの時に聞いておけば良かったよ。
まさか、アリスのことであそこまでなるなんてこの時は考えもしなかったからな。
長い授業を終えてこれから『次元違い』の為にこれから、あの地下の訓練施設へと向かう前に隣のクラスでアリスそれからどっかに行った優衣を見つけないとな。
あいつらがいないとだめだって言われたしな。
先にアリスの所に行こうとアリスのクラスの中に入ると
「あっ、来たよ優衣ちゃん」
「遅かったわね。ザクロ」
優衣がいた。
「アリスの所に行くなら行くって言えよな」
「さっき言ったじゃない」
あぁ、そういえば言ってたな。
「わりぃ、忘れてたわ」
「はぁ……本当に戦闘以外はだめね」
「ほっとけ」
あの時は眠たかったから仕方ないだろ。
「ほっとけてそれじゃあだめでしょ」
「お前にだけは言われたくない」
「なんでよ」
なんでって……
「わからんけどもいやなんだよ」
「何よその理由は!小学生じゃあるまいし」
「誰が小学生だ!」
「咲黒に決まってるでしょ!」
「んだと!」
と俺は優衣の眉間に銃を優衣は俺の首筋にナイフを突き立てる。
「二人とも落ち着きなよ」
アリスが止めに来たがもう遅いな。
「ナイフの方が早いわよ」
甘いな優衣、やっぱり優衣は戦場の人間じゃないな。
「俺の前では意味ないぜ、優衣」
「どうかしら!」
優衣がナイフを最小限に振ってきたが
俺はナイフの軌道にナイフと同じ速度で体全体を動かした。
結果、ナイフは俺の首を傷つけることなく空振りに近い状態になった。
「優衣、俺の勝ちだな」
スッと優衣に向けていた銃を下ろす。
「………」
優衣は何も言わずにくるっと後ろを向き「先に行ってる」と言い走り去った。
「俺達も行くとするか、アリス」
「そうだね」
と俺とアリスの2人は教室を出て行く。
あぁ、何でこの時は気付かなかったんだろうな………
さっきからずっと後から監視されてる事によ…………
どうも!しゃん丸です!
今回も読んでいただき誠にありがとうございます!
やっと5話ですよ!ここまで見てくれた皆様には本当に感謝しております!
感想や評価などしていただけるとありがたいです。
それじゃあ、また次回にSee you again!
次回も少し遅くなります。