ヤミ子ちゃんは微笑まない   作:黒神06

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オリジナルのはずです。
短いです(゚A゚;)


第一話「ヤミ子ちゃん」

『この世に完全な善なんて無い』

 

それが私の持論である。

 

人の善意には必ず理由があり、善意の裏には必ず悪意がある。

 

私は善意が嫌い、悪意も嫌い。

 

人は嫌いではない、善悪抜きにして面白い人もいる。

 

ただし、私は、自己犠牲というやつが大嫌いだ。

 

理由は特になく、嫌いだから嫌いなのである。

 

ひねくれているという自覚はある。

 

自分でも思うのだから周りもそう思っているのだろう・・・

 

長々と喋ってしまったわね、結局のところ何が言いたいのか私にもわからないわ。

 

でも、ひとつ言えることがある

 

 

私は何年たっても自己犠牲が嫌いのままだった。

 

 

とある町のとある小学校。

 

その小学校には1人の少女が通っていた。

 

少女は腰まで伸びた金髪をたなびかせ、自身の教室へ向かう。

 

女生徒A(あ、今日も来たよ)

 

女生徒B(毎日こりないよねぇ~)

 

女生徒A(はやく学校辞めればいいのに)

 

やめれるものならとっくにやめている。

 

私はそう思いつつ自身の教室へ入る。

 

私が教室に入ると一瞬教室が静まりかえる。

 

しかし数秒後にはまた数人のグループで話を再開する。

 

ただし、私が教室へ入る前とは違う内容の話を

 

男子生徒A「おい来たぜ、ヤミ子だw」

 

男子生徒B「今日も病んでんなww」

 

クスクスという笑い声とともに話し声が聞こえてくる。

 

毎日毎日よく飽きないものだ。

 

・・・そんなことを考える頭が無いか。

 

私は呆れつつ机の上に教科書やノートを広げていく。

 

女生徒A(そういえばあの子、両目の色違うよねwカラコンでも入れてるのかなw)

 

女生徒B(きっとそうだよ、似合うと思ってるのかな、笑えるよねw)

 

本当に呆れる、私の目は生まれつきだと最初に説明したはずなのだが・・・

 

ああ、そんなことを理解する頭が無いのか、かわいそうに、全然かわいそうと思わないけど。

 

少女は鏡を取り出すと、顔の右半分を覆う髪をわずかにずらす。

 

鏡には不機嫌そうに鏡を見つめる自分が写っていた。

 

紅い右目と青い左目、丁度対となる色をした両目を見つめた。

 

私は無言で鏡をしまう。

 

目の下のクマがまた深くなってしまった。

 

夜中のネットは少し控えよう。

 

女生徒A(見て、あの目の下のクマ、夜な夜な藁人形で誰かを呪ってるらしいよww)

 

女生徒B(えーwこわーいw)

 

ただのネットサーフィンの結果です。

 

しばらくすると担任の教師が教室へ入ってくる。

 

教師「おまえらー席につけー」

 

担任がきたことにより各々の席に戻っていく。

 

やっと終わった、毎日毎日本当によく飽きないものだ。

 

私は息をひとつはく。

 

私の名前は影宮楓(かげみやかえで)

 

普通の小学生である。

 

たぶん

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