Eyes of Heaven 心にキズを負った艦娘達と透提督 作:東方 上助
この話はいつか絶対に書きたいなと思っていました。
透「はぁ?(゜Д゜)」
目の前に司令官がいるにも関わらず、龍火(りゅうび)透(とおる)は、はぁ?という顔をする。
上司「何だその顔と今の顔文字は?」
透「あっ、いや」
透は敬礼をしてすみませんと言う。
透は上司に室内放送で呼び出され、何かと思えば……「貴様には提督として横須賀鎮守府に着任してもらう」と言われてその資料を渡された。
これでは、はぁ?って言いたくなるでしょ?
透「あの~何で私みたいな新米が?」
上司「貴様にも指導の辛さを経験させようと思ってな」
また口からはぁ?が出そうだった。
透「え~と。ううん?」
上司「いいからさっさと行きたまえ!」
透「は、はい!」
透は資料を持って急いで出て行った
上司「ふぅ~。やっとあの問題児が消える。色々と問題起こしよって……上の者も何をお考えなのか…」
☆☆☆☆☆
~食堂~
友「へぇ~お前が提督? マジで?」
透「ああ。マジだ。ほら見ろよこの資料」
友「えっと何々……横須賀の方に行くのか。いいなぁ~」
透「なんで?」
友「バッカ! ハーレムじゃねぇか! 幼女やお姉さんやらいっぱい!」ハァハァ(*´Д`*)
透「俺あまり女性と話すのは苦手なんだけどな」
友「ん? 明日の朝行くのか」
透「ああ」
友「じゃあ、お前と話すのは今日が最後なのか」
透「そうだな」
友「そう言えば透が着任する横須賀鎮守府って……」
透「なに?」
友「いや……何でもない」
透「なんだよ」
友「……あれ?」
女憲兵「……!」ササッ
透「どうした?」
友「……ご愁傷様」
透「なんで!?」
友はそのまま食器を片付けに行き、透の元を去った。
はぁ……この俺が艦娘の提督になるとはな……横須賀鎮守府かぁ……ん? 横須賀鎮守府……ニュースで観たような気が……
透が考え込んでいたら、隣に誰かが食器を置いて座る。
ん? だれ……あ!?
女憲兵「透君……やっと君のそばに来れたよ……」
透「あっ!? あぁ!? 先輩!? な、な、なんで!?」
女憲兵「なにが?」
透「いやだって先輩には、俺に対して接近禁止命令が出ている筈でしょう!?」
女憲兵「昨日で期限は終わりだよ」
透「嘘ぉーーーん!!」
この人は恵美さんで俺の先輩だ。綺麗で優しい人なのだが……
問題点が一つある。それは……ヤンデレだ
この女は、町で絡まれていた所を助けて以来ストーカーされ携帯にも一日二十通のメールが来た。
そしてエスカレートして来て……俺の左目を……抜き取りやがった…………。
それが原因で恵美さんは捕まり、恵美さんには接近禁止命令が下された……が、昨日で終わったようだ
女憲兵「そう言えば……艦娘達の提督になるらしいね」
透「えっ? あ、はい…」
女憲兵「……女の子達が沢山いる所に行くんだよね……?」目ハイライトオフ
透「そうですけど……」
女憲兵「ねぇ!」クワッ!
透「へぇ!?」ビク
女憲兵「ウ ワ キ……シナイデヨネ?」目ハイライトオフ
透「う、浮気?」
女憲兵「将来私と透君は夫婦になるんだから。浮気しないでよね? ね? ね? ネ? ネ?」目ハイライトオフ
透「アッハイ……」
透は助けを求めようと周りの人達を見たが、透と女憲兵の席からかなり離れた席に周りの人達は座っていた。
透「……」
女憲兵「~♪ 透君の左眼……義眼?」
透「アンタのせいでな!」
女憲兵「どうして? だって透君は私を見てくれないんだもん。他の女を見るから……」
透「イカレてる……」
女憲兵「イカレてるのは透君だよ。私を愛してくれないんなんておかしいよ」ガシッ
女憲兵は透の腕を掴む
透「な、なんすか!?」
女憲兵「あ~んして。私が食事食べさせて上げる」
透「いや、食欲ないんで……」
女憲兵「ダ~メ。食べさせて上げるから……ほら……口あけて……」ズイッ 目ハイライトオフ
透「せ、先輩?」ビクビク
女憲兵は食べ物をフォークで刺して、左手で透の胸ぐらを掴み近づける
透「ちょ、ちょちょっ!」
女憲兵「ねぇ…………クチ……ア ケ テ ? ネエ……ネエ……ネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェネェ……」目ハイライトオフ
☆☆☆☆☆☆☆☆
~横須賀鎮守府の会議室~
ビスマルク「私達を呼んで何の用だ?」
榛名「……」
霧島「金剛お姉様……」
比叡「……」
大和「……」
天龍「何の用だよ」
龍田「眠~い」
金剛「ちょっと皆さんに報告する事がアリマース」
ビスマルク「報告?」
金剛「YES。まずこの資料を見てサーイ」
金剛は封筒の中から資料を取り出し、机に置く
大和「これは?」
天龍「男の写真? いや、プロフィール?」
龍田「いや……これは……」
金剛「気づいた?」
大和「なに?」
榛名「……」
霧島「まさか……これは……」
龍田「新しい提督……でしょ?」
大和「!!」
榛名「……!!」
天龍「マジかよ!!」
比叡「嘘……」
ビスマルク「いつか来るとは思ったが…」
金剛「そう新しい提督がここに着任されまース」
比叡「また…暴力を振るわれるの…私達…」
比叡は頭を抱えて座り込む。
それを見た金剛は、優しく頭を撫でる
金剛「大丈夫よ比叡。もう暴力なんて受けないから」
天龍「どうするんだよ?」
ビスマルク「まあだいだいは予想ついているが……」
金剛「そんなの簡単でース」
金剛は写真が載っているページを開き、写真の所にナイフで突き刺す
金剛「こうなって……もらいましょう」
ビスマルク「やっぱりな」
榛名「……」ジー
榛名はナイフが突き刺さっている写真を見つめる
榛名「(この男の人……どこかで会ったような……)」
金剛はナイフを抜き、写真を見つめる
金剛「さぁて……どの位持ちますかネ」
金剛は資料をクシャクシャにし、ゴミ箱へと投げた。
~オマケ~
女憲兵「開けてよぉ~透君」バキバキ
透「うおぉい! 扉破壊すんな! 頼むから帰ってくれ!」
女憲兵「キスしてくれたら帰るって言ってるでしょ?」バキバキ
透「じゃあ、その手に持ってるナイフはなんじゃい! 見えてるからな!」
女憲兵「これは透君の○○○を取る為だよ。他の女に射れないように……」
透「自重しろぉ!! そして、帰れ!!」
女憲兵「なんでぇ~?」バキバキ
透「うおお! やべぇ! 警察呼ぶからな! いや憲兵?」
透は警察に電話しようと、受話器を取ったが……繋がらない……何故?
女憲兵「あっ、電話なら線切ったから繋がらないよ」
透「なっ!?」
女憲兵は扉を引っ張る。鍵事壊すつもりのようだ
女憲兵「フンッ! ドリャア!」
バキバキバキバキ
透「……(;゚д゚)」
バキバキバキバキッ!!
透「……(;・д・)」
バキャア!!
透「……\(^o^)/」
ガシャガシャ!!
透「おおーー!! ヨカッタァーー!! チェーンロック掛けてヨカッタァーー!!」
女憲兵「クソォ!! トオル君!!」
透「うあぁ!!」
女憲兵は隙間が開いた扉から、腕を突っ込み、透を掴もうとするが透が驚いて座り込んだ為、掴む事は出来かなった
女憲兵「トオル君!! トオル君!!」ガシャガシャ!!
透「うあぁーーーー!!」
透は走って自分の部屋に逃げ込んでドアを閉める
女憲兵「どうして!? どうして逃げるの!? どうして私から離れるの!? どうして透君は私を愛してくれないの!? 私はこんなに愛してイルノニ!!!」
女憲兵
「大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き!!」目ハイライトオフ
女憲兵「大好きだからぁーーー!!」
作者が連載している艦娘達と透提督~は、連載中なので読んで見てください。