Eyes of Heaven 心にキズを負った艦娘達と透提督   作:東方 上助

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 遅くなってすみません

 あと駄文だぞ! 気をつけろぉ!


第二話 歓迎

透「いやぁ~執務室まで案内してくれるなんてありがたい」

 

榛名「……」

 

長門「? どうした?」

 

榛名「い、いえ! 考え事をしていました」

 

 今、金剛型の榛名という艦娘が執務室まで案内してくれている所である。

 

透「よく俺を覚えていたね。二年前振りだろ?」

 

榛名「凄く印象に残っていたので……。あと、この首飾りも貰いましたから……」

 

長門「ほぉ~~。凄く印象に残る事をしたのか……」

 

透「何だよ! 俺何もしてないからな!」

 

長門「私は透に『何かした?』とは聞いていないぞ? 何勝手に口走っている」

 

透「いや、そんな……違うって」

 

榛名「……」

 

透「あっ、そういえばさ榛名」

 

榛名「は、はい?」

 

透「俺が連れてこられた時、その時の提督はどうした?」

 

榛名「……!」

 

透「あの時の提督は?」

 

榛名「……あの人は……契約期間の人だったので、アナタが来た一週間後に辞めました」

 

透「そうだったのか。それから提督無しでやってきたの?」

 

榛名「いいえ……新しい提督が来ました」

 

透「ソイツはどうだったの?」

 

榛名「その人は…………その人は…………」

 

透「どうした?」

 

榛名「ああ……ああ」ガタガタ

 

長門「どうした? 震えているぞ」

 

透「だ、大丈夫か?」

 

 透は榛名の肩に手を掛ける

 

榛名「嫌あぁぁ!」バシッ!

 

透「うおっ!」

 

 榛名は透の手を荒々しくはらう

 

透「な、何だよ……」

 

榛名「はぁっ、はぁっ」ガタガタ

 

長門「一体何をした透」

 

透「何もしてねぇよ!」

 

 

???「全機爆装! 目標はあの男!

やっちゃって!」

 

透「うおっ!」

 

  バッグオォォン!

 

長門「何だ!?」

 

透「爆発?」

 

???「クソ、よけたか……榛名さん!」

 

榛名「あっ……瑞鶴」

 

瑞鶴「そこから離れて! そこの新しく来た長門さんも離れて!」

 

長門「何?」

  

透「おい! 何してんだ!」

 

瑞鶴「くたばれ! 全機発進!」

 

透「お、おい!」

 

長門「透!!」ガバッ

 

透「長門!?」

 

 長門が透を庇い、瑞鶴の攻撃をくらう

 

長門「ぐああぁっ!!」

 

透「長門!!」

 

瑞鶴「あっ」

 

透「テメェ!」ダッ

 

瑞鶴「え!?」

 

 透は瑞鶴の所へと走って行く。  

 しかし何かに足が引っかかり、透は勢いよく前に、こけてしまう

 

透「っ! 何だ!?」

 

金剛「静かにしてくだサーイ」

 

 透の目の前に主砲が向けられる

 

透「くっ……」

 

金剛「アナタは不審者デスカ?」

 

透「え?」

 

金剛「ここの艦娘が人間に攻撃する時は、不審者が侵入した時だけなのデース」

 

透「いや、私は!」

 

瑞鶴「ソイツ! 榛名さんに手を出そうとしていたんだよ金剛さん!」

 

金剛「そうですか……」

 

透「え?」

 

瑞鶴「早く、ソイツ追い出してよ!」

 

透「いや、待て!俺は今日ここの提督をする事になった者だ!」

 

瑞鶴「……えっ?」

 

金剛「あぁ……アナタが……」

 

榛名「そうです金剛姉様。その人は何も悪い事はしていません」

 

金剛「ホントニ?」

 

透「とりあえずさ、長門を治療してくれよ!」

 

長門「い、いや、大丈夫だ」

 

透「長門! 大丈夫なのか?」

 

長門「だ、大丈夫だ」

 

金剛「でも一応、治療した方がいいですネ」

 

長門「だ、だが……」

 

透「俺は大丈夫だ。お前は治療してもらえ」

 

長門「……分かった」

 

瑞鶴「私が連れていく!怪我させちゃったの私だし」

 

長門「あ、ありがとう」

 

金剛「さてと……えっと、提督?」

 

透「……」

 

金剛「提督!」

 

透「え? 俺?」

 

金剛「今日から提督として、ここに着任する事になったんでしょ?」

 

透「あ、ああ。そうか」

 

金剛「まず執務室へ案内シマース」

 

透「ありがとう」

 

金剛「榛名も行きますヨ~」

 

榛名「は、はい」

 

 

♡☆★☆★☆★

 

 

 執務室に着いた。書類が沢山溜まっていた。少し、散らかっているな。

 

金剛「提督の自室は別な場所にありマース」

 

透「そうか」

 

榛名「……」

 

透「大丈夫?」

 

榛名「え?」

 

透「あれから元気無いけど、大丈夫?」

 

榛名「榛名は……大丈夫です」

 

透「本当に?」

 

金剛「Heyテートク! 今度はテートクの自室へ案内シマース。そこにテートクの荷物がありマース」

 

透「そうか。分かった」

 

榛名「……」

 

 

 俺は自室へ案内された。自室へ向かう最中何人かの艦娘に会ったが、睨まれるか、逃げられるか、舌打ちされた。

 

 中には、背中を蹴る艦娘までいた。蹴った艦娘は、小さかったので倒れる事はなかったが、真っ白い軍服に痕が付いてしまった。

 あと、三着しかないのに……

 

透「俺、何で恨まれているん? 着任して二時間位しか立っていないのに」

 

金剛「皆、テートクを歓迎しているだけデース。ね、榛名」

 

榛名「え? は、はい……」

 

透「そうか……歓迎されているのか……。中々の過激な歓迎だな。別な意味で心に来るよ。いや~嬉しいなぁ~(棒)」

 

金剛「あ、ここデース」

 

透「ここが、俺の部屋か?」

 

 透は扉を開けようと、ドアノブを握る

 

 ん、何だ?回らないぞ。壊れているのか?  

榛名「ど、どうしました?」

 

透「ドアノブが回らないんだ」

 

榛名「壊れているのですか?」

 

透「みたいだな。体当たりしてみるか?」

 

 透は軽く体当たりをする

 

  バキャアァァァ!!

 

透「おわっ!」

 

 扉は壊れてしまい、外れてしまった

 

透「壊れるとは思わなかった……」

 

榛名「だ、大丈夫ですか?」

 

透「あ、ああ」

 

 榛名は透の方に手を伸ばし、透は手を握ろうとした、その時

 

金剛「榛名に触るな!!」バシッ!

 

 金剛が榛名の前に来て、透の手を荒々しく払う

 

透「って!」

 

榛名「ね、姉様?」

 

金剛「あっ……いや、ソーリーソーリー。スミマセンテートク。大丈夫ですか?」

 

透「……ああ。ありがとう」

 

 透は自分で立ち上がる

 

透「……」

 

金剛「フフフ。どうしましたカ? ここがアナタのお部屋デース」

 

透「ああ。そう言えば、そうだったね。ここが俺のへ……や?」

 

 

 透は部屋を見てこう思った

 

 

透「牢屋?」

 

 

 




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