ラブライブ Story EXTRA   作:naofree

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今回からしばらくオリジナルストーリーをやります。
今回はある特撮のビデオのモチーフをしたストーリーです。
ちょっと短いかもしれません。


14話「穂むらを荒した犯人は誰なのか?」

10月半ば。公園でμ`sとEXTRAの11人が何かを待っていた。

 

漣は険しい顔をしながら腕組みしながら立っていた。

 

千幸は両手をポケットに入れて顔を上に向けた。

 

花陽に何故か抱き付く凛。

 

凛「お腹と背中がくっ付くところか、背中にめり込むにゃ・・・」

 

花陽「凛ちゃん苦しいよ・・・」

 

μ`s全員は座ってお腹を鳴らしていた。理由は今日練習の後、昼に穂乃果の妹である雪穂が穂むらの饅頭を持ってくるのを待っていた。

 

穂乃果「皆、もうすぐだよ。雪穂がもうすぐ来るよ・・・」

 

すると向こうから、雪穂が走って来た。

 

穂乃果「雪穂ーーーー!!」

 

雪穂が到着し、穂乃果の方へ向かった。

 

雪穂「助けてお姉ちゃん!」

 

穂乃果「ええーー!?お饅頭はどうしたの!?」

 

雪穂「実は、うちの店が誰かに襲われたの!犯人捕まえて!」

 

凛「ええ!?じゃあ凛達のお饅頭は!?」

 

雪穂「お饅頭ありません!和菓子もありません!」

 

にこ「お饅頭無い!?和菓子無い!?」

 

雪穂「餡子はあります!」

 

にこ「餡子はあるのね!」

 

懐から餡子が入ったタッパーを取り出した。

 

漣「よし分かった!事件解決は俺に任せろ!」

 

千幸「俺も手伝うぞ!皆穂むらへ行けるか?」

 

ことり「大丈夫。行けるよ。」

 

千幸「じゃあ俺達先に穂むらに行く。あまり無理して行くなよ?」

 

海未「はい。」

 

漣と千幸と穂乃果と雪穂はCB1300SBとバンディット1250に乗る。

 

雪穂「朝霧漣先生ですね。私高坂穂乃果の妹の雪穂です。」

 

漣「君が雪穂だね。穂乃果と千幸から聞いてる。宜しくな。それと雪穂、ヘルメットだ。」

 

雪穂「ありがとうございます。」

 

ヘルメットを被せる。

 

千幸「穂乃果、バランス大丈夫か?」

 

穂乃果「うん。大丈夫。」

 

千幸「行くぞ。」

 

バイクで穂むらへ向かう。雪穂は漣、穂乃果は千幸に乗せてもらってる。そこに、1人の謎の人物が覗き見をしていた。

 

???「さて、次の作戦だな。」

 

その頃穂むらに着いた4人。店内は荒れていた。漣はスマホでカメラ撮影、千幸はスマホで動画撮影していた。

 

穂乃果「穂むらが・・・」

 

穂乃果の母「誰がこんな事を・・・」

 

千幸「こりゃ酷えぇ、被害範囲が広いな。これ悪戯のレベルじゃねぇぞ。」

 

漣「仇は俺達が取る。さらばだ。老舗店穂むら。」

 

合掌して拝む漣。すると誰かが漣の頭を叩いた。

 

漣「痛っ!!」

 

亜里沙「勝手に別れないで下さーい!」

 

絵里の妹亜里沙だった。ハリセンで漣の頭を叩いてた。

 

漣「ええ?ってか誰?」

 

雪穂「お友達の亜里沙です。」

 

亜里沙「絢瀬亜里沙です!」

 

漣「ああ!絵里の妹さんか!宜しくね朝霧漣だ。それより亜里沙、そのハリセン、お笑いの影響か?」

 

千幸「お母様、後で警察に連絡しますので、俺達にお任せ下さい。」

 

穂乃果の母「はい。分かりました。」

 

穂乃果の母は奥の厨房へ向かった。すると漣は、穂むらを覗き見している茶髪ショートの女の子に気付いた。

 

漣「何だ?」

 

気付かれた女の子は走り去った。

 

漣「何だあの子?千幸、此処を頼めるか?怪しい女の子を見付けた。」

 

千幸「分かった。」

 

雪穂「私も行きます。」

 

漣「分かった。一応俺のバイクも同行だ。」

 

バイクを押しながら、雪穂と逃げた女の子を追う。

 

穂むらでは、皆が来た。

 

千幸「来たか皆。大丈夫だったか?」

 

真姫「ええ。結構近かったし。」

 

するとそこに、穂乃果の両親がお盆を持って来た。

 

穂乃果の母「穂乃果、残りのお饅頭食べる?」

 

穂乃果「ありがとうお母さん!お父さん!」

 

穂乃果の母「皆も食べてね。」

 

全員「はーい!」

 

皆に饅頭を配る穂乃果の父。

 

穂乃果の母「城戸先生も召し上がって下さい。」

 

千幸「え?俺も良いんですか?」

 

穂乃果「はい。何時も娘がお世話になっております。どうぞ。」

 

千幸「ありがとうございます。穂乃果、良い家族持ったじゃないか。」

 

穂乃果「照れるよー。」

 

その頃漣と雪穂は、逃げた女の子を追っていた。辿り着いた所に、1台のワゴン車があった。看板を見る2人。

 

漣「ワゴン車?」

 

雪穂「オムライス?」

 

漣「どうやら移動レストランみたいだな。」

 

オムライスの移動レストランだった。バイクをスタンドで固定して、テーブルに座る2人。

 

漣「オムライス2つ。」

 

先程の女の子が水を差し出す。

 

漣「雪穂、俺が2つ奢るよ。」

 

雪穂「ありがとうございます。」

 

そこに、2台のバイクが到着して来た。1台はZII。もう1台はゴールドウィング。

 

松山「漣!」

 

漣「マネージャー?結羽介?」

 

ヘルメットを外した人物は松山と結羽介だった。

 

松山「穂むらが襲われたって穂乃果から知らせがあった。」

 

結羽介「犯人は悪戯好きの子供か?」

 

漣「いや分かんねぇ。そもそも悪戯好きの子供ならあんな被害を出すわけがない。何故あんな酷いことされたんだ?」

 

女の子「地元名物だから襲われたのよ。」

 

漣「地元名物だから襲われた?でも何故だ?」

 

女の子「他の店に妬まれたのじゃないの?何処の店も皆名物の座を狙って。」

 

???「こら祐子、その話は止めなさい。お待たせしました。」

 

オムライスを差し出す黒髪の女性。

 

雪穂「そう言えば、貴方は誰ですか?」

 

結羽介「ああごめんね。君が雪穂ちゃんだったよね?千幸から聞いた。俺は比良坂結羽介。漣と千幸の同期アイドルだ。」

 

松山「じゃあ俺達穂むらへ向かう。」

 

漣「分かった。後でな。」

 

結羽介「それと皆に自己紹介しないとな。」

 

2人はバイクで穂むらへ向かった。

 

雪穂「頂きます。」

 

オムライスを食べる2人。

 

雪穂「美味しい!」

 

だが漣はオムライスに違和感を感じていた。

 

漣(不味くは無ぇけど、何か足りねぇな。)

 

その後オムライスを食べ終わった2人は、千幸と穂乃果の2人と合流した。千幸と穂乃果は犯人の手掛かりを探していた途中だった。

 

千幸「その女の子が何か知ってるかもしれないな。」

 

雪穂「そうですよ!」

 

途端、誰かが前に立ちはだかる。立ちはだかる人物は、赤いドレスを着て、銀発で蝶々の仮面を身につけた謎の女だった。

 

雪穂「な、何あれ!?」

 

女「事件を嗅ぎ回るのは止めろ!さもないと!」

 

千幸「悪いが俺達に脅しは通じねぇな。」

 

漣「雪穂、穂乃果下がってろ。」

 

バイクを固定した漣。穂乃果と雪穂は漣のバイクの後ろに隠れた。

 

女「よく見たら貴方達EXTRAね!」

 

そう言った後、女が物凄い速さで近付き、2人にキックした。

 

漣「ぐはっ!!」

 

千幸「どあっ!!」

 

漣「くそ、彼奴ハイヒールだからダメージがでかいな・・・」

 

更に、2人にブーメランを投げる。2人は素早く避けた。

 

千幸「彼奴!ドレス着てるわりに強ぇぞ!」

 

女「私はとある宮殿から来た王妃様なのよ?私に逆らう者は全てひれ伏しなさい!」

 

漣「とある宮殿の王妃様?まさか?」

 

女「おっと!お喋りが過ぎたようね。私は誰なのか当ててみなさい!貴方達が私を捕まえたいのならね!」

 

穂乃果「こうなったら!犯人を取ってやる!」

 

懐からカメラを取り出す穂乃果。何枚もシャッターする。

 

女「それではごきげんよう!」

 

一目散に去った。漣と千幸は悔しがる。その後穂むらに戻った4人。

 

居間。

 

漣「あーの仮面女、一体何王妃なんだ?」

 

千幸「何か作戦を立てなきゃな。」

 

希「この写真がその犯人ってことなの?」

 

穂乃果「私もそう思うの。」

 

海未「とある宮殿の王妃様って言っていたのですか?」

 

穂乃果「うん。」

 

花陽「心当たりとか無いのかな?私達じゃ分からないけど。」

 

漣「大体予想は付く。多分あの王妃の真似をしているな。」

 

にこ「それって誰なの?教えなさいよ。」

 

漣「まあ焦んなよにこ。なあ皆、俺作戦が思い付いたんだけど良いか?」

 

絵里「どんな作戦なの?私達でも出来る作戦?」

 

漣「超簡単だ。必ず犯人を捕まえてやる。」

 

翌日。公園に饅頭の屋台があり、4人の男性が饅頭を作り、11人の少女が饅頭を買う様子があった。そこにあの仮面女が覗いていた。

 

女「また営業を始めてるな?何度でもやってやる!」

 

鞭を持って屋台に近付くが。

 

???「おっとそこまでだ。」

 

彼等の正体は、漣達と穂乃果達だった。これは女を誘き出す作戦だった。

 

女「また貴様らか!しかもμ`sも一緒か!」

 

漣「千幸!結羽介!」

 

千幸「おう!」

 

結羽介「よっしゃ!」

 

3人は仮面の女に向かって走りだす。1対3の戦いだが、女が3人を鞭で追い詰める。

 

女「私に勝ち目は無い!」

 

千幸「あの鞭痛々しいな。」

 

漣「千幸!結羽介!コンビネーションで行くぜ。」

 

結羽介「了解した。」

 

漣と結羽介は構え、千幸はロープを取り出した。

 

女「私に勝ち目は無いと言ってるだろう!」

 

鞭攻撃を放つ女。

 

結羽介「チャンス!」

 

だが結羽介が素手で鞭を掴んだ。

 

女「何!?っ!?」

 

千幸「そこに立ってろ!」

 

いつの間にか千幸がロープで捕縛していた。

 

漣「行くぜ!」

 

素早く仮面を鷲掴みする漣。

 

女「や、止めろ!私の仮面を外されたら、私の正体がバレるだろーー!!」

 

漣「あらよっと!」

 

遂に仮面が外された。そして女の素顔が現れた。

 

ことり「あの顔は?」

 

海未「マリー・アントワネット!?」

 

正体はマリー・アントワネットだった。

 

千幸「成程。とある宮殿と言うのはベルサイユ宮殿。更にマリー・アントワネットは贅沢三昧で自分勝手で我儘だから、フランス国民達から非難の的にされた歴史も持ってる。」

 

更に倒れなんと鬘が取れた。その姿は昨日の移動レストランの女性だった。

 

雪穂「え!?あの時のお姉さんなの!?」

 

そこに、あの女の子祐子が駆け付けた。

 

祐子「お母さん!どうして?」

 

女「うちのオムライスを、地元名物にするのが娘の祐子の夢!なのに!あんな老舗店が人気過ぎて!我慢が出来なかったのよ!」

 

そう言うと鬘を被る。

 

松山「オムライスを名物にしたいマリー・アントワネット。成程。」

 

祐子「もう止めてお母さん!」

 

漣「安心しな。あんたのお袋さんは俺が止める。」

 

千幸「もうすぐ警察がこっちに来る。ここで勝てばあんたの勝ちだ。」

 

母「面白い!」

 

結羽介「漣、決めてやれ。」

 

漣「OK。さあ掛かって来い!」

 

女は高速で接近して連続パンチを繰り出す。それに対抗するように漣は連続パンチを両手でガードする。

 

海未「凄い速さです・・・目が追い付けない位です・・・」

 

漣「おら!!」

 

隙を見てパンチして裏拳する漣。

 

女「くっそー!」

 

立ち上がり今度は漣の後ろから襲いかかる。

 

全員「!!」

 

漣「FINISH!」

 

女が数センチ近付いたと同時に漣が回転してパンチで攻撃した。女は倒れ、漣の勝利。

 

祐子「お母さん!そんなに気にしてたのね?」

 

漣「料理ってのは、食べて貰う人の笑顔が見たい。その気持ちでやってんじゃねえのか?名物にならなくても、毎日料理をやってると、お客が増えて評価が高くなる。俺はそう思ってる。」

 

そこに警察が来た。

 

警察「あなたですね?穂むらを荒らした犯人は。詳しく聞かせてもらいます。」

 

その言葉で女は頷き、署に連行された。その後容疑を認め即釈放され、別の店でやり直すらしい。

 

翌日の音ノ木坂学院。

 

千幸「良かったな。穂むらがまた再開出来て。」

 

穂乃果「ありがとう!皆のお陰だよ!」

 

結羽介「穂むらの饅頭も良いな。」

 

千幸「相変わらず頬張るな結羽介。てかもう来たのかよ。」

 

結羽介「まあな。既に入校許可取得したから。」

 

その頃漣は誰かと電話していた。

 

漣「え!?それマジですか?」

 

???『マジよマジ!もうすぐだからしばらく頑張ってね!』

 

漣「ありがとうございます!ではまた。」

 

電話を切る。

 

漣「もうすぐか。この時を待っていたぜ。」

 

満面な笑みを浮かべる漣。

 

「END」




     キャスト

   朝霧漣 CV 内田雄馬

  城戸千幸 CV 花江夏樹

  松山博之 CV 細谷佳正

比良坂結羽介 CV 島崎信長

 高坂穂乃果 CV 新田恵海
  絢瀬絵里 CV 南條愛乃
  南ことり CV 内田彩
  園田海未 CV 三森すずこ
   星空凛 CV 飯田里穂
 西木野真姫 CV Pile
   東條希 CV 楠田亜衣奈
  小泉花陽 CV 久保ユリカ
  矢澤にこ CV 徳井青空

  高坂雪穂 CV 東山奈央
 絢瀬亜里沙 CV 佐倉綾音

 穂乃果の母 CV 浅野真澄

    警察 CV 藩めぐみ

    祐子 CV 牧野由依
     女 CV 田中敦子
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