ラブライブ Story EXTRA   作:naofree

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μ`s「前回のラブライブ!」

ナレーション真姫「ラブライブの予選を突破したμ'sに、イベントでライブのオファーが。」

穂乃果「真姫ちゃん、これからはインパクトだよ!」

ナレーション真姫「とは言うもののA-RISEを意識しすぎて、新しいことにチャレンジするも、どれも空回り。」

KISS「新たなμ'sを見ていくがいいー!」

絵里「ふざけていたわではないんです!」

ナレーション真姫「そりゃそうなるわよ。でもその中で、自分たちはそのままが一番個性的だと気づくことが出来た。」

穂乃果「私はそんなμ'sが好き!」

ナレーション真姫「そんな時、何かが起きていて・・・」

μ`sがハロウィーンイベントに出場してる間に、雪穂が穂乃果の部屋である書類を見付け驚きを隠せなかった。翌日母に見せたところ、母も言葉が出ない程驚いていた。

穂乃果の母「こんなことになっていたなんて・・・」

雪穂「これってまずいよね・・・」

穂乃果の母「ええ、まずいってもんじゃないわ・・・もう手遅れね・・・」

雪穂「お母さん!そんな!」

穂乃果「おーはよー!」

すると穂乃果が居間に入って来た。

穂乃果の母「穂乃果!!」

雪穂「!?」

穂乃果「?あ、それ身体測定の紙。何処にあったの?封開けたっきりどっか行っちゃって。」

だけど2人は穂乃果をじーっと見ている。

穂乃果の母「あなた、まだ知らないの?」

穂乃果「?何が?」

身体測定表を見る穂乃果。

穂乃果「ほえー身長157Cm。変わんないなー。それから体重・・・!?」

体重のところを見た瞬間絶句した。何故なら以前より体重が増えたからであった。

穂乃果「これは・・・なんとかしなくっちゃ!!」

こうして穂乃果のダイエット生活が始まった。

OP「RAY」
  歌・EXTRA


17話「運動のH/なんとかしなきゃ!」

生徒会室のルームランナーで運動するジャージ姿の穂乃果。

 

海未「弛んでる証拠です!書類もこんなに溜め込んで、全てに対してだらしないからそんな事になるんです!」

 

穂乃果「ごめんごめん。でもさ、毎日あんなに体動かして汗もかいてるでしょ?まさかあそこまで体重が増えるとは・・・」

 

ことり「身長は変わらないの?」

 

穂乃果「うん。雪穂にも怒られちゃった。そんなアイドル見たことない!って。あ!それ、オニオンコンソメ味?」

 

新商品のチップスに目を付けた。

 

ことり「うん。新しく出たやつだよー。」

 

穂乃果「食べたかったんだよねー。一口ちょーだーい!」

 

チップスに手を伸ばした瞬間、松山に止められた。

 

松山「お前雪穂の言葉を喪失したのか!」

 

穂乃果「大丈夫だよー朝ご飯減らして来たしー今もほら!走ってたし!」

 

強い目力で睨む海未と松山。それに怯える穂乃果。

 

海未「どうやら現実を知った方が良さそうですね。」

 

松山「だな。」

 

穂乃果「え?」

 

ことり「現実?」

 

ファーストライブの衣装を渡された穂乃果。

 

穂乃果「ファーストライブの衣装?何で?」

 

海未「いいから!黙って着てみてご覧なさい!」

 

そう言って生徒会室から出る海未とことりと松山。

 

海未「私の目が間違って無ければ、これで明らかになるはずです。穂乃果の身に何が起きたのか。」

 

ことり「穂乃果ちゃんの身に・・・」

 

すると突然、穂乃果の叫び声が響く。

 

穂乃果「きゃあああああ!!」

 

体重が増えていた為、ファーストライブの衣装が着れない事にショックした穂乃果は、椅子に座り涙を流していた。

 

ことり「穂乃果ちゃん大丈夫?」

 

穂乃果「ごめん皆・・・今日は1人にさせて・・・」

 

ことり「き、気にしないで。体重は増えたかもしれないけど、見た目はそんなに変わってない。」

 

穂乃果「本当!?」

 

ことり「え!?えっと・・・」

 

松山「気休めは本人の為にはならねぇぞことり。さっき鏡で見ただろ?」

 

手鏡で穂乃果を映す松山。

 

松山「見たんだろ!」

 

穂乃果「いやーめーてー!!」

 

松山「体重の増加は、見た目は勿論、動きのキレを無くし、パフォーマンスを及ぼす可能性が高い!海未!こうなったら。」

 

海未「ええ。増してや穂乃果はリーダー!ラブライブに向けてダイエットして貰います!」

 

一方その頃部室では、デカイおにぎりを持った花陽が喜んでいた。

 

花陽「収穫の秋!秋と言えば、なんといっても新米の季節です!」

 

千幸「おにぎりでかっ!」

 

結羽介「どうやって持って来たんだ?」

 

凛「いつにもまして大きいにゃー。」

 

真姫「まさかそれ、1人で食べるつもり?」

 

花陽「だって新米だよ?ホカホカでツヤツヤだー。これくらい味わないとあーん。ん?」

 

食べようとするが、穂乃果の欲しがる顔で見られる。

 

穂乃果「美味しそう・・・」

 

花陽「食べる?」

 

穂乃果「あ!良いの!」

 

海未「いけません!それだけの炭水化物を摂取したら、燃焼にどれだけ掛かるか分かってますか?」

 

凛「どうしたの?」

 

真姫「まさかダイエット?」

 

千幸「増えたのか?」

 

穂乃果「うん、ちょっとね。最終予選までに減らさなきゃって。」

 

花陽「それは辛い。せっかく新米の季節なのに、ダイエットなんて可哀想あーん。」

 

そう言っておにぎりを食べる花陽。

 

松山「ほら!ダイエットに戻るぞ。」

 

穂乃果「酷いよ松山さん!」

 

松山「しゃあねぇだろ!可哀想だが、リーダーたるもの自分の体調を管理する義務がある。それにメンバーの協力があった方がダイエット効果が上昇するからな。」

 

花陽「確かにそうですけど、これから練習時間が増えるし、いっぱい食べても元気でませんよあーん。」

 

そう言っておにぎりを食べる花陽。

 

海未「それはご心配無く。食事に関しては、私がメニューを作って管理します。無理なダイエットにはなりません。」

 

花陽「でも食べたい時に食べられないのはあーん。」

 

そう言っておにぎりを食べる花陽を見るこの場の全員。

 

凛「かよちん?」

 

真姫「気のせいかと思ってたんだけど、あなた最近。」

 

花陽「ん?」

 

すぐに花陽が体重を計った瞬間。

 

花陽「きゃああああ!!」

 

なんと花陽も体重が増えてしまったのである。

 

屋上で泣き崩れるジャージ姿の穂乃果と花陽。

 

絵里「まさかこんな事になっていたなんて。」

 

希「まぁ、2人共育ち盛りやから、そのせいもあるんやけど。」

 

にこ「でもほっとけないレベルなんでしょ?」

 

穂乃果「それと漣さんはなんでここに?」

 

2人のそばに片手で腕立て伏せをしている漣がいた。

 

漣「俺は2人のコーチを頼むようにと海未とマネージャーに指名された。」

 

ことり「そうなの?」

 

松山「コーチを付けた方が更に効率が良いと思ってな。」

 

穂乃果と花陽に近付く海未。

 

海未「これが、今日からのメニューです!」

 

ダイエットギリギリまで絞るプランのメニューを見る2人。

 

穂乃果「え!?夕飯これだけ!?」

 

花陽「お、お米が・・・」

 

結羽介「お前らどんだけ食いたいんだよ。」

 

海未「夜の食事を多く摂ると、体重の増加に繋がります。」

 

千幸「確かにそうだな。夜に甘いもの食ったら増えやすいからな。」

 

海未「その分、朝ご飯はしっかり食べられるのでご心配なく。」

 

花陽「頑張るしかないよ穂乃果ちゃん・・・」

 

穂乃果「でも良かったよ!私と同じ強軍を、仲間がもう1人いてくれて!」

 

目を逸らす花陽。

 

花陽「仲間?」

 

穂乃果「目、逸らした?」

 

すると、1年の生徒4人が訪れて来た。

 

生徒A「あの、今休憩中ですよね?」

 

生徒B「良かったらサイン頂きたいんですけど。」

 

穂乃果「あなた達は?」

 

生徒A「あ、すみません。」

 

生徒B「私達、この前のハロウィーンライブを見て感動して!」

 

絵里「ありがとう!嬉しいわ!穂乃果、どう?」

 

穂乃果「勿論!私達で良ければ!」

 

生徒達が持ってる色紙を受け取りサインする9人。するともう2人の生徒は漣と千幸と結羽介に歩み寄る。

 

生徒C「あの、先生もサインお願いします!」

 

漣「え?俺達も?」

 

生徒C「はい!実は私EXTRAのファンなんです!ずっと憧れてました!」

 

千幸「嬉しいな。俺達のファンだなんて。」

 

生徒D「私結羽介さんのファンなのでサインお願いします!」

 

結羽介「良いよ!」

 

サインする3人。

 

生徒A「わー!ありがとうございます!実は私、園田先輩みたいなスタイルに憧れてたんです!」

 

海未「そ、そんな、スタイルだなんて・・・」

 

生徒B「私、ことり先輩のすらっとしたところが綺麗だなぁって!」

 

ことり「全然すらっとしてないよ?」

 

ちょっと否定することり。

 

生徒A「私は穂乃果先輩の。」

 

穂乃果「の?」

 

生徒A「ええ・・・元気なところが大好きです!」

 

穂乃果「あ、ありがとう・・・」

 

生徒C「私、朝霧先生と城戸先生のダンスに痺れました!」

 

漣「ありがとな。俺達の魅力を絶賛してくれて。」

 

千幸「だけど何かちょっと恥ずかしいな。」

 

生徒D「私は結羽介さんの格好良いダンスが大好きです!」

 

結羽介「何だか照れるな。そう言って貰えると。」

 

千幸「俺達のダンスちょっと観るか?」

 

生徒C「わあー!良いんですか?」

 

漣「ファンの君達へ特別に生のダンスを披露しよう!結羽介、お前もやるか?」

 

結羽介「そうだな。」

 

3人は生徒達や穂乃果達に得意のダンスを披露する。生徒達はそのダンスに魅了され、拍手する。

 

生徒C「ありがとうございます!凄く格好良かったです!」

 

漣「ありがとう!また観たくなったら何時でもいってくれ。」

 

生徒達「はい!失礼しました。」

 

生徒達は戻って行った。

 

その後の廊下。

 

穂乃果「やっぱり皆そう思ってたんだね・・・それに3人のダンスが羨まし過ぎる・・・」

 

ことり「そんな事無いよ?さっきはたまたまじゃないのかな?」

 

海未「これで、よりやらねばと思えたのでしょ?」

 

穂乃果「人間はそんな簡単に出来て無いよ。うぅ・・・はぁ。あ!何これ!?」

 

生徒会室に戻ると、机に大量の資料が置かれていた。

 

海未「そろそろ予算会議ですからね。各部から予算の申請が集まっているんです。こっちは私とことりで整理しておきますから穂乃果はまずそれを全部処理して下さい。」

 

穂乃果「うええ・・・こんなに?」

 

すると、1人の生徒が入って来た。

 

生徒「あのーすみません。」

 

穂乃果「?」

 

生徒「美術部なんですけど、急いだ方が良いかと思って直接予算申請書を持って来ました。」

 

どうやら美術部の部員のようだ。

 

ことり「あ、ありがとう。」

 

申請書を受け取る。

 

海未「はい。問題ありません。ありがとうございました。」

 

美術部員「じゃあ、お願いします。」

 

海未「はいことり。」

 

ことり「うん!」

 

申請書を承認のケースに入れることり。だがこれが思わぬ事態を招いてしまう事は誰も知る由も無かった。

 

翌日の神田明神。PCでハロウィーンのライブ動画を見ている10人。

 

絵里「物凄い再生数ね!」

 

海未「A-RISEに強力なライバル出現。」

 

真姫「最終予選は見逃せ無いって。」

 

希「どうやら今までの自分達のスタイルで行って正解みたいやったね。」

 

凛「よーし!最終予選も突破してやるにゃ!」

 

絵里「それまでに、2人には確りして貰わないとね。」

 

ことり「あ!来た!」

 

私服姿の漣が男坂を登って来た。

 

漣「よう皆!ライブの動画はどうだ?」

 

千幸「再生数が半端無いぜ。A-RISEの強力なライバル出現だとよ。」

 

漣「そうか。これから面白くなりそうだな。」

 

するとそこに2人が遅れて来た。

 

花陽「な、何これ・・・・?」

 

穂乃果「この階段・・・こんな・・・きつかったっけ・・・!?」

 

疲れる2人と余裕綽々の漣。

 

松山「地獄を見たような顔してるぞ?」

 

にこ「あんた達は今、体に錘付けて走ってるようなもんなのよ?当然でしょ?」

 

漣「まだまだ甘いな。」

 

穂乃果「何で漣さん平気なの!?」

 

漣「当たり前だろ?俺達本格的なアイドルはな、こういう厳しい体力付けも必要なんだぞ。以前俺と千幸はな10km走った事があるからそれ位頑張れ。海未、次の指示を頼む。」

 

海未「分かりました!じゃあこのままランニング5キロスタート!」

 

穂乃果・花陽「ええー!?」

 

漣「よし!お前ら行くぞ!」

 

走り出す漣。2人は立ち止まったまま。

 

海未「早く行く!」

 

穂乃果・花陽「うううっ・・・・」

 

海未「何してるんです!さぁ早く!」

 

漣「早く走れ!置いて行くぞ!」

 

穂乃果「もう!海未ちゃんの鬼ー!!」

 

漣を追い掛けるように走る2人。その後も漣に続いて走る。

 

漣「そうだ!そのペースだ。焦らず自分のペースで良い。」

 

そして左の壁に入って行った漣。

 

漣「ん?あれ?何処行った?」

 

壁から覗くと、穂乃果と花陽が1件のご飯屋を見付けた。

 

想像タイム。ここから2人が何言ってるかの会話を聞こう。

 

穂乃果(花陽ちゃん!)

 

花陽(?)

 

穂乃果(なんかお腹空いてきちゃった。ここ寄らない?)

 

花陽(そんなのダメだよ!)

 

ジェスチャーで会話する2人。

 

穂乃果(ほら!ご飯大盛りだよ?)

 

花陽(うわぁ!凄く食べたいです!いやしかし!今はダイエットに集中です!)

 

穂乃果(休憩も必須だよー。ほら!漣さんは先に行っちゃったし。行こ!)

 

花陽(ダメだよ穂乃果ちゃん!)

 

穂乃果(ちょっとだけ食べようよー?)

 

花陽(ダメだって!早く行こう?)

 

穂乃果(良いじゃない!ちょっと食べてまた走れば。)

 

花陽(ダメダメ!そんなことに惑わされません!私は先に漣さんに続いて行きます!)

 

走り出そうと瞬間、穂乃果に止められた。

 

穂乃果(花陽ちゃん!)

 

花陽(うわああああ!何?)

 

穂乃果(ほらほら!あれ見てよー黄金米だよー。)

 

穂乃果が指差した先には、期間限定の米の看板だった。

 

花陽(そ・・・それは!!伝説の!!!)

 

穂乃果・花陽(ちょっとだけ・・・ご飯!ご飯!)

 

漣「って言ってるだろうな彼奴ら。」

 

そして2人はとうとうご飯屋に足を運んでしまった。

 

漣「彼奴ら、酷い目に遭っても知らねぇぞ。」

 

ダイエットを始めてから数日後。

 

穂乃果「行ってきまーす!行くよ花陽ちゃん!」

 

花陽「はい!」

 

漣「おい待てよ!」

 

2人の後を追い掛ける漣。だが何故か2人の走る速度が上がっている。

 

凛「頑張ってるにゃー!」

 

絵里「順調そうね!ダイエットも!」

 

海未「そうでしょうか?」

 

絵里「え?」

 

海未「この1週間、このランニングだけは妙に積極的な気がするのですが。」

 

千幸「確かに何か違和感のオーラを感じるな。」

 

ことり「気のせいじゃないかな?」

 

海未「ちょっと見てきます。」

 

その頃、漣は穂乃果と花陽を見失ってしまった。

 

漣「くそ、見失ったか。いや、何時もの彼処だから問題無いな。」

 

海未「漣さん!」

 

そこに海未が来た。

 

漣「海未?どうした?」

 

海未「あの2人の様子が最近おかしいと思うので来ました。」

 

漣「やっぱ海未もか?」

 

海未「はい。漣さん、2人は何処に行ったのですか?」

 

漣「分かった。付いて来い。俺がガイドするぜ。」

 

2人の所に向かう漣と海未。

 

その頃何も知らない穂乃果と花陽。

 

穂乃果「いやー今日も美味しかったねー。」

 

満足気にご飯屋から出てきた。

 

花陽「見て見て!今日でサービズスタンプ全部たまったよ!」

 

穂乃果「本当!?」

 

花陽「これで次回はご飯大盛り無料!」

 

穂乃果「大盛り無料!それって天国!?」

 

花陽「だよねだよねー!」

 

笑い合う2人。

 

漣「お前らー・・・!!」

 

その声を聞いた2人がゆっくりと後ろに振り向くと、漣と海未が立っていた。

 

海未「さ、説明してもらえますか?」

 

笑顔で言う海未。

 

漣(怖えぇ笑顔・・・)

 

心の中でそう呟く漣であった。

 

CM〜ラブライブ!〜

 

部室に戻った全員。

 

海未「それでは、これまでのダイエットの状況を報告します。」

 

穂乃果・花陽「はい・・・」

 

海未「まずは花陽。運動の成果もあって何とか元の体重まで戻りました。」

 

花陽「本当!?」

 

結羽介「良かったな花陽!」

 

漣「だが穂乃果!」

 

穂乃果「はい!」

 

漣「お前は変化無しだ。」

 

穂乃果「えー!?そんなー!」

 

海未「それはこっちの台詞です!本当にメニュー通りにトレーニングしてるんですか?」

 

穂乃果「してるよ!ランニングだって腕立てだって!」

 

松山「だが昨日ことりからお菓子を貰ったのをこっそり見てたぞ。これが証拠だ。」

 

写真を見せる。

 

穂乃果「え?あれは一口だけ。」

 

海未「雪穂の話によると、昨日自宅でお団子も食べていたとか。」

 

穂乃果「あ、あれはお父さんが新作を作ったから味見してって。」

 

千幸「じゃあその後のケーキはどうした?」

 

穂乃果「あれはお母さんが貰ってきて、ほら食べないと腐っちゃうから!」

 

にこ「問題外ね。」

 

松山「まあ、自業自得だな。」

 

海未「何考えているんです!あなたはμ`sのリーダー!」

 

穂乃果「それはそうだけど。」

 

漣「お前は本当にラブライブに出たいのか?」

 

穂乃果「当たり前だよ!」

 

口論になってしまった。

 

凛「穂乃果ちゃん可哀想・・・」

 

真姫「海未は穂乃果の事になると、特別厳しくなるからね。」

 

凛「穂乃果ちゃんの事嫌いなのかな?」

 

ことり「ううん。大好きだよ?」

 

千幸「ことりの正論だな。喧嘩する程仲が良いってな。」

 

すると生徒が入って来た。

 

生徒「あの!」

 

穂乃果「どうしたの?」

 

生徒「それが・・・」

 

場所が変わって生徒会室。

 

穂乃果「ええ!?承認された!?」

 

保留にしといたはずの申請書が承認されたのだった。

 

フミコ「うん。美術部の人喜んでたよ?」

 

ヒデコ「予算会議前なのに予算が通ったって。」

 

海未「そんな事ありえません!会議前なのに承認なんて!」

 

ことり「あ・・・!」

 

穂乃果「ことりちゃん?」

 

松山「どうしたんだ?」

 

ケースの中を見ると、承認のケースに美術部の申請書が入っていた。

 

海未「どうして承認されてるんです!?」

 

ことり「多分、私・・・あの時・・・」

 

実はあの時、ことりが保留ではなく間違えて申請書を承認のケースに入れてしまったのだった。

 

ことり「ごめんなさい・・・」

 

穂乃果「とにかく美術部に話に行こう?」

 

美術部員「ええ?今更言われても困るよー、そっちが承認してくれたんでしょ?」

 

海未「いや、ですから、あれは間違いで・・・」

 

美術部部員「だったらその時言ってくれればよかったじゃない、私皆に話しちゃったし、今からダメだったなんて言えないよ。」

 

美術部に話したがもう手遅れだった。

 

希「面倒な事になったね。」

 

松山「完全に踏んだり蹴ったりだな。」

 

穂乃果「すみません・・・」

 

海未「注意していたつもりだったんですが・・・」

 

ことり「海未ちゃんが悪いんじゃないよ!私が・・・」

 

穂乃果「ううん、私が悪いんだよ。仕事溜めて海未ちゃん達に任せっぱなしだったし。」

 

希「その話は後や。今は予算の事をどうにかしないと。」

 

絵里「3年生に美術部のOGの知り合いがいるから、私からちょっと話してみるわ。」

 

希「そうやね。元生徒会長の言う事だったら、協力してくれるかもしれないしね。」

 

穂乃果「でも、私達で何とかしなきゃダメじゃないかな?」

 

ことり「穂乃果ちゃん・・・」

 

穂乃果「自分達のミスだもの。私達で何とかするよ。今の生徒会は私達でやってるんだから!」

 

こうして全力で取り掛かる穂乃果達生徒会。

 

穂乃果「ふぅーっこれでよし!」

 

ことり「終わったの?すごーい!」

 

大量ん資料をすぐに終わらせた穂乃果。

 

穂乃果「らんららんららーん♪スッキリ!予算の方も手伝うよー?何すればいい?」

 

海未「全く、集中すれば出来るのにどうして毎日少しずつやれないのですか?」

 

穂乃果「そうだよねー。分かってはいるんだけど。」

 

海未「ま、それが出来たら私がやる事が無くなってしまいますけどね。」

 

笑顔の海未。

 

穂乃果「あ!」

 

ことり「うんうん!」

 

時間は既に夕方になっていた。

 

山田先生「あれ?おーい、早く帰っん?」

 

山田先生が生徒会室のドアを開けると。

 

穂乃果「んー。」

 

ことり「海未ちゃんそっちのは?」

 

海未「今計算合いました。」

 

穂乃果「こっちももうすぐ終わりそうだよー、よーし!ラストスパート!」

 

山田先生の後ろから松山が声を掛ける。

 

松山「山田先生。」

 

山田先生「松山先生?」

 

松山「彼女達は今、危機と対峙しています。ですから、もう少し待ってあげて下さい。彼女達は俺が送りますから。」

 

山田先生「そうですか。何時もすみませんね。彼奴らの事を任せてしまって。」

 

松山「いえ、寧ろその方が楽しい毎日を過ごせてますし。」

 

そしていよいよ予算会議当日。

 

真姫「いよいよね。予算会議。」

 

花陽「上手くいってくれると良いけど。」

 

生徒会室。

 

穂乃果「うう・・・空気が重い・・・?にこちゃん?どうしてここに?」

 

にこ「当たり前でしょ!アイドル研究部の部長よ?私は。」

 

穂乃果「あ、そっか。」

 

にこ「それより分かってるんでしょうね?部費アップ頼むわよ?」

 

ことり「にこちゃん・・・」

 

穂乃果「頑張るよー!」

 

海未「それより穂乃果、そろそろ。」

 

穂乃果「あ、あ、では、各部の代表も揃ったようなのでこれより予算会議を始めたいと思います。」

 

生徒「はい!その前にまず美術部の件について説明してもらえますか?」

 

穂乃果「え?」

 

ことり「え?えっと・・・」

 

海未「それは・・・」

 

穂乃果「無い袖は振れません!」

 

即答する穂乃果。

 

生徒達「・・・」

 

にこ「はぁ?」

 

ことり「ほ、穂乃果ちゃん?」

 

海未「何を言い出すんですか?」

 

穂乃果「え?ダメかな?それでは、説明させていただきます。」

 

海未・ことり「・・・」

 

穂乃果「美術部予算の件に関して、完全に生徒会のミスです。承認の書類箱に間違っていたものに判を押してしまったもので弁解のしようもありません。ですが!予算会議前に承認する事は、やっぱりあってはならないと思います。ですので、謝罪とともに取り消しをお願いしたいと思います。それで、予算ですが音ノ木坂学院は今年廃校を免れた状態です。生徒の数も去年に比べて少ないのが現状です。そこで、勝手ながら生徒会で予算案を作成させていただきました。副会長お願いします。」

 

予算案の書類を見る各部の部長達。

 

海未「え?」

 

穂乃果「・・・」

 

ことり「うん。」

 

生徒「作ってたんだ予算案。そう言や最近遅くまで生徒会室電気点いてたね。」

 

海未「え、えっと、各部去年の予算と本年度提出されている希望額から暫定で振り分けてみました。各部とも要求額に届いておりませんが全ての部で希望の8割は確保しています。」

 

穂乃果「この予算案であれば各部の今年度の活動に支障はきたさいないと思います。来年度、生徒が増える事を信じ、今年はこれでご理解いただければと思います!生徒会として、精一杯考えました!」

 

海未「至らぬところもありますが。」

 

ことり「どうか、どうか、お願いします!」

 

穂乃果・海未・ことり「お願いします!!!」

 

起立して頭を下げる3人。

 

にこ「予算案に賛成の人!」

 

生徒達「・・・・・」

 

穂乃果「わぁっ!」

 

海未・ことり「わぁっ!」

 

頭を上げると、全員賛成してくれるように手を上げた。これにより、穂乃果達が作成した予算案のお陰で会議は成功した。

 

花陽「それで予算通しちゃったの!?」

 

穂乃果「本当危なかった〜!」

 

ことり「でも上手く行って良かったね。」

 

千幸「危機一髪だったな。」

 

にこ「私のお陰よ?」

 

穂乃果「ありがとうにこちゃん!」

 

にこ「そんなのはいいから、早くアイドル研究部予算を!」

 

海未「その前にダイエットです!」

 

穂乃果「それがさ!さっき計ったら戻ってたの!」

 

全員「え?」

 

ことり「本当!?」

 

穂乃果「うん!3人で一生懸命頑張ってたら食べるのを忘れちゃって。」

 

凛「分かりやすいにゃ!」

 

真姫がことりに近寄る。

 

ことり「真姫ちゃん?」

 

真姫「ことりの言った通りね。」

 

ことり「え?」

 

真姫「3人信頼し合ってるだもんって。」

 

穂乃果「食べても良いでしょ?戻ったんだから。」

 

海未「いけません!」

 

穂乃果「海未ちゃんも食べようよ!」

 

海未「いけません!こっちに渡しなさい!」

 

穂乃果「やーだよー!」

 

パンを取り出そうとするが。

 

穂乃果「あれ?パンが無い!?」

 

パンが無い事にビックリする。

 

穂乃果「ああ!!」

 

穂乃果が漣を見ると、漣が穂乃果のパンを食べていた。

 

漣「暫くパンはお預けだ。穂乃果に健康食を与えないとな。」

 

穂乃果「そんな〜・・・」

 

その場で崩れて落ち込む穂乃果。

 

希「生徒会、大丈夫そうやね。」

 

絵里「ええ。今日もパフェ食べに行く?」

 

希「そうやね。」

 

「END」

 

ED〜どんなときもずっと〜

  歌・μ`s




     キャスト

   朝霧漣 CV 内田雄馬

  城戸千幸 CV 花江夏樹

  松山博之 CV 細谷佳正

比良坂結羽介 CV 島崎信長

 高坂穂乃果 CV 新田恵海
  絢瀬絵里 CV 南條愛乃
  南ことり CV 内田彩
  園田海未 CV 三森すずこ
   星空凛 CV 飯田里穂
 西木野真姫 CV Pile
   東條希 CV 楠田亜衣奈
  小泉花陽 CV 久保ユリカ
  矢澤にこ CV 徳井青空

  高坂雪穂 CV 東山奈央

 穂乃果の母 CV 浅野真澄

   ヒデコ CV 三宅麻理恵
   フミコ CV 山本希望

  山田先生 CV 美名

   1年生A CV 雨宮天
  1年生B CV 清水茉菜
  1年生C CV ブリドカットセーラ恵美
  1年生D CV 田中真奈美

 美術部部員 CV 石上静香
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