ラブライブ Story EXTRA   作:naofree

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μ`s「前回のラブライブ!」

ナレーション花陽「ハロウィンイベントも成功し、ラブライブに向けて弾みがついていく中、穂乃果ちゃんの体に異変が。」

穂乃果「のわぁー!」

ナレーション花陽「そして私も…。体重が増えてしまった私と穂乃果ちゃんはダイエットすることに。そんな時、生徒会にもミスが原因でトラブルが…。」

穂乃果「私たちでなんとかしなきゃ、ダメなんじゃないかな」

ナレーション花陽「穂乃果ちゃんたち3人が頑張って生徒会はピンチを脱出!そしてダイエットも成功!そしていよいよ最終予選がやってくるよ!」

司会者「それでは!最終予選に進む最後のグループを紹介しましょう!音ノ木坂学院スクールアイドルμ`sです!」

ステージに立つ9人。

司会者「この4組の中から、ラブライブに出場する1組が決まります!では、1組ずつ意気込みを聞かせてもらいましょう!まずはμ`sから!」

穂乃果「あ!はい!」

意気込みを言う穂乃果。

穂乃果「わ、私達はラブライブで優勝することを目標にずっと頑張ってきました!ですので!私達は絶対優勝します!!」

調子に乗って優勝宣告を言ってしまった。

司会者「すすすすすごーい!いきなり出ました優勝宣告です!」

にこ「馬鹿・・・」

花陽「言い切っちゃった・・・」

希「ついに、ついに、ここまで来たんや!」

OP「RAY」
  歌・EXTRA


18話「ラブソングと冬と私の望み」

部室。

 

にこ「何堂々と優勝宣告してんのよ!!」

 

穂乃果「い、いやぁ、勢いで。」

 

真姫「でも、実際目指しているんだし、問題ないでしょ。」

 

海未「確かに、A-RISEも。」

 

意気込みの時。

 

ツバサ「この最終予選は、本大会に匹敵するレベルの高さだと思っています。」

 

穂乃果「そっか。認められているんだ、私達。」

 

絵里「それじゃあこれから、最終予選で歌う曲を決めましょう。歌える曲は1曲だから慎重に決めたいところね。」

 

花陽「勝つために。」

 

にこ「私は新曲が良いと思うわ。」

 

穂乃果「おお!新曲!」

 

凛「面白そうにゃ!」

 

海未「予選は新曲のみとされていましたから、その方が有利かもしれません。」

 

花陽「でも、そんな理由で歌う曲を決めるのは・・・」

 

真姫「新曲が有利ってのも、本当かどうか分からないじゃない。」

 

ことり「それに、この前やったみたいに、無理に新しくしようとするのも。」

 

希「例えばやけど、このメンバーでラブソングを歌ってみたらどうやろうか。」

 

8人「ラブソング!?」

 

花陽「なーるほどー!!アイドルにおいて恋の歌すなわちラブソングは必要不可欠!定番曲の中に入ってくる歌の一つなのにそれが今までμ`sには存在してなかった!」

 

興奮したかのように語り出す花陽。

 

絵里「希?」

 

穂乃果「でも、どうしてラブソングって今まで無かったんだろう?」

 

ことり「それは・・・」

 

そう言うと全員海未を見た。

 

海未「な!なんですかその目は!」

 

希「だって海未ちゃん恋愛経験無いんやろ?」

 

海未「え?何で決め付けるんですか!ひええ!?」

 

穂乃果とことりが寄り詰める。

 

穂乃果「じゃああるの?」

 

ことり「あるの?」

 

海未「何でそんなに食い付いてくるのですか!?」

 

更に、にこと花陽と凛も寄り詰める。

 

花陽「あるの?」

 

凛「あるにゃ?」

 

にこ「あるの?」

 

海未「何であなた達まで!」

 

にこ「どうなの?」

 

花陽「あるの?」

 

凛「あるにゃ?」

 

穂乃果「海未ちゃん答えて!どっち?」

 

ことり「海未ちゃん?」

 

何故か泣いてることり。

 

海未「そ、それは、ありません・・・」

 

そう言って崩れる海未。

 

凛「なーんだーやっぱりかー。」

 

ことり「びっくりしちゃった。」

 

穂乃果「もー、変に溜めないでよードキドキするよー。」

 

海未「何であなた達に言われなきゃいけないんですか!穂乃果もことりも無いでしょ?」

 

穂乃果・ことり「うん・・・」

 

真姫「にしても、今から新曲は無理ね。」

 

絵里「でも、諦めるのはまだ早いんじゃない?」

 

真姫「?絵里?」

 

希「そうやね、曲作りで大切なんは、イメージや想像力だろうし。」

 

海未「まぁ、今までも経験したことだけを詩にしてきたわけではないですが。」

 

穂乃果「でも、ラブソングって要するに恋愛でしょ?どうやってイメージを膨らませば良いの?」

 

希「そうやね、例えば!」

 

恋愛デモンストレーション。ビデオカメラで撮影する希。横から飛び出した花陽が千幸に渡す。

 

花陽「あ、受け取って下さい!」

 

千幸「ああ、ありがとう。」

 

希「お!良い感じやん♪」

 

海未「これでイメージが膨らむんですか」

 

希「そうや、こういう時咄嗟に出てくる言葉って結構重要よ。」

 

千幸「花陽どうだ?緊張したか?」

 

花陽「はい、少し。」

 

穂乃果「でも、何でカメラが必要なの?」

 

希「そっちの方が緊張感出るやろ?それに、記録に残して後で楽しめるし。」

 

にこ「明らかに後者の本音ね。」

 

漣「希の目的を知りてぇよ。」

 

希「まぁまぁ、じゃあ次真姫ちゃんと結羽介くん行ってみよう!」

 

真姫「な、何で私が!?」

 

結羽介「俺も?」

 

中庭に移動してデモンストレーション。受け取り役は結羽介。

 

真姫「はいこれ、良いから受け取りなさいよー!」

 

結羽介「ありがとな真姫。俺にプレゼントなんて。」

 

笑顔の結羽介。

 

真姫「べ、別に、あんただけにあげたわけじゃないんだから、勘違いしないでよね///」

 

希「おおーっ!!」

 

花陽「パーフェクトです!完璧です!」

 

凛「漫画で見たことあるにゃ!」

 

拍手する花陽。

 

漣「流石真姫だな。見事なツンデレスキル。」

 

真姫「どう?これで満足?」

 

結羽介「ああ。満足度MAXだ。」

 

にこ「ふんっ!何調子に乗ってるの。」

 

真姫「別に乗ってなんかいないわよ!」

 

希「じゃあにこっちもやってみる?」

 

にこ「全くーしょうがないわねぇ。」

 

髪を下ろし、アルパカの小屋でデモンストレーション。

 

にこ「どうしてかって、分からないの?だめ!恥ずかしいから見ないで!」

 

全員呆れた目で見る。ことりはアルパカに興味津々。

 

にこ「もう、しょうがないわねぇ。ちょっとだけよ。髪、結んでない方が好きだって前言ってたでしょ?あげる、にこにーからスペシャルハッピーなラb。」

 

リボンを外した瞬間、カメラのバッテリーが切れた。

 

希「あ、バッテリー切れた。」

 

にこ「何でよー!」

 

漣・千幸・結羽介「ぐっははははは!!」

 

漣と千幸と結羽介が膝付いて爆笑した。

 

にこ「何笑ってんのよ!!」

 

漣「いいタイミングで切れたなー・・・」

 

千幸「いやー今のは良かったなー・・・」

 

結羽介「腹痛えぇ・・・」

 

海未「3人がここまで笑うとは。」

 

千幸「実際バラエティとかでよくある事だからな。」

 

結羽介「それにまさかアルパカがいたとはな。アルパカは確か。」

 

漣「ああ、南アメリカ大陸のアンデス山脈原産の家畜の一種だぜこいつ。」

 

夕方になり下校。

 

穂乃果「結局何も決まらなかったねー。」

 

海未「難しいものですね。」

 

真姫「やっぱり、無理しないほうが良いんじゃない?次は最終予選よ。」

 

海未「そうですね。最終予選はこれまでの集大成。今までのことを精一杯やりきる。それが一番大事な気がします。」

 

ことり「私もそれが良いと思う。」

 

花陽「うん。」

 

絵里「でも、もう少しだけ頑張ってみたい気もするわね。」

 

10人「ええ????」

 

真姫「絵里。」

 

凛「絵里ちゃんは反対なの?」

 

絵里「反対ってわけじゃないけど、でもラブソングはやっぱり強いと思うし、そのくらいないと勝てない気がするの。」

 

穂乃果「あーそうかなー?」

 

海未「難しいところですが。」

 

絵里「それに、希の言う事は何時も良く当たるから。」

 

穂乃果「じゃあ、もうちょっとだけ考えてみようか。」

 

海未「私は別に構いませんが。」

 

漣「俺も構わないぞ。」

 

千幸「俺も同感だ。」

 

結羽介「異議無いな。」

 

絵里「それじゃあ今度の日曜日皆で集まってアイデアを出し合ってみない?資料になりそうなもの私も探してみるから。希もそれで良いでしょ?」

 

希「え?あぁ、そうやね。」

 

オープンカフェでジュースを飲む1年生組と千幸。

 

真姫「可笑しい。」

 

千幸「確かに。」

 

花陽「可笑しい?」

 

凛「絵里ちゃんが?」

 

千幸「よくよく考えてみて変じゃねぇか?絵里があそこまで率先してラブソングにこだわるなんてな。」

 

花陽「それだけラブライブに出たいんじゃないかな?」

 

真姫「だったら逆に止めるべきよ!どう考えたって今までの曲をやった方が完成度は高いんだし。」

 

凛「希ちゃんの言葉を信じてるとか?」

 

真姫「あんなにこだわるところ今まで見たことある?」

 

花陽「じゃあ何で?」

 

真姫「それは、分からないけど。」

 

凛「あ!もしかして!」

 

凛のイメージでは、絵里は実はA-RISEの1人だったというイメージ。その絵里を真似する凛。

 

絵里(凛)「わーるかったわね!今まで騙して!」

 

花陽「ハラショー・・・」

 

凛「あの3人に絵里ちゃんが加わったら絶対勝てないにゃ〜!」

 

千幸「それ明らかに自分の妄想だろ!それも尚更ありえねぇだろ!」

 

花陽「じゃあ。」

 

真姫「分からないけど、でも、何か理由があるような気がする。」

 

花陽・凛「・・・」

 

一方。

 

希「エリチ!」

 

絵里「?どうしたの?」

 

希「いくらなんでも強引過ぎやない?皆戸惑ってたみたいやし。」

 

絵里「良いの、私がそうしたいんだから。ずっとやりたかったことなんでしょ?じゃあね。」

 

帰る絵里。

 

希「・・・全く、御節介やね、エリチ。」

 

CM〜ラブライブ!〜

 

日曜日。穂乃果の家・居間。

 

希「ん・・・」

 

穂乃果「好きだ!愛してる!」

 

この日もデモンストレーション。ストレートに告白の台詞を言う穂乃果。

 

穂乃果「あーーこんなんじゃないよねー!」

 

絵里「ま、まぁ、間違って無いわね。」

 

穂乃果「はぁ、ラブソングって難しいんだねぇ。」

 

絵里「ラブソングは結局のところ好きと言う気持ちをどう表現するかだから、ストレートは穂乃果には難しいかもね。」

 

にこ「ストレートというより単純なだけよ。」

 

結羽介「言えてる。」

 

希「と言ってるにこっちも、ノート真っ白やん。」

 

にこ「っ!これから書くのよ!」

 

結羽介「まるっきり嘘だろ?」

 

ことり「まぁまぁ、じゃあ参考に恋愛映画でも観てみない?」

 

穂乃果「恋愛映画かー。」

 

恋愛映画のBlu-rayを観ることに。開始から2時間、ことりと絵里と花陽は既に泣いている。

 

ことり・絵里・花陽「ウウッウウッ・・・」

 

花陽「可哀想・・・」

 

穂乃果と凛は開始3分で寝てしまってる。

 

ことり・絵里・花陽「ああっああー!」

 

漣と千幸と結羽介と真姫は普通に観ていた。

 

にこ「ウウッ何よ!安っぽいストーリーね・・・!」

 

そう言いながら泣いてるにこ。

 

希「涙出とるよ?」

 

海未「ウウッ・・・」

 

千幸「?」

 

海未「ウウウッ・・・」

 

千幸が後ろを見ると、頭にクッションを乗せて、泣きながら隅っこで縮こまってる海未がいた。

 

9人「???」

 

ことり「何で隠れるの?怖い映画じゃないよ?」

 

絵里「そうよ・・・こんな感動的なシーンなのに。」

 

海未「分かってます!恥ずかしい・・・!」

 

遂にキスシーンに差し掛かった。緊迫のシーン。だが痺れを切らせた海未が消して、電気を点けた。

 

絵里「あ・・・」

 

ことり「海未ちゃん!」

 

千幸「がぁーせっかくの良いシーンが!」

 

海未「恥ずかし過ぎます!破廉恥です!」

 

花陽「そうかなぁ?」

 

海未「そうです!そもそもこういうことは人前でするものではありません!」

 

漣「ピュアだなおい。」

 

千幸「おいお前ら起きろ!」

 

穂乃果と凛を起こす千幸。

 

穂乃果「あえ?」

 

凛「終わったにゃ?」

 

ことり「穂乃果ちゃん、開始3分で寝てたよね。」

 

穂乃果「ごめーんのんびりしてる映画だなって思ったら、眠くなっちゃって。」

 

漣「開始3分で寝るなんてお前ら何者だ?」

 

絵里「なかなか映画のようにはいかないわよね。じゃあ、もう一度皆で言葉を出し合って。」

 

真姫「待って!!」

 

10人「ええ???」

 

真姫「もう諦めた方が良いんじゃない?今から曲を作って振り付けも歌の練習もこれからなんて、完成度が低くなるだけよ!」

 

千幸「俺も真姫に同感だ。ヘタしたら台無しになる。」

 

絵里「でも!」

 

海未「実は私も思ってました。ラブソングに頼らなくても、私達には私達の歌がある。」

 

穂乃果「そうだよね。」

 

にこ「相手はA-RISE。下手な小細工は通用しないわよ。」

 

絵里「でも!」

 

希「確かに皆の言う通りや。今までの曲で全力を注いで頑張ろう。」

 

絵里「希・・・」

 

希「今見たらカードもそれが良いって。」

 

絵里「待って希、あなた・・・」

 

希「ええんや!一番大切なのは、μ`sやろ?」

 

穂乃果「?どうかしたの?」

 

漣「最近どうかしてるが・・・」

 

希「ううん?なんでもない。じゃあ今日は解散して明日から皆で練習やね。」

 

夕方。

 

穂乃果「じゃあねー!」

 

凛「ばいばーい!」

 

花陽・凛「??」

 

絵里と希を見る真姫。

 

真姫「凛、花陽、先帰ってて。」

 

絵里と希の方へ歩く真姫。

 

花陽・凛「??」

 

漣「俺達も行くぞ。」

 

千幸「ああ。」

 

結羽介「よし来た。」

 

3人も絵里と希の方へ向かう。隠れながら近付く4人。

 

絵里「本当に良いの?」

 

希「良いって言ったやろ。」

 

絵里「ちゃんと言うべきよ。希が言えば皆絶対協力してくれる。」

 

希「うちにはこれがあれば十分なんよ。」

 

カードを見る希。

 

絵里「意地っ張り・・・」

 

希「エリチに言われたくないな。」

 

真姫「どう言う事?」

 

希「じゃ、また明日♪」

 

絵里「希・・・」

 

真姫「待って!」

 

絵里・希「??」

 

希「真姫ちゃん、漣君、千幸君、結羽介君?」

 

真姫「前に私に言ったわよね。めんどくさい人間だって!」

 

希「そうやったっけ?」

 

漣「よっぽどめんどくさいのはお前じゃねえのか?」

 

絵里「気が合うわね。」

 

希「?」

 

絵里「同意見よ。」

 

5人は希の家に招待された。

 

真姫「お邪魔します。」

 

希「遠慮せんと入って。」

 

リビング。やかんに火を点ける。

 

希「お茶でええ?」

 

真姫「あ、うん。」

 

千幸「お前、1人暮らしなのか?」

 

希「うん・・・子供の頃から両親の仕事の都合で転校が多くてね。」

 

真姫「そう・・・」

 

絵里「だから、音ノ木坂に来てやっと居場所が出来たって。」

 

希「その話はやめてよ。こんな時に話す事じゃないよ?おっとと。」

 

やかんの火を消す。

 

真姫「ちゃんと話してよ、もうここまで来たんだから。」

 

絵里「そうよ、隠しておいてもしょうがないでしょ?」

 

漣「正直に話したらどうだ?」

 

希「別に、隠していたわけやないんよ?エリチが大事にしただけやん。」

 

絵里「嘘、μ`s結成した時からずっと楽しみにしていたでしょ?」

 

希「そんなことない。」

 

絵里「希・・・」

 

希「うちが、ちょっとした希望を持っていただけよ?」

 

真姫「いい加減にして!何時まで経っても話が見えない!どういうこと!希!」

 

千幸「真姫落ち着け。」

 

絵里「簡単に言うとね、夢だったのよ。希の。」

 

希「エリチ!」

 

絵里「ここまで来て何も教えないわけにはいかないわ。」

 

真姫「夢?ラブソングが?」

 

絵里「ううん、大事なのはラブソングがどうかじゃない。9人皆で、曲を作りたいって!1人1人の言葉を紡いで、思いを紡いで、本当に全員で作り上げた曲、そんな曲を作りたい。そんな曲でラブライブに出たい。それが希の夢だったの。だからラブソングを提案したのよ。上手くいかなかったけどね。皆で、アイデアを出し合って、一つの曲を作れたらって。」

 

希「言ったやろ?うちが言ってたのは夢なんてたいそれたものじゃないって。」

 

真姫「じゃあ何なの?」

 

希「なんやろうね、ただ、曲がじゃなくても良い、9人が集まって力を合わせて何かを生み出せればそれで良かったんよ。うちにとってこの9人は、奇跡だったから。」

 

真姫「奇跡?」

 

結羽介「9人が?」

 

希「そう、うちにとって、μ`sは、奇跡。」

 

小学校時代の希。

 

先生「今日からこのクラスに転校してきた新しいお友達を紹介します。皆仲良くしてあげてね。」

 

希『転校ばかりで、友達はいなかった。当然、分かり合える相手も。』

 

そして音ノ木坂学院入学後。

 

絵里「皆さん、初めまして。絢瀬絵里といいます。よろしく。」

 

希『初めて出会った。自分を大切にするあまり、周りと距離を置いて皆と上手く溶け込めない。ズルが出来ない、まるで、自分と同じような人に。想いは人一倍強く不器用な分、人とぶつかって。』

 

そして。

 

希「あの!」

 

絵里「?あなたは?」

 

希「あ、あたし、うち、東條希!」

 

これが2人の初めての出会いだった。

 

希「それがうちとエリチの出会いやった。その後も、同じ思いを持つ人がいるのに、どうしても手を取り合えなくて。真姫ちゃん見た時も、熱い思いはあるけど、どうやって繋がって良いか分からない。そんな子が、ここにも、ここにも。そんな時、それを大きな力で繋いでくれる存在が現れた。思いを同じくする人がいて、繋いでくれる存在がいる。必ず形にしたかった。この9人で何かを残したかった。確かに、歌という形になれば良かったのかもしれない。けどそうじゃなくてもμ`sはもう既に何か大きなものをとっくに生み出してる。うちはそれで十分♪夢はとっくに。あ・・・」

 

お茶を見ると、小学生時代の希が映っていた。そしてμ`sに入った後の思い出や、EXTRA達が顧問になった後の思い出も映った。

 

漣「そうだったのか。希にそんな過去があったとは。もしあの時俺達が希と同じ小学生だったら、即友達になってただろうなー。」

 

希「ふふっありがとう。」

 

千幸「苛められた事とか嫌がらせされた事とかあったか?」

 

希「いや、一度も無かったよ。友達はいなかったけど、皆優しかったよ。」

 

千幸「そうか。良かった。」

 

結羽介「にしても、絵里は昔厳しかったとは。」

 

絵里は結羽介を見て微笑む。

 

希「一番の夢はとっくに。だからこの話はお終い。それでええやろ?」

 

絵里「って、希は言うんだけど、どう思う?」

 

5人はスマホを取り出す。

 

希「まさか!皆をここに集めるの?」

 

真姫「良いでしょ?一度くらい皆招待しても。友達、なんだから。」

 

漣「友達は宝の1つだからな。」

 

希「・・・」

 

全員招待し、曲はラブソングに決定した。

 

穂乃果「ええ?やっぱり作るの?」

 

真姫「そう、皆で作るのよ。」

 

ことり「希ちゃんって、1人暮らしだったんだね。」

 

海未「初めて知りました。」

 

花陽「何かあったの?真姫ちゃん?」

 

真姫「なんにも無いわよー。」

 

絵里「ちょっとしたクリマスプレゼント♪μ`sから、μ`sを作ってくれた女神様に。」

 

真姫・絵里「うふふっ。」

 

花陽「皆で言葉を出し合おうってかー。」

 

ライブの写真を見る花陽。

 

花陽「これって。」

 

ことり・凛・にこ「???」

 

希「あ!」

 

花陽「?希ちゃん!」

 

写真を取り上げ、顔を赤くしながら隠す希。

 

にこ「そういうの飾ってるなんて意外ね。」

 

希「べ、別にいいやろ、うちだってそのくらいするやん。友達・・・やから///」

 

照れながら言う希。

 

ことり「希ちゃん!」

 

凛「可愛いにゃー!」

 

希に飛び付くが、枕で防ぐ希。

 

希「!もう!笑わないでよー!///」

 

結羽介「赤くなってるー!希ちゃん可愛いなー!」

 

笑顔で可愛いと褒める結羽介。

 

希「結羽介くーん!」

 

結羽介「グヘッ!」

 

希が結羽介に枕を投げると、顔面に命中した。

 

結羽介「俺へのご褒美か?これ。」

 

千幸「ポジティブだなお前。」

 

暴れる希を後ろから優しく抱く絵里。

 

絵里「暴れないの。たまにはこういうこともないとね。」

 

希「もう///」

 

穂乃果「あ!見て!」

 

全員「わぁーっ!!!」

 

漣・千幸・結羽介「おー!!!」

 

外では雪が降っていた。外に飛び出す穂乃果達。

 

漣「まるで子供だな。」

 

千幸「本当皆可愛いところもあるよな。」

 

夜空を見上げる12人。

 

穂乃果「想い。」

花陽「メロディー。」

海未「予感。」

凛「不思議。」

真姫「未来。」

ことり「ときめき。」

にこ「空。」

絵里「気持ち。」

 

漣「仲間。」

 

千幸「勇気。」

 

結羽介「絆。」

 

希「好き。」

 

こうしてラブライブ最終予選に向けて、ラストスパートに差し掛かる。

 

「END」

 

ED〜どんなときもずっと〜

  歌・μ`s




     キャスト

   朝霧漣 CV 内田雄馬

  城戸千幸 CV 花江夏樹

比良坂結羽介 CV 島崎信長

 高坂穂乃果 CV 新田恵海
  絢瀬絵里 CV 南條愛乃
  南ことり CV 内田彩
  園田海未 CV 三森すずこ
   星空凛 CV 飯田里穂
 西木野真姫 CV Pile
   東條希 CV 楠田亜衣奈
  小泉花陽 CV 久保ユリカ
  矢澤にこ CV 徳井青空

 綺羅ツバサ CV 桜川めぐ

   司会者 CV 高森奈津美
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