ラブライブ Story EXTRA   作:naofree

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あっという間に20話になってしまいました。
今回はもう1人のオリキャラを出すというメインです。


20話「再開と刑事と暴走バイク」

最終予選ラブライブが終わって、冬休みに入ったこの時期。

 

漣「すっかり冬休みムードに入ったな。何か雪が少しずつ溶けていくな。まだ12月だってのに。」

 

今日の漣はUTX前にいた。千幸は姉達と出かけているため1人で暇だった。

 

漣「姉ちゃんは高校時代の友人達と買い物。松岡はカメラマンで忙しい。マネージャーと結羽介は実家に帰省。こんな暇人の俺を助けてくれる奴はいないのか?」

 

そう言って落ち込む漣。彼の後ろに1人の男が静かに近寄る。

 

???「久し振りに会えたぜ。この日を待ち侘びてた。嬉しいぜ!!」

 

漣「!?」

 

男が漣に目掛けてバットを振り下ろす。察知した漣が間一髪避けた。

 

漣「誰だてめぇ!」

 

???「久し振りだな。朝霧。」

 

漣「え!?み、宮内!?」

 

彼は宮内昂汰。漣と千幸の中学時代からの親友で松岡の幼馴染み。

 

宮内「相変わらず察知能力が敏感だな。」

 

すると後ろから子供達が駆け寄ってきた。

 

子供「お兄ちゃんバット返してー。」

 

宮内「おっと!ごめんね。はい。」

 

バットを返す。

 

子供「じゃあ行こう!」

 

子供達「おおー!!」

 

子供達は走り出した。

 

宮内「体に気を付けろよー!」

 

漣「お前バットとか借りるなよ。お前刑事だろ?仕事はどうしたんだ?」

 

実は宮内は警視庁捜査一課の若手刑事である。

 

宮内「今有給休暇中なんだ。」

 

漣「お前有給休暇受け過ぎだろ?」

 

宮内「俺事件や捜査に全部参加してるからな。その疲れを取れって親父や高綱警視総監から言われたしな。」

 

漣「そうだったな、お前の親父さん警部だったな。」

 

彼の父親も警官で、警視庁捜査一課に所属するベテラン警部。

 

宮内「それにしても本当久し振りだよな朝霧。お前休業中だろ?何してんだ?」

 

漣「そうだな。最後に会ったのは1月頃かな?俺今、千幸と音ノ木坂学院のμ`sの顧問をしているのさ。」

 

宮内「ああ!μ`sか!」

 

漣「それで何故俺に会いたかったのか?」

 

宮内「俺アウトドア派で休日は退屈だから、お前をツーリングに誘ってやろうって来たのさ。」

 

漣「それなら助かるぜ。今日千幸達いないからな。丁度俺のバイク近くの駐車場に停めてあるしな。」

 

宮内「じゃあ行くか。交通ルール無視するなよ?」

 

漣「任せとけって。もし無視したら減点してくれよな?」

 

宮内「じゃあ行くか。」

 

駐車場に向かう2人。CB1300SBに乗る漣。

 

宮内「来たぜー。」

 

漣「お!来た来たー。」

 

宮内がバイクに乗って来た。乗ってるバイクはNinja H2R。

 

漣「お前それNinja H2Rじゃねえか!?kawasakiの最新デザイン。」

 

宮内「良いだろーこれ。最近購入したんだぜ。」

 

漣「凄ぇなおい。さて何処へ行くんだ?」

 

宮内「そうだなー、秋葉周辺でも回るか?」

 

漣「お?もしかして事件が勃発してないかを探るのか?」

 

宮内「そうだな。まあ何も無かったらのんびりするか。」

 

バイクを走らせて秋葉周辺を回る。

 

漣「なあ宮内、お前どれだけ事件解決したんだ?」

 

宮内「最近誘拐事件を解決した。」

 

漣「あー、9月に起こった少女誘拐事件か。解決早いな。」

 

宮内「偶然犯人を見付けてな。それで素早く取り押さえたんだ。容疑者は自ら謝罪して容疑を認めたんだ。」

 

漣「そうか。まあ容疑認めなかったら俺キレてたかもな。」

 

宮内「お前の性格変わらないな。あの時と同じだな。高校時代にいた我儘で傲慢で世間知らずのお嬢様の時と。」

 

漣「ほんまあの時はムカムカした時期だったな。お?」

 

すると漣は、昌平橋に何かを見付けたのか、近くの駐車場に停車する。それに続いて宮内も停車する。

 

漣「おーい皆ー!」

 

手を振る先には、穂乃果達がいた。

 

穂乃果「あ!漣さーん!」

 

ヘルメットを外す漣。

 

漣「よう皆。冬休みムード突入か?」

 

穂乃果「そうだよ?冬休みは楽しいよ?」

 

漣「お前達楽しそうだな。」

 

宮内「これがμ`sか。生で見るのは初めてだな。」

 

海未「え?あなたは?」

 

宮内「おっと!俺は宮内昂汰。朝霧とは中学時代からの親友だ。」

 

ことり「中学時代からって事はもしかして、松岡さんの知り合いなの?」

 

宮内「松ちゃんを知ってるのか?」

 

海未「はい。地区予選ライブの時に学校に訪れた事がありました。松岡さんを知っているのですか?」

 

宮内「彼奴俺の幼馴染みだしな。」

 

花陽「そうだったんですか。」

 

凛「ところで、宮内さんってどんな仕事しているにゃ?」

 

宮内「俺はこれさ。」

 

ジャケットの内ポケットから警察手帳を見せる。

 

にこ「け、警察だったの!?」

 

宮内「これでも俺、警視庁捜査一課の刑事だ。」

 

ことり「凄いですね!何時から刑事になったんですか?」

 

宮内「警視庁に入って半年でなった。」

 

穂乃果「半年?」

 

漣「宮内凄いんだよなー。学生時代は成績優秀スポーツ万能で先輩後輩から信頼される程人気で、全ての事件に参加して僅か半年で刑事に昇格して捜査一課に配属されたんだ。それに宮内の親父さんは警視庁捜査一課の警部なんだ。」

 

絵里「ハラショー、凄いんですね宮内さん。」

 

宮内「褒めても出ねえぞ?あ、そう言えば俺の妹、高坂達と同じ音ノ木坂の生徒だから。」

 

穂乃果「え!?そうだったんですか!?」

 

宮内「香って言うんだ。西木野と小泉と星空と同じ1年生なんだ。」

 

凛「そう言えばいたにゃ。でも大人しかったよ?」

 

宮内「妹は冷静だが、結構正義感が強いからな。今度会ったら宜しく言っといてくれ。」

 

真姫「そう言えば千幸君は今日一緒じゃないの?」

 

宮内「城戸は姉達と出掛けてるって朝霧が言った。」

 

にこ「それであんたはずっと暇だったのね。」

 

漣「俺は退屈な休日が嫌いなんだ。何も無かったら面白くないしな。」

 

すると宮内のスマホが鳴った。

 

宮内「ん?親父か?もしもし?・・・え!?分かった!すぐに遂行する!」

 

電話を切る。

 

希「どうしたの宮内さん?」

 

宮内「1台の暴走バイクがこっちに向かってる。ここを通るみたいだ。しかも2人乗りでだ。」

 

漣「どうする?追跡作戦か?」

 

宮内「いや、此奴を使う。」

 

内ポケットからニューナンブM60を取り出す。

 

漣「ニューナンブM60で何するんだ?」

 

宮内「なぁに、今に分かるさ。」

 

スマホを取り出し、父親に電話する。

 

宮内「もしもし親父?昌平橋に警官達を手配してくれるか?・・・十分だ。それと暴走バイクの車種とナンバーは?・・・OK分かった。じゃあな。」

 

電話を切る。

 

宮内「俺の作戦がまた発揮する時が来たな。朝霧、手伝ってくれるか?」

 

漣「あれか。良いだろう。犯人をコテンパンに懲らしめてやろうぜ。」

 

昌平橋の端っこに2人が待ち構える。

 

穂乃果「何しているの?」

 

漣「お静かに穂乃果。」

 

宮内は拳銃にスコープを取り付けて狙いを付ける。

 

漣「見えたぞ!あれか?」

 

遠くから1台のバイクが来た。

 

漣「あのバイクはGSX1100Sカタナのようだな。しかもノーヘルかよ。」

 

宮内「良いぞ・・・もっとだ・・・」

 

バイクが徐々に迫ってくる。

 

漣「今だ!」

 

宮内「アイアイサー!」

 

バイクのタイヤに狙いを付けて銃を放つ宮内。するとタイヤに命中してバイクはバランスを崩して転倒した。

 

宮内「ふぅ〜。打ち抜くって最高だな。」

 

漣「あれ下手したら死ぬんじゃねえのか?」

 

宮内「大丈夫だ。そう簡単に死ねるもんじゃない。」

 

転倒した2人が起き上がった。

 

男A「てめぇか、俺のバイクを打ち抜いたのは・・・!」

 

宮内「そうだけど?それがどうかした?」

 

男B「俺達の邪魔をした奴は誰だろうと容赦しねえぞ!」

 

宮内「へぇー、警官の俺でもか?」

 

男B「ああそうだ!例え警官だろうと殺してやる!」

 

ナイフを取り出した。

 

漣「まあ昔から意気投合してる俺達に、ヘンテコなお前達が勝てっこねえよ。」

 

男A「てめぇ!!」

 

スタンガンを取り出した。

 

漣「ワオ!怒りエナジーMAX!」

 

男A「殺してやるー!!!」

 

漣が男Aと男Bの逆鱗に触れたのか逆上して2人に襲い掛かる。

 

宮内「朝霧!」

 

漣「OK!」

 

男達に立ち向かう2人。

 

漣「おりゃ!!」

 

宮内「チェイサー!!」

 

男A「がはっ!!」

 

男B「ぐはっ!!」

 

漣の裏拳のコンボと宮内の背負い投げのコンボで男達を成敗する。

 

宮内「お前を交通違反及び暴走と銃刀法違反の現行犯で逮捕する!」

 

2人に手錠を掛ける。その後宮内が頼んだ警官達が来て男達をパトカーに乗せて連行する。

 

ことり「凄ーい!」

 

海未「ですがちょっと危なかった気がしますが。」

 

宮内「これくらい慣れてるから問題無いさ。」

 

漣「久々の共同作業だったな宮内。」

 

宮内「ありがとな朝霧。これで1つの事件が解決されたぜ。」

 

絵里「ハラショー!流石刑事さんですね。」

 

宮内「俺達警察官は犯罪を絶対許さない存在。俺達の戦いは続くのさ。さてツーリングを再開するか。」

 

漣「そうだな。じゃあ皆、犯罪や暴行、特にナンパには気を付けろよ?まあ護身用として防犯ブザーでも用意しておけよ?」

 

宮内「それ俺の台詞。」

 

穂乃果「漣さん達も気を付けてねー。」

 

海未「交通ルールを乱さないようにして下さいね。」

 

漣「さっき宮内から言われたぞそれ。」

 

全員笑い合う。その後漣と宮内はツーリングを再開して穂乃果達と別れた。

 

「END」




     キャスト

   朝霧漣 CV 内田雄馬

  宮内昂汰 CV 斎藤壮馬

 高坂穂乃果 CV 新田恵海
  絢瀬絵里 CV 南條愛乃
  南ことり CV 内田彩
  園田海未 CV 三森すずこ
   星空凛 CV 飯田里穂
 西木野真姫 CV Pile
   東條希 CV 楠田亜衣奈
  小泉花陽 CV 久保ユリカ
  矢澤にこ CV 徳井青空
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