絵里「打撲してから入院生活を送っている漣君。同じ部屋で出会った鷹崎美雪さんと共に過ごし、徐々に入院生活も終わりに近づいていく。」
入院生活13日目。
穂乃果「漣さーん、大丈夫?」
そこに穂乃果達が来た。
漣「やっと来たかお前ら!」
嬉しさのあまり勢いよく起き上がる。
花陽「大丈夫ですか?さっきの勢いで背中が痛くなりますよ?」
漣「大丈夫だ。もう痛みの感覚は無い。明日で退院だ。」
絵里「良かったわ。ごめんね?今まで行けなくて。」
漣「気にするな。」
千幸「お前に会うの久し振りだな。」
漣「俺もだぜ千幸。」
海未「ごめんなさい漣さん、ラブライブを辞退してしまって。」
穂乃果「本当にごめんなさい!」
頭を下げる穂乃果。
漣「顔を上げてくれ穂乃果、廃校を完全阻止してくれてありがとうな。」
穂乃果「穂乃果を許してくれるの?」
漣「ああ。元気だせよ!」
穂乃果がパアッと明るい笑顔を見せる。
穂乃果「ありがとう!」
漣「ただし、その分厳しく指導するからな。」
穂乃果「うぐっ!」
ことり「それと漣さん、これお見舞いだよ。」
渡されたのは、フルーツバスケットだった。
漣「フルーツバスケットとは贅沢過ぎるな・・・」
美雪「賑やかですね。」
絵里「漣君、この人は?」
漣「鷹崎美雪さん。俺と同じ部屋で入院している。」
美雪「初めまして。」
花陽「は、初めまして!」
凛「かよちん緊張してるにゃ。」
漣「ことり、花陽、メロンと林檎切ってくれ。」
ことり「うん!」
花陽「はい!」
ことりと花陽がメロンと林檎を切る。その間に美雪と話をする。
美雪「貴女方がμ`sだんたんですね。お会い出来て光栄です。」
穂乃果「まさか美雪さんが音ノ木坂の卒業生だんたんですね!凄いよ!私達の先輩だよ!」
漣「希何やってるんだ?」
希「うちのパワーを送ってるんや。」
漣に両手を翳す希。
にこ「背中に打撲なんて、意外に弱いのね。」
漣「そうだな、打撲に負けないようもう少し鍛えないとな。」
にこ「にしても、あんた凄いわね。意外と行動が速いのね。」
漣「まあな。」
松山「そう言えば、お前の事が新聞に載ってるぞ。」
新聞の記事を見ると、「女の子を事故寸前に救った男性」と掲載されていた。
漣「まさか記事に掲載されるとは、俺そろそろ外へ出たいな。」
真姫「退院は明日だから辛抱しなさいよ?」
漣「そうだな。」
ことり「フルーツ切れたよ。」
漣「サンキュー。美雪さんもどうぞ。」
美雪「ではいただきます。」
穂乃果「じゃあそろそろ行くね。」
絵里「これからミーティングがあるから。」
漣「分かった。明日会おうぜ。」
穂乃果達が退室する。
美雪「皆さん面白いですね。」
漣「ええ、個性がありますからね。」
すると2人の人物が入室して来た。
女の子「お母様!」
男性「美雪。」
ワンピースを着た15歳の女の子とスーツを着た30代の男性が入室して来た。
美雪「楓!あなた!」
男性「今日の仕事が早く終わったから楓と見舞いに来たんだ。具合はどうだ?」
美雪「大丈夫よ。明日は退院出来るわ。」
楓「良かったですお母様。ん?」
すると楓が漣を凝視してきた。
漣「どうしたの?」
楓「あ!あの時の!」
漣「え?」
美雪「楓知っているの?」
楓「はい、あの時の事故を救ったお方です。」
漣「あの時の事故・・・まさか!」
新聞に載ってる女の子の写真と、此処にいる女の子と比較すると、完全一致した。
漣「もしかして、俺がトラックから助けた女の子?」
楓「はい!覚えててくれたんですね!」
漣「あの時の女の子は君だったんだね!」
美雪「じゃああの時、漣さんが助けた子は楓だったんですね!」
楓「助けてくれてありがとうございます!」
漣に一礼する楓。
男性「そうでしたか。楓を助けて下さったのは貴方でしたか!娘を救ってくれてありがとうございます!」
漣「いえいえ。」
男性「お礼に報酬を差し出さないと。」
漣「報酬?」
男性「あ!申し遅れました。私はこう言う者です。」
名刺を差し出す。
漣「え!?あの有名な鷹崎財閥!?しかも社長!?」
書かれている名前は「鷹崎昌宏」。
鷹崎「何時も妻がお世話になっております。」
漣「あ!いえ、此方こそお世話になっております。しかし驚きだな、俺が助けた女の子が、まさか鷹崎財閥のご令嬢だったとは。」
驚きを隠せない漣。
そして翌日になり、退院の日が来た。西木野総合病院の正面玄関前。
漣「西木野先生、お世話になりました。」
真姫の父「此方こそ。退院おめでとうございます。」
真姫「娘の事をこれかたも宜しくお願いします。」
漣「はい。ではまたお会いしましょう。」
病院から出ると、鷹崎一家がリムジンの前で待っていた。
漣「美雪さん、退院おめでとうございます。」
美雪「漣さんもおめでとうございます。」
鷹崎「朝霧漣さん、これは私達からの感謝の気持ちです。」
1枚の用紙を差し出す。
漣「小切手ですか?えっと・・・」
渡されたのは小切手だった。書かれている金額は。
漣「ご、500万円!?」
なんと500万円と書かれていた。
楓「お父様とお母様かと私からの感謝のお礼です。」
漣「ま、まあ・・・感謝のお気持ちいただきました。ヤバイな、金持ちになっちまったな俺。(まあ元々ギャラあるしな俺達)。」
美雪「では、お元気で。」
漣「美雪さん!無茶は無しですよ!」
美雪「はい!」
リムジンに乗った後、走り去った。
漣「さてと、銀行へ行くか。」
銀行へ行って、小切手の金額を通帳に入れた。そして音ノ木坂学院へ向かう。
音ノ木坂学院。
漣「皆!ただいま!」
穂乃果「あ!漣さんおかえり!」
海未「無事退院出来ましたね!」
千幸「どうだ?久し振りの音ノ木坂は?」
漣「懐かしく感じるぜ。」
松山「漣、それは何だ?」
漣「美雪さんからの感謝の手紙だ。」
手紙には「何時も楽しくお話してくれてありがとうございます。」「鷹崎美雪」。
千幸「美雪さん綺麗な人だったな。まるで絵に描かれたお嬢様みたいな。」
漣「そうだったな。また会えるかもな。」
絵里「それじゃあ漣君が帰って来たことだし、練習始めるわよ!」
全員「はい!」
「END」
キャスト
朝霧漣 CV 内田雄馬
城戸千幸 CV 花江夏樹
松山博之 CV 細谷佳正
高坂穂乃果 CV 新田恵海
絢瀬絵里 CV 南條愛乃
南ことり CV 内田彩
園田海未 CV 三森すずこ
星空凛 CV 飯田里穂
西木野真姫 CV Pile
東條希 CV 楠田亜衣奈
小泉花陽 CV 久保ユリカ
矢澤にこ CV 徳井青空
鷹崎美雪 CV 米澤円
鷹崎楓 CV 藤田茜
鷹崎昌宏 CV 松田悟志
真姫の母 CV 井上喜久子
真姫の父 CV 平田広明