さぁ、俺が幻想郷へ来て早一週間、アリスと一緒に生活していて思ったのは、幻想郷って平和〜ってことかな。
原作だと異変あってこその幻想郷だったけど俺のいる幻想郷って異変起こしてる首謀者たちみんな仲良く酒を飲み交わしてる。
たまたま俺が来てすぐに宴会があって参加させてもらった時は沢山の妖怪達が参加していた。もちろんの事だがみんな可愛かった。
紅霧異変の首謀者のレミリア・スカーレット、春雪異変の首謀者の西行寺幽々子、永夜異変の首謀者の蓬莱山輝夜、その他諸々の異変を起こした妖怪や妖精達。
でももう全部終わってるみたいだけど、そこは気にしない方がいいのかな。
という事で今日はその宴会の時の話でもしようか。
幻想郷へ来てから数日たったある日、アリスが出かけて留守にしている所を任された俺の所に霊夢がやって来た。
「今夜宴会やるからあんたも来なさい。後アリスにも伝えておいて頂戴」
「宴会ね、分かったよ」
霊夢はその事を俺に伝えると帰っていった。
お茶でも飲んでいけばいのに、でも幹事だったら忙しいか。
とりあえずアリスが帰ってきたら伝えておかないとな。
俺はのんびりと待っていると用事を済ませたアリスが帰ってきた。
「ごめんね、留守番頼んじゃって」
「いや、全然いいよ。それより霊夢が今日博麗神社で宴会するって言ってたよ」
「あらそう、なら、おじゃまするとしましょうか」
アリスは乗り気で答えた。
やっぱり宴会って面白いんだろうなぁ。俺も楽しみでしょうがない。
日も暮れてきた頃、俺とアリスは出かける準備を始める。
ここから博麗神社まで大体三十分位かな、アリスと一緒に歩いて向かう。
その道中、何気ない事を話していた。
「そう言えばさ、アリスって宴会よく参加するの?」
「うーん、そうねぇ、半々って所かしら。魔理沙が迎えに来るときはいつも行ってるわ」
「そうなんだ。でも宴会参加したらその日のうちに帰ってこれないっしょ?」
「まぁ、ほとんどが酔い潰れて朝まで居るけどね」
アリスの話を聞いている限りでは酔い潰れるまで飲まなければいいってことね。
さてっと気合入れていかないと潰されそうだ。
話をしているうちにもう博麗神社の石段の前まできた。
思えばここで初めて霊夢と出会ったんだよなぁ。アリスを押し倒しちゃって二人で倒れてるところに現れたんだった。なんか数日前のことなのに早く感じるよな。今ではみんなと馴染んで生活も楽しくなってきたし。
そんな事を思いながら石段を登っていくと段々と賑やかになってきた。
どうやら宴会はもう始まってるようだ。
登り終わり本殿を見ると、妖怪やら妖精やらがわんさか集まっていた。
とりあえずアリスと一緒に霊夢のところへ行き軽く挨拶をしてから俺とアリスは別々のグループへ入った。
アリスは魔理沙のところへ行ったみたいだな。俺は‥‥どうしようかな‥‥‥‥
考えている俺の腹にタックルが飛んできた。
いや、正確には抱きつかれたんだけどあまりの勢いに思いっきり吹き飛ばされる。
「ぐふぉっ!!」
いててて‥‥‥‥全く誰だよ!!ってこんなにいい抱きつき方してくるのって一人しかいないかな?
腹の方を見ると帽子をかぶった金髪の少女、背中に特徴のある羽を生やしている。
はい、フランちゃんですねー、懐っこいところがなんともかわいい!!
「響也捕まえたー!!ねぇ、私たちと一緒に飲みましょ♪」
「そうしようかな」
「ふふふ、こっちだよ〜♪」
俺はフランちゃんに手を引かれて紅魔館組のグループまで来た。
「あら、来るの遅かったわね、響也」
「いやーこれでも早く来たと思ったんだけどみんな始めるの早すぎでしょ」
「だいたいこんなものよ、早くこっちいらっしゃい」
招かれるままフランちゃんと一緒にレミリアの横へ行くが‥‥一人だけ妙に違和感を感じる人が一人。
咲夜だ。レミリアと仲良くしてるから嫉妬しちゃってるんだろう、ふっふっふ、だが残念、俺の方が上だったのさ!!
軽く勝ち誇った気分で一口酒を口にすると、意外にもあっさりしていて飲みやすい。あっちの世界の酒と全然違って旨いぞ!!
そして俺はしばらくフランちゃんとレミリアの間でちびちび飲みながらたくさん話をした。
それからどれくらい経っただろうか、フランちゃんもレミリアも飲みすぎてベロベロに酔っちゃってそのまま潰れちゃいました。しかも二人して俺の膝で眠っちゃったから俺動けないし、咲夜からは冷たい目線を突きつけられるし。どうしようもねぇ!
でもなんか俺も少し眠くなって来たから座ったまま眠ることにした。
それでも宴会は続いて朝までやってたらしい。
俺が目を覚ました時にはみんな酔い潰れて倒れていた。
はい、宴会のお話でした。
なかなか難しいけど自分なりに頑張って書きました。
次からまた日常の話に戻りますね!
それではまた次回をお楽しみに!