とりあえず今作の特徴を今更ですが言います。
・異変はほぼないです
・主人公のモテ期到来
・絶対的なハーレム
・原作の面影ほぼなし
と、こんな感じです
基本甘い展開が繰り広げられる作品です、そこだけ注意お願いします!
はぁ、はぁ、いったいどれくらい歩くんだよ。
博麗神社まで案内してもらうのはありがたいがなかなか遠いようだ。しかもこの太陽の日差しがカンカン照りの炎天下、さっき休んでいたとはいえなかなか堪える。
しかししばらくすると森に囲まれた中に石段が見えてきた。
「あそこの石段を登れば博麗神社に行けるわ。さぁ、もう一息、頑張りましょ」
「う、うん」
あぁ、癒される。アリスの笑顔はいつ見てもかわいらしい。一生そばにいたいくらいだわ!
「え!?」
「ん?」
アリスは顔を真っ赤にしながら驚いていた。
え?なんで顔赤くなってるの!?
「な、ななな、何言ってるのよ!!」
「え!?俺なにも言ってないんだけど‥‥」
「だってあなたかわいいとか一生そばにいたいくらいだとか言ってたんだもん////」
あ、心の声口に出てたんだ‥‥これはまずいですねぇ。どうしますかねぇ。
俺の悩んだ結果は素直に言うことだった。
「で、でも実際本当のことじゃん。アリスかわいいし優しいからさ」
「もう、真顔で何言ってるのよ!!」
スパーン!!!
急に俺の視界はボヤける。見事なくらい綺麗にアリスの平手が顔面直撃!!当たり前だけどめちゃくちゃ痛い‥‥
「いって!!」
俺の頬には綺麗な紅葉があしらわれていた。
「あ、ごごごごめんなさい!!痛かったでしょ!?大丈夫‥‥?」
「だ、大丈夫だよ、少しヒリヒリするだけさ」
「本当にごめんなさい‥‥」
アリスの目には少し涙が浮かんでいた。
「ちょ、な、泣かないでよ。無意識とはいえ俺が悪いんだからさ」
そう言ってアリスを泣き止ませようと近づいた時、俺は足元にあった石につまづいて倒れてしまった。その勢いでアリスも倒してしまうが咄嗟に体を回して俺が下になるように倒れた。
「ご、ごめん‥‥怪我はない?」
「あなたが下になってくれたから大丈夫よ‥‥////」
「あんた達、神社の入口の前でいったいなにやってるの?」
石段の方から声が聞こえた。その方向を見ているとなんとそこには紅白の巫女服を着た黒髪の少女、博麗霊夢その人が立っていた。
「れれれ霊夢!?えっとねこれには訳があって‥‥」
「彼氏が出来たから見せびらかしに来たのかしら?」
「ちがうわよ!!」
アリスが霊夢の茶化しに即答する。そんなに即答しなくてもいいのになぁと内心思っていたがこれを口にしたら後が怖いので自重しておく。
「とりあえず立ち話もなんだから神社まで来なさい」
「分かったわ」
俺とアリスは霊夢の後ろを付いていくようにして博麗神社までたどり着く。それにしてもまさか霊夢にあんな所を見られるとはな、まぁ天狗のブン屋に見つかってないだけで良しとするか。
ホッと安心しながら招かれるように博麗神社の床の間へ移動する。
俺とアリスと霊夢の3人で卓袱台を囲むように座り再び話が始まる。
「それで、まず最初に彼は何者?」
「そういえば私も聞いてなかったわ」
「俺の名前は夢乃響也(ゆめのきょうや)だ」
「響也ね、覚えておくわ。後はあなたがここに来た経緯を教えて」
幻想郷に来た経緯か。あまり朧気で覚えてないが鮮明に覚えてるところだけしっかり話せばいいか。
そして俺は話を始める。
「まず俺はあっちの世界の人間です。とある日にコンビニに行く途中にトラックに轢かれたと思ったんですがそこで記憶は一度途切れてました。次に目が覚めた時にはここ、幻想郷にいて散策するも疲れて木陰で眠っていたところをアリスに拾って貰ったって感じかな。それでアリスにお願いして霊夢の所へ案内してもらったって所かな」
長い説明を終えて一息付くと霊夢はなるほどねと説明を理解して飲み込んだようだ。
「それで、初対面のはずだけどなんで私のこと知ってるのかしらね?」
霊夢は自分の自己紹介もしてないのに名前を呼ばれたことに違和感を感じたようで目を細めて鋭い眼差しで質問してきた。
「あー、またそれか。とりあえず簡単に説明すると俺のやっていたゲームの世界とこの世界は全く同じ世界だったって所だ。無論世界だけじゃなく出てくるキャラクターの名前も全く同じ。まさに奇跡としか言いようがないという感じなんだけど説明になってる?」
せっかく質問に答えたはずなのに説明がうまく伝わってるか確認した事で逆に疑問形になってしまった。
だが霊夢はふーんと素っ気ない返事をしながらも物事の種々をしっかり理解していた。
「分かった。それじゃあこれからはこの幻想郷の一員よ。結構妖怪とかたくさんいるから外出する時は充分気をつけるのよ?」
「了解したよ」
「あと、あんたはアリスに面倒見てもらいなさい、いいわね?」
「わ、私!?」
「迷惑掛けてしまうかも知れませんがよろしくお願いします」
「よ、よろしく」
こうしてアリスの許可ももらい俺はこれからアリスに世話になることになった。
はいいみわからなくなってきましたかね
とりあえず三話はこれで終わりになります