とりあえず時間が少し出来たのでなんとか書きましたが大変遅くなりすいませんでした
これを投稿したらまた更新は不定期だと思いますがどうか楽しみに待って頂けると幸いです
ここは紅魔館の地下にある一室‥‥
私、フランドール・スカーレットはいつものように一人で過ごしていた。
もちろん地下だから朝なのか夜なのかは分からない、時計もないので時間も分からない、ただ分かるのは私はここから出ることはできないということ、いつも決まった時間にご飯が運ばれてくること、そして‥‥ずっと一人だということ。
なぜ私が地下にずっといるのかと言うと、過去を遡ること遥か昔、お姉様に言われたあの一言から始まる。
「いい?しばらくの間ここで大人しくしているのよ」
私はもちろん頷いて大人しくしていた、いや、大人しくしているって言った方が正しいかも。
まぁ、とにかくお姉様の言いつけを守り続けているうちにこれが当たり前になってしまったのだ。
普段はクマのぬいぐるみで遊んだり本を読んだりして過ごしている。
でもそんなものはすぐに飽きてしまうものだ。
クマのぬいぐるみはもうボロボロだし、部屋にある本はもう何十回も読み返して全て頭に入っている。
私はいつの間にか新しい刺激を求めていたのだ。
しかし、求めていてもそんなものはあるはずもなくただ漠然と時間が過ぎていくだけだ。
そんなある日‥‥
ふと食事を持ってきた妖精メイドから良い知らせが届いた。
「妹様、レミリアお嬢様がお呼びになられてます、大広間へ来るようにと言伝が」
「うん、分かったよ、すぐに行く」
私がそう言うと妖精メイドは部屋を出ていった。
お姉様に会うの久しぶりだなぁ、それにしてもお話があるなら私のお部屋に来ればいいのに、そう思いながらもお姉様の待つ大広間へと移動する。
思えばお姉様に言われたあの日からどれくらい時間が経ってるんだろう、聞いてみよっと。
そんなことを考えているうちに大広間へと到着、そのままノックして中へ入ると奥の方にお姉様が座って待っていた。
「来たわねフラン、こっちへいらっしゃい」
お姉様に招かれて横の方へ座る。
「お姉様、私は何で呼ばれたの?」
「それはね、フランにずっと地下に一人で居させてしまったことを謝るためよ、ごめんなさい、長い間寂しい思いをさせてしまって」
「お姉様‥‥」
「これからはみんなと一緒にご飯食べたり遊んだりしていいからね」
「うん、分かったよお姉様」
そっか、お姉様はずっと私のために色んなことをしていたんだね、それに私の知らないところで苦しんでたんだと思う、そう思うとどれくらい地下に居たとか野暮なこと聞けないよね。
私は質問しようと思っていたことを言わずにそっと心の中にしまった。
この一件があったことで私は求めていた新しい刺激を手に入れることができた。
お姉様に感謝しないといけないね。
姉妹水入らずの時間もあっという間に過ぎ、みんなで食事をして各々部屋へと戻っていった。
やっぱりみんなで食事をするっていいね、そう思いながら私は寝床につき、ゆっくりと目を閉じた。
久しぶりに更新したのでちょっと慣らしも兼ねて少し短くしました。
次は本編の方にも手をつけたいと思ってますのでまた次回お会いしましょう