やはり俺が炎術士なのはまちがっている。   作:世間で言うジョージさん

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少しだけシリアス展開へと進んでいきます。
八幡を取り巻く環境に変化が?




加筆、修正しました。


第11話 非日常への扉

 

 

 

我が家にカマクラ(片仮名読みらしい)が住み着いてから、姫の我が家への来賓頻度が上がった。毎日のようにカマクラと遊ぶ。ちなみに土日は夜まで居たりする。女の子がこんなに来るだけで、俺はリア充なんじゃないか?と、勘違いしそうになる。

よく考えたらカマクラに会いに来たんですね、わかります。

 

 

で、毎日のように家まで送る事になっていた。そんな日々の日課?で、送った時に姫が城(億ション)に招待してくれた。

 

 

ついに我が主の居城(億ション)への招待が!

時間も遅かったのと、明日は休みということで、晩飯でもどうか?という内容だった。

嬉々として着いていくと、さすがのセキュリティで、綺麗でシンプルなエントランスに、臭い匂いのしないエレベーターだった。(ただの偏見)

ドアを開け中に入る。

 

 

 

「お邪魔します。」

 

「何もないところですが、どうぞ。」

 

 

一人で、それも高校生が暮らすには不釣り合いな広さ。5LDKはあるか?不審者全開でキョロキョロしていると、姫が声をかけてくれた。

 

 

「広くて落ち着かないでしょ?ご飯の支度をするから、リビングで寛いでいてほしいのだけれど。」

 

 

俺はガチガチになりながらリビングにあるソファーで座って待っていた。

少し緊張が解れてきた。気づくと女の子特有のいい匂いがする。イカン!主君の部屋だぞ!…そうだ!何か敵からの忍に仕掛けられてないか姫の直属の忍(ボッチ)がチェックしてやろう。決して、やましい気持ちはない!邪念もない!…多分。

 

 

 

少し冒険か探検の気分だったんだ。

部屋を見渡すと、家のテーブルぐらいのサイズのテレビに、パンさんDVD全シリーズ(詳しくは知らない)、よくわからない絵画、観葉植物らしき物と色々とあった。

 

 

パンさんが好きなのだろうか?

この絵の作者なんだっけ?

テレビでけぇなぁ。

とか、考えながらチェックしてみる。

 

 

 

俺ならこの絵画の裏とかに仕掛けるのになーなんて考えていたら…………え、何?この機械?

 

 

「マジかよ……!」

 

 

俺はその時、見なければ良かったと後悔していた。しかし、一度でも疑念を抱くともう抑えられない!

 

 

観葉植物にも小型のカメラが、天井の隅に小さな穴がある、携帯のライトを照らすとレンズのようなものが反射する。きっと他の部屋にも様々な物があるのだろう。この数は異常だ。盗撮というより、まるで監視じゃないか!ただの高校生には荷が重すぎる。

 

 

 

ただの高校生ならな…!

 

 

 

とんだシリアス展開だ。何者かは知らないが、姫は綺麗だからストーカーかもしれない。いや、ただの一介のストーカーに出来る事じゃない。まずマンションのセキュリティを突破し、鍵を開けて、設置する。専門のプロか?内部犯か?身内の心配からの配慮か?わからない。

 

 

もしも…姫の秘密を狙っての行為なら、事は重大なのかもしれない。

 

 

 

だが、これだけは言える。何があって、どんな敵が相手だろうと俺は姫を守ろう。

 

 

何も情報が無いうちは、

姫にはまだ言えないな。

 

 

 

 

 

キッチンの方から調理するいい匂いが、少しだけ俺を日常に戻した。

 

 

 

 




少し短めですが、日常から非日常へ。
展開が遅いのはご愛嬌とゆーことで。


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