DOG DAYS DUAL-BRAVER   作:天木武

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デュアブレは完結したと言ったな?
あれは嘘だ。

……いやまあ本筋は完結ですけどね。
そんなわけでステータスが完結扱いですが、今後も思いついたり書きたい短編があったらちょいちょい書いていこうと思います。
主に書きたい事だけをだらだら書く日常系になる予定です。


アフター短編集
ある日のトラジマ娘の昼食風景


 

 

 「盆と正月が一緒に来たようだ」とは地球の日本ではよく言われることわざで。「お盆に正月という忙しい期間が両方一緒に来た」ということから多忙を意味すれば、同時に「珍しい催し、特に良いことがたくさん来た」という意味でも使われる。そういう意味で言うのなら、今ビスコッティとガレットはまさにそのことわざがぴったりという状況だったであろう。

 ソウヤ・ガレット・デ・ロワによる一世一代の「大茶番劇」により両国は大きく変化の時を迎えた。ビスコッティでは領主である姫君ミルヒオーレと勇者シンクが正式に婚約を交わし、親衛隊長エクレールと副隊長のエミリオもまた結婚する運びとなった。また、ガレットでも領主のガウルがノワールにプロポーズをしたということで祝賀ムードが高まっている。

 まさに先に述べた「盆と正月が一緒に来た」という状態だ。多忙と祝い事が同時に押し寄せる。無論それはいいことではあるが、そうとばかりも言っていられない。当事者達も勿論忙しくなるだろうが、その後に待っている幸せな日々を考えれば歯牙にもかけないことと言ってしまってもいい。

 だが当事者たちの取り巻き、取り分け仲の非常に良い友人達ともなればまた話が変わってくる。その友人をいかにして祝うか、あるいは式を取り仕切るとなったらどういう進行をするべきか。またそれまでの下準備をどうするか。考えるべきことは山ほどある。加えてそこに平常から決して楽とはいえない業務も入ってくるとなれば、その苦労ごとはなおさらだ。

 

 後に2人の結婚に合わせるように「逃亡の姫君・仕組まれた愛の逃避行」となどと()()()()な名のドラマとなって編集、放映されることにもなった、ソウヤによって仕組まれた茶番から数週間。直接的に事態は進展してはいないものの、ビスコッティもガレットもそれぞれの祝賀事に向けて忙しく奔走している日々だった。

 女将軍、ジョーヌ・クラフティもそんな中の1人であった。彼女と長い間「ジェノワーズ」としてコンビを組んできたノワールがいよいよ結婚するとあって、業務の合間の休憩時間や夜など、同じく元ジェノワーズのベールと共に話を進めていた。が、2人の時間が合うときはあまりない。というか、ジョーヌ自身が将軍、それも将来的にはバナードのポジションを担える逸材ではないかということで元からなかなか忙しいのだ。

 今も首を鳴らしてため息をこぼしつつ、彼女は小会議室から出てきたところだった。ようやく業務に一区切りをつけることが出来、これから遅めのランチというところだ。既に昼時は過ぎている。やむを得ないこととはいえ、食事は生き甲斐のひとつでもある彼女にとっては少々辛いことでもある。

 そうして視線を前へと戻した先、彼女にとって見知った顔の男が壁に寄りかかって左手を挙げていた。他ならぬ一連の騒動の主催者、ソウヤその人だった。

 

「ソウヤ? 何してるんや?」

「よう、将軍。ご苦労さん」

 

 何か急ぎの用事だったのだろうか。だがそれなら遣いでもよこせばよかったものを、と彼女は思う。

 しかし彼は特に何かを急いでいるというわけでもなく、ゆったりともたれかかっていた壁から背を離した。

 

「ルージュさんに聞いたら飯も食わずにずっとここだって聞いたからな。もし昼飯まだなら食いに行かないか? お前達行きつけの海龍亭、今なら人もいないだろうしすぐ食えるだろ。今日は俺持ちでいいぞ」

「ほんまか!? ……でもソウヤに貸しを作っておくと後で利息付きで返済迫られるしな……」

「俺がいつそんなことを迫った。それにどこのどいつだ、そんな失礼なことを言ってるのは。……というか、どうせ言って回ってるのはお前だってオチだろ?」

「ウチやないって! エクレが昔よく言ってたんや、あいつにだけは貸しを作りたくない、って」

「……拒絶はされてないとはいえ嫌われたもんだな、俺も」

 

 ソウヤは苦笑を浮かべる。元々噛みあわなかった者同士であることは本当のことだ。それに確かに何かの時のために貸しを作るようなことを彼は以前にやったことはある。だがそれは全て先日の一件でチャラになったはずだ。今後言われることはないだろう、とも思う。

 

「ともかく、行くのか行かないのかどっちだ? 貸しとかそういうんじゃなく純粋な善意から奢ってやるって言ってるんだ、余計なお世話だってんなら俺1人で食ってくる」

「ちょ、ウチはまだ何も言ってないやないか! もらえるものはもらっておく、それに越したことはないで。……でもいいんか? ウチに奢るって、おそらく結構な金額になるで? ……って余計な心配か。戦では大活躍、ドラマの筋書きで国営放送からもガッポガッポ。ウチ1人が(たか)ったところで、このお方の懐は痛くも痒くもないもんな」

「……クソッ、好き放題言われてるのに否定できねえ。でもまあそういうことだ。行くなら俺の気が変わらんうちに行くぞ」

 

 特段ケチ、というわけではないがソウヤからこういう申し出があるのは珍しい。そういう意味でもジョーヌは以前エクレールから聞いていた「貸し」ということを口にしていた。だが本人にそんなつもりは全くないらしい。意図は見えないがせっかくご馳走してくれるといっているのだし、まあいいかとジョーヌは深く考えるのをやめ、ヴァンネット城の入り口へとソウヤに続いていった。

 

 

 

 

 

 海の国であるガレットを象徴するように、テラス席からはその海が臨める人気の料理店、海龍亭。さすがにお昼時を外したこの時間は普段人気のテラス席も人がまばらであった。普段は1時間待ちもありえる人気店に待ち時間なしで席についた2人は目的である昼食を注文し始める。が、ソウヤはいいとして連れてきているのは大食いのジョーヌだ。注文量は優に3人前はあるだろうというほどだった。

 

「……相変わらずよく食うな、お前は」

「ん? 奢りやろ? あんま金持ってきてなかったとか?」

「いや、そっちを言ってるんじゃねえ。食う量が多いなってことだ。ナナミを思い出す」

「ナナミもよう食ったな、そういえば。ウチと張り合えたのはあいつだけやった。……あ、それで思い出した。ちょっと前にナナミとベッキーに会いに戻ったんやって?」

 

 机の上にあったコップを一口、ソウヤが口に含む。美味い。今のジョーヌの話で上がった時のこと、故郷の馴染みのチェーン店で出された水とはまるで別格だとふと彼は記憶を呼び起こしていた。

 

「……まあちょいとばっかしな」

「『茶番』の下ごしらえ、ってことか」

「逆だ。あの2人が説得して()()()()が起きずにシンクが腹を括るならそれに越したことはない、と思って外堀を埋めにいったんだ。……だが、結局俺の里帰り程度の意味しか持たない訪問だったがな」

「ええやないか。故郷ってのは大事やで。……そういやそのこと詳しく聞きそびれてたわ。ナナミ元気やったか?」

「元気すぎた。というか、酒癖が最悪になってた。シンクの結婚式をやるってなったらあいつも呼ぶんだろうが、必要以上に酒勧めるなよ。本当に面倒くさいことになる」

「でも……それはそれで見てみたいかも」

「責任は自分で取れよ。俺は忠告したからな」

 

 この言い草では相当に面倒なことになったらしい。だがそれを本能的に望んでしまうのが、ジョーヌの悪い癖というところだろう。久しぶりに顔を合わせたらたっぷりガレット名産の地酒を飲ませてあげようと彼女は密かに思うのだった。

 

「……ところで、なんで急にウチのことを食事になんて誘ったんや? 浮気か?」

()()()の目の届くところでそんなことしてみろ? 紋章術の的にされる」

「……うわあ」

 

 半ば引きながら言いつつ、彼の妻であるレオンミシェリならやりかねないとも思うジョーヌだった。実際今ではジョーヌ同様の将軍であるゴドウィンを初めて連れてきた時、レオは「なかなかタフそうな奴だ」みたいなことを言って、対戦という名目でやりたい放題紋章術を叩き込んでいた。あれはゴドウィンだったから無事だったのであって、だま(・・)になれない異世界出身のソウヤでは下手をすれば三日三晩寝込む、なんてことにもなりかねない。

 

「何、この間の一件で()()()だったノワールと接する機会は多かったし、ベールも今や俺の隊で話すことは多い。だが昔と対照的、お前と話す機会が減っちまったと思ってな。

 しかも俺がガウ様のケツを引っぱたいたおかげでノワール絡みで普段から忙しいお前がさらに忙しくなっちまったときてる。その辺りの埋め合わせ、ってのもあるんだよ」

「なんや、何かあるとは思ってたがそういうことか。別に後半のことなんて気にせんでええのに、そんなこと」

 

 確かにガウルとノワールが結ばれる、ということになり、ジョーヌがより忙しくなったのは事実だった。だが別にそこまで深刻に気になどしていない。むしろ家族同然で育ってきた2人がようやく、という嬉しさの方が大きかったからだ。

 

「そうは言うがな。一応ベールの奴は最近忙しそうだったから適当に数日休日をくれてやった。本人は嫌がったがそうでもしないとなんだか俺のせいで忙しくさせたみたいでどうにも落ち着かないからな。どうせ今じゃ『遊撃隊長補佐』なんてよくわからん肩書きでレオの奴が毎日顔出してんだ、俺もあいつもいなくたって遊撃隊はどうにだって回せるんだよ」

「だから最近ソウヤ暇そうにしてたんか」

「……暇じゃねえよ」

 

 それでもちょっと前よりは相当マシだが、と彼は付け加える。それはそうだろう。友人の婚約のために数国を巻き込んで壮大な茶番劇を仕組んでいたのだ、それは寝る暇もないほどに駆けずり回っていたに違いない。

 

「で、まあそんなわけでちょいと飯にでも誘ってみたんだ。ルージュさんに聞いたら案の定最近忙しそうで昼飯の時間も遅いって言うからよ」

「別に忙しいのは将軍になってからずっとやし、結構慣れっこやで。……ああ、でもこの頃バナード将軍が自分のポジションを譲りたそうにしてるせいかやっぱ忙しいけど」

「そこは気をつけておけよ。あの人は本当に食えない、気がつくとお前があの人のポジションになっちまっていた、ってことにもなりかねないからな」

「う……。気をつけておくわ……」

 

 バナード同様「頭脳派」と称されるソウヤからの忠告だ。聞いておいて間違いはないだろうとジョーヌは苦笑いと共にそのことを頭に入れておくことにした。

 

「それより……。お前、よかったのか?」

「何がや?」

 

 藪から棒に、話題が切り替わったとはわかったが何のことを尋ねているかわからず、ジョーヌは問い返す。

 

「ガウ様のことだよ。……結果的に俺はガウ様のケツを引っぱたいてノワールの背中を押したわけだが、お前に了承も何も取らなかった。ノワールの感情とは違うとはいえ、お前もガウ様を慕っていたってことは俺もわかってる。だからいいのかと……」

「なんや、それでも本当に道化を演じ切った頭脳派の『蒼穹の獅子』殿か? ソウヤらしくもない、愚問やな」

 

 ソウヤの言葉を遮ってジョーヌが否定の言葉を口にした。

 

「ルージュ姉にも同じこと言われたわ。確かにウチもベールもガウ様のことを家族のように慕ってたで。でもな、今ソウヤが言ったとおりノワとは抱いてる感情が少し違った。……ソウヤだってわかってたやろ。今更確認取るなんて野暮すぎるで。取るなら前……って、ウチを驚かせようとしてたからそれも無理か。

 ともかく、シンクやガウ様ほど鈍くないとソウヤは言うしウチもそう思うで。でもな、ウチから言わせてもらえばソウヤだって乙女心っちゅーもんはいまひとつわかってないようやな」

 

 心外だ、とばかりに眉を寄せてソウヤは机の上の水を一口含む。まるでその心中を見抜いたかのよう、ジョーヌはニヤッと笑みを浮かべただけだった。

 

「ウチはノワが幸せになってくれただけで嬉しいんや。あ、ベルも同じ気持ちか。せやから、別に嫉妬とかって気持ちはないし」

「それでよかったのか? もしかしたらお前がガウ様の傍らに立つ存在になっていたのかもしれないぜ?」

「『もし』はないんやろ? 現実主義者殿?」

「……返す言葉もねえ。おっしゃるとおりだ」

 

 失笑しつつ、ソウヤはそう返した。

 結局、ジョーヌもベールも、近い例で言うならシンクに対するベッキーのような心境だったということだろう。だが少し違うところがあるとすればベッキーから多少なりとも感じ取られたようなある種の「諦め」ではなく、ジョーヌもベールも十二分に納得し、その上で親友の幸せを願ったという点だろうか。

 

「……でもこうやってこんなウチにまで気を遣ってくれるってのは素直に嬉しいで。結局ソウヤが初めてここに来てからもう数年……。最初はとっつきにくそうな奴と思ったけど、そうでもなかったし」

 

 そして先ほどの考えと今のジョーヌの一言で、ソウヤはこの人間はつくづく人がいい、ということを承知した。伊達に将軍という地位にまで上り詰めただけのことはある。体外的な部分がジェノワーズでもっとも得意だった、と言われていたのも納得だ。彼女には人を惹きつけるだけの魅力がある。将来は間違いなく立派な女将軍になるだろうと思いつつ、ソウヤは口を開いた。

 

「それはお前の人が良すぎるんだよ。未だに俺はエクレールやら巨乳ちゃんやらクーベルやら眉毛には嫌われてる」

「……その呼び方が問題なんやろ」

 

 確かに自分でも人当たりは良い方だとジョーヌは思う。だが今挙げた若干2名の呼び方をされたら、それはよく思わないでも仕方ないだろうとも考えた。

 

「だが最初こそ『もうお守りはゴメンだ』とか言ってたはずのお前だったが、俺が帰るってなったときは泣いてたしな」

「な……! あ、あれは……!」

「さっきも言ったとおり人がいいんだよ、お前って奴は。調子者だしはっきり言えば馬鹿だが……」

「馬鹿言うな!」

「褒めてんだよ、半分はな。あとの半分は言葉通りだが」

「それ褒めてるちゃうやろ!」

 

 さすがノリが関西人、とソウヤは心で呟いて小さく笑った。だがすぐ表情を戻して続ける。

 

「……ともかく、今でこそノワールやベールと接する機会も増えたが、元々ジェノワーズといえば俺の中じゃお前の印象が強かったのさ。そういう意味で俺がここに馴染むことができたのは、お前の底無しの明るさといい加減でお人よしなその調子と馬鹿っぽさのおかげってのもあるんじゃないかと、個人的には思ってたりもしてる」

 

 一瞬間があって、ジョーヌの顔が赤くなった。褒められた、とようやく気づいたのだ。

 

「い、いや……。まあ確かにあの頃ソウヤとよく話してたのはウチやけど……」

「今でこそレオを妻に持つ俺だが……。もしレオを(めと)れなかったら俺の傍らにいたのはお前だったのかもな」

「な……な……!」

 

 ますますジョーヌの顔が赤くなる。放っておけば頭から湯気が出てくるんじゃないかという程まで真っ赤になった彼女を見て、だがソウヤは小さく吹き出して答えとした。

 

「……冗談だっての。さっきお前自身が言っただろうが。俺は『もし』なんて話はしない、ってよ」

「し、しまった……! 一本取られた……! って、からかうにしても限度ってものがあるやろ! 今のレオ様に報告するで!?」

「おっとそいつはやめてもらいたいもんだ。あいつは時々冗談が通じないからな。……それに丁度いい具合に、そのことに対する『口止め料』が来たらしいぜ」

 

 ソウヤのその言葉と同時、注文していた料理が運ばれてきた。

 

「お待たせしましたー! えーっとこれが……」

「あー今持ってきてるの全部ウチのや、この辺に置いといてー。……まあええやろ。今日のところはこれで『口止め料』としておいてやるから、感謝するんやな」

「ああ、そうするよ。……ほれ、遠慮なく食え。俺の奢りだしな。ついでに今回の一件で皺寄せがいってしまったことの謝罪の意味もこめて、な」

 

 運ばれてきたパスタを一口頬張りながら、そういえばそれが当初の理由だったとジョーヌは思い出していた。いつの間にか口止め料も追加されたが、まあ別にいいだろう。タダより安いものはない。ご馳走するといってくれているものを食べなくてはバチが当たる。

 

「……ま、次に俺が『茶番』を仕組む時は是非ともお前も演者の側に立ってくれ。お前なら気兼ねなく踊らせられそうだしな」

 

 だが次にソウヤの口から出た言葉にジョーヌは思わず咳き込んだ。今回「演者」の側に立った人間は皆散々だったと聞いている。当初は「なぜ自分を省いたのか」といぶかしんでいたジョーヌだったが、話を聞けば聞くほど「演者」はおろか、「聴衆」の側でよかったとつくづく思ったのだった。

 

「ちょ、ちょい待て! それは断固辞退したいで! ……あ、まさかこの食事誘ったのってそれの分を貸しを作るつもりじゃ……」

「お、それもいいかもな。……でもこれは労いとあとはなんか知らんが口止め料が入っちまったが、それで全てだよ。だから気兼ねなく食え、普段多忙な女将軍さん。……ま、お前にゃずっと世話になってんだ。俺なりに感謝しての行為、とでも捉えてくれや。今後ともご贔屓によろしくな」

 

 一度ため息をこぼしてから、ジョーヌは再び食を進めることにした。やはり目の前の男は一言多い。そしてなかなか本音を語ろうとしない。

 でも最後に言ったセリフは、間違いなく彼自身の本心であると彼女は気づいてもいた。最近でこそ話す機会が少なくなったものの彼の勇者時代はよくつるんだものだ。だから本心だとわかる。「家族同然」と言ったガウル、ノワール、ベール。気づけばそこにソウヤも入っていたのだから。

 口に含んでいたパスタを食べ終える。それを待つ時間すら惜しいと、ジョーヌは満面の笑みを浮かべてソウヤへと笑いかけた。

 

「当たり前やろ! こうやってたまに飯も奢ってくれるし、勇者時代からの長い付き合いや! これからもずっとずーっと贔屓にしたる! なんたってウチは、女将軍、ジョーヌ・クラフティやさかいな!」

 

 




海龍亭……おそらくDD’5話等でガレット勢が食事を取っているお店。設定資料集に「海龍亭のウェイトレス」という設定画があり、猫っぽい尻尾なので多分合ってると思います。
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