は?…僕がいる?
エル 「僕が、いるのですか?」
紫 「えぇ、そうよ。そして、貴方が此処に来た理由は、外の世界の貴方に、今外の世界にいる貴方に上書きせれてしまったのよ。何故、上書きされたかわからないけどね。」
エル「何故かは、わからないと…あ、質問いいですか?」
紫「なにかしら?」
エル「いままでに、僕の様な人はいましたか?」
紫「……いなかったわ」
エル「外の世界の僕の様子は、どうですか?」
紫「あなたと、全く同じ生活をしてるわよ」
エル「……そうですか…それと、この幻想郷とは、どの様なものなんですか?」
紫「幻想郷は、古くから存在するもの…妖怪…神などが存在する世界よ…」
エル「神もいるんですか」
と、少し驚きはするが、今更信じない…ということはできいしな…
エル「あ、もう知りたい事は、わかったのでもういいですよ」
紫「わかったわ、それと最後に…幻想郷は全てを受け入れるわ」
と、言い紫さんは、《隙間》の中へ入り、とける様に消えていった…
エル「全てを受け入れる…ねぇ」
全く、僕の様な人でも、受け入れてくれるのかねぇ
。
霊夢「それで、エル君はどうするの?」
どうする…とは、どういう意味だろうか?外の世界の僕のことか、これから、どうするのか、という意味なのか…
霊夢「幻想郷で、どうするのか…ということよ」
どうやら、僕の考えていることがわかっていたようだ。
エル「まぁ、少しばかり冒険をしてみようかな、と」
うん、実は内心ワクワクしている…今は、忘れてしまっていた子供の頃の気持ちの昂りが蘇っているようだ…
霊夢「それは止めておいたほうがいいわよ?さっきも紫が言っていたように、ここでは妖怪がでるのよ?あなたが一人で歩いていたら、すぐ食われるに決まってるわ」
あぁ、そうか妖怪に襲われるのか…
エル「別に、霊夢さんには関係ないのでは?」
それに、この神秘的な風景も楽しんでおきたいしな…心地よい風…青々とした葉…青い空に浮かぶ真っ白な入道雲…元いた世界では、見た事のない世界だ…
霊夢「そう、なら好きにしなさい」
あれ?なんか、怒ってらっしゃるな…まぁ、いいか。
エル「じゃあ、行ってくるよ」
霊夢「………」
本当、僕なにか悪いこと言ったか?
エル「うわっ…まじか、この階段降りるの?」
物凄い階段があるんだけど…降りるよりも、登るほうが大変だよなぁ…
ま、祭りとかある時にしか来ないと思うし、殆ど関係ないかな…
エル「はぁ、本当に疲れるなぁ…」
ツルッ
エル「あ…」
足を滑らしてしまった…ていうか、この高さから落ちたら!?