エル「はぁ…肩痛いな…」
と、愚痴を零しつつ紅魔館の扉を開ける。
ドサッ
転んでしまったようだ…
エル「うわっ、何も無いところで転ぶとは…恥ずかいな…」
幸い、近くに人が居ないようで、誰にも見つからなかった。
というよりも、内装も、紅、紅、紅…本当に目に悪いな…
エル「さて…と、どこに行こうかな?」
おや、あそこの扉だけやけに大きいな…二階に行くか迷うが…大きい扉に行くことにしよう
エル「にしても、この扉でかいな…」
…と、扉をまじまじと見ていると…
??「あの〜、誰ですか?」
と、声をかけられた。
エル(ヤバイ!見つかってしまった…早速失敗か!?)
と、声をかけられた方を見てみると、メイド服を着ていて、浮いている人(?)が居た、人にしては小さすぎるが…
メイド服「どうかしました?」
エル「あ、あぁ…いや、なんでも無い…私は、新しく紅魔館で雇われた執事です」
と、咄嗟に嘘をついたが…絶対にバレるな…
メイド服「あぁ!そうだったんですか、お仕事頑張ってくださいね!」
ん!?誤魔化せた!?
エル「はい、貴女も頑張ってください」
メイド服「!?妖精に、そんな言葉をかけてくれるなんて…ありがとうございます!」
と、ふよふよとメイド服の妖精はこの場を、去っていく。
エル(え〜、誤魔化せたからいいけど、メイドがあんなのでいいのか?)
それはともかくバレずに(?)済んで良かった…
さて、この大きな扉を開けますか…
てか、俺の力で開けれるのかねぇ…
扉を押して開こうとする。
ゴゴゴゴッ
あら、随分と軽いな…なんでだろ?
まぁ、いいか。
何も気にせず扉を開けて目に入ってきたのは…
??「むきゅっ、むっきゅぅぅぅぅぅ!」
紫色の何かが、本に埋もれていた…
??「だ…誰か…助けて…」
エル(え〜、この人って多分紅魔館の住人だよな…助けたら見つかってしまったことになるが…仕方ない助けるか…)
エル「わっかりました!今助けます!」
??「え!?誰!?」
エル「さぁ?誰でしょうね?」
と、本を取り除いていくと、紫色の服を着ている少女が、本の中から発掘できた。
エル「ふぅ、疲れた」
??「お、お疲れ様?そして、ありがとう。あなたが来てくれなかったら今頃私は、窒息死してたわ」
エル「はい、どういたしまして。では、私はこれで」
??「待ちなさいよ、あなたは何物?なぜここにいるの?」
あ〜、やっぱり聞かれるよな〜
エル「えっと、私はエラルド・ルーツといいます。ここに来た理由は、冒険しに来ました」
??「え?冒険?」
エル「僕が、名乗ったんですから、貴女も名乗るべきでは?」
パチェ「あぁ、そうね私の名前はパチュリー・ノーレッジというわ。そして私は、魔法使よ!」
パチェ「あれ!?居無い!?」
名も知らぬ人よ…さらばッ
私は、奴から(パチュリー)逃れるために今、地下の階段を降りている。
エル(地下が行き止まりだったらどうしよう…)
まぁ、降りているのだから仕方ない、面白いものはないかな?
??「あなた、だぁれ?」
ふと、少女の声が聞こえる…いつの間にか、階段を降りきってしまったようだ。そして、目の前には牢屋がある。そこから声が聞こえているようだ。
エル「ん?僕?僕は、エラルド・ルーツって言います。エルってよんでね」
??「エル…エルかぁ…私は、フラン…フランドール・スカーレットって言うの!」
エル「そっか、フランね…」
フラン「ねぇ…エル…私をここから出して?」
エル「ん?いいよ」
ガチャリ
はい、パチュリーさんすみません…