やはり私の青春ラブコメはまちがっている。(俺ガイル全キャラ性転換)   作:Wiiが欲しいと思わない。

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今年最終投稿。
そして新年最初の投稿も近々やります。
頑張るぞ、おー!


相模 勇

「来たのか」

「ん」

「やっはろー」

私達が部室へ行くと、雪ノ下は既にいた。

「ちょうどよかった。文実の仕事で忙しくなるだろうから文化祭が終わるまで部活は休みにすると伝えるつもりだったからな」

「え? 雪斗も実行委員なのか?」

「そうよ」

「ヒッキー! なんで教えてくれなかったんだよ!」

「聞かれてないし」

「というより、俺はお前が文実をやるのが意外なのだが?」

「半ば強制なのよ」

「納得だ」

いつもと代わらない。すると……

「すいませーん。って由比ヶ浜」

「ん? 相模」

「へぇ、奉仕部って由比ヶ浜や雪ノ下の部だったのか」

「それで、なんのようだ? これから忙しくなるから活動は暫く休みにする予定なのだが?」

「え!? そうなのか? 困ったな……いや、オレ文実の委員長じゃん? だけど自信ねーからサポートを頼みたかったんだけど……」

「そうか、なら、俺個人で手伝おう。俺も文実だしな」

「おー、そうか、わりぃな。んじゃ頼むわ」

相模はそう言って出ていく。

「……休みにするんじゃなかったのかよ?……」

「俺個人でやることだ。二人には迷惑はかけん」

「いや、でもよ……」

「問題ない」

雪ノ下はそう言って、部室を出ていく。私も出ようとすると……

「ヒッキー、待ってくれ」

由比ヶ浜に止められる。なんだろ?

「なに?」

「俺さ、なんつーか、相模の事、よく思ってなくてさ……」

「ふーん、嫌いなのね」

「いや、そうじゃねーよ、そうじゃなくてあんまり得意じゃなくて……」

「つまり、嫌いなのね」

「なんでそうなんだよ!」

なにが違うのか私にはさっぱりなんだけど……

「でもさ、やっぱり友達だし……」

「友達なの?」

「俺はそのつもりなんだけど……なんつーか、雪斗と組み合わせたくないっつーか……やべぇ、俺って自分で思ってる以上に雪斗の事好きかも……」

私は右手を左頬に当てて言った。

「これなの?(ホモなの?)」

「ちげーよ!? 純粋な友情だ! だからよ、雪斗が困ってたら助けてやってくれよ。頼む!」

由比ヶ浜は両手を叩いて私に言う。そんなこと言っても……

「んまぁ、私のできる限りの事しかできないけど……」

「頼む」

「ん」

私と由比ヶ浜も部室を出た。すると……

「む? 今日の活動はもう終了なのか?」

材木座が現れた。

「なによ? 奉仕部なら文化祭が終わるまで活動中止よ」

「な! そうだったのですか? でも八千代に会えて良かった。これを見てほしいのです!」

「あんたのラノベ原稿読んでるほど暇じゃないわよ」

「否! ラノベではない! うちのクラスで行う演劇の脚本なのです!」

「ああ、オチが読めたわ、とりあえず自分をヒロインにして好きな人や気になっている人を主人公にするのはやめなさい。もしくはキャストを全員男にするのはやめなさい」

「やや!? 八千代はエスパーですか!?」

いや、普通に分かるわよ……

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

文化祭実行委員会議。中心には相模。そしてそのとなりに雪ノ下。あと相模の取り巻き二人。あと城廻先輩もいる。

「えー、それでは、定例ミーティングを始めたいと思います。まずは宣伝広報、お願いします」

「掲示予定の七割を消化し、ポスター製作についても、だいたい半分終わっています」

「そっすか、いい感じ――」

「いいえ、少し遅いです。文化祭は三週間後。来客がスケジュール調整する時間を考慮に入れればこの時点で既に完了していないといけません。掲示箇所の交渉、ホームページへのアップは?」

「ま、まだです……」

「急いでください。受験志望者の中学生等はこまめにチェックするところなので」

「は、はい」

横にいる相模が鳩が豆鉄砲くらったような顔をしている。

「委員長? 続けてください」

「は、はい、じゃ、じゃあ、有志統制、お願いします」

「……はい、有志参加団体は現在十団体です」

「増えたな。地域賞のお陰か、次は――」

「それは校内のみですか? 地域の方々への打診は? 去年までの実績を洗い出して連絡を取ってみてください。例年、地域との繋がり、という姿勢を掲げている以上、参加団体体減少は避けねばいけません。それからステージの割り振り、集客の見込み、開園時のスタッフ内訳等はできていますか? タイムテーブルを一覧にして提出をお願いします」

先へ移ろうとした相模を無視してなぁなぁで進めることを許さない。

そして他にも色々いっていき……

「つ、次……記録雑務……」

相模も自分の無力さに心が折れかけているように見えた。

まあ、私には関係はないけど。

「特にありません」

「じゃあ、今日はこんなところで――」

「記録はタイムスケジュールと機材の申請を出しておくように、動画収録の場合は機材の限りがあるので有志団体も撮影するつもりならバッティングする可能性も考えて機材の受け渡しまで話しておいてください」

「はい」

「あと、来賓対応は生徒会にお願いします」

「うん、了解。去年からの来賓リスト、アップデートかけといた方がいいかい?」

「助かります。それと一般客の受付は――」

雪ノ下とまともに仕事の話が会うのは城廻先輩だけだとこのとき知った。周りからは『いやぁ、雪ノ下君すごいね』と声が漏れる。

「では委員長」

「ああ、うん、明日からもよろしくお願いします。お疲れさまでした……」

ほぼ心が折れかけた相模はどうなるのだろうか?

そして雪ノ下はわかっているのだろうか? これでは何も教えていないことに。




次回は新年初投稿。頑張ります。
次回はお見舞い編までやるつもりです。
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