BUGHAZARD THE CROSSEDITION 一時停止中 作:超輪
ノワール&霊夢「何がパート2よ!」
柴田が何か始まった時の最初の言葉みたいなの宣言している。ネプテューヌと魔理沙とブランに続いて柴田、どうして誰もいない壁に向かっていってるのか全く意味不明だが、それよりも今目の前にいる奴が意味不明だ。
シノア「な、なんですか?あれ……」
源治「それは俺が聞きたいんだが」
改めて全員が目の前にいる意味不明な奴をみる。その存在に川の文字。何故なら、ランニングマンとどことなく「フォー!」と言ってそうな、無駄にかっこいいポーズをしたロボットが縦に並んでいるからだ。
霊夢「なんなのこのロボット…。場の雰囲気的に色々ぶち壊しよ」
シノア「うん………」
源治「とりあえず、この室内を調べよう」
現在いる部屋はマシンケア室。名前からすれば機械の介護って言ったところで、おそらく修理場だと思う。床にはモンキーやラチェットなど道具や部品が転がって、棚やテーブルなども色々設置されている。見たところある程度広いが、物が多くて狭く思える。それぞれ視界に入る範囲で調べに取り掛かる。
源治「ここも化け物に襲われた形跡があるな…」
俺が好奇心で近づいた床には所々血が付着していた。試しに指先で触れてみたが、既に乾いていた。と言う事は血が付着してからかなり時間が立っているということか。
博「お?地図やないか」
シノア「本当ですか?」
柴田から一番近くにいたシノアが近寄り、見つけた地図を拝見する。
ノワール「これ……USBメモリだわ」
霊夢「あら、期待出来そうね」
ノワールと霊夢は互いに近い距離で散策していた。USBメモリと聞こえたが、いい発見をしたようだ。
源治「ふむ……………」
俺はと言うと特に発見はなかったが、俺の個人の散策で一つ謎が出来た。並んでいるロボットの状態だ。実はどこを見ても汚れ一つないと言う事。場が散らばっている割にはロボットが綺麗という状態が矛盾しているな。
源治「このロボット……まさかテロの後に?」
シノア「皆さん。集まって下さい」
シノアの呼び掛けに一度集まる。
シノア「何か発見はありましたか?」
ノワール「私はUSBメモリを見つけたわ。テーブルの上にあった道具入れに入ってたわよ」
霊夢「私はハンドガンのカートリッジと1500〇ルを見つけたわ」
ノワールと霊夢は自分が見つけた物を皆に見えるように出す。
博「俺は地図を見つけたでしかもこの
柴田は近くのテーブルに移動して地図を開く。見たところこの階層は1階と2階が存在していて図面は分かりやすく記されている。
源治「良い物を見つけたな。シノアはどうだ?」
シノア「すみません。私は特に……」
シノアは少し落ち込んだ表情でそう言った。
博「どんまいシノアはん」
シノア「はい。それじゃあ早速地図を見て、次の行動を決めましょう」
これからの作戦会議を行う。現在地の場所から把握にかかる。
ノワール「私達がいるのはここね」
ノワールが指さした面、マシンケア室はエレベーターの位置から北方向にあった。
霊夢「広いとことは思ったけど、部屋の数は思ったほど少ないわね」
確かに。2階ある割には部屋の数が十箇所しかない。ちなみに室名もあるが、聞いた事が無い名前があった。パンツレスラー室……一体何の為にある部屋なんだ?
霊夢「あら、監視カメラ室があるみたいわね」
霊夢が見つけたその監視カメラ室は1階に存在していた。ここに行けば、俺達が探している他の逃走者を見つけられる……ていうか脱走者だよな?
ノワール「そこに行けば、とうそ……脱走者を見つけられるわね」
脱走者が脱走者を探すなんて変な話だが、一応間違ってはいないとは思う。
ノワール「でもこういうの、ゲーム説で言うなら必ず鍵が掛かってたり化け物が待ち伏せしてそうよ」
博「それはありえるわな〜どないする?シノアはん」
監視カメラ室に行くかどうか、その提案をシノアに聞く。シノアもノワールのゲーム説を聞いて気にしていたようだが、答えはすぐに出た。
シノア「これもゲーム説なんですが、そこに行きませんと次のイベントが始まらないかも知りませんので、今から向かってみましょう」
なんかゲーム説で行動方針を決めてないか?大丈夫なのか?ってみんなも、うん、と頷いてる。不安なんだが。
霊夢「下の行くには階段しかないわね。さっき私達が逃げてきたあの場所と、ここしか無いみたいね」
地図には俺達が知ってる階段とは別にもう一つの階段が霊夢が指さした図面にあった。その場所は北西にあった。
博「よし。この地図を頼りに向かってみようか」
下に行く階段がある北西に俺達は向かう。
―――――――――――――――――
博「とまあ近くまでやってきたんやけど、あれは完全に待ち伏せてるやろ」
階段の近くまでやってきた俺達は影に隠れている。何故なら、階段の目の前にはゾンビが3体いた。みんなはくさった○たいと言ってるが、それは遠回しに言ってると思うのは俺だけじゃない筈。
ノワール「3体だけ……これなら避けて通れそうね」
源治「そうだな。シノア、ゾンビは3体しかいない、弾を使わず避けて行くべきだ」
シノア「そうですね。くさった○たいを倒してもおそらくきりがありませんし手持ちの銃弾は余裕もなく限りがあります。ここは速攻で抜けて行きます。1・2・3と言ったら行きますよ」
シノアの合図に合わせるように、いつでも走るようにして、階段の前をうろうろするゾンビの間を駆け抜けていけるタイミングをはかる。
シノア「1・2・・・・・・3!」
一斉に駆け出す。3体のゾンビの間を走り抜き、無事全員で階建を下っていくが、その音から発する足音に3体のゾンビが気付くがその頃には既に距離が離れている。
シノア「ここまで行けば大丈夫でしょう。それにしても早いですね、ノワールさん」
ノワール「まあ、足の速さには自信があるからね」
博「ほな行こうよ」
残りの段数を歩いて下っていく。ちなみに俺達の存在に気付いた3体のゾンビは追って来ているが、階段をうまく下っていけず転んで頭をぶつけて世を去っていた。
霊夢「ここが1階ね。んで?お約束のイベントかしら」
ノワール「みたいね。盾持ちが2体とくさっ……ゾンビが10体ってところかしら?」
数が多いな。俺達5人で5丁の銃と1人1つずつカートリッジと霊夢は二つ。厳しい……近接武器があればな。
博「どないする?流石にこの数じゃあ避けて通れないで」
シノア「分かっています!手持ちの銃弾だけではここは突破出来ません。引き返します!」
俺達は下ってきた階段を今度は上っていく。転がっている3体のゾンビを通り過ぎて、元の道を戻っていく。
ノワール「あれを突破するには、手榴弾みたいな広範囲有効な武器が必要よ」
源治「だな。後は俺達が知ってる階段しかない」
博「まだ中まで確認はしていないんやけど、あそこは銃声を鳴らした場所や。注意が必要やで」
シノア「そうですね。では今度はそこに向かいましょう」
俺達はエレベーター前にある広場に向かった。その途中を通ったパンツレスラー室を過ぎて、そこから銃を構えて慎重に進む。やがてガラス床がある広場に着いて、ガラスの先にある物を一応確認はする。そこにはまだ例のモンスターが5体いる。
博「今更言うんやけど、この階段はあの扉に続いてると言うのはあくまで俺の勝手な予想やで?」
霊夢「もし予想が違ってたらビンタさせなさいね」
柴田は非汗を流しながら、その階段にあると思われる自動扉の前に立つ。すると博の予想は当たっていた事がすぐ分かった。階段はちょうどすぐ目の前にあったのを博が見て、ほっと安心する。
ノワール「さあ、行くわよ」
俺達は警戒しながらその階段を下っていく。途中まで行くと階段は機械製から鉄製に変わり、歩く度に音が鳴り響く。
ノワール「まずいわよ、シノア」
シノア「どうしたんですか?」
ノワール「この階段は鉄製、歩く度に音が響くのよ?最悪の場合、関節がおかしい奴に気付かれてこの細い階段を上ってくるわ」
シノア「なるほど……と言う事は、目的地の監視カメラ室に近付けば近付く程道は険しいという事ですね」
霊夢「そう思うと、監視カメラ室には何かあるわね」
あの関節のおかしいモンスター。あの時は全員で銃弾を乱れ撃って倒せたが、それはいろんな箇所を命中させた事。もし弱点があるとすれば、それは一体どこなんだ?その弱点さえ分かれば、この先も必ず有効になるに違いない。
博「何難しい顔しとるんや源治はん」
源治「あのモンスターに弱点があるとしたら、それが何なのかを考えてるんだ」
博「単純に頭じゃないん?」
頭……か。単純だが、神経の中枢と言える脳が俺達のように頭にあるのであればそれ弱点と言えるし試す価値はある。一応教えるとしよう。
源治「みんな。ちょっと聞いてくれ」
ノワール「どうしたの?」
源治「例のモンスターの弱点について考えていたんだ」
思い付いた考えを皆に教える。その単純な弱点を聞いた皆は軽く頷く。
シノア「実は、私も弱点について軽く考えてはいましたが、やっぱり同じ答えになりましたね」
ノワール「単純な答えね。まあ?私も同じ答えだけど」
ほぼ全員、俺と同じ答えを考えていた。それを思うとなんだが面白く感じて笑いそうになったが、下にいる5体のモンスターに気付かれたら不味いので笑いを堪える。
ノワール「ここから狙ってみようかしら。動かないモンスターなんて狙い付ければ100%当てられるわ」
博「ちょっと待てやノワールはん。それはあかんて。ミスしたらどないすんねん」
霊夢「いいから私達の射撃を見てなさい。やるわよノワール」
シノア「仕方ありませんね。やるからにはちゃんと倒して下さいね?」
ノワールと霊夢は下に見える5体の内2体の頭に狙いを定める。動かない的とは言え、距離もあるし照準器も無い。そんな状態で当てるつもりとは、挑戦的な女性だな。
そして数秒の時間が経つと、ノワールと霊夢は定めた部位に向けて発砲し、銃弾は真っ直ぐ向かう。その銃弾は見事、頭に命中した。
博「お前ら…やりおったわ」
源治「これは驚きだ。うむ」
仮説に考えた弱点に1発の銃弾が着弾された。その攻撃を受けた2体のモンスターが怯むが、まだブロック化しない。仕留め損ねたか?
ノワール「倒れただけみたいね」
シノア「しかし、まずい。他の3体に気付かれたのでは」
霊夢「いや、不思議な事に気付いていないみたい」
霊夢にそう聞かされて下を見ると、確かに3体のモンスターは何事も無かったかのように動いていない。もしかして、聴覚を持ち合わせていないのか?
源治「的当てゲームみたいじゃないか…本当に」
ノワール「仕留めるわよ。霊夢」
霊夢「はいはい」
ノワールと霊夢は仕留め損なったモンスターにもう一度狙いを定めて、数秒後に発砲。二度目の射撃も命中し、2発目の銃弾を受けた2体のモンスターはブロック化して消滅した。
博「あのモンスターを頭に2発当てるだけで倒せたんか。じゃあ皆が考えた弱点は間違ってないな」
頭が弱点だと判断した俺達は階段降りていく。そしてモンスターとの距離が近い位置までやって来たが、まだモンスターはピクリとも動かない。
博「このまま頭を当てにいくで」
シノア「っ!待ってください!」
と博が頭を当てられるどこまで近付く。その瞬間、ゲーム説でよくあると思うイベントが発生。
博「うぉ!?今更動くんか!?」
ノワール「伏せなさい!」
博はその場で伏せて、ノワールの射撃射程から外れた直後、すぐさま頭に向けて2発発砲。距離は遠くは無かったので外れること無く命中され、ブロック化して消滅。その後にもう2体のモンスターが動き始めた。
霊夢「真下の2体、動いたわよ!」
源治「当たってくれ!」
2体のモンスターの内一体、俺は銃を構えて狙う。頭を狙う…そう意識し、狙いを定めて発砲。しかし銃弾は頭に当たらず、肩にある目に命中。電撃が走りながらと黄色い液体が飛び散る。しかしまだ動きは止まらない。
シノア「ノワールさん!霊夢!援護お願いします!小夜凪さん、柴田さん!行きますよ!」
ノワールと霊夢はその場から2体のモンスターを狙い、俺達は階段下りて行く。
霊夢「そこよ!」
ノワール「仕留める!」
2人の銃弾がモンスターの頭を打ち抜く。その場で怯み、膝を着く。
シノア「もらいます!」
博「てぇあ!」
怯んで動けないところをシノアと柴田の近距離射撃でモンスターの頭を撃ち抜く。ブロック化して消滅した。
ノワール「なんとか、イベント突破ね」
霊夢「戦闘イベントクリアー……ってね」
ゲーム説で言うステージクリア……って言うのか?とりあえず状況を突破出来た。その勢いを持ったまま階段を、下りていって全員でハイタッチ。我ながら、もうハイタッチを自然にやる中になったんだな。特にこれといったことは無かったんだが。
シノア「あれ?この自動扉……タグに監視カメラ室って書かれていますね」
階段を降りてきた後のすぐ横に自動扉があった。シノアの言う通り、タグには監視カメラ室と書かれている。また他に見たところ、カードキーの認識機が設置されていない。
源治「早速入ってみよう」
俺達は監視カメラ室に続く自動扉に行く。扉は左右に別れるようにして開かれ、中の様子が見える。その直後。
???「誰だ!」
監視カメラ室内から女性の声が聞こえた。
シノア「わ、私達は、とうぼ……脱走者です!」
???「脱走者?という事は、例の奴が言っていた同じ脱走者なのか?」
俺達は室内の中央部分、監視映像がある目の前まで行くと、その声主である女性1人ともう一人の女性、そして1人の男性の3人に出会った。