この主とメイドだけで、盗賊団と同じくらいの属性が詰め込まれてる気がする
「さあ、ここが私達の拠点よ!」
夜も更け、モンスター達も寝静まった頃合い。
新たな持ち主であるリーシャを迎えた俺は、ルミエストの近郊にある彼女の本拠へ到着した。
見るからにテンションが高いリーシャは、鞘から俺を抜き放って、そのまま拠点へと向ける。
格好をつける為か、はたまた俺が見やすくする為だったのかは不明だが、
何にしても、俺の目にハッキリと彼女の拠点が目に入った。
なるほど、リーシャが誇らしげにするのも頷ける。
リーシャが(俺を)向けた先にあったのは、湖に面した木製の館だ、
ちょっとしたペンション程度の大きさはあるように見える。
ダークブラウンの木材と、赤い装飾で彩られたその館は、
月明かりと窓から溢れる光に照らされ、妖しさと美しさを兼ね備えていた。
家主の拘りを感じる、その館を見た感想は「ああ、リーシャが好きそうな奴だ」であった。
この館に辿り着くまで、まだ3日程度の付き合いでしかないが、その位は既に察せる。
移動中の彼女は、その身に纏う金色の鎧に泥が付こうものなら、
例え野良モンスターの襲撃中であろうと拭き落とす。
だというのに、モンスターを倒した返り血は、顔に付こうが気にする素振りも見せないのだ。
俺がその理由を尋ねて帰ってきた答えは、
「血は私を美しく見せるから」であった。
結局その血は、彼女が身に着けている生きた武器が、少しずつ吸い取り食事としていた。
だが、血が落ちるまでの間に出会った行商人は、いずれもギョッとした様子であった。
彼女の異名が鮮血プリンセスになった理由が、推し量れるというものだ。
まあ、アレだ。
たぶん
そして……
何を隠そう!俺も!そういうの!好きなのである!
木製のドアを開けて彼女が帰宅を告げると、館の奥からメイドが一人現れた。
足首まで届く藍色のロングスカートと、白のフリルが付いたメイド服に身を包み、
少しくすんだ銀髪は、後ろで団子状にまとめられている。
そして、そんなオーソドックスなメイドスタイルを塗りつぶすほど、
前髪が伸びっぱなしの為、目元が見えないのが印象的だった。
メイドがそんな事でいいのかという疑問面で。
リーシャは慣れた様子でメイドに荷物を渡すと、そのまま館の奥へと進んでいく。
館の内装は彼女の鎧と同じく、絢爛豪華という言葉が相応しいものだ。
金の刺繡が施されたレッドカーペット。
廊下にズラリと並べられた、奇跡のような品質の武器と防具の数々。
そして寝室には、ダブルどころか4人は寝れそうな、巨大ベッドが置かれている。
俺には家具の良し悪しなど分からないが、この家に金が掛かっていることは分かる。
どれもリーシャが選び抜き、或いは勝ち取ってこの家へと持ち帰ったのだろう。
その後も一通り、リーシャは俺と共に館の中を練り歩いたのだった。
さて我が主様は、恐らく本来の用途とされる人数では、使われないであろう、
流しテーブル*1の上座に陣取り、ワインを嗜んでおられる。
眼を閉じて澄まし顔で、さも一人の時間を楽しんでいるかのように見せているが、
俺は気づいている、彼女の爪先がソワソワと上下している事実に。
彼女が"何か"を待ち構えているのは明らか、だが自分から動くつもりは無いようだ。
ならば従僕たる俺としては、それに応えねばなるまい。
(我が主よ)
「!!ッ、……何かしら?」
リーシャはグラスをテーブルへとゆっくり置き、何でもなさそうに俺の言葉を待つ。
爪先は、ピンと上を向いた状態で静止している。
(屋敷、見させて貰った)
「……そうね、ご感想は?」
(美しく、それでいて洗練されているな)
「あら、それは光栄ね。具体的にはどの辺りが気に入ったのかしら?」
食いついては来た、しかしまだ求める物には程遠いようだ。
爪先は地面へと帰還したが、未だ飛躍の時を待っている。
(まず外観だが、黒と赤を基調とした館が月明かりに照らされることで、
我が主の美しさと残忍さを想起させ、見る者の畏れを呼び覚ます。
湖に館が映る配置なのも高ポイントだな、やはり湖には洋館が反射していなくては)
「……ええ、そうでしょう?」
フフンと笑い、リーシャは優雅に髪をかき上げた。
爪先は、交互にステップを踏み、宙と地面を往復し始めた。
プレゼンとしては落第物である、見る者へ主観を押し付けるばかりの感想。
拙いおべっかにも似たそれは、だがリーシャの心へは届いているようだ。
(黄金の
これで家主の"格"が分かるというもの。
招かれた客人は、我が主に平伏し仰ぎ見る他は無いだろうな)
「…ええ。そうでしょう、そうでしょう!」
もはや上機嫌である事を隠そうとせず、口元を緩めてワインを呷るリーシャ。
爪先は天を仰ぎながら、左右へも揺れ始めた。
今、『実際に招かれた客がどう感じるか』は重要でないのだ。
大切なのは『招かれた客にどう感じてほしいか』その欲望である。
(ところでこの長机、こんなにデカい意味はあるのか?
残忍さで有名な冒険者の家、それもこんな辺境のルミエストに建てられた館だ。
わざわざ訪れるような客、そういないだろう)
リーシャの顔が無表情になる。
静かに足を揃え、生来の鋭い目つきが俺を貫いた。
(さっき見たベッドもそうだ、この家に住むのは我が主とメイドのみ。
寝る時は一人なのだろう?アレほど大きなベッドである必要はなさそうに見える)
「…………、ええそうね。今の所、あのベッドを二人以上で使ったことは無いわ」
(つまり特に必要なく、あのサイズで置かれている訳か)
2人の間をひと時の沈黙が流れていった。
俺は、昔からよく相手の気持ちを汲み取れない奴だと言われる。
小学校の通知表でそう指摘されたのだから、筋金入りだ。
そんな俺だから、今リーシャの事をヤバいレベルで怒らせているのかもしれない。
だがそれでも、俺は思ったことを口に出し続けたのだった。
それは、リーシャのあの鋭い眼差しは怒りから来るものではなく、
それとも、運命を感じた、新しいこのご主人様と俺に、
同じ物を素晴らしいと思う、共通点があるのではないかと、期待したからか。
(他人に畏れられるが故に友を持たない我が主は、
ただ独りでこの長大な机を用い、食事をするわけだ)
「!!」
リーシャの目の色が変わる、興奮のあまり口元からギリ、と食いしばる音が聞こえる。
(そんな姿を見れば余人は、)
だが、俺の言葉が止まる事はない。
(……その在り方故、孤高であり続けるしかない姫君を幻視してしまうだろうなぁ?)
「ッッッッッ!!!そうなのよ!!!!!」
瞬間、リーシャは興奮を抑えきれず、両手をついて前のめりに立ち上がった。
今や爪先は地の底を指し示し、踵の代わりに全体重を支える役割を担っている。
「あなた分かってるじゃない!そうよ、これは必要だからワザと大きな家具を買ってるの!
なのにウチのメイドと来たら、やれ「無駄遣いはよせ」だの「掃除が大変だ」だの!
私のお金を何に使おうが勝手だし、大変でも掃除するのがアンタの仕事でしょうが!」
これまで演じていた、残忍で高貴な館の主人としてのロールをかなぐり捨てて、
堰を切ったように、この館の拘りについて力説し始めるリーシャ。
どうやら、今までに趣味の理解者がいなかったらしく、相当に語りたかったようだ。
「失礼いたしますお嬢様、追加のワインをお持ちしました」
息まくリーシャに対して丁度、と言うタイミングで、
先ほど彼女を出迎えた銀髪のメイドが、飲み干されたワインの補充へとやってくる。
「出たわねメイド。ふふ、これまではアンタにデカい顔をさせていたけれど、これからは二対一よ。
これからは思うがままに、家具を買い替えてやるんだから」
「おや、お嬢様が今まで、思うがままに振舞わなかった事があったとは。
驚きのあまり、私の心臓が飛び出すかと思いました」
「アンタ、ゴーレムだから心臓ないでしょうが!」
どうやら、このメイドはゴーレムらしい。
言われてみれば、手と腕のつなぎ目に、球体の関節らしき物が存在している。
「それだけ突拍子もないという事でしょう。
只でさえ、使い道の無い巨大な家具を、持て余しているというのに。
この前など、無駄に2つ目のベッドを買おうとしていたではないですか」
「あれは、アンタ用の奴だって言ったでしょうが、無駄じゃないわよ!」
「ゴーレムである私に、豪奢なベッドなど不要です。
結局、この家の管理は全て私がやるのですから、
掃除の手間が増える分、むしろ邪魔になるとさえ言えます」
なるほど、この巨大な家は全て、このメイド一人に整備されているらしい。
まだ仕事ぶりを見たわけではないが、相当優秀であると見込まれる。
「あーもう!昔からそうやって、自分のモノ持たないんだから!
言っとくけど、自分の配下にロクな報酬を与えてないって知られて、恥をかくのは私なのよ!」
「私はお嬢様の一族に仕えるべく、生み出されたゴーレムです。
報酬を欲しない相手に手厚く遇しては、
お嬢様の目指す残酷な淑女とやらに、差し障るのではないですか?」
「敵には容赦しないけど、仕える者への報酬は惜しまないスタイルでやってるからいいのよ!」
昔から、一族に仕える。
この辺りのワードから察するに、どうやらリーシャが生まれる前から、
彼女の家系に仕えていたようだ。
慇懃な態度も、小さい頃から面倒を見ていたからなのだろう。
ふむ……。
銀髪メカクレ幼馴染系有能メイドゴーレム(球体関節)…ってコト!?
おいおい、属性盛りすぎだろう。
新たな我が主もかなりの属性持ちだってのに、
このままじゃ、キャラを食われかねないレベルだ。
「さて、落ち着いたところで、私の目的について話しておこうかしら」
と、メイドインパクトに俺が呑まれている間に、向こうでは話がついていたらしい。
銀髪メイドは既に、別の仕事へと戻ったようだった。
リーシャは改めて席に着き、不敵な顔で朗々と語る。
先ほどまでの趣味にはしゃぐ様子とは違い、今度は獲物を狙うような興奮を抱えて。
(目的か、ただ生活の為に冒険者をやってるんじゃないって訳だ)
「ええそうよ、野望と言ってもいいわね」
そう言ってリーシャは、かつてないほどに口角を上げる。
「私の目的はシンプルよ。
誰よりも美しく、誰よりも強くなって、未来永劫に語り継がれるような英雄になるの」
(そりゃあ……凄いな)
「あら、歯切れが悪いわね。言っておくけど私の実力はノースティリスでも上位よ?」
気のない返事になったのは、そんなの不可能だと思ったからではない。
むしろ、叶えられる範疇にあると思っている。
幾ら弱体化した後で、不意打ちをだったとは言え、
単騎でジェイクの盗賊団『ミッドナイトを照らす炎』を容易に壊滅させたのは、尋常ではない。
40を越しているそのレベル、生きている武器に愛される特異なフィートは、
英雄の器たりえるだろう。
そして俺と言う存在は、他のどんな武器よりも高いポテンシャルがあると自負している。
自己評価の高い俺ではあるが、あのロックが俺に執着していたことから見ても、
自惚れだけでなく、客観的にも著しく優れた武器なのだろう。
俺を握ったリーシャは、いずれノースティリスで最強の戦士になれる。
そして、俺の魅力バフを受けて、元々の美貌が更に極まった彼女ならば、
名を上げるにつれて、勝手にその美しさも噂となる事だろう。
ならば後は、どうやって英雄になるか、だ。
俺はその方法について、断片的に知っている。
正確に言えば、この世界という舞台において、主人公がどのような道筋をたどったか。
そしてこの後ノースティリスにおいて、どのような動乱が起きるのか、をだ。
だがそれを伝えるには、俺が転生者であることから話さねばならない。
それが彼女への返答に詰まった理由だった。
さておき、ひとまずは目標とやらについて、話を進める事にしよう。
(ちなみに我が主は、どうやってその目標を達成するつもりなんだ?)
「まずは美しくなる所から始めるつもりよ。
有名になってからじゃ遅いもの。
私の名が広まる時に、その美しさも伝わるようにしなくちゃあね」
つまりは、魅力上げという事か。
「とはいえ、最近は伸び悩んでいるのだけどね。
あなたの話を武器商人から聞いて、即座に乗ったのは、
魅力を上昇させる能力をあなたが持ってたから、というのもあるわ」
これだけ美しさが急激に上がったのは、久しぶりよ。
と、リーシャは上機嫌に語る。
(潜在能力……あー、ハーブだとかは確り食べているのか?
アルローニアだとかは美容によく効くらしいが)
「もちろん、食事には気を使っているわよ。
ハーブは出来る限り買い集めてる、アルローニアが美容に良いのは有名だしね」
その辺りは抑えているか。
ゲームでも特に隠されてはいなかったし、この辺りは常識の範囲なのだろう。
「それに、食事の際は出来る限り美しい生き物を食べてるわ。
食べた相手が優れている程、その優れた点を取り入れられるのも有名だもの。
勿論、その時はメイドに上質な料理を作らせているわ。アイツ昔から料理は得意なのよね」
んー、ここは少しゲームの知識と話が違うな。
ゲームでは種族によって、経験値が手に入る能力の種類が違っていた。
それに対して、リーシャは相手の能力値に応じて、経験値が手に入るような物言いをしている。
だが、ここは向こうの話が正しいと思っておこう。
ゲームをこの世界に、或いはこの世界をゲームに落とし込むにあたって、
システム的な違いが、この差異として出ている。と思った方が、よさそうな気がする。
(すると、普段は魅力の高い相手を狙って、その肉を食べたりだとかしてるのか?)
「そう言う事ね。町の依頼で恋のキューピッド討伐なんかがあれば、積極的に参加するし、
私は人肉を食べるのに抵抗がないから、街道で出会った行商人が魅力的だったら、
そのまま襲って肉を持ち帰ったりもするわ。」
おお、蛮族だ……。と感じるのは、転生前の記憶があるからだろうか?
いや、そういう訳でもないだろう。
この世界でも鮮血プリンセスとか呼ばれて、恐れられてるし。
この世界での人肉食は、人肉を食べない者にドン引かれるものの、まあ受け入れられている。
だが、物を奪うためではなく、その肉を食べるために人を襲うのは、
この世界でも蛮族ポイントが高いと思う。
(その……大丈夫なのか?そんな事してたら美しさよりも、野蛮さで有名になりそうだが)
「ああ、流石に外ではこんなこと言わないし、街中ではある程度は自重するから大丈夫よ。
襲われた行商人だって、積み荷が目的だと思っても、自分の
(まあ、それはそうか)
そういった事は考えているらしい。
他人に対してはともかくとして、自分の目標については真摯に考えているようだ。
(そう言う事だったら、今まで通りに地道にやっていくのが良いんだろうな。
俺から気になる事があるとしたら……、
俺がレベルアップした時の獲得能力は、出来る限り魅力の上昇にした方が良いか)
「……どういう事?」
リーシャが不思議そうに、いや、ある程度察したのか、期待した顔で此方へ訪ねてくる。
(あー、ロックからそこまで聞いていなかったか。
俺はレベルアップするときに、ある程度まで方向性を選ぶことが出来る)
具体的には恐らく、名前の巻物で弄れば出てくる範囲のエンチャントなら、選べるのだと思う。
(そもそもで獲得できない能力は無理だが、魅力を上げる事ならいつでも選べると思う。
だから、もし我が主が望むんだったら、レベルアップの能力を全て魅力に回すこともできる)
「なるほどね、私は勿論ありがたい話だけれど、<<永遠の孤独>>あなたはそれでいいわけ?
魅力の能力は戦闘には直接かかわって来ない。武器としては中途半端になっていくのよ」
(構わない)
間を置かず、自信を持って俺は言いきる。
(我が主に握られた瞬間、俺は確信した。
あなたが俺にとって最上の持ち主だ、それ以上に優先することは無い)
「生きている武器である、あなたの寿命は私よりもきっと長い。
私が死んで手放した後は、その能力が足を引っ張って、疎まれるかもしれないわよ?」
ああ、確かにそういった面もあるのか。
俺の感覚としても、何百年も余裕で生きていける気はしているからな。
だが、
(それこそ、無用な心配になると思うがな)
今度は、純粋に不思議そうな顔をリーシャがする。
(我が主は、その美しさと強さで、世界に名を響かせるんだからな。
その英雄が使っていた武器ともなれば、さぞ皆の憧れとなるだろう?
疎まれる心配よりも、どの程度の力があれば次の主様と認めてやるか、そっちを考える方が有意義だ)
「……なるほどね、そう言う事なら受け入れさせて貰うわ。
その信頼の理由が、私の溢れ出るカリスマではなく、
私が生まれながらに持つ性質による物なのは、少々不服だけれど」
リーシャは拗ねたような、それでいて少しはにかんだ様子で顔をそらす。
「とは言え、今後全てを美しさに回すのも考え物よね。
あなたの力で魅力を引き上げるというのなら、私はあなたを身に付け続けることになる。
ならば、さらに強くなってもらう必要もあるもの」
(まあ、それはそうだな。
我が主が振るえば俺の力は著しく増大するとは言え、
魅力だけを伸ばせば、最終的には足かせとなるだろう)
彼女の性質をゲーム的に表現すれば、
『生きている武器のフィートによる能力値上昇が~倍になり、
五感を持つ俺に限れば、追加の属性攻撃を確定で発動できる程、調子が良くなる』
という感じである、非常に優秀であると言えよう。
だが、それだけだ。
今の能力のままではいつか「この先の戦いにはついてこれそうもない」となる事だろう。
「私が十分だと感じるまでは、魅力を上げ続けて頂戴。
でもそこからは、その時に必要と感じた能力を得てもらうわ」
(了解した、我が主が望むようにしよう)
堂々と背筋を伸ばし、俺に命令をするリーシャ。
その意を汲み従う事に、武器の本能として、喜びを感じることが出来るのは幸いだ。
「んー、でも魅力を上げて貰うとなると、暫くは戦闘能力は据え置きになるのよね」
(まあそうなるな。今のままでも、大概の武器には遅れは取らない、と自負しているが)
「そうかもしれないわ、だけど此処で妥協するつもりもない。
あなたを強くするために、先行投資をしましょう」
先行投資、か。
俺はロックが所持していたころに、武器強化の巻物による強化は一般的な限界まで受けている。
これ以上に武器を強くするとなれば、その手段は
「オブシディアン素材の武器は、弱くないけれど一線級ではないわ。
この私が握るにふさわしい武器とするための、素材槌を手に入れましょう」
素材の変更、だろう。
俺とリーシャによる旅路、その最初の目的は素材槌の入手と相成った。