俺と時雨の艦これライフ!   作:Firefly1122

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前回のあらすじ!
コマネチ海ー3を簡単に突破し、コマネチ海ー4に挑んだ。その結果負けてしまった蛍たち。大量のカルビーメイトを不良在庫に抱えた蛍たちの前に現れた一人の少女。はたしてこの子は誰なのか!


10話.妖怪猫吊るし

ねこの手をもってぶら下げている少女が出てきた。ぶら下げているねこはどうやらぬいぐるみのようだ。

蛍「え~っと…君は誰かな?」

おれは優しく少女に問いかけた。少女はしばらく無言でこちらを見つめていたが、やがてねこを振りかぶって、バチンッ!俺の顔にねこを振り下ろした。まるで本物の猫が顔にぶつかったような衝撃だった。

蛍「いったぁ!いきなりなんだよ!ってあっ!」

少女は逃げていた。おれはすぐさま追いかけた。少女は艦娘たちの部屋へ向かっていた。

みんなは騒ぎを聞きつけて、部屋から出てきた。

蛍「みんな!その子を捕まえてくれ!」

みんなは一斉に飛びかかった。しかし少女はそれをするりと抜けて行った。そして向かった先は台所だった。おれがついたときには冷蔵庫をあさっていた。口には魚肉ソーセージをくわえていた。おれはそっと近づいた。少女はこちらに気付き見つめてきた。おれは優しく声をかけた。

蛍「よ、よしよ~し、怖くないからこっちおいで~」

グシャッ!俺の顔面で卵が飛び散った。少女が俺に向かって、卵を投げつけたのだ。

蛍「あのガキ~!もう許さねぇ!とっ捕まえてカルビーメイトたらふく食べさせてやらぁ!」

少女は逃げた。向かった先は玄関だった。おれは急いで玄関に向かった。玄関につくとそこには、少女を抱えた天龍がいた。どうやら買い物に出かけていたらしい。

蛍「天龍!捕まえてくれたのか!」

天龍「え?ああ、急に飛び込んできたからな。それで提督、この子は誰だ?」

蛍「知らないが、とてつもない悪ガキだ。とっととカルビーメイト食わせて追い出すぞ!」

時雨「それはかわいそうだよ」

天龍「そうだな」

時雨は少女に近づき、そっと声をかけた。

時雨「君の名前は何?」

少女は無言だった。

その後、時雨はいくつかの質問をするも少女はすべて無言だった。

時雨「どうしようか。この子、しゃべらないよ」

蛍「だから、カルビーメイトを食わせてさっさと…」

天龍「もしかしたら、しゃべれないとか?」

蛍(おれのことは無視かよ…)

時雨「君、もしかしてしゃべれないの?」

少女はうなずいた。

天龍「まいったな…しゃべれないんじゃどうしようもないな」

時雨「しばらく預かることにしようか…いいよね?提督」

蛍「はぁ!?なんでだよ!」

時雨「いいよね?提督?」

蛍「…はい」

時雨「そうと決まったらお世話役、だれにしようか」

蛍「無論、天龍で」

天龍「はぁ!?わたしかよ!」

蛍「だって、子供をあやす達人だろ?」

天龍「いつそうなった!?」

時雨「天龍、お願いできるかな?」

天龍「い、いやだよ!」

時雨「お願い、できるかな?」

天龍「…はい?」

時雨が怖かった。天龍が少女をお世話している間に、俺たちで情報収集をしに行った。

おれは、情報屋のところへ向かった。

蛍「よっ!また情報をもらいに来たぜ!」

情報屋「お前さんかい。今回はなんだ?」

蛍「この子を知っているか?」

おれは少女の写真を見せた。

情報屋「なんだ?お前さん、そんな趣味があるのか?」

どうやら誤解されているようだ。

蛍「違う違う!この子はな…カクカクシカジカ」

情報屋「ふむ…なるほど、これは妖怪猫吊るしだな」

蛍「妖怪猫吊るし?」

情報屋「ああ。猫のぬいぐるみの手をもって吊るしてるように見えることからそういう名がついた。別名エラーネコともいう。あと、いたずらが好きらしい。数人しかいないが、そのエラーネコにいたずらされて、困ったっていう提督もいるようだぞ」

蛍「エラーネコ?なんだ?エラーって」

情報屋「エラーとは、通信環境が悪かったりして…」

蛍「いや、そういう意味じゃなくて」

情報屋「冗談だよ。エラーネコは提督の部屋に報酬とかを持ってくるロボットいるじゃないか。そのロボットがエラー吐き出して変化したのがこのエラーネコだよ」

蛍「じゃあロボットなのか?」

情報屋「一応な。しかし自意識があるとは…もはや人間と思ってもいいんじゃないか?」

蛍「そうか…で、どうしたらもとに戻る?」

情報屋「元に戻す方法はまだ見つかっていないよ。しばらくは一緒に住んでみたらいいさ」

蛍「まじかよ…あっそういえばロボットがその子なら、報酬は誰が持ってきてくれるんだ?」

情報屋「本部に言いに行きなよ」

蛍「はぁ~」

情報屋に情報料として、5000円支払った後、部屋に戻り、手に入れた情報を話した。

蛍「ということで、報酬をもらいにいく者を決める」

時雨「多摩とかどう?」

多摩「多摩かにゃ?別にいいにゃ」

蛍「よし。ありがとな、多摩。じゃあしばらくその子は天龍の部屋で預かってくれ」

天龍「はぁ!?おれの部屋かよ!」

蛍「ああ、もうなついてるじゃないか」

エラーネコは天龍の足にしがみついていた。

天龍「仕方がないな…わーったよ」

蛍「う~ん、それにしても、名前がないのは不便だ。名前は…猫でいいか?」

エラーネコに問いかける。エラーネコはうなずいた。

蛍「じゃあ今日からお前の名前は猫だ。よろしくな」

猫に手を差し伸べる。ねこで叩かれた。

その後、また追いかけっこが始まり、時雨におれだけ説教されて終わった。




好きなお菓子はカラビー!Firefly1122です。
みんな大好きなキャラクターである、妖怪猫吊るしが出ましたねwおれはあったことがありませんw次回は番外編2です。いまから内容考えなくちゃ…ということで、艦これ放置して内容考えてきますw
最後に閲覧ありがとうございました。次回も見てくださる方は気長に待っててください。
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