夜中の3時に投稿してるのは、12時からノンストップで書いてるので・・・。
実は不定期更新になるはずだったのですが、まだ余裕が出来たので、可能な限り、次の話をドンドン作っていって、投稿していこうと決めたからです。
たぶん、不定期になるのは3月の下旬あたりかと・・・。すみません。
さて、第1話ですが、これも長くなってしまいました・・・。
少しでも省きたいと思っていたのですが、これが本当に難しくて・・・。
ノロノロとした表現や文章ですが、それでもよろしければ、続きをどうぞ。
「んあ・・・?」
ガタガタと揺れる音と振動で目を開ける。
青い空、雲が一つもない、快晴だった。太陽の光が眩しくて思わず手で遮る。
「ん?おお、旦那起きましたかニャ!」
頭の上で声が聞こえてきた。
むくりと横にしていた身体を起こして、声の方向に視線を向ける。
「おはようごぜーニャス、旦那!よく揺れるのに眠れるニャね~」
このアイルー。ボクが村を旅立った後に偶然会って、よければどこかの村まで乗せてくれないかとお願いしたらすぐに了承してくれた。
なんでも「ユクモ村」という温泉やそこで採れる特産タケノコが有名なんだそうな。
一つの拠点に留まらず、世界を旅しようと実行中のボクが初めて立ち寄る村だ。
いったいどんな村なのか、そしてそこにはどんな情報が待っているのか、とても期待に胸が高鳴った。
「ありがとう。君が乗せてくれただけでも充分なほどの安心があったからよく眠れたんだ」
「ふ~ん、旦那はいつも村に帰ってベットで寝てるんじゃニャいのか?」
「いやぁ~、ボクは旅に出たばかりのハンターだから、いつも野宿だったんだ」
「え!?野宿!?よ、よく生きてたんだニャ・・・普通ならモンスターに襲われてるニャよ?」
「あははっ!さすがに気配を感じる事は出来るから、その度に起きて逃げてたりしてたよ」
頭をポリポリと搔きながら思い出す。やっとの思いで安全な寝床を見つけたと思ったらそこは飛竜の寝床だったり、肉食のモンスターの巣穴だったりなど、散々な目に遭った事が何度かあった。
木の上で寝ていたとしても、リオレウスが近くを飛んでいる時は見つからないように隠れていたりした。
おかげで、あまり心から休まる睡眠など、出来るはずが無かった。
このアイルーがガーグァの荷車に乗せてくれて、寝かせてくれるだけでも充分だった。誰かが傍に、たとえアイルーでも安心できるのだと改めて思った。
「ねぇ、あとどれくらいで着きそう?」
「そうニャね~・・・あと2時間もすれば着くと思うニャ。もうすぐニャから、まで寝てて・・・ニャ?」
「ん?どうしたの?」
「だ、旦那・・・空、空が!!」
アイルーが空を指していると、突然周りが暗くなった。
慌てて空を見ると、さっきまで快晴だったのに、雲が辺り一面、厚く広がっていた。
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「旦那!しっかり掴まってニャ!!なんかガーグァが慌ててるし、普通じゃないニャ!!」
あれからたった数分しか経っていないのに、大雨だった。
雷が鳴り、あまりの雨粒の多さに視界が狭まっていた。
ハンターシリーズを着ているとはいえ、この急変の悪天候、そして視界の悪さがとてもまずい。
途中でモンスターに出会ってしまっても、この大雨の中で父さんからもらったアイアンソードもまともに振れない。どこから急襲してきてもおかしくない状況に、ボクは警戒し続けていた。
「まだ村まで掛かるの!?」
視線をキョロキョロと荷車の後方を見回しながらアイルーに大声で聞いてみた。
「まだまだ掛かるニャ!しかし、こんな天気は今まで経験したことニャい1番の大雨ニャ!!」
まだ掛かるか・・。そんな事を考えながらいつでも武器が使えるように、両手で持つ。
「旦那!いざという時には頼みます・・・・・ニャーーー!!!!」
「クワァーーー!!!!!!!」
突然荷車が大きく振れてしまい、バランスを崩す。
そして雨の中、荷車は水浸しになっており、足を滑らせてしまった。
「うおぁ!?」
そのまま崖の方にまで放り出されてしまった。
「だ、旦那ぁーーーーーー!!!!」そんな声が聞こえる中、ボクはアイルーが遠のいていくのを感じて理解した。
あぁ、ボクは今、落ちているのか・・・。
そんな事が分かっても、もうどうすることもできなかった・・・。
背中に何か固い物が当たった。
そんな事を感じた瞬間、一気に体中に強い痛みが走る。
バキバキと何か折るような音を聞きながら、それでも落下する速度は緩まなかった。
ドサッ。
意識が朦朧としている。
痛みで身体が動かせない。寒い。
自然と瞼が重くなってきて、視界が狭まってきた。
何かが聞こえる。
モンスターの、咆哮するような声が。
それを最後に、ボクの意識は途絶えた。
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頬を何かが伝わる。
また何かが伝わった。
それを確認しようと手を動かそうとする。
ズキッと痛みが全身に走り、意識をはっきりとさせる。
「ぐうぅ・・・・。こ、ここは・・・?」
意識が覚醒し、周りを目を動かして確認する。
森の中だ。地面には背の低い雑草が生えている。
目の前の草には、露がある。回りにも水溜りが何箇所かできている。
それを確認したボクは、強い痛みを我慢しながら身体を起こす。
空を見ようと上を向くと、何本も枝が折れており、すぐにボクが落ちた跡だと分かった。
空は、すでに元の様な快晴になっていた。
「うぅ・・・・・・や、薬草と、アオキノコ・・・・」
腰にあるアイテムポーチから少しの薬草とアオキノコを取り出す。
痛みを堪えながら調合セットを取り出して、すぐに調合を行った。
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「ふうぅ・・・出来た」
深く息を吐きながらボクは呟く。数分掛けて回復薬が出来たのだ。
途中で余りにも酷い痛みがあった時は中断しようとしたが、それでも作業を続けて無事に5個の回復薬を作れた。
調合書が無いから、記憶頼りで作ってみたが、無事に出来てとても安心した。
「うぐぐ・・・・沁みる・・・・」
防具を脱いであちこちの傷口に塗っていく。
一瞬だけ沁みるのだが、すぐに痛みは引いていく。やはり何かあったときのために用意していて良かった。
しばらくして痛みがなくなると、ボクは慎重に歩き出す。
なにせ、あの崖から落ちるときにアイアンソードから手を離しており、今は丸腰の状態だ。
今、モンスターに出会うと何もできない。モンスターの剥ぎ取り用のナイフも使えるが、それでも圧倒的に不利な事に変わらない。
すぐに見つけなければ。そうでないと、すぐ近くに死が寄ってきてるかもしれないから。
そんな焦りを感じつつ、ボクは歩き続ける。
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「み、見つからない・・・」
長く歩き続けても、ボクの武器は見つからなかった。
崖から落ちる直前まで握っていたのだからすぐに見つかる・・・そんな甘い考えをもってしまっていたからなのか、疲労感はさらに圧し掛かってくる。
太陽もすでに真上辺りにまで来ている。すでに昼の刻なのだ。
ポーチに入れていた母さんからのサンドイッチもあるのだが、今は早く武器を見つける事に集中した。
食事中にモンスターに見つかると、そのまま食事のメニューにされかねない。
すこしだけボクは足を早めた。
「・・・・・・・ぐぬぅ」
「え?」
突然、誰かの声が聞こえた。
周りをぐるっと見回したが、それらしき人物はいない。
ただ、洞窟を見つけた事を除けば。
(誰か・・・いるのかな?)
その洞窟は大きな穴が開いており、飛竜でさえも余裕で入れる大きさだった。
ボクは決心して、その洞窟の中に入っていくことにした。
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洞窟の中はあまり人の手が届いてないことが分かった。
風が通り抜けるように正面から吹いてきて、それがどこかの通路になってると理解できた。
「ぐっ!うぅ・・・・・・」
また誰かの呻き声が聞こえてきた。とても苦しそうで、今にでも途絶えそうな弱々しい感じがした。
ボクは歩く速度を上げて、早くその声の主を確認しようとした。
(もうすぐ大きな所に出るかな・・・・)
それを考えた瞬間、空気が変わった。
肌がピリピリするような痛み。
息をするのが辛い。
身体全体が、なにかの重圧を感じた。
今までこんな経験はなかった。否、無いはずだ。
この先に、何かがいる。
そう確信したボクは、強い重圧を感じながら歩く。
不思議と、恐怖を感じなかった。
少しずつ、大きな場所に近づいていく。
ボクは、勇気を出して、その場所に出た。
そこにいたのは、身体中に酷い傷を負った、荒い息をする、とても大きい黒い龍がいた。
お疲れ様でした。
さて、現在ハンター君がいる場所についてなのですが、「渓流」ステージの洞窟のようなイメージをしていただきたいと思っています。
そしてなぜ、あの龍がこの場所にいるのか、その説明は・・・。
次のお話で出来ると思います・・・・多分。
文章が下手なのでとても表現し辛いです。ですが、頑張っていきたいと思います。
第2話ですが、その龍はなんなのか、ハンター君はどうするのか、そしてどこにいったアイアンソード・・・。
次もがんばっていきますので、よろしくお願いします。
ありがとうございました。