Avisさんご感想ご指導ありがとうございます!Avisさんの教えを生かせるように、より多くの人に喜んでいただけるようにより精進いたしますので今後ともよろしくお願いいたします。
~ギルド内~
「…ん…ここは…」
「お!起きたか!皆!空也の奴が起きたぞ!」
「お!ほんとか!」
「やっと起きやがったか!」
「うるせぇなぁ…」
一瞬なぜ自分はここで寝ていたのかわからなかった空也だが気を失う前の出来事を次第に思い出していき…
(あぁ…そういえばミラって奴に負けたのか)
空也はどこか周りより勝っていたと思い込んでいたのかもしれない。だがそれもしかたないといえる親は武術の師範で村から一人で逃げ切り約2ヶ月もの間一人で生き抜いてきたのだそう思い込んでも仕方ないだろう。だが…
(なっさけねえな何のために自分の苦手な所をカバーするために特訓したんだよ…
これは一から鍛えなおさないとな…)
そして周りが宴会騒ぎをしている中一人話しかけてくる者が居た。
「やっとおきたかの」
「…マスターか…なんだ今特訓の内容考えてんだ後にしてくれ」
「そうか、それは悪いことをしたのう…
じゃが大切なことじゃ少しついてきてくれんかの?」
空也は一人呼び出される理由に一つ思い当たることがあった。
(エルザに追い打ちを掛けようとしたことでも怒られんのかね)
「あぁわかった。ついていくよ」
「ありがとうのぉ…ではついてきてくれるか?」
二人はギルドの奥にある個室に向かって移動していった。一人その後ろ姿を眺めてるとも知らずに…
~ギルド内 個室~
「ここなら大丈夫じゃろ」
マカロフはいくつかあった扉の前を通り過ぎ一つの扉の前で立ち止まった。
「ほれ入ってくれ」
(最悪はギルドから追い出されるか…そうなるとめんどくさいな…)
空也は自分がやったことに対する罰則がどのようなものか考えながら扉を閉めた。
そして空也の思考を中断させるようにマカロフが語りかけた。
「のう空也よ…おぬしに何があったかは詳しくは聞かんしエルザの事に関しても特には罰則はないが今度からは気をつけいよ?もし家族{ギルドメンバー}に無意味に手を挙げおったら…わかるよな?」
この時マカロフは自身の魔力を一瞬だけ空也にぶつけていた。それは空也という少年にとってはとても耐えきれず冷や汗が止まらず無意識のうちに一歩下がっていた…
いやでも解ってしまったのだ。現在の自分とマカロフとの圧倒的な差が。
そして空也には一瞬とは思えないほどの時間が経つとマカロフが語り始めた。
「まぁそんなに怖がらんでええ。さて、ここに連れてきた意味じゃがの…
おぬしの両親が亡くなっていると言うのはほんとかの?」
先ほどの圧倒的なほどの差を見せつけられた後こちらを心配するような顔で質問してきたマカロフに村から逃げ出した時のことを聞かれ先ほどまで怖がっていたのがウソのように抑えきれない殺意が少し漏れながらも返答した。
「ああそうだが…だからどうした。あんたには関係ないだろ」
空也は先ほどまで意識してマスターと呼んでいた呼び方が無意識のうちに変わってしまうほどにキレていた…村を襲ったモノ達に…なにより何もできずに逃げてしまった自分自身に…そんな心境に気が付いたのかマカロフが我が子を落ち着かせるように語りかけた。
「そうじゃのう…関係ないか…そんなわけなかろう!」
「…ッ!?」
「おぬしはこのFAIRY TAILの一員じゃ!FAIRY TAILのメンバーは皆家族じゃ。
家族が悲しんでおれば家族が励まし支えまた、他の者が悲しんでおればお前自身が支えてやるそれがギルドじゃよ空也」
そう言ってほほ笑んだマカロフに何故か安心させられるような感覚が心の奥から少しあふれて来たがそれが安心とはわからず混乱した空也が反論しようとしたところに…
「そんな綺麗事…」
「おいじっちゃん!」
「おい!マスター!」
突然の予期せぬ乱入 者が現れたのだ。
「なんじゃミラ!ナツ!ビックリするじゃろが!」
「そんなことはどうでもいいんだ!」
「そんな事って…ジージショック…」
「空也がギルドを追い出されるってホントか!」
「ぬ?」
「今日入ってきたばかりだぜ!少しぐらいめを瞑ってくれったていいじゃねか!」
「そうだそうだ!」
「おぬしらまで…」
いつのまにかナツとミラの後ろにまでギルドの面々が集まってマカロフに抗議していた。その中には追い打ちを掛けられそうだった被害者のはずのエルザもいた…一人の家族を救うために。
この時空也はというと…
(な…なんなんだこいつらは…わかんねぇ…)
いまだに混乱していたが一つだけ理解していた。それは
(なんでこいつらは今日会ったばかりの俺を助けようとしているんだ…)
ギルドのメンバーが自分を救い出そうとしていることだった。
そしてギルドのメンバーが各々抗議しているときにマカロフが叫んだ。
「うるさーい!!誰じゃァ!ワシが空也を追い出すとか言った者は!」
皆の抗議がマカロフの一声で止んだとたんに皆の視線は二つに向かった…エルザとミラだ
「マスターが空也を奥に連れて行くのをミラが見たといったから。もしかしたら私との闘いのせいで追い出されるのかもって…」
「話しかけるために探していたらマスターが空也を奥に連れて行くのをたまたま見かけてもしかしたらって…」
「そうかそうか…優しいのうおぬしらは…どうじゃ空也…おぬしが思っとるほどここの皆は冷たくはないぞい。じゃから直ぐにとは言わん…少しは気を許してもいいんじゃないのかのう。それに元より抜けさせる気はないしのうw」
空也は先ほどのやり取りを見て唖然としていた。そして先ほどまで混乱していたのが少し馬鹿らしくなりついに…
「そうだな、まぁ俺を倒したミラっつたか?お前なら少しは信用してやらんこともない」
「おい!なんで俺は信用しねぇんだ!」
「いたのかお前」
「なんだとぉ!」
「嘘だよ」
そういって空也から少し笑みがこぼれた。それを見て全員がまたわき始めた。
「お前笑えんのか!」
「意外といい顔すんじゃねえか!」
「このツンデレめぇ!」
「誰がツンデレだ!潰すぞ!」
そういってわめき始めた面々の中一人違う反応をする者が居た。
(わ…私だけ信用してくれるのか!?そ…そんな急に言われても…)
絶賛混乱していたミラを心配してか声をかけるものがいた。
「姉ちゃんどうしたんだ?急に顔を赤くして」
「うえ!?…ゴホン!!な…なんでもないぞエルフマン!」
「もしかして…もしかして!お姉ちゃん!」
「リサーナ!うるさい!」
だがこの言い合いも周りの喧騒に溶けて消えていくのであった。
「よし!じゃあ宴会を仕切りなおすぞい!」
「「「「「よっしゃぁ!」」」」」
「わしらの出会いを祝って…乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
皆がコップをぶつけあい上空に飛んだ雫はどこか夜空に浮かぶ星のようにきれいだったとか…
どうでしたか今回は?満足していただけましたでしょうか?満足していただけたなら感謝です!
未だにどこで改行するか悩みながらやっています(汗
次回も頑張るのでよろしくお願いします!