【オーバーロード】食事処もふキッチン【二次創作】(完結) 作:野神 汰月
再度来店したモモンガ様。どうやらとあるイベントに参加されるようで…?
それは正義バカことたっち・みーと奥方であるテル・ミーの懐妊祝賀会が行われた数週間後。とある週末の夜に、我らが可愛い骸骨ことモモンガがもふキッチンに再度来店した。
最近はあまりもふキッチンに来ることはなかったのだが…今日はどのような話が展開されるのやら。
「もふキチさん、こんばんわ(´ω`)」
ガラリと店の引き戸を開けて入店されるモモンガ。今日も今日とてギルマスにふさわしく完全装備である。ちらりと見えるモモンガ玉がせくすぃ(笑)
「おや、モンちゃんいらっしゃい(*^_^*)」
自分の店では久しぶりの顔にもふキチも穏やかに返事を返す…のだが
「けど悪い、今日はもう店じまいするんだ。この後用事があってなぁ(;´・ω・)」
「あ、はい。毎週この日は早仕舞いするのわかってはいたんですが、ちょっとお願いがありまして(;´Д`)」
毎週週末になるともふキチは必ず午後八時に店を畳む。それを知っていてなおモモンガは来店したようだ。
人を慮ることに定評のあるモモンガにしては珍しい行動だ。
「……まあ、あまり時間は取れないが少しだけならいいぞ?」
「ありがとうございます(*‘ω‘ *)」
モモンガはお礼を述べると入店し、いつものカウンター席に座る。
まあ、だいたい客はいないのでAOGメンバーが来るとカウンター席にしか座らないのだが…(某豊満わんこ女子以外は。彼女は座らずにもふキチ襲うし)
「で、お願いってなんぞ?めんどくさいのは勘弁してくれよ…たとえばどこぞの煩悩戦死を落とせとか、どこぞのエロゲの欲王を百回デスペナ喰らわせろとか…」
「…え?ペロロンチーノさんまた何かやったんです?((((;゚Д゚))」
名前でなく自ら付けた二つ名(不名誉)で指し示すもふキチに何か暗いものを感じたモモンガはガクブルした。
実はつい先日、ペロロンが急にやってきてまぁた「姉貴がエロゲに!!」とか喚くのかと思いきやいきなりスタイリッシュゲザ(スタイリッシュな土下座)をキメこう懇願したのだ…。
『もう一度あの時(懐妊祝い)のような料理喰わせてくださぁぁぁぁぁぁぁぁい!!』
もう訳が分からなかった。某契約を迫る白い淫獣(笑)のようにあきれ果てた声で思わず「訳が分からないよ…これだから煩悩戦死は」と言ってしまったほどだ。
まあ、気持ちは解らなくはない。こういったゲーム内でなければなかなかお目にかかれないような豪華な食事。それを一度でも味わってしまってはどうにかしてまた食べたいと思ってしまうのは無理もない。だが、それはそれとしていきなり訪ねてきてゲザって強請るのは違うと思う。
だからもふキチはこう言い返した…。「貴様の給料三か月分で食わせてやる」と。結婚指輪かよ(笑)
「速攻で茶ーちゃんにDM送って連れて帰ってもらったけどな!!(`・ω・´)」
「ああ、それで昨日
どうやら姉に引きずられて帰った後折檻されたらしい…。防御極振りなのにどうやったのかは謎である。
「で?あの鳥のことじゃないとなるとどうしたんだい?」
「ああ、そうでした。話が脱線してしまいましたね。実は今日、このリングヴィの中央神殿で行われるイベントに参加することになりまして(*‘ω‘ *)」
「ほぉ…あのイベント参加資格に当選したのか」
モモンガが言うリングヴィ中央神殿で行われるイベントというのはYGGDRASILのGM主催の抽選型参加イベントで、かなり以前に開催されたとあるイベントのリフォーム復刻版のことである。
このイベントはリングヴィの中央神殿に封印された神狼フェンリルに挑むというもので、いろいろな神話から選出されたワールドエネミーをかいくぐって最下層にある封印の間にいるフェンリル討伐を競うものだ。
これは一週間に一単位のPT・
何故そうなっているかというと、複数の団体が参加すると必ず諍いが起きる(ドロップや作戦指揮などで)ためだ。
「つまり、バフ料理のお持ち帰りがご希望か…」
「そういうことなんです、すみませんがお願いできませんでしょうか?(;´・ω・)」
「あ~…う~ん…。俺このイベントに関してはあまり手を出したくはないんだよなぁ…今までもそういったのあったけど全部断ってるから(´・ω・`)」
モモンガのお願いに対し、もふキチは非常に申し訳なさそうに答えた。
今までも何組かの団体がそう言ったことを願い出てくることはあった。何なら襲われたこともあるのだが尽く返り討ちにしている。そういった観点からいくら顔見知りどころか身内と言ってもいいAOGが参加するからと言って贔屓をするわけにはいかない。
「これがイベントとかじゃなかったら喜んで力を貸すんだが…すまんな(´・ω・`)」
「そうですか…いえ、こちらも無理を言うつもりはないんです。そういう理由でしたらスパッと諦めます。あ、用事あるんでしたよね?お時間とらせてしまって申し訳ありません(´・ω・`)」
お互いショボンアイコンを連打しながら申し訳なさそうに応酬する二人。特にモモンガはぺこぺこと頭を下げっぱなしである。「それじゃあ私はみんなのところに行きますね」としばらくぺこぺこした後モモンガは店を出て行った。
※※※
「…まさかモンちゃんたちが今日のゲストになるとはのぅ」
もふキチは店仕舞いをしながら独り言ちる。照明を落とした店内で、その声は少し後ろ暗いものがあった。
いつかはそんな日が来るだろうとは思っていた。だがまさか先日
「まあ、こうしていても始まらんか。仕方ない、
そう言ったもふキチはいつか見せたように無邪気に声を弾ませるのだった。
※※※
―同日・アームスヴァルトニル湖リングヴィ島中央神殿ダンジョン内にて―
【よくぞここまで辿り着いたな、矮小なる者どもよ】
何人ものギルメンの犠牲の下に最下層まで辿り着いた私たちは、これ以上ないほど絶望していた。
ここまで来るのに四種の神話のワールドエネミー、計十二体を搔い潜り(倒さなくても先に進める設計だった)なんとか辿り着いたのに…なのに…っ!
「クソがっ!!ラスボスならラスボスらしく単体で待ってろよ!!!」
荒い口調で私、AOGのギルマスであるモモンガが残ったメンバーを代表して思ったこと吐露する。
いま私たちの眼前にはこのイベントのラスボスである神狼フェンリルと、神話上その子供であるとされる
あのクソ運営!!いくら何でもあんな鬼畜なダンジョンを掻い潜ってきたのに最後の最後でやってくれる!
ここまでは一階層につき一体のワールドエネミーだったのにここに来て三体同時とか…だからクリア者全くでないんだよ!!
「キャーッ♪イケわん様ですぅ♡」
そんな絶望の最中、滅茶苦茶黄色い声を上げる人物が一人だけいた…。誰あろうギルメン一のケモスキー、餡ころもっちもちさんその人だ。
今現在この場にこれたのは私を含め六人。たった今ハッスルしだした餡ころもっちもちさんに茶釜さん、ペロロンチーノさんとウルベルトさんとたっち・みーさん。みんな結構疲弊している。
さっきまで餡ころもっちもちさんもへとへとだったはずなのだが、フェンリルとハティスコの二匹を見た途端元気になった。どうなってんだあの人…(汗)
【………矮小なる者よ、挑戦者よ。封印されし我が身なれどそう易々とやられはせぬ。さあ、かかってくるがよい!】
…あれ、気のせいかMOBであるはずのフェンリルから呆れの気配が。いや気のせいだよな?
何はともあれ最終決戦だ、気を引き締めていこう。
「茶釜さんはいつも通りヘイト管理お願いします!ウルベルトさんは魔法連発しつつ隙があれば
「「「「「応っ(ですぅ)!!」」」」」
私の指示に文句も言わず応えてくれるギルメンに感謝をしながら、ついに我らAOGとフェンリルの戦いの火ぶたは切って落とされるのだった。
え、その後どうなったかって?そんなの決まってるじゃないか……ボロッカスにされて負けたよ畜生がっ!!!
というわけ(?)で再度のモモンガ様ご来店&イベントでした。
…ここまでくるとだいたい読者の皆様にはもふキチの正体が解ってきたのではないかと()
さて、ここで皆様に質問です。
この後数話挟んでいよいよ異世界編に突入するのですが、ぶっちゃけオーバーロードだけだと当作は原作通りに話勧めるような二次ではないため続かなさそうなのです。
なのでぶっちゃけもふキチには世界の狭間的なところに飛んでもらってそこからいろんな世界につながりいろんな人をもふキッチンに招くようなごちゃまぜに時にしようかなぁって考えてるんですけど…いかがでしょう?
ご意見ご感想、お待ちしてます><
ではまた次回お会いしましょう。See you next ワンฅ^•ﻌ•^ฅ(今回犬?出たので…
もふキッチンを多作品と関係させることは
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ダメ。オーバーロード一本で
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いいよ。好きな作品とかかわらせちゃえ!