【オーバーロード】食事処もふキッチン【二次創作】(完結) 作:野神 汰月
スミマセン、本当ごめんなさい。茶釜さんのネタがあまり思いつかず、めっさ短い物になってしまうので後回しです(((
今回はもふキチの過去話回になります。ほのぼのしない(と思われる)のでほのぼのを求めてる方はキングクリムゾン!この話は消し飛ぶ!!ってやってください。
※誤字の指摘を受け速攻修正しました
彼はPKKer(PKをPKする者の事)だった。
彼がこのYGGDRASILを始めて二年。その間にいろんなことを知った。
その中でどうしても腹に据えかねるものがある。それが異形種狩りだった。
人種の間で不文律となりつつある人間――妖精種であるエルフ等もここに含まれる――以外をMobと同じように狩る行為だ。
異形のものはすべからくモンスターと一緒。だから狩る。
全ての人種がその思想を持っていたわけではなかったが、その考えを持つものが大半であった。全体的な割合で言えば七、八割の人種プレイヤーが異形種狩りの類だ。
彼がYGGDRASILを始めたのはサービス開始から一年ほどたった頃で、その頃にはもう異形種狩りは蔓延していた。初心者の頃に襲われた事もある。
特に憤慨したのは正義を名乗る集団が異形種狩りをしている事だ。
彼は語る。
「正義とは力を持たぬものの事だ。蹂躙され略奪され搾取されるだけのものの事だ。力を振るう者はすべからく『悪』であり、正義とはその悪に手も足も出ないものの事をさす言葉だ。力を持つものが正義を名乗るな。名乗るなら悪党を名乗れ」
「悪党には悪党の矜持がある。弱い者虐めしかできないやつは悪でも悪党でもない。ただのクズだ。そんなに弱い者虐めがしたけりゃ自分より弱いMobのPOPする狩場にでも篭ってろ」
「俺は悪党ではあるが『正義の味方』でありたいんだ……。それは、ああいう弱い者虐めしかできないやつらから搾取され続ける、力はあるがまだ弱い彼ら彼女らを助ける者という意味でだ。決して正義を振りかざす者のことではない」
「――まあ、けど結局は俺も弱い者虐めみたくなってしまうのだろうから、やつらと同じクズに分類されてしまうのかな?これじゃ二律背反だ」
彼は決まって最後には苦笑した。
しかし、そんな彼の思想に共感する者もいる。そんな中から数人のプレイヤーが彼の元に集い、いつしか小さな集団が出来上がっていた。
それがPKK集団(クラン)『魔天狼』である。
魔天狼は彼を中心とした六人のプレイヤーの集まりなのだが、基本はソロプレイ。何故なら彼がソロプレイヤーであり、あまり徒党を組みたがらないからである。
何故一人に固執するのか。誰かが尋ねた際、彼はこう言った。
「“昔から多くのMMO-RPGをプレイ”してきて、ソロが一番性に合ってるから……かな?別に人付き合いが苦手とか人見知りだとか言う事はない。それに、ソロの方が難易度上がってよりゲームを楽しめるじゃないか」
彼の言葉に多くのプレイヤーが「あ、コイツ廃人の類だ」と思ったのは言うまでもない。
そんな彼にいつしか二つ名が付けられていた。
【優しく非情な白狼】
それは彼の外装が純白の毛並みをもつ狼で、ある種のプレイヤーにしてみればとんでもなく優しく思え、ある種のプレイヤーにしてみれば非情で残忍という印象を与えていたためだった。
彼は今日も虐げられる今はまだ弱者と呼べるプレイヤーたちに救いの手を差し伸べる。悪党として…・・・正義の味方であろうとして。
そしてとある出会いがあり、しばらくの後――彼はクランを解散し、忽然と姿を消した。
それはとあるイベントが開始早々クリアされ終わった翌週のことだった。
ごめんなさい!何時もの約半分の代物になってしまいました・・・。
今回はもふキチの過去のお話でした。いかがでしたでしょうかね?
実はもふキチの思想は汰月の好きなとある作品に影響されたものです。なんの作品か判った人はこっそり言ってみて下さい。当たってたらきっと汰月は仲間がいたとはしゃぎまわります。犬のように!猫だけど!!
さて……茶釜さんのネタ早く考えねば。感想お待ちしてます!
もふキッチンを多作品と関係させることは
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ダメ。オーバーロード一本で
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いいよ。好きな作品とかかわらせちゃえ!