今回は割と笑えたのですが……色々と無理があり過ぎる気がして……
番外編:もし、明久を幻想郷に引き入れようとした理由が全く別の理由だったら 1
もし、明久を幻想郷に引き入れようとした理由が全く別の理由だったら 1
「なんで吉井君を幻想入りさせようとしたのかしら?」
「なんでって?」
え? な、なんで八雲さんは僕を見て顔を赤くしているんだ?
なんでそんな気まずそうな顔をしているんだ!!
「まさか、僕には変な能力が眠っていて、その力を借りて何かの事件を解決してほしいとか?」
「い、いえ……そうじゃなくて……そのぉ~…………」
でも、そんな感じは全くしないんだよなぁ……
適当な事を言ってみたけど、全く違うみたいだし?
「幻想郷の危機ではあるわね…… でも、その……理由がちょっと……」
「「いいから早く言いなさいよ! 歯切れが悪すぎるのよ!!」」
ヤバイ! 綿月姉妹の二人がキレた!!
お願いだから話を進めてよ!!
「……ええ、実は幻想郷はある危機に見舞われていまして、その為に”吉井君を”借りたいと思っている所なの」
「その為に何かの敵と戦うとか、説得するとかして欲しい的な感じなの?」
「確かに貴方はかなりの”霊力”を有しています。 幻想郷の管理者としてそれなりに人を見る目や力はあると思っているわ」
そんなマンガっぽい事を言われても困るんだけど…… いや、うれしくはあるんだけどさ……
「だけど、その力は幻想郷では”女”しか使えないの。 貴方が女だったなら確実に大妖怪相手でも力でねじ伏せる事が出来る程に……」
え? じゃあなんで呼び出されたの? それじゃあ僕はただのエネルギータンクでしかないじゃないか?
「貴方を呼び寄せようとした理由だけど、今、とある異変のせいで男たちが人妖問わず根こそぎ誘拐されてしまってしまったのです」
え? どれだけ凄い事になっているの?
幻想郷ってところの人達がどれだけいるのかは分からないけど、大騒ぎする程の大事件だとしたらかなりの人数になるんだろうか?
「そこで私は考えたの。 男が根こそぎ攫われたというのなら……」
「「「言うのなら??」」」
八雲さんの言い出した言葉は僕らの予想の斜め上を行くとんでもない事だった……
『外から霊力の高い男の子を連れて来てそいつに世継ぎを作らせちゃえばいいじゃない!!』……と。
「「『外から霊力の高い男の子を連れて来てそいつに世継ぎを作らせちゃえばいいじゃない!!』じゃない! なに良い事思いついたみたいなドヤ顔してるのよ!! そんな事の為に連れて来たって言うならいちいち私達を巻き込むな!!」」
二人共とうとう我慢の限界を超えて、八雲さんを袋叩きにし始めた。
しかも途中でキツネのお姉さんも乱入して文句を言いたい放題なあたりあのお姉さんも聞かされていなかったんだろうな……
「い、一応吉井君であるべき理由もあったのよ……って痛い痛い! 巻き込んだのは悪かったからもうやめなさいよ!!」
あ、逆ギレした八雲さん(馬鹿)が現れた時の裂け目を作って3人をその中に引きずり込んでいった。
ぼくのとなりに落ちて来たから、話をすすめたいんだと思うけど……
「今回外から選んだ子は吉井君だけよ。 吉井君ほどの霊力と幻想郷受けする容姿が無ければ今回の問題は解決できないから……」
「それってどういう事です?」
「私達の幻想郷の世界では霊力の強い男の子から寵愛を受けた女性の元に強い子供が生まれて来る…… そうやって歴代の博麗の巫女を継ぐに相応しい子供を作る事で幻想郷の維持を続けて来たの」
それってまさか…… はっ! 綿月さんとレイセンちゃんがいつの間にかいなくなってる!?
さてはめんどくさくなったからって逃げたな!!
「そう、私が頼みたいのは…… 吉井君! 君に幻想郷に入ってもらって、そこで女子の内の誰でもいいわ。 そこで次の博麗の巫女に相応しい世継ぎを作ってほしいのよ!!」
「全力で断る!!」
冗談じゃないよ! なんでいきなり異世界で女の子を口説いて子供だけ作って来いって!?
最低にもほどがあるじゃないか!!
「お願いしますううう! もう貴方ぐらいしかアテがないんです!! 他に霊力が高い奴らって言ったらいつ死ぬか分からない病床のジジイとか、女を奴隷とか物ぐらいにしか見ていない最低な奴らばっかで、バカだけど誠実そうでかっこよくて、霊力も最強級と読んでいい程の量が潜在的にもある理想の男の子があなただけなのよ!! 私の体でもいいから! どんな変態プレイでも聞き入れてもいいから引き受けてよー!!」
ふざけるな! なんで僕が女の子相手とは言え妖怪相手に子作りなんてしないといけないんだ!!
って、いい加減離れてよ!? 意外と力強いよこの妖怪さん!?
「人聞きの悪い事を言うな!! 僕を何だと思って……」
『なんだなんだ? うえからなにか聞こえるぞ?』
『なんか女の人の叫び声が聞こえたような……?』
ま、マズい!! もし年上の女の人にアダルティーな哀願をされながら抱き付かれているのに、それを強引に引き剥がそうとしている男子高校生の光景なんて見られたら……
…………死は免れない!!
「ふふっ……」
あ、やばっ、紫さんの口元がにやけてる……
「どんなヌルヌルプレイでもいいですからぁ~! 吉井君、お願いだから私を捨てないでぇぇぇぇ~!!」
『おい、いま間違いなく女の声がしたけど、吉井って奴が女を変態プレイさせた挙句に飽きたからって捨てようとしているらしいぞ!』
『オイオイマジかよ…… 吉井ってたしか最近観察処分にされたって言うあの……』
「分かった! 引き受ける!! 引き受けますから、これ以上僕の社会的信用が地に墜ちる前に幻想入りとやらをさせて下さい!!」
冗談じゃない!! この調子でいけば間違いなく僕は教師の物を平気で盗むだけでなく女まで食い物にして吐き捨てる最低な下賤士呼ばわりまでされちゃうじゃないか!!
なんて汚い真似をするんだ!!
「はーい! それじゃあ、幻想郷へ1名様ご案内で~す♡」
こうして僕は幻想郷とよばれる場所へと行き、世継ぎ作りをする事となった。
……もう僕お婿さんへ行けないよ…………
……もう泣いていいかな?
月の都side
「お姉さま?」
「うーん……」
お姉さまが珍しく考え事に集中なさっていらっしゃるわ…… 一体何を……
「よし、決めたわ!!」
「何をですか?」
「やっぱり吉井君をこっち側に引きずり込んでここでサグメちゃんとくっつけちゃおうって思うのよ?」
「さらりと怖い事を言わないでください!! なんてことをたくらんでるんですか!?」
なんか私の予想のはるか先を言っちゃってくれてるんですけど!?
「だってぇ、まえまえからサグメちゃんから結婚相手が見つからないって言って愚痴ってばっかだったし……」
「確かにそんな事を滅茶苦茶書き込んでいましたけど…… スケッチブックを買い替える必要が出て来るまで……」
「さすがにそろそろ付き合いきれないのよ。 ここらで吉井君を拉致……保護してサグメちゃんとお見舞いさせてくっつけちゃえば……」
「「お姉さまもなかなかに最低ですよ!!」」
ボツにした理由
1.書き続けていたら18禁になりそう
2.オリ設定が極端に多くなってめんどくさそう(今書いてるのも大概な気もするのだが……)
3.別にオリジナルで主人公を作っても良い。 主人公がアキヒサである必要性を全く感じない。
4.これが一番重要……「どこかのラノベで見たような気がする」
と言った感じですね。
皆さん的には如何でしたか?
感想待ってます!!