完成したのを投稿し忘れたまま、ドラクエの新作をやってた閻魔刀です。
スライムエンペラーを魔法特化にして作ると必死になっています。
次は秀吉編です。
天界に落とされた秀吉の運命は如何に!!
天界は今日も平和です……(遠い目) 永江衣玖
「「……ごめんなさい」」
「天子、衣玖…… お前らは本当にバカか!! 特に衣玖!! 我らが主たる竜宮の使いであるお前だけは天界では唯一まともだと思っていたんだがな?」
「毎日毎日仕事が忙しくて、掃除なんてしている暇なんて無いんですよ? 私は独り身何ですからしょうがないじゃないですか?」
「そうよそうよ! こんな事件を起こされたくなかったらわたしと衣玖との結婚を認めてもいいじゃないのよ!!」
「いくら恋人同士だからってやっていい事と悪い事があるだろ! いや、お前らの関係を認める気は無いんだが…… って、なにさらりとお前らの奇妙な関係を認める要求してるんだ!?」
「あ、あの……ワシは別に気にてはおらんから、この辺で……」
なぜワシはパシリにされたにも関わらずこの二人を庇っておるのじゃ?
あれからも「注文した昼の弁当が下界から届くからそれを受け取って来い」と言われて使いに出されたり、「わけのわからん生物を入れる籠を取って来い」と言われては天子(てんし)と呼ばれておる青髪の少女に尻を蹴られ…… 挙句の果てには「洗濯物が乾いたからさっさと畳め、シワになったらオシオキだからね!」と言われて見知らぬ女性ものの下着を含む衣服のすべてを畳まされたりと散々な目に会ったのじゃ……
そこをこの青髪の娘のお父様に見られて大騒ぎ…… 言い訳をするこの女子二人がゲンコツを喰らって正座をさせられておるのじゃ……
因みに衣玖殿は流石に服を着せられておるぞい? あんな不埒な格好で延々と正座など普通に考えれば虐待のそれと変わらんからのう……
「毎日きちんと掃除をしておればこんなことにはならんだろう? その気になればお前らならもっといい男を見つけてそいつに掃除くらいさせられるんだから……」
なんだか妙な方向に説教が向かってきておるのう。 多分この様子じゃとこの二人は全く聞いておらんじゃろう。
青髪の女子もボソボソと小声で愚痴っておるし、この調子じゃと今後もこう言う事が起こるんじゃろうなぁ……
これ以上の面倒事はごめん被るわい。 説教に気が向いている最中にここを離れ……
「そうそう、木下君といったね? 今日はもうこんな時間だ。 せっかくなのだから今日はここに泊まっていくと良いだろう。 今、我の使いの者が君の部屋と食事を用意してくれているから、良かったら遠慮なく食べて行くといい」
……ようとしたのじゃが見事に失敗してしまったのじゃ。
まあ、善意で夕食と部屋を用意してくれるのだし、せっかくだからいただこうかのう?
いきなりあんな目にあって、流石に疲れたぞい…… 電話が通じたら姉上に家に泊まる旨を伝えんといかんのう……
そう思ってケータイを取り出して連絡しようと思った矢先に、使いの服を来た女性が案内をしてくれるそうなので、連絡は後にすればよいと思って開くことなくそのままポケットにしまい直した。
この時、少しだけ待ってもらって姉上に連絡を入れようとするべきじゃったと後悔する事になるとは微塵も思ってなかったのじゃ……
another story天子・衣玖side
いつの間にか先程の爺や言葉の女の子がいなくなっていますね……
この空気から察して、いなくなって2時間と言った所でしょうか?
足の感覚がなくなってきたと思いましたけど、もうそんなにも時間が経っていたのですね……
「そう言えばあの娘は一体誰なんだ? 天子、最近あのような娘を下界から雇ったりしたのか?」
あれ? あの娘お父様の使いじゃ無かったの? 命令したらそのまま普通に掃除してくれてたからてっきり私が勝手に動かした使いだと思っていたんだけど?
衣玖にサインを送って聞いてみたけど、全く心当たりがないってしか返ってこないし……
「おい、なぜ二人共そんなに冷や汗を掻いている? その微妙に手元が動いているのはなぜなんだ?」
「「いえいえいえ! 何でもありませんよ?」」
「天子、お前もなんでここだけ急に敬語になるんだ?」
危ない危ない…… ハンドシグナルでサインを送り合っていたのがばれるとは思わなかったわね……
こうなったら……
『……衣玖?』
『……総領娘様』
緊急時用に総領娘様と開発した瞬きを中心に組んだモールス信号で会話をする事に……
どうやら総領娘様も同じ考えの様ですね……
「「逃げるわよ!!」」
「あ、こら! ちょっと待て!! 全員! あのバカ二人を捕らえろ!! ケツ引っ叩き直して、食事抜きでオシオキ部屋に放り込んでやる!!」
「ちょっ! 仮にも娘に何する気なのよ!! そう言うオシオキは3歳を最後に卒業するモノでしょ!?」
「お前らのバカさ加減を考えたらむしろ優しい方だ!!」
この歳になってお仕置きが尻叩きなんて冗談じゃないわ! 絶対衣玖と共に逃げ切ってやるんだから!!
明日には下界で騒がれている変なボールについて調べに行くんだから絶対に邪魔なんてさせないわよ!
「総領娘様! お願いですからおとなしくしてください! 今捕まってくれるなら総領様に黙ってこっそりと食事はお持ちしますし、衣玖殿と一緒の部屋を用意しても良いですから!!」
そんな単純な手に引っかかると思っているのかしら! あんまり私を馬鹿にするんじゃないわよ!!
あ、衣玖がいつの間にか前で大暴れしてる…… なんかいきなり「疾風迅雷」とか言って超高速移動までしてるし……
「衣玖さん、こういう時だけ滅茶苦茶早いですね!! 天界史上最速を更新できそうですよ!?」
総領様が放った敵がなにか言っていますけど、ここは無視で良いでしょう。
ああ…… 総領娘様の桃のような甘い匂いが掃除で疲れ切った私の体に活力を与えてくれます!
ココはもうあれですね、『愛する総領娘様との逃避行を遂げたのちに、二人で愛を深め合う時間を確保せよ』という竜神様の御意志なのですね!!(ぜんぜん違います)
「待ってくださ~ぃぃ……」
「なんでこういう時だけ凄い身体能力を発揮するんだよ…… あれだけの容姿と才能に恵まれているのに…… なんで頭だけはイカれてるんだよ……」
「『天才とバカって紙一重』って言葉が下界にあるらしいけど、あの二人を見ていたら納得がいくよ…… オレらじゃ束になっても敵いやしねぇ……」
ふっ! どうですか? これが二人の愛が成し遂げる『絆の力』です!
誰かに使われているだけの小間使い程度がどうにかできるとは思わないでください!!
「天子様! お願いですからおとなしくお部屋にお戻りください! 我々は別に大人しくしてくれるなら衣玖さんと付き合おうが結婚していようが、ハーレムを構築していようが別にいいんですから!! エロネタが増えて寧ろ我々にとってはご褒美ですから……」
「うるさい! アンタらの趣味なんてどうでも良いのよ!! 確か男はコッチが弱いのよね!」
「喰らいなさい! 総領娘様直伝のタマ蹴り術を!!」
「「「ありがとうございました!!」」」
うわっ……気持ちわるっ……
私と衣玖の金的を喰らっているのにむしろ悶絶しながら恍惚とした笑顔でお礼言うって……
私よりこいつらの方がイカれているんじゃないの?
「よし、総領娘様! ここは何が何でも逃げ切って見せますよ!」
「ええ、こうなった以上絶対に逃げ切って逆にお父様に私達二人の愛を認めさせてやる!」
「「その為に、まずはあの木下とか言う女の子を人質に取る! そして一度下界に逃げるわよ!!」」
another story 天子・衣玖side end
「ふぃ~、なんだか申し訳なくなってきたのう…… 迷惑をかけたお詫びだと言ってあんなにも豪勢でおいしい料理を振ってくれたるとは思わなかったのじゃ。 特に鮭をスパイスで味付けしてパイ生地で包んだあの料理は絶品だったのじゃ……」
とは言っても、流石に色々ありすぎて疲れたのう…… シャワーも浴びた事だし、姉上に連絡を入れて寝る事にするのじゃ…… ここまで遅くなってしまったのじゃから姉上は憤慨するに決まっているが……
まあ、そこは連絡を遅らせてしまったワシのせいじゃから仕方ないのじゃろう……
一度、ケータイを取り出して開いてみる。 じゃが、姉上にいくら電話をしてみてもなかなかつながらない。
どれほど電話を掛けても圏外と言う案内が出て来るのみ……
今いる場所が屋敷の奥深くなのだろうか? と思ったワシは一度外に出て掛け直そうと思っていたその時じゃった……
「「人質を確保おおおおお!!」」
「な、なんじゃ! お主ら一体何がどうなって…… のああああああ!!」
いきなり現れたのは先程まで説教されておったはずの二人ではないか!?
まさか、あれから説教に嫌気がさして逃げ出しおったのか!?
なんて行動力じゃ…… まるで明久と雄二を思わせるような行動力じゃのう……
呆れを通り越して関心すらするぞい……
「総領娘様! 人質を確保しました!」
「よし、このままこいつが案内された部屋に隠れるわよ! そののちに下界に逃げてそこでこいつを博麗の巫女に押し付け、適当に二人で暮らす家を確保するのよ」
な、何をかんがえておるのじゃ!? あらかた二人の関係を否定されて大喧嘩に発展したとかそんな所じゃろうが、やり過ぎではないか!?
「お、落ち着くのじゃ二人共!! そんな事をしてもすぐに見つかるだけだぞい! 一体何を言われたのかは知らんが、ここは落ち着いて話し合いを……」
「「アンタが外来人なのが問題なのよ!! 私達が下界に連れてアンタを元の世界に戻す手伝いをしてやるから黙ってここは人質になってなさい!!」」
「ちょっ、話がつながっておらんぞ!? なぜお主らの人質になる事が元の世界に帰る事につながるのか? それ以前に元の世界とはいったい何のことなのか、訳が分からないのじゃ!?」
「「いいからここは大人しくアンタが案内された部屋を教えなさい!! じゃないと尻をぶっ叩きまくって電流でも流し込んでやるわよ!!」」
なにはた迷惑な事を考えとるのじゃ! ……この者のお父上には申し訳ないが、わしも自分の身が可愛いのじゃ。
ここはおとなしく人質になっておくのが賢明なのじゃ……
「なるほど、お父様ってばこんないい部屋をアンタに回したのね…… 私の部屋はいろんなもので埋め尽くされているって言うのに……」
「ここ以上に広い部屋をいくつも持っているのに何が不満なんですか? しかもその内の一つは下界から取り寄せたって言うSMグッズとやらでいっぱいになっているから狭く感じるだけで、むしろ総領娘様の持ち部屋のなかで一番広いじゃないですか?」
「……もう、ワシはツッコミなど入れんぞい」
先程からこの二人が関わると碌な目に会わないのじゃ…… 姉上に電話しようとしても全然通じないし、一体何がどうなっているのじゃ?
「そのへんの無駄話は一旦終わり! 衣玖、こいつを適当に見張っておきなさい。 逃げ出すようだったら口ふさいで高圧電流でも流し込めばいいでしょ?」
「それは構いませんが、何処に向かうおつもりですか?」
少しはワシの命の安否も気にして欲しいのじゃ!
「緋想の剣(ひそうのつるぎ)を取りに行ってくるの。 あれがあれば見つかっても相手の弱点ついて瞬殺できる程度には便利だし」
「はぁ…… 緋想の剣を手に入れるまでは見つからないで下さいよ?」
「分かってるって♡ その間にこれから向かう”幻想郷”についてきちんと説明しておきなさい。 その娘も訳が分からないだろうから、ここいらできちんと説明しておいた方が良いと思うの。 もし外来人だとしたら私的には面白くなりそうだしね」
「分かりました。 では行ってらっしゃいませ」
衣玖に見送られ、青髪の少女はそのまま扉から出て行ってしもうた。
しかし、幻想郷とな? よくよく考えてみればワシは文月学園の屋上に行ってからここに来るまでの記憶が全然ないのじゃ……
これを機に何がどうなっているのか状況を整理するべきじゃな。
「総領娘様がいなくなった事ですし…… 改めて自己紹介させていただきます。 私は永江衣玖。 先程出ていかれた比那名居天子様の恋人で、ついでに”竜宮の使い”と呼ばれている妖怪でもありますわ」
「……はい?」
正直、すぐには信じられなかったが、認めるしかなかった……
ワシははっきり言って人のウソを見抜くのは得意な方じゃ。 じゃからこの永江が何かの冗談を言っているというのならすぐにでも分かるなのじゃ。 まあ、女子同士で恋人と言われても姉上の趣味であるBL本や、学園の女子の趣味嗜好のズレのおかげで大して気にするようなことでもないのじゃが……
だがしかし、もしかしたらこの者が天才的な詐欺師でワシの目すら欺けるほどの超人的な嘘の才覚の持ち主だと言うのなら流石にお手上げじゃ。
……だが、ここは信じる事を前提で話さねば何を言っても水掛け論にされて、話を先へと進ませてもらえる気がせんわい……
「ここは天界と呼ばれている、徳高き者達が住む事を許された一種の楽園なのです」
「楽園? それにしては……」
「頭のおかしいバカが多すぎると? それも仕方ありませんね…… 実際に、この天界の住人”天人”は大半がバカです。 徳が高いと言えば聞こえは良いですが、その徳の積み方の大半は困難に対して愚直と言ってもいい程にまっすぐに立ち向かっていった結果によって高まったものですから……」
大体言いたいことは分かったぞい。 要は程度の違いこそあれど明久のようなタイプしかおらんという事なのじゃな?
あやつもドが付くほどの善人じゃがどうしようも無い程のバカでもあるからのう……
まあ、永江が頭を抱えておるが、ワシが見てみた限りじゃとはっきり言って明久を超えるバカはここにはおらんじゃろう……
あやつのソレはワシらの理解を遥かに超越した規格外な発想を何度も見せてくれたからのう……
「ただいまー!」
「総領娘様! ……随分と速かったですね?」
「前と全く同じ場所に置いてあるんだもん。 だったら前と同じ手で奪う事が出来るから寧ろ楽勝でしょ?」
そう言いながら比那名居は自慢げにしながらその手に掴んでおる片手剣を見せつけて来たのじゃ。
自慢気に掲げるだけあって、その剣はとても美しかったのじゃ……
緋色のきれいな刀身は光り輝いており、軽く振っただけでこの部屋の家具を簡単に切断して見せておる。
どうしても取りに行っておきたいと言い出すのも納得してしまったのじゃ。
「それで…… 説明は全部しておいたのかしら?」
「いえ、総領娘様の御帰還が予想以上に速かったので、全部とまでは……」
「そう? じゃ、後は走りながら説明するわ。 この壁を切断するから少し離れていなさい」
比那名居が部屋の壁を切り裂いた後に部屋を抜け出す羽目になったのじゃが、その後に永江から話の続きを聞かされたのじゃ。
1.この天界の下にある下界に幻想郷と呼ばれている地があるという事
2.だがこの幻想郷は様々な妖怪がいて、ワシのような普通の人間では簡単に殺されてしまうという事(ましてや能力を持たぬ外の人間なら論外らしいのじゃ)
3.だが、下界にある博麗神社と呼ばれている神社の巫女”博麗霊夢”という少女ならば外の世界に帰してもらえるという事
「分かった? まあ、お父様は幻想郷や幻想入り関連の事件の事を殆ど知らないから、アンタに対して向けられている危険が全く分かってないのよ。 実際に一晩泊まっていけだなんて、行動遅いのにもほどがあるわ」
「むう……」
「……と、いう訳で木下さんはわたし達の手で迅速に博麗神社にまでお送りします。 天界で下界の電話なんて通じる筈もありませんし、ここで地上に降りればもしかしたら、貴方の持っているその”けーたい”とやらも通じると思いますよ?」
はっきり言って、今のワシの立場からしてみれば殆ど役に立たん情報じゃ……
いくらワシの足が二人よりはるかに遅いからと言って、横抱きで抱きかかえてと言うのは勘弁してほしいのじゃ……
一応、ワシも男なのじゃぞ?
「木下さん、一度ここで降ろします。 今から下界に降りるのですが、木下さんは当然空を飛ぶことは出来ませんよね?」
「ワシはそんな超能力者ではないぞい……」
「幻想郷じゃ、空を飛べるくらい別に珍しくもなんともないんだけどね。 じゃ、アンタ衣玖に背負ってもらいなさい」
そう言った比那名居が取り出してきたのは……
「なぜ荒縄を取り出すのじゃ!? まさかこれでワシを引っ張って連れて行く気なのか!?」
「そうですよ天子様! これはちょっと木下さんがかわいそうですよ!! 肌に跡が残ってそれを見られたら絶対に変態女子と認定されちゃいますよ!?」
あれ? 今、さらりとワシを女子扱いしておらんかったっか?
「何言ってるのよ? これは衣玖の背中に木下さんを背負わせて、落ちないように固定する為に用意したのよ?」
「なるほど、そう言う事ですか…… それなら大丈夫……なわけないでしょう!! 私にも跡が残ってしまうじゃないですか!! 余計嫌ですよ!」
「いやいやいや、そう言う問題ではないぞ! 単にワシを持ち運びしたいのなら普通に籠とか用意するっていう手もあったのではないのか!?」
「「……あ!!」」
本気で思いつかなかったのか……
今更じゃが、この二人に大人しく流されるべきではなかったのやもしれんのう……
「まっ、今更過ぎたことを後悔しても仕方が無いわ。 今はとにかく下界に降りるのが先よ」
「籠を取りに行く時間の方が惜しいしね」などと言い出した比那名居がいきなり剣を収めたと思ったら、ワシをいきなり抱え出したのじゃ……
そして、その眼前には丘のような物…… 一度下を覗き込んだのじゃが、間違いなくその下には雲と山のような大地……
ま、まさか……
「あ、あの比那名居殿? ワシはやっぱり一度戻って明日、落ち着いてから帰ろうとおも……」
「「もう遅~い!!(遅いですよ?)」」
ココは”腹をくくろう”と覚悟を決めたワシは不本意じゃったがワシを抱える比那名居にこれでもかと言わんばかりにしがみついたのじゃ……
永江曰く、もしこの一瞬の判断が無ければ、ワシは簡単に振り落とされて地面でミンチになっていたやもしれんと言っておったな……
「いざ幻想郷にしゅっぱーつ!」
「大丈夫ですよ。 なんだかんだ言って総領娘様がそのまま墜落したなんてことは………… ありませんか……ら?」
「なぜココで疑問形になるの…… って、飛び降りてから言うでな……あああああああああああ!?」
この時のワシは人生で初めて本気の悲鳴を上げてしまったと思うぞい……
なぜ? ……と言われると、そうじゃのう?
「あ、ごめん。 衣玖~? 悪いけど上から追いかけて来るバカ撃退してくるから、それまで木下さんを預かってて?」
その本気の悲鳴を上げてしまう少し前、先程までがっちりと支えておったはずの比那名居がワシを永江に向けて投げ飛ばしおったからじゃ……
永江曰く、一瞬でもタイミングが狂ったらそのまま下に落ちて「ミンチになっても不思議ではない」状況だったそうじゃ……
あれが原因で数日程高いところがダメになってしまったぞい……
はい、ここの天人は色んな意味でバカばっかりです。
レズやホモが湧き出て来るだけでも厄介なのに、それを元にエロ同人誌を書き上げようとする変態まで出てくる始末。
しかもそんな時に天子ちゃんと衣玖さんがバカ騒ぎを起こして収拾がつかなくなるのが日常です。
幻想郷に置いて最も文月学園に近い場所のつもりで書き上げました。
次は雄二編辺りかな……
そろそろ明久サイドも書き上げないと……