インフィニット・ストラトス~太陽の勇者達~   作:KPGver2

7 / 13
勇者集結
宇宙警備隊集結!


「はぁ…」

 

とため息をつくナタル

 

「ファイルス先生?どうかしましたか?」

 

と山田先生こと真耶が話しかけてきた

 

「ん~?あぁ…愛しの彼を追って日本に来たものの、対ドライアス部隊は潰れるわ会うこともできないわ、しかもなし崩しで教師になんてなってるし……憂鬱だわ…」

 

「あ…あはは…」

 

私の様子に苦笑いを返す真耶

 

予想外だった

 

対ドライアス部隊が出来てすぐに潰れるなんて

 

出来てまだ3年経ってないのよ?

 

なんでそれで潰れるのかしら……

 

……理由は分かっている

 

対ドライアス部隊がほぼ無意味だからだ

 

今から半年ほど前のドライアス一派との戦闘でISが手も足も出ずに撃墜されるどころか、戦闘をしたせいで余計に被害が拡大したんじゃないか?なんて言われてる

 

しかもその事件、解決したのがファイバードだっただけに更に必要ないとまで言われている

 

今までのドライアス一派の事件だって宇宙警備隊の三人が解決するかドライアス一派が去るかどちらかだけでしか解決していない

 

各国のIS部隊と到着が大して変わらないのも追い討ちをかけた

 

結果、部隊は税金泥棒扱いされた挙句あっという間に解散

 

で、テストを終えた新型ISこと銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)を専用機として持って来た数日後に解散宣言された私はそのまま織斑 一夏(ガーディオン)五反田 弾(サンダーバロン)が居るIS学園に教師として配属されることになった

 

ちなみにガーディオンこと織斑 一夏は受験で間違えてIS学園の試験会場へ行きISを動かし正体がバレたらしい

 

あの織斑 千冬(・・・・ ・・)の弟だと聞いていたけど随分抜けてると思った

 

で、IS学園は二人の所為でか騒動が絶えない

 

クラス代表を決める戦いだの、篠ノ之 束がIS学園に居候するだの、なんか軍人が来て事件起こして弟くんに惚れるだの色々あった

 

え?途中おかしいのがあった?

 

篠ノ之 束が居候と言う件?

 

ああ、なんでも勇者ISに興味があるんですって

 

勇者ISと言うのはファイバード、ガーディオン、サンダーバロンの三機に付けられた名だ

 

ISを上回るISとして世間から付けられた名前

 

ファイバード………

 

勇哉は一体何をしているのかしら?

 

 

 

 

 

 

 

「では、今から訓練を行う」

 

ISの練習?の授業が始まった

 

(織斑 一夏)はいつも通り弾と1on1をやらせてもらおうとしたら

 

「織斑くん又は五反田くんVS1、2組の専用機持ち全員+私で勝負をしましょう」

 

とファイルス先生が言い出した

 

「「はぁ!?」」

 

思わず大声を上げる

 

1対5!?か、勝てねぇって…

 

確かにガーディオンもサンダーバロンも現行ISじゃ話にならないくらいの性能だけど

 

「せ、先生!せめてそこは一夏と俺対にしましょうよ!」

 

「そ、そうだ!」

 

「だ・め・よ」

 

と色っぽく否定された

 

「但し、勝てたら何かご褒美をあげるわ」

 

と言う言葉に弾の雰囲気が変わった

 

「ど、どんなことでもいいんですか!?」

 

と言うとファイルス先生は悩んで

 

「キスとか性的な事とかそう言うの無しなら、ね♪私、これでも絶賛片思い中なのよ?」

 

と言う言葉で全員が驚いた顔をした

 

沈黙…そして

 

『えええええええええええええええええええええええええええ!?』

 

という大絶叫

 

これには俺も驚いた

 

ファイルス先生みたいな美人が片思いってマジか?

 

「「あ、相手は!?」」

 

と言って迫るセシリアと鈴

 

(相手が一夏さんだったら…)

 

(相手が弾だったら………)

 

(勝てるわけがない………)

 

「名前は~」

 

といって焦らすファイルス先生に

 

『名前は!?』

 

と詰め寄る女子大勢

 

箒とシャルロット、ラウラは興味なさそうだ

 

けれど…

 

ファイルス先生が言った名前は………

 

信じられない物だった

 

「火鳥 勇哉っていうここには居ない人よ。だから織斑くんと五反田くんを狙ってる訳じゃないから安心して」

 

「「「「え………?」」」」

 

と声を上げる俺、箒、シャルロット、千冬姉

 

火鳥 勇哉………?

 

「ファ、ファイルス先生!!」

 

「え?え?」

 

血相を変えて詰め寄ってきた箒に驚くファイルス先生

 

「ど、どうしたの篠ノ之さん?」

 

「火鳥………火鳥 勇哉ってどういう事ですか!?」

 

その箒の様子に騒がしくなる

 

「どういう事って?」

 

「あいつは………勇哉は生きているんですか!?」

 

『?』

 

生きている………そう聞いた箒に全員疑問顔だ

 

「生きてるってどういう…」

 

と続けて何かを言おうとしたファイルス先生の言葉を遮って

 

「勇哉は生きてるよ」

 

と言うシャルロット

 

「!?シャルロット…お前も知っているのか?」

 

と今度はシャルロットに詰め寄る箒

 

「う、うん…」

 

と答えにくそうに言う

 

流石にあんな詰め寄られたら答えにくいよな

 

「良かった………勇哉は………生きていた………」

 

と泣きながら呟く箒

 

「なあ、一夏。その勇哉って奴と篠ノ之さんってどういう関係なんだ」

 

と聞いてきた弾と聞こうとこっちを見る皆

 

「………俺と箒、束さん、千冬姉の知り合いだよ。幼馴染って言ってもいい」

 

「へえ~」

 

「でも………」

 

そう…あいつは…

 

「小学生の時くらいにあった飛行機事故にあったんだ」

 

『………え?』

 

と皆の表情が凍る

 

「だから、俺も箒も…あいつは死んだって思ってた」

 

生存者は絶望的…そう言われる程の事故………

 

だから俺達も諦めてた

 

「ったく…生きてたなら連絡の一つ二つ寄越せよな」

 

そうこの場にいない幼馴染に向けて呟く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で?」

 

「む?」

 

「これはどういう事かしら?」

 

そう言って私は(更識 楯無)はファイバードが持ってきた書類を叩く

 

「だからこの学校で住める場所が欲しいという要望書だ」

 

「入学するってこと?」

 

「居候が望ましいな」

 

…また面倒くさい事を

 

「手続きとか正体バレた時とか面倒だから、却下。………というよりも貴方!私の事パシリか何かと思ってない!?」

 

目を逸らすファイバード

 

「………入学届けにしておくわ…明日から来なさい」

 

苛立ちを抑えて冷静に言う

 

「了解した。授業は免除にしてくれると助かる」

 

「出てけ!」

 

そんなことできるか!!

 

 

 

というやりとりがあったことはこの二人+天災以外誰も知らない

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。