木々の間から差し込む日差しによって俺は目を覚ました。
「う、うーん・・・ハッ、ここはどこだ?てか体が動かない。」
そうだ、おれはばねを断ち切ろうとしてミスをしてそれから・・・わからん。記憶がない。意識を失っていたのか。ってばねがまだ切れてなかったのかよ。はずせれな~い。どうしよう。
てか、ここジャングル?
俺、かなり危なくない?俺、動けない、野生の動物来る、逃げられない、食べられる、THE END
いやだ。そんなのは絶対にヤダ!餓死とかもヤダ!転生、2日目で死亡・・・早いよ早すぎるよ
どうする俺、考えろ考えるんだ。
そうすれば、必ず何とかなるはずだ。
「がるるるるっ」
「ヘッ?」
転がって横を見る・・・ドドドドッドラゴンって、かあっこいい。
「ちょいいいいいいいいい待ってお待ちになって、僕はおいしくありませんよ。やめてよ~、ぐすん」
皆さん、僕は今日死んでしまうそうです。ああ、楽しかったなあ。今まで生きてこれてよかったな。最後に一言、わが生涯に一片の悔いなし(二日しか生きてない)ではでは(ToT)/~~~
ってこんなとこであきらめてたまるかあああ~~
あ、ドラゴンが焼肉を始めるそうだよ。僕をこんがり焼くそうですよ。モンハンで言う上手に焼けました^^ですね・・・もうね、ドラゴンの口から炎がすごくゴゴゴゴッという感じになってるよ
ばねのせいで動けない・・・こうなったのもじじいのせいだ
そうだ、こんなところで死んだらじじいや駄神をめったんめったんにできないじゃないか。
「俺は、俺はこんなところで死ぬわけにはいかないんだああ~~」
「うおおおお~動け動け動け、おれの身体よ、動けええええ~~」
ここでやらねば俺じゃない!・・・・
無理ぽ(T_T)
「なら、転がって避けるううう~」
目が回るし、地面に頭ぶつけて痛いし、草が痛いし、もうね、後ろから熱がすごい伝わってくるんだ
「熱い、熱い、熱い、余波があちいいい」
自分の横の地面がこげこげだぁ~、やばいやばいやばい。ちょ、死んでまうねん。わい、死んでまうねん。
草むらに転がってダイブ!をひたすら繰り返す。ふっふっふ、こういう単純な繰り返しの作業は慣れているのだよ。ゲーマーなめんじゃねぇぞ。こら
「よし。あそこからあのドラゴンは動いてねえ、いけるいけるぞ逃げ切れる」固定砲台みたいなものだ。よくみれば避けられる。
「って、飛ぶのかよ、うそん。やばい、身体的にも精神的にもやばい」
もう体は泥まみれに傷だらけ。火傷もある。
空からとか反則だと思うんだ。うん。
あ、周りよく見ずに転がってたら水の中にダイブしちゃった。ドラゴンからは逃げられるけど、溺れてしまうって笑えない
「がばっ、だれか、だずげてぐれ~」
「溺れる~~、ごぼぼぼぼっ」
あ、やばい。意識がだんだんなくなってきた。
と思っていたら水から解放された。
「へ、な、なんでおぼれなっ!・・・ああ~なるぼど、滝にこれからダイブするんですね、分かります」
「わあああああ~、落ちるううう~」
そうだ!今まで忘れてたけどスローだ!時間をスローにっ!
だんだんと落ちていくよおお~~
どうする、どうする?空間の術を使うか、いやまだ無理だ。練習が足りていない。
「ハッ!」
デバイスだ。そうだ。「set upじゃあああ~~~」
でもそれからどうする?すぐには飛べるようにならないと。でも俺ではすぐには飛べない。なんとなくそう思う。
他に他に方法はないのか?
「ッ!」
盾だ。盾がある。でも盾から落ちても衝撃が伝わってくる。なら、でもそんなことができるのか?
物一つぐらいの時間ならできるはずだ。やる。やってやる。今度こそ今度こそ、成功させてやる。失敗は成功のもとというしな。
時間を、盾の時間を固定する。そうすれば、この盾はなんの干渉も受けなくなるはずだ。あとは、バインドで俺と盾をぐるぐる巻きじゃあああああ~~
「すう、落ち着け俺。大丈夫やってやる、やってやるよ。対象は盾、時間固定、ロック」
「で、でで、できたあああああああああああよっしゃあああああ
成功キターーーーー」
「あとは自分と盾をぐるぐる巻きつけてやれば、バインドやったことないけど、ばねで縛られている俺なら、できるはずだ」
「おりゃっ」
成功キターーーー
そして、着地の「ばーっしゃーーん」と馬鹿でかい音をスローで聞きながら、盾って水に浮かぶのかなと考えていた。
これから少しずつ、主人公が格闘戦をするようになっていきます