高2の僕がなぜか異世界の王に成り上がる物語 作:永遠の二番煎じ
僕、ボブソン、アブラヒド、ザックは最前列で馬に乗っていた。
「長かった戦争が終わる。」
僕は修行の成果を出し切ろうと思った。
「そうだな、ラーニアに良い生活をさせてあげられる。」
ボブソン・ボブは妹のことを思っていた。
アブラヒド・ゴウケンは戦いが終わったら武道として最強心流と一戦交えたいと思っている。
ザック・シオロフスキーは魔天流のさらなる繁栄を望んだ。
僕たち4人の指揮官は一人の兵士として開城するよう要求した。
すると外門が開く。
キャンベル・マックはおびえていた。
「キャンベル、貧困の町以来だな。」
「カズナリ、そんなことはいいから早く終わらしてくれ・・・マック・アーロン王が変なんだ。」
「よし、4人で降伏宣言させよう。」
だがキャンベルは止める。
「いや・・・カズナリ、あんた一人で凶王を倒してくれ。」
「だめだ、4人で行こう。なあ、カズナリ士!」
ボブソンはこのまま城内に入ろうと言った。
「カズナリ、信じてくれ!城の中にはマック・アーロンだけだ。」
「もう南軍はここにいる兵士だけなのか?」
見渡すと、いや見渡すまでもなく二桁もいない。
「あいつは凶心流で部下を虐殺し続けたんだ、俺はもうおかしくなりそうだ。」
キャンベルは汗を掻き、瞳孔が開いた。
確かに、キャンベルの心を読むと恐怖心しか出てこない。
「分かった、一人で行こう。」
「正気か?罠かもしれないぞ?」
「俺が夜までに戻ってこなかったら城を焼いてくれ。頼むぞボブソン・ボブ大臣。」
「分かりました・・・こ、国王・・・」
ボブソンは動揺していたが俺の総司令官としての最初で最後の命令を聞いてくれた。
俺は馬から降り、神の剣だけをさげて城内に入った。
城内は邪悪な気が満ちており、魔物が住んでいる城みたいだ。
王の間に行くとマック・アーロン凶王が王座に足を組み座っていた。
「会うのは初めてだな、第100代目強心流武道継承者カズナリ・フジサキ。」
「ああ、お前が降伏すれば内乱は終わる・・・だが・・・どうやらその気はないらしいな!」
するとマックが消えた。
背後から後頭部にめがけて右足で蹴りを入れてきた。
俺は右腕で防いだ。
「ほほう、それが強心流の早さか・・・」
「いや、今はもう最強心流だ!!!」
回し蹴りをしたが避けられた。
間合いを取ってマックは凶心流の技を放ってくる。
「凶心流秘法、死神のお迎え。」
急に頭痛が襲う。
なんだこれは、これが死神に取りつかれた武道の技か・・・
左肩膝をつき頭を押さえた。
「ああああ!!!」
痛すぎて叫んだ。
「これで終わりだ、新国王はこのマック様だ!凶心流剣術!!!死神の鎌!!!」
刃が赤く光った剣をいつの間にかマックは持っていた。
駄目だ・・・こんなに俺の最後はあっけないのか?
この時人生で初めて死を感じた、それは死神のせいだったのかもしれないが。
するとまた、ユアン・カイル伯爵の時の様に鞘が光る。
これに賭ける!!!
身を神の剣に委ねた・・・
マックの赤い剣が俺を斬りかかった時、右手でとっさに神の剣を抜き防御した。
不思議と頭痛はなくなった。そして力がみなぎってくる。
「ほほう、俺をまだ楽しませてくれるのか。」
マックはまた間合いを取り、技を放った。
「凶心流死神剣!!!奪取!!!」
両手で剣を持ち、突くようにして突撃してくる。
「最強心流剣術!!!吸収!!!」
体が勝手に口が勝手に動く!!!
剣を逆手に持ち、マックの突きを防いだ。
「なら!!!凶心流武術最凶奥義!!!死神降臨!!!」
マックの貴族服は上半身が破けて、筋肉が膨らむ。
「最強心流!!!最強奥義!!!神の裁き!!!」
二人は正面衝突し、剣が交わった。
その音は城外にまで響いた。
マックの剣は折れた。
「凶王・・・勝負あったようだな。」
「まだだ!!!俺はこの世界最凶の・・・」
マックの体は下半身から石化していく。
(やはり、貴様に強心流は倒せないようだな・・・がっかりだ。)
「そんな・・・死神!!!」
哀れにもマックは全身が石化し砕け散った。
勝ったのか?俺は疲労がピークに達した。
俺はその場で倒れた。