高2の僕がなぜか異世界の王に成り上がる物語 作:永遠の二番煎じ
稽古が終わり、いつもの体を洗っている森の湖に行くと大きな石の上に髪留めのゴム、カーディガン、スカートがあった。
てことは、ルーシーは全裸なのか・・・
意識すると急に心臓が熱くなってきた。
「カズナリ?」
ダメだ、振り向いたらダメだ。ああ、でも、いや抑えるんだ。
だが振り向いてしまった。
濡れた金髪のストレートのロングヘアに綺麗な鎖骨、豊満な胸、くびれた腰、これ以上言うとR-18だ。
16歳の俺は・・・R-18を見てしまった。
このシチュエーションで勃たない男はいないだろう・・・
「鼻血、出てるけど大丈夫?」
恥ずかしがらないルーシーは多分そういうことを教えてもらっていないからだろう。
畳み掛けるように、
「タオルで鼻血拭いたら?」
これって・・・
「体拭いたタオルだよな?」
「うん。髪は拭いてないけど。」
「じゃあ、辞めとくよ。俺自分のタオルあるから気にするな。」
なんとか欲望を抑えた。
ルーシーはカーディガンを着始めた。
危ない、危ない。これは俺の弱い所だ。
ルーシーが湖を去るまでどこか探索した。
すると不運にも狼の群れと遭遇した。
「さあ!どっからでもきやがれ。童貞だが俺は同じ年の白人の少女の裸を見た、いや見てしまったんだ!!悔いはない!!!」
気が付くと狼を腕で絞め殺していた。
それを見た他の狼たちは逃げて行った。
これが老師流武道の修行の成果か。
その後湖で真っ裸で体を洗った。
異世界に来た当時は弱そうな細見の体であったが、今やボディービルダーぐらいの筋力が付いた。
そこにルーシーが再び来た、いや隠れて俺を見ていたようだ。
「ルーシー、僕に興味があるのか?」
あきらかにルーシーは俺の屈強そうな体に見惚れていた。
返事をせず、俺の右頬にルーシーは左手を当てた後、上腕二頭筋を触り、胸筋も触ってきた。
腹筋を触り・・・どんどんルーシーの手が下に・・・
「やめろ!」
ルーシーの暴走した左手を止めた。
「どうして?」
無垢な少女のように質問する。
「お前こそなぜ触りたがる?」
「私と違うから。だからどういう感触か触ってみたかった。」
間一髪で触らせなかった、途中で自分の欲を抑制できたのだ。
観られたモノは仕方ないが、何も知らないルーシーに触らせるわけにはいかない。
「いいか、俺を好きになれば触れ。いや好きな人のモノを触れ。」
いったい僕は真っ裸で少女に何を言っているのだろうか?
「好きって何?」
また無垢な少女のように質問してきた。
そうか、老師は野性的な部分は教えたが、こういうことは教えてないのか。
「好きってのはずっと頭の中に残るってことかな・・・」
好きの定義を自分なりに考えてルーシーに言った。
そして急いで学ランに着替えた。
その夜ルーシーが寝た後老師に相談した。
「そうじゃったのか。」
老師にてっきり怒られると思ったがなぜか安堵していた。
「なんでそんな顔してるんですか?」
「ルーシーも普通の女の子だということじゃ。」
どうやら性より動物を殺すことを生きがいにしていたルーシーが同年代の男に興味を持ったことがうれしかったらしい。
「これで継承は出来なくても・・・」
老師の言う事は分かった。
「いえ!!!老師。僕は老師流武道を継承をするまではルーシーに何もしません。例えルーシーが何をしてきても!!!」
老師は僕に期待するように、
「強心流武道じゃ。」
「きょうしん流武道?」
「そうじゃ、もしお前が継承すればちょうど100代目強心流武道継承者カズナリ師(匠)と命名される。私によってのう。」