ソードアートオンライン〜宝具と神鳴流を使いし者〜 作:御門 曉
おっす。おら二層に行くだ。おらは、ソラっす。
…やめよ、隣でユウキが変な目で、俺を見てる…心が折れそうだ。
んで現在、俺たちは、二層に上がる階段を歩いている。そっちからなら、楽に町に行けるからな。
「二層に着いたら何するの?ソラ?」
「ん?あぁ、前にユウキがβテストでなんか体術のエクストラスキルがあるって言ってたやつあるだろ?彼処に行くつもりかなー。他は精霊に関係ありそうな所をアルゴから聞いて、其処に行くつもりだな!」
「うん!分かった!んじゃ行こうよ!早く!」
「おい!待てよ。ついでに今言うけど、二層の攻略しないからな俺たち。」
するとユウキの足がピタリと止まる。
「どうして?やらないの?」
「取り敢えずクエストを全部やる予定だからな。全部やってたら、二層攻略間に合わないだろうし、一回迷宮区の裏側にも行ってみたいからさ。多分行けるような気がするだよな。一層は、行けんかったけどな…」
そう。俺たちは一層で、暇つぶしに探索した時に、2人で迷宮区の周り一周しようとして回れなかったのだ。あのPSPで出てきたSAOインフィニティ見たいに、迷宮区の裏に、裏ボスとかいるのかと、考えて結局いないというね。一層のラスボスは、地下の死神なのか?そんな予想を?立てた訳だが。なら二層から裏ボスが居るのでは?と、考えそんな予定があるのだ。
「成る程ぉ。やっぱりソラは、ちゃんと考えてるんだね!」
「ちょっと待て。ユウキ、それだと何も考えて無いように言ってるよな?」
「そうだけど?」
「ヒドくね?ねぇ、ヒドイよなユウキさん?俺もちゃんと考えてます。」
「あっ!そろそろ二層だよ!」
「無視ですか、ソウデスカ。」
「冗談だよー冗談!ごめんって、ソラァ!」
「しゃーねぇな。そんじゃあ、『体術』スキルもらえる所まで、案内お願いするな!ユウキ!」
「りょうかーい!んじゃ付いてきてね〜」
side out
キリトside in
「はっ、はっ、はっ、はっ」
俺はアルゴから、エクストラスキル『体術』の情報と、アルゴの髭の秘密を知った後、ひたすらこの破壊不能オブジェクトの一歩手前の岩を殴っていた。
しばらくすると、どこかで聞いた事がある声がして…
「着いたー!ここだよー!ソラ!」
「おーここかー此処が『体術』が取れる場所かー。」
と、一層のフロアボスで活躍した、ソラとユウキの二人がいた。
「ユウキ?!ソラ?!どうして此処に?!」
「ん?あ?キリトだったか?いや?此処で『体術』が取れるって、
「そーそー!ベータテストで最前線で活躍してたキリトは知ってたかどうか知らないけど、僕は最前線にいながら、かつクエストも一緒にしてて、体術の習得場所も知ってたってわけだよ?キリト!」
成る程、確かに俺はベータテスト時、最前線での情報しか知らない。上に上がることだけ考えてたからな。その階層のクエストは、あまりやってないな。と考えていると…ソラがプルプルしていた…
「ん?どうかしたか?ソラ?」
「…ププ…クッ…アッハハハハ!なんだその髭、おもしれー!あれか?あの青い猫型ロボット意識してるのか!ド○○もんか!?クハッ…やべッ違うな、この場合キリえもんの方が正しいな!クハハハハ」
…落ち着け、落ち着くんだ俺…どうせあいつも俺と同じ様になるだから…
「ハハハハ…ふぅ。でもまぁ俺もそうなるんだし落ち着こう…そんじゃ俺たちも逝ってくるな?」
「お、おう…」
そしてユウキとソラの二人は、あの爺さんのいる小屋に入っていってしばらくして…
「キャーーーー!?」←ユウキ
と叫び声がして
ドカーン!と小屋から出てきたのは、あの凄い早さで顔に塗ろうとしてる体術の爺さんと、その全てを交わし続けているソラがいた。…後から涙目の髭をつけられたユウキも出てきた。
「いきなり何しようとすんだ!爺さん、怖いだろ!」
「…どうして、塗られないんじゃ!大人しく塗られろ!小僧!」
「やな凝った!それなら体術でも使って、俺に無理やり塗ることだな!」
「…ほう!言うか小僧!ならやってみせようぞ!」
この時、俺はいきなりの事で気付いていなかったが、NPCである筈の爺さんが流暢に話して居るのに疑問に思ってなかった。本来なら、「はい」や、「いいえ」みたいな事をしか出来ない筈のNPCが、あそこまで話ができているのだ。疑問にもなるだろう。だけどあの二人は、後10分も塗り、交わしを続けていた…
そして二人は止まり、
「いい加減に大人しく塗られろと言うとるじゃろ!小僧よ!」
「…ふう。じゃあ敬意をもって「塗ってもいいですか?」って頼んでみろよw。爺さん」
「くっ…髭を書いてもいいですか?小僧よ…」
「ふっ、だが断る!」
「きさまーー!」
なんだこれ?
「でもいい加減、塗られるとしようかな、疲れたし。降参だ爺さん。大人しく塗られるよ…」
「わしも流石に疲れたわい。お主、此処まで出来るのであれば、体術はいらないのでは?」
「あくまで、形式上残しておきたいのさ爺さん。
「小僧…いや名は何という?」
「ソラだ。爺さん」
「そうか…唯一、わしの高速髭描きを避けきる者が現れようとは…ソラよ、お主にこの筆を授けよう。」
ピロリーン
『入手…『体術の名手の筆、髭筆・桜花』sta+20% vit+20%
概要:馬の王の髭の一部が使われている筆。』
後にあの筆を見せてもらった時にそう書かれていた。
side out
「それで、お主は『体術』を取得した事にしよう。何せわしのアレを交わしきったのじゃからな!達者でなソラよ!」ハッハッハッ!ガラッバタン。
『取得〈体術〉』
「よし取った。」
「「いやいやいやいやいや」」
「ん?ユウキ、キリトどうした?」
「いや無理だろ!あの攻撃交わすなんて!」
「何を言ってるんだ?キリトあんな攻撃、マシンガンの攻撃を避けるより簡単だろ?」
「はぁ?!」
「あぁ、確かにソラは、そういう練習してたね。ゴム弾避け。」
「はぁぁ??!!」
「いや?普通だろ?そんな訓練するやつなんていないと思うけど。」
「だろうな!」
「それよりユウキ、早く体術取れよ待ってるからさ。」
「う、うん!頑張るよ!」
そしてユウキは二日後、キリトは三日後にクリアした。
それからキリトと別れてから少し経った後、俺達は、一階層の始まりの街に戻ってきた。
「さてと、骨董屋で見つけたこれでっと」
取り出したのはギター、そしてピアノだった。
「いつの間にそれ買ったの?」
「ん?ついさっきだな。ピアノはいつの間にかストレージにあったけど。」
「んでコンサートでも開くの?」
「んまぁゲリラライブだな!二人だけで」
「いつから何処でやるの?」
「この始まりの街の黒鉄宮前の墓の周辺で、夜に変わる夕方くらいからかな?」
「曲は如何するの?」
「んー今んとこギターソロで三曲、ピアノで二曲かなー」
「そうなんだ。因みに曲名は?」
「えっと…………だ。」
「って事は私も歌うの?」
「そそ基本俺は弾く側だしねよろしくー」
「了解、ソラ。任された。」
そして…
夕方頃。絶望に浸っていた、始まりの街にいる人達は、いきなりの音楽を静かに聴き始めた。
ユウキが歌い、ソラが弾く…
「…泣いてるー君こそー孤ー独な君こそー…」
そしてソラが一人で歌ったり…
「…迷子の足音、消えたー…代わりに祈りの歌を…そこで炎になるのだろう…続く者の灯火に…」
最後は夜になり明るい未来に明るい曲を…
「いつからからだろーきみのことーをー…」
この時、始まりの街にいた
それから数時間後、祈りが届いたのか、二層のフロアボスがクリアしたという報せがあったのだった
はい…長らく更新が遅れた曉デス。
体術習得ですが、原作プログレで、凄い早さでキリトが髭を書かれたのを見てなんか書きたくなってたネタデスね。
因みにユウキも小刻みなら、拳銃程度なら避けられます。所謂某探偵に出てきた怪盗編でやってた拳銃を持った人達からどうにかするあれですね。
次にライブについてですが…大丈夫かなぁ。
最初のは、ガル○○のボーカルの曲の一部分です。
ギターソロが出来るからかなー…
二曲目は、某零式のEDの曲すね、あの曲よく聴いてます。歌詞も全部覚えるくらいに聴いてました。
ラストのあれは怪異がよく起きるあのアニメっすね。ベースとドラムがないのが悔みかなぁ…後々出してみようかな…
次回から本番な訳で、三層といえばエルフのアレですね。(ネタバレ?)
まぁあくまでオリストなので、キリト達とは多少違うルートです。
それでは次回…今月までにだせればいいな…