1話につき2回~3回に分けてお送りします!
それではどうぞ!
俺はユウタ、ひよっこ探偵だ。
俺は15歳の時、ポケモン探偵の道に進むことに決めて、名探偵になるために修行中だ。
何故探偵を選んだのか、それは小さいときからポケモンと触れ合っていたからだ…
ってあまり理由になってないけど、とにかくポケモンとともに世界を平和にしたいと思ったんだ。
それから俺はこの「チルット探偵事務所」に居候している。ここには所長のオリバーさんや、オリバーさんの秘書のマリさん、そして仲良しのサザン、ユミ、レイという優しい人たちがいる。事務所はそこまで大きくないけど、俺にとっては快適な場所だ。
そして俺のパートナーのミルホッグ!コイツは俺のエースさ!昔迷子の所を助けて、そこから俺の友達になったんだ。コイツは本当に活躍するから見ておけよ!
そして今日も、チルット探偵事務所に連絡が入ってきた…!
今度はどんな事件なんだろう…?
「団員に連絡。シンオウ地方ノモセシティで事件発生。シンオウ警察がすでに現地に入っている。現場にむかえる団員はただちにノモセシティへむかえ。」
ユウタとユミの無線に連絡が入った。
「ついに事件発生か!」
「いよいよ動き出したわね…!」
現在ユウタとユミはシンオウ地方「おくりのいずみ」にいる。最近この辺りで不審な人物が毎晩うろついているという情報を聞き、派遣されたのだ。
「おくりのいずみじゃなくて、ノモセシティで事件か…」
「きっと、いずみに近いノモセ大湿原のポケモンを狙ったんだわ。あの大湿原には珍しいポケモンがいっぱいいるから…」
二人はいずみを後にし、自転車でノモセシティへ走っていた。自転車を使えば大した距離ではないが、緊張と不安も重なっているため足が思うように進まない。
「二人とも、そっちの様子はどうなっておる?」
無線にオリバーの焦りの声が聞こえてきた。
「こちらからは何も以上は見えません!」
「所長、何かあったのですか?」
ユミが聞き返すと、オリバーはまたも焦りの声で答えた。
「どうやらノモセ大湿原で、謎の空間が発生しているらしい。ポケモンたちが逃げているのだ!」
やはり、大湿原か…二人はそう思った。
「さらに、グレッグルやドクロッグたちが興奮している!十分気をつけるんじゃ!」
「「了解!!」」
二人はさらに自転車を加速させ、ノモセシティへ急いだ。
ノモセシティ。
この街の大湿原にはたくさんのポケモンが住んでいる。多くはみずやむしポケモンで、彼らが生活をしやすい環境になっている。また、中央にはトロッコが走っているが、ポケモンたちが驚かないように、静かでクリーンなつくりになっている。いつもはサファリゲームで盛り上がっている園内も、今は警察だらけで辺りは静まっている。そんな中、二人の新人探偵が到着した。
「チルット探偵事務所のユミです。」
ユミはそう言って手帳を警備員に見せた。
「同じくユウタです。」
ユウタもユミと同じように手帳を見せて、警備員に聞いた。
「あの、中はどのような状況ですか?」
「今、この中はグレッグルが暴走している。警察が止めても数が増えるばかりで止まらないんだ。今上空からねむりごなで眠らせているんだけどね…」
確かに中はとても危険だ。ユウタは改めてそう思った。
「何故グレッグルが暴走しているのですか?」
今度はユミが聞いた。
「分からないんだ。中に何か巨大な謎の空間が生まれていて、それが原因らしいんだけど、その空間を作ったモノが見当たらないんだ。」
「不思議だな…ミルホッグ、どう思う?」
「みぃ…みるぅ…?」
「分からないかぁ…」
普段はたいていのことなら分かってしまうミルホッグだが、今回ばかりは解けないようだ。
「ミルホッグでもダメなの…?」
「仕方がない、中に入ってみよう。」
二人は、大湿原に入っていった。
「ぐぅ…!ぐう!!」
突然目の前にどくばりがとんできた!
「わぁァァ!」「きゃあァァ!」
「みるほっぐぅ!!」
なんとかミルホッグの「まもる」が間に合った。
「ありがとうミルホッグ!」「さすがね!」
ミルホッグは少し照れながらも、どくばりがとんできた方向をにらみつけた。
そこには、数え切れないほどのグレッグルが…!
「待ってくれグレッグル!俺たちは調査しに来ただけなんだ!」
「グレッグル!分かって!」
二人はそう言ったが、グレッグルたちは意に介さなかった。
「「「ぐれっぐ!!!」」」
一斉にどくばり攻撃!!
今度はもうだめか…?と思ったそのとき!
「サザンドラ!はかいこうせん!!」
聞き覚えのある声が後ろから聞こえた。そして…
ガガガガガガガガガ!!!!!!!!!
眩しい閃光に包まれた…。
二人が気がつくと、グレッグルたちは倒れていた。
「危ないところだったじゃないかぁ」
「やっぱりサザンだったか!」
彼こそがユウタの親友サザン、そしてパートナーのサザンドラ。
彼は遠く離れたコトブキシティから飛んできてくれたのだ。
「ありがとなサザン!サザンドラ!」
「おう。それより、謎の空間はどこにあるんだ?」
「それが、まだ見つけてなくて…サザンは何か見つけたの?」
ユミが聞くと、サザンはあるものを見せてくれた。
サザンの手のひらには、キラキラと光る石があった。
「これは…?」
「通称“ゆがみの石”さ。これはエスパーポケモンが超能力を使ってできる空間からたまに出てくるんだ。入口に落ちていたから拾ったんだよ。」
「これが落ちていたということは、犯人はエスパーポケモンを連れているのね。」
「その可能性は高いな。」
ユウタとユミが言う。
「この大湿原のどこかにゆがみ、そして犯人を特定できる証拠があるかもしれない。
グレッグルに注意しながら進もう!」
「ああ!」「ええ!」
三人は、大湿原を進み始めた…。
以上です!
コメント、ご指摘あればください!
次回もおたのしみに!