ポケモン探偵   作:YOUピカチュウ

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こんにちは。
今回は、前回の続きです!

それではどうぞ!!


第1話 ノモセシティの大事件~続~

三人が大湿原を進んでいると…

「あ!あれってヤンヤンマじゃないか!?」

ユウタが言った。

「本当だ!しかもあんなにいっぱい!」

サザンも興奮した様子で言った。

「今日はラッキーな日みたいね。」

「あ~!一匹捕まえたいなぁ…!」

「ダメだよユウタ。ここではサファリボールしか使っちゃいけないだから。ヤンヤンマが欲しいなら、入り口でボールをもらってこいよ。」

ちぇ…仕方ねえや。という顔でユウタは入口へと戻って行った。

確かにここにヤンヤンマが来るということは、かなり珍しいのである。普段はここには来ないヤンヤンマだが、繁殖期になるとこの湿原にやってくるのだ。

「じゃあユミ、俺たちはこの辺りで証拠を探そう。」

「ええ、じゃあこの子の力を借りるわ!いけっ!パチリス!!」

「ぱちぃ!」

ユミがボールを投げると、一匹のリボンをつけたパチリスが飛び出してきた。このパチリスは、かつてユミが幼い時に仲良くなったポケモンだ。得意なことは“ものひろい”

色々なものを持ってくるので、まわりの様子を探るのにはぴったりなポケモンだと言えよう。

「パチリス、周りに落ちている怪しいものを持ってきてくれる?」

「ぱちぱちぃ!」

パチリスは、ぬかるみの中を進んでいった。

「よしサザンドラ!捜査開始!」

サザンもサザンドラを出し、空からの偵察を頼んだ。

 

「みんな!お待たせ~!」

「みるぅ~!」

ユウタとミルホッグが戻ってきた。それもかなりのボールを持って…

「おいユウタ?そんなにボールもらってどうするんだよ。」

「きまってるだろ?ポケモンを捕まえて、俺のポケモンを増やすのさ!」

「みるみるぅ!!」

「ちょっとユウタ!遊びに来てるんじゃないのよ!?」

「分かった分かった、じゃあヤンヤンマだけ捕まえさせてくれ。」

ユウタは、一匹のヤンヤンマに狙いを定めた。

「ミルホッグ!くろいまなざし!!」

「みる!!」

くろいまなざしは、相手が逃げられなくするワザ。これでヤンヤンマは倒れるか捕まるかどちらにしかならない。

ところが、そのヤンヤンマは逃げられないのにも関わらず、高速で飛行を続けている。

逃げられないのに戸惑っているのだろうか?ひたすら飛び続けている。

「もう終わりにするぞ!ミルホッグ!10まんボルト!!」

「みぃ…るぅ!!!」

電撃がミルホッグの体からほどばしる!が、ヤンヤンマは一瞬ですべてかわしてしまった。

「ユウタ!ヤンヤンマの特性は“かそく”よ!」

「そうか!だからあんなに速いのか!」

かそく…この特性は、自分のすばやさが一定時間ごとに上がっていく特性。野生のヤンヤンマは、これを活かし、飛び続けていたのだ。

「アイツ…なかなかやるな!ミルホッグ!ヤンヤンマにとびつけ!」

「みるほっぐぅ!!」

必死の大ジャンプ…!しかしヤンヤンマは“ソニックブーム”で攻撃をしてきた。あっという間に何本もの刃がミルホッグの体を襲った。

「ミルホッグ!大丈夫か!?」

「みぃ…みるぅぅ」

申し訳ない…とでも言うようにミルホッグは顔をあげた。

「ヤンヤンマ!次は捕まえてやるからな!」

ヤンヤンマは飛び去って行った。

「おしかったな。あともう少し早く攻撃していればな。」

「また次ゲットすればいいじゃない!」

「そうだな…ミルホッグ、ありがとう。オボンの実だ。さあ食べてくれ。」

ミルホッグは、オボンの実を食べて体力が回復した。

「さあ捜査再開だ!サザンドラ!移動するぞ!」

「ガウ!!」

三人はさらに奥へと入って行った…

 

10分後、三人はかなり奥まで来た。

ここにはポケモンたちが大勢いる。人の目が及ばない場所で、過ごしやすいのだろう。

「ふぅ…ちょっと休憩しない?」

ユミが言った。

「そうだな。ずいぶん奥まで来たし、休むか!サザンドラ!戻れ!」

「俺も休憩するよ、ミルホッグ!戻ってこい!」

二人はボールにポケモンたちを戻した。その時、

「ぱちぱちぃ!」

「おかえりパチリスぅ!」

パチリスが何かをもって帰ってきたようだ。

「パチリス、見せてくれる?」

「ぱちぃ!」

パチリスが差し出したものは、またもや“ゆがみの石”だった。それも8個も…

「やはり、エスパーポケモンの仕業しか考えられないな。」

「そうね…。絶対どこかに空間があるはずよ。」

「よし、ミルホッグ!お前も辺りを探してくれ!」

再び、モンスターボールからミルホッグを出そうとしたその時!

 

「「「ぐれっぐぅぅ!!!!!!」」」

大量のグレッグルの群れが…!!

「うわぁぁぁ!!!」「きゃあぁぁぁ!!!」「ぐわぁぁぁ!!!」

三人はどうなってしまったのか…!

 

「やぁぁんまぁ!!!」

何かの鳴き声がこだました。するとグレッグルたちが、進撃を急にやめ反対方向に走って行った。

「な…なんだ?」

ユウタが声の方をみると、さっきのヤンヤンマが近づいてきていた。

「お前!どうして!?」

「やぁぁぁん」

つべこべ言わずにつれていけ!とでも言っているようだった。力を貸してくれる野生のヤンヤンマ。ユウタは特に嬉しかった。

「ありがとうヤンヤンマ!少しの間だけどよろしくな!」

「よろしくね、ヤンヤンマ!」「俺もな!」

ヤンヤンマは大きく頷いて、ユウタの頭に止まった。

「よし、何かわかるかもな!」

「とか言って~本当にわかるのかしら!?」

ユミが細めでユウタを見た。

「な、何言ってんだよ!わかるにきまってるだろ!?」

「ふぅ~ん」

そんな会話をしていると、前に一匹のグレッグルが見えた。

「あれ?このグレッグルおとなしいな。」

サザンが言った。

「おかしいわね?他のグレッグルは私達を見て襲ったりしてきたのに…」

「ヤンヤンマ、ちょっと様子を見に行ってくれないか?」」

「やんやん!」

ヤンヤンマがグレッグルのそばに行っても、静かに座っているだけだ。

「コイツは、何かを知っているんじゃないか?」

「サザン、どう思う?この子…」

「そうだな、おとなしくしているのは不自然だな…他は皆暴走しているというのに…」

「分かった…分かったぞ…!」

ユウタが言った。

その瞬間、辺りの空気が妙に変わった気がした。

「そうか…ユウタ。君の推理を聞かせてもらおうか。」

「どうして分かったの?」

ユミの質問に、ユウタが答えた。

「ほら、グレッグルの特性は“きけんよち”と“かんそうはだ”、それに“どくしゅ”なんだ。おそらく過剰に反応したのは“きけんよち”のグレッグルたちだろう。

それに、グレッグルは、どく・かくとうタイプ。“きけんよち”が働いているのだったら、きっとその苦手なタイプのポケモンがグレッグルたちを反応させていたんだ。」

ユウタは話し続ける。

「それに、ゆがみの石はエスパーポケモンが力を使うときにでるのだろう?だとしたらゆがみの石がいっぱいある場所、そしてグレッグルたちが逃げてきた方向をたどれば犯人が特定できる…まあこれは本当か分からないけどね。」

ユウタは息を整えて、サザンに言った。」

「サザン、暴走しているグレッグルたちを一匹捕まえて。そうすれば犯人が見つかると思うよ?」

「もし、できなかったらどうする?」

「そのときは、新しい作戦を考える。ただ、これは合っていると思うよ?」

「やんやぁん!」

ヤンヤンマも、ユウタの意見に賛成するかのようにユウタの周りを飛び始める。

「分かった。まずは暴走している群れを探そう。ユウタ、お前がこの作戦の指揮をとるんだ!頼んだぞ!」

「分かった!みんないくぞ!」

 

三人の犯人探しの大プロジェクトが動き出した…!




以上です!
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