問題児たちと…バカ?が異世界に来るようですよ<未完> 作:daiki1211
「いぃぃぃぃぃやほおぉぉぉぉぉぉぉ!久しぶりだ黒ウサギィィィィィィィィ!」
黒ウサギは店から飛び出てきた女の子に吹き飛ばされていった。
………シュールだ。
そのあと黒ウサギと少女が話しているが内容は二人の尊厳を保つために割愛させていただきます。
………移動中………
「自己紹介をしておこうかの。私は四桁の門の三三四五外門に本拠を構えている“サウザントアイズ”の幹部、白夜叉だ。黒ウサギとは少々縁があってな。コミュニティが崩壊した後もちょくちょく手を貸しておる。器の大きい美少女と覚えてくれればよい」
「はいはい、オセワニナッテイマス本当に」
棒読みになりながら白夜叉に礼を言う黒ウサギ
「外門って、何」
「箱庭の階層を表す外壁にある門ですよ。数字が小さいと都市に近くなり同時に力のあるコミュニティがあります」
箱庭の図を見た四人は、
「………超巨大玉ねぎ?」
「いえ、超巨大バームクーヘンでないかしら?」
「そうだな。巨大バームクーヘンだな」
「何でそう考えるの?」
ボケる三人に一人はツッコンでいた
「面白いたとえかたする。そのたとえで言うなら今いる七桁の外門はバームクーヘンの一番外側の皮の部分にあたるな。更に説明するなら、東西南北で区切ると東側にあたり、外門のすぐ外は“世界の果て”という場所と向い合せになる。あそこはコミュニティに所属していないものの、強力なギフトをもったものがゴロゴロしておる―――――その水樹の持ち主などな」
白夜叉は黒ウサギがもつ水樹に視線を向ける。
「して、誰が、どのようなゲームを仕掛けて勝ったのだ?知恵比べか?それとも勇気を試したのか?」
「いえいえ。これは十六夜さんがここに来る前に、蛇神様を素手で物理的に殴って手に入れたものです」
自慢げに話す黒ウサギに白夜叉
「なんと!?クリアでなく、物理的に勝ったとな!?その童は神格持ちの神童か?」
「いえ、神格持ちなら一目でわかるはずです」
「む、それもそうか。しかし神格を倒すなら同じ神格をもつか、互いの種族に崩れすぎたパワーバランスがないとめったに勝てないはず。種族の力だけでもドングリの背比べだぞ」
「白夜叉様はあの蛇神様のことをお知りになっていますが、知り合いだったのでございましょうか?」
「知り合いも何も、あいつに神格を与えたのはこの私だぞ。何百年も前の話だがの」
胸を張り応える白夜叉。
だがそれを聞いた十六夜は瞳を光らせて問う。
「へえ?じゃあアイツよりお前は強いのか?」
「愚問だな。私は東側の“階級支配者”だぞ。東側の四桁以下のコミュニティでは並ぶ者はいない、最強の主催者なんだからの」
“最強の主催者”―――その言葉に、十六夜・飛鳥・耀に加わり普段争いごとを嫌う明久の瞳が輝いた。
「そう……ふふ。ではつまり、あなたを倒せば、私達のコミュニティが最強ということになるのかしら?」
「無論、そうなるのう」
「そりゃ景気のいい話だ。探す手間が省けた」
四人はむき出しの闘争心を視線を込めて白夜叉を見る。白夜叉はその視線に気づいたように笑い声をあげた。
「抜け目のない小僧たちだ。依頼しておきながら、私にギフトゲームで挑むとな?」
「え?ちょ、ちょっと御四人様!?冗談ですよね!?」
慌てる黒ウサギを右手で制す白夜叉。
「よい、黒ウサギ。私も遊び相手を探していたところだ」
「へ~受けてくれるの?」
「ふふ、愚問だな。―――――しかし、ゲームの前に一つ確認したいことがある」
「なんだ?」
白夜叉は“サウザントアイズ”の旗印が刻まれたカードを取り出し、含みのある顔で一言。
「おんしらが望むのは“挑戦”か―――――もしくは、“決闘”か?」
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