問題児たちと…バカ?が異世界に来るようですよ<未完> 作:daiki1211
「そんな問題ではございません! 同士にこんな分の悪いゲームをさせるわけには──」
「大丈夫だよ」
止めようとする飛鳥、黒ウサギに向けて返事をする。その声色からは恐怖を感じられず、むしろ勝算があるみたいな声を出していた。
『では、乗るがよい。若き勇者よ。鷲獅子の疾走に耐えられるか、その身で試してみよ』
耀はうなずき、手綱を握って乗り込む。
耀は鷲獅子の強靭でなめらかな肢体をこすりつつ、満足そうに囁く。
「始める前に一言だけ。………私、貴方の背中に乗るのが夢の一つだったんだ」
『………そうか。だが手加減はしないぞ!』
グリフォンは、耀の話を聞いて苦笑しながらも応えた。
その声と同時に翼をはばたかせる。
そして大地を駆けるように空を駆けた。
「がんばってね。春日部さん……」
最後に明久の応援が風に溶けるように流れた
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結果
耀はグリフォンに勝った。
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「やっぱりな。お前のギフトって、他の生き物の特性を手に入れる物だったんだな」
「……違う。これは友達になった証。けどいつから知ってたの?」
「十六夜、初めて黒ウサギにあった時? “風上に立たれたら嫌でもわかる”ってセリフで考えついたんでしょ?」
「そうだ明久。人間の五感じゃ風上に立たれたくらいじゃ普通は気が付けないからな」
「にゃ!にゃんにゃ!?」
「うん、大丈夫。心配かけてごめんね、三毛猫」
心配そうに近ずいてきた三毛猫の頭をなでる。
耀はそのあとグリフォンと会話?をして戻ってきた。
「いやはや大したものだ。このゲームではおんしの勝利だの。…………ところで、おんしの使ったギフトは、先天性か?」
「違う。父さんから貰った木彫りのおかげ」
「木彫り?」
「にゃにゃにゃ~。にゃにゃにゃにゃにゃ」
「ほほう………彫刻家の父か。よかったらその木彫りを見せてもらえんか?」
耀はうなずき、ペンダントにしていた木彫りを取り出す。
白夜叉は渡された木彫りを見つめて、急に顔を顰める。
「楠木の神木……神格は残っていないようですが、この中心に描かれてる幾何学線……。しかも中心に空白……もしかしてですけど、お父様の知り合いには生物学者がおられたのでは?」
「……うん。母さんが生物学者だった」
「やっぱりのう。なら、……ここがあれを表して。……凄い!本当に凄すぎる!本当にこれが人の手で造られたなら、おんしの父は、神にも並ぶ天才だ!まさかこれほどのものを人の手で独自に系統樹を完成させ、ギフトと確立させるとは!これは、正真正銘“生命の目録”と称して過言ではない名品だ!」
興奮した白夜叉。はっきり言って気持ち悪い……
「系統樹って母さんが作った図は、木の形をしていたけど…」
「うむ。それはおんしの父が、独自に木の形を幾何学線に変えたんじゃ。真ん中の空白は、生命の進化を表しているのか、未完成なのかは分からないが―――――。おんしさえよければ言い値で買い取るんじゃが」
「だめ」
耀はあっさり断り木彫り細工を取り上げる。白夜叉は、露骨にしょんぼりした。
「では、これはどのような力をもったギフトなんですか?」
「それは分からん。今分かっているのは、言葉が通じん異種族と会話ができるのと、友になった種から特有のギフトをもらえるぐらいだ。もっと詳しく知りたいなら上位の鑑定士に頼まないとわからん」
「え?白夜叉って鑑定できないの?来た理由は、鑑定だけど」
「よ、よりによってギフト鑑定か。専門外どころか無関係もいいところなのだがの」
何とか投稿できました。
が、まだ病院通いなのでつぎに投稿できるかわかりませんが、
これからもよろしくお願いします。
現在アンケートを活動報告で引き継いで行っています。