問題児たちと…バカ?が異世界に来るようですよ<未完> 作:daiki1211
屋敷に着いたころはすでに夜中になっていた。月明かりで見えた屋敷の影はホテルのような大きさである。
「遠目から見てもかなり大きいけど……近づくと一層大きいね」
「コミュニティの伝統では、ギフトゲームに参加できる者には序列を与え、上位から最上階に住むことになっております……けど、今は好きなところを使っていただいで結構でございますよ。今はだれも使っておりませんから」
「そう。ところでそこにある別館は使っていいのかしら?」
飛鳥が屋敷の脇に建つ建物を指差した。
「ああ、あれは子供達の館ですよ。本来は別の用途があるのですが、警備の問題でみんなここに住んでいます。別に飛鳥さんが120人の子供と一緒の館でよければ」
「遠慮するわ」
飛鳥は即答した。子供が苦手ではないにしても120人近くの相手が疲れるからだろう。
明久以外の問題児たちの今の望みはそんな話より『風呂が早く入りたい』である。
が、その願いも湯船を確認した黒ウサギの言葉によって早々打ち砕かれることになる。
「………すみません皆さん。少々湯船を洗うので一刻ほど待ってもらえますか?」
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さっきの話の後皆それぞれ部屋を決め解散していた。
明久は部屋の整理をしていた。
「ちょっと埃っぽいけど、ある程度はきれいにしてくれたんだ」
テーブルの上に指を滑らせて言う。
そのあと明久はベットの上に寝っ転がり
「今日はいろいろなことがあったなぁ。手紙を開けた瞬間空の上で湖に落とされたり、虎人間の奴を召喚獣でねじ伏せたり……皆と話して……とても楽しかっ…た。……これが……明日に…なると夢……で終わらな…いとい…い…な」
明久はそのまま深い眠りに落ち――――――――
『ズドガァンッ!!!!!!』
―――――――――無かった。
「なにごと!!!!」
明久は急いで窓の外を見るが煙が邪魔でよく外が見えない。
なので明久は急いで部屋を出て一階へと向かう。
が、ここは今日新しく来た場所。
当然道など分かっておらず、
所々で迷子になった明久がさっきの煙の場所までつく時間はその原因の十六夜がその場を離れてから十分後のことだった。
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次の日
明久たち一行はガルドとのギフトゲームのためフォレス・ガロの居住区域まで来ていた。
そこに張ってあったギアスロールは黒ウサギが予想してなかったルールだった。
『ギフトゲーム名 “ハンティング”
・プレイヤー一覧 久遠 飛鳥
春日部 耀
吉井 明久
ジン=ラッセル
・クリア条件 ホストの本拠内に潜むガルド=ガスパーの討伐。
・クリア方法 ホスト側が指定した特定の武具でのみ討伐可能。指定武具以外は契約によってガルド・ガスパーを傷つけることは不可能。
・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。
・指定武具 ゲームテリトリーにて配置
宣哲 上記を尊重し、誇りと御旗のした、ノーネームはギフトゲームに参加します。 “フォレス・ガロ”印 』