問題児たちと…バカ?が異世界に来るようですよ<未完> 作:daiki1211
「にゃあああああああ!!」
ボチャン、上空から投げ出された四名と一匹はあらかじめ用意されてあったであろう湖に墜落。
その中の気弱そうな女の子は、猫を水面にひっぱり上げ心配していた。
明久と他二人は陸に上がるが明久を除いた二人は暴言を吐いた。
「し、信じられないわ!まさか問答無用で引きずり込んだ挙句、空に放り出すなんて!」
「右に同じだクソッタレ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。
まだ、石の中に呼び出された方がまだ親切だ」
「いや、石の中じゃ動けないよ」
「俺は問題ない」
「そう身勝手ね」
二人の男女は明久を間に入れながら不穏な空気を出す。
「此処………どこだろう?」
「さあな。まあ、世界の果てっぽいものが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねえか?」
「ヒンドゥー教の宗教観?」
「よく知ってんな。知っている奴久しぶりに見たわ。
まあそんな事より、間違えないだろうけどお前らにもあの手紙が?」
「そうだけど、まずは“オマエ”って呼びかた訂正して。―――私は久遠飛鳥よ。以後は気を付けて。
それで、そこの猫を抱きかかえている貴女は?」
「………春日部耀。以下同文」
「そう。よろしく春日部さん。そこの貴方は?」
「僕?僕は吉井明久。よろしく」ニコッ
「よろしく明久君。最後にその野蛮で凶暴そうな貴方は?」
「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。
粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろっただめ人間なので、用法と用量を守った上で
適切な態度で接してくれよお嬢様」
「そう。取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」
「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しろよ、お嬢様」
「ハハハハ……」
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心から面白そうに笑う逆廻十六夜。
傲慢そうに顔を背ける久遠飛鳥。
我関せず無関心を装う春日部耀。
三人のやり取りを見て乾いた笑いを出す吉井明久。
そんな彼らのやり取りを見ていた黒ウサギ
(うわ~ なんかシュールな光景ですねえ)
黒ウサギは四人のことを見ながらそう思った
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十六夜は苛立たしげに言う
「で、呼び出されたのはいいけどなんで誰もいねえんだよ。
この状況だと、招待状に書かれていた箱庭とかいう物の
説明をする人間が現れるもんじゃねえのか?」
「そうね。なんの説明もないままでは動きようもないもの」
「………。この状況に対して落ち着き過ぎているのもどうかと思うけど」
「君もね」
(貴方もです)
黒ウサギはこっそり明久のツッコミににツッコミを入れていた。
黒ウサギはどうやってみんなの前に出ようかと考えてるため、
時間がどんどん経ち、明久を除いた三人はどんどんイライラする一方だった。
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「そういえばさっきからあの木の後ろにいるの誰だろうね?」
「何だ明久。気づいていたのか」
「まあ。此処に来る前はそのぐらいの気配察知能力が無いと大変だったからね」
(((此処に来る前どんな生活していたんだ(の)?)))
この発言が三人の心の声が一緒になった数少ない瞬間だった。
「まあ、ちょっとイライラしているんでな、来ないならこっちから行くぞ!!」
そう十六夜は言い木にキックをかました。……ものすごい速度で
隠れているやつが急いで避けた…が、春日部さんと久遠さんの追撃が入り地面に落ちた
………………あれ? 僕って要らない子?
そんな事を思いながらも時は進み、気づいた時には、黒ウサギは弄られていた。
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