問題児たちと…バカ?が異世界に来るようですよ<未完> 作:daiki1211
部活が週に6日なので一日使えるのが日曜日だけですので
これからも遅くなりますが、
応援よろしくお願いします。
―――――箱庭二一〇五三八〇外門・内壁
飛鳥、耀、明久、ジン、三毛猫の四人と一匹は石造りの通路を通って箱庭の幕下に出る。
その瞬間あり得ないことに光を浴びた。
明久side
「に、にゃあ!にゃあにゃにゃあにゃ、にゃあ!」
「……本当だ。外から見たときは布が張ってあって見えなかったのに」
ここに入るまで外からは天幕が張ってあって中の様子なんて見れなかった。
だけど、中に入れば空も太陽も見える矛盾に僕たちは驚いた。
「箱庭の天幕は内側に入ると不可視になるんですよ。そもそもあの巨大な天幕は太陽の光を直接受けられない種族のためにあるんですから」
「あら、箱庭には吸血鬼でも住んでいるのかしら?」
「え?居ますけど」
「…………。そう」
当たり前のように肯定するジンに対し、複雑そうな顔をする久遠さん。
「にゃ~にゃにゃにゃ、にゃにゃ~にゃにゃにゃ、にゃにゃ」
「うん。そうだね」
「うん?なにかいった?」
「…………。別に」
「……?」
一瞬優しい声色で猫に話しかけた声とは対照的の声で返す。
僕はたいして気にせずに追求しないでそっとした。
「ジン君。お勧めの店はあるのかしら?」
「す、すみません。段取りは黒ウサギに任せていたので………よかったらお好きな店を選んでください」
「それは太っ腹なことね」
僕たちは近くにあったカフェテラスに座る。
「いらっしゃいませー。御注文はどうしますか?」
「えーと、紅茶を二つと緑茶を二つ。あと軽食にコレとコレと」
「みゃー!」
「はーい。ティーセット四つにネコマンマですね」
「「「はい?」」」
「三毛猫の言葉分かるの?」
「もちろんですよ~私は猫族なんですから~♪」
定員はそれだけ答えて戻っていった
「三毛猫、私以外に三毛猫と話せる人いたんだね」
「にゃあ~」
「「うん?私以外にも?」」
僕と久遠さんは思わず聞き返してしまった。
第三side
「あなた、猫と会話ができるの?」
「うん。猫以外でも生きているなら誰とでも話できる」
「すごいですね。……全ての種と会話が可能なら心強いギフトですね。この箱庭において幻獣との言語の壁というのはとても大きいですから」
「そうなんだ」
「その、幻獣と話すのって……すごい大変なの?」
「はい。一部の猫族やウサギのように神仏の眷属として言語中枢を与えられていれば意思疎通は可能ですけど、幻獣達はそれそのものが独立した種のひとつですから。同一種か相応のギフトでもなければ意思疎通が難しいのが一般的です。箱庭の創始者の眷属に当たる黒ウサギでも、全ての種とコミュニケーションを取るのはできないはずですし」
それを聞いて明久と飛鳥は耀に対して。
「そう……春日部さんは素敵な力があるのね。羨ましいわ」
笑いかけられると、耀は困ったように頭を掻いた。だが、それとは対照的に飛鳥は憂鬱そうな表情で呟く。
「久遠さんは……」
「飛鳥でいいわ。よろしくね、春日部さん」
「僕も明久って呼んで。久遠さんも」
「分かったわ。明久君も私のことは飛鳥って呼んで」
「……うん。じゃあ、飛鳥はどんな力を持ってるの?」
「私? 私の力は……まあ、酷いものよ。だって」
「おんやぁ? 誰かと思えば東区画の最底辺コミュ“名無しの権兵衛”のリーダー、ジン君じゃないですか。今日は黒ウサギと一緒じゃないんですか?」
品のない声のくせに上品ぶった声がジンを呼んだ。そこには2メートルを超す大男がいた。