イトイトの実とかチート……え?グラブル? 作:グラン(団長)
時間指定とかオシャレなことできないんで書き終わったら投稿していくスタイルを貫きます。
お読みいただけたら幸いですm(__)m
「あ、おはようございます///」
朝からプロレスごっこをしてしまったミンとメーテラが一階におりていくと、宿の娘であろう女の子に挨拶された。
なぜかミンとメーテラを見て顔を赤く染めている。
…………音漏れてた?
「その……、お部屋のお掃除はしときますので、どうぞ観光をお楽しみください///」
そう言うと早足に奥へと引っ込んでしまった。
「…………」
「……ま、まぁ、シーツとかは一応洗いましたし、大丈夫ですよね。たぶん……」
流石にあそこまでグチョグチョのシーツを片付けさせるのは申し訳ないと思い、ミンは洗って干しておいた。
「……えっと、今日はなにをしようかしら……?」
「ん~、とりあえずさっきの娘の言う通り観光でもしてみます?」
「そうね……、とくに予定もないし。それじゃあまずは昨日この宿を紹介してくれたシェロちゃんを探さないとね♪」
どうやら調子が戻ってきたようでよかった。
ふと、ミンの肩が誰かに叩かれた。
誰かな?と思い振り返ると、そこには見たことのない二人組が立っていた。
一人は水色の髪を伸ばしたエルーンの男、どことなくチャランポランな雰囲気を感じる、『あ、なんか仲良くなれそう……』とミンは思った。
もう一人は短髪赤髪のドラフの女性、なぜかミンの顔を見て顔を少し赤らめている。
ちなみに肩を叩いたのはドラフの女性のようだ。
「ん?誰この人たち……ミンの知り合い?」
「いや、たぶん初対面ですけど。メーテラさんのお知り合いじゃないんですね……。あの~、なにか用でしょうか?」
「…………」
問いかけるが女性は無言のままだ。
若干さっきよりも顔の赤みが増したような気がする。
どうしようと思いミンが男の方を見ると、ニヤニヤとしながら男が口を開いた。
「いや~、急にごめんねぇ~。実はスツルム殿が君達に言いたい事があるみたいなんだけど、見ての通り彼女は無口だからねぇ~、変わりに僕が説明するよ。」
「はぁ、言いたい事……ですか?」
「うんうん!まぁ、なんというか、直接は流石に僕も言いづらいから間接的に言うとねぇ~。スツルム殿は昨日君達の隣の部屋に泊まったんだよねぇ~、それで、まぁ、聞こえちゃったみたいでさ」
「「あ~」」
メーテラさんと二人で納得してしまった。
そりゃあんだけヤったら流石に音漏れするわな。
ドラフの女性はうつ向いて顔を真っ赤にしている、なにこれカワイイ。
「いやー、すいません。ホント、以後気を付けますんで。」
「……なら、いい。今後は気を付けろ……」
「いや~、よかったよかった。スツルム殿が今朝から様子がへんだったからさぁ~、これで安心して寝れるね!スツルム殿!……って痛い痛い!ちょっとスツルム殿!剣先でグリグリしないで!」
「ホントごめんなさいね~、隣であんなに激しくしてたら困っちゃうわよね~。どう?あなたも今夜一緒に?ミンはスゴいわよ~♪」
「なっ!……なにを言っている!?///」
ホントなにいっちゃってんのこの人、スツルム殿とやらが真っ赤な顔で驚いている。
結構ウブな人みたいだ、カワイイ。
ふと、横でニヤニヤしながら眺めている男と目があった。
「すいませんねー、メーテラさん痴女なんですよ……。お連れさんに悪いことしちゃいましたね。」
「いや~、大丈夫だよぉ~。なんだかんだスツルム殿も楽しそうだし。僕の名前はドランク、ドラフの彼女はスツルム殿だよ。よかったらよろしくね、そうだ、飴ちゃんでもいるかい?」
「こちらこそよろしくお願いします、俺はミン、そこの痴女はメーテラさんです。じゃあ俺はこのメロン味の飴をさしあげましょう」
やっぱりこの人とは仲良くなれそうだ。
しばらく二人でメーテラさんにいじられて真っ赤になって反論しているスツルム殿を眺めていた。
と、スツルム殿と目が合う。
「おい!……なんだコイツは、連れならどうにかしてくれ!」
「いや~メーテラさんは俺の手におえる痴女じゃないですよスツルム殿、大人しくいじられてください」
「いいじゃないスツルムちゃ~ん、お姉さんと楽しいことしましょうよ、女の子でもいけるわよ?私♪」
「ハッハッハッハッ!こんなスツルム殿は始めてみるなぁ~、面白い人たちだねぇ~……って痛い!スツルム殿!ごめんって!ちょっと君達!それくらいで勘弁してあげてくれる?流石にこれ以上は僕の体に穴が空いちゃうかも知れないし、それにそろそろ行かないと将軍閣下に怒られちゃうからねぇ~」
「そうだった……、速く行くぞドランク!……この借りは返すからな、メーテラ!ミン!」
「お姉さんはいつでもウェルカムよ~♪」
「あれ?俺も?」
三下のような捨て台詞をはきながらスツルム殿はドランクを引っ張っていった。
とりあえず引っ張られながらニヤニヤと手を振るドランクに手を振り返しておこう。
「……はぁ、メーテラさん。流石にいじりすぎじゃないすか?」
「そう?スツルムちゃんカワイかったから、お姉さんちょっと張り切っちゃった♪」
まぁ、この人は俺がいくらいっても聞かない気がするし、スツルム殿かわいかったからいいか。
「まぁ、とりあえずシェロちゃんを探しますか。ついでにこの島についていろいろと教えてもらいましょ」
「そうね、せっかくだから観光でも楽しみましょうか♪」
二人は宿の朝食を食べると、シェロを探しに街にくりだすのだった。
ー街中ー
「それにしても結構栄えてますね、この島」
「そうねぇ、あ、見てミン!スポンの丸焼きよ!……食べる?」
「昼間っからなに食わせる気になってんですか……、あ、あれシェロちゃんじゃないですか?」
「あら、ホント。誰かと話してるみたいね」
二人の目線の先にはシェロがいた。
どうやら仕事中のようで三人の女性を相手しているようだ。
一人は水色でストレートの長髪にワンピースを着た少女、カワイイ。
一人は明るい長髪に鎧を着た騎士っぽい女性、美人だ。
そしてもう一人、金髪のボブに緑色のフードを着けた、基本的に緑色な服装をした女の子、カワイイ。
ん?よく見るとなんかちっちゃいドラゴンみたいのが三人の回りを飛んでるようだ。
「シェロちゃ~ん、おはよ~♪」
「おや?これはこれはメーテラさんとミンさんじゃないですか~、昨日はお楽しみでしたか~?」
いきなりぶっ込んでくるなこのチビッ子。
「いい宿だったわ~、ありがとね♪」
「いえいえ~、商人として当然のことです~」
「あの、こちらの方々は?」
騎士風の女性が問いかけた。
「ミンさんとメーテラさんですよ~、昨日宿を紹介しまして。ミンさんは前からのお得意様ですけどね~」
まぁシェロちゃんには大分お世話になった、最初この世界に来たときなんてわけわかんな過ぎてシェロちゃんに全部教えてもらったしなー。
「ん~、仲間をお探しでしたらミンさんをおすすめしたんですけどね~。流石のミンさんも騎空船の操縦はできないですよね~?」
「ムリですね~、操舵士がいればそいつを操って操縦できるんですけどね~」
「そうですか~、肝心の操舵士さんがいませんからね~、残念ですね~」
シェロちゃんと話している間に三人は街の人達から操舵士の情報を聞き出したらしい。
「シェロ殿、ありがとう。どうやら操舵士がいるかもしれないらしいので、探しに行ってみることにするよ」
騎士風の女性は急いでいるのかすぐにでも探しに行く気らしい。
「あ、あのシェロさん、ありがとうございました!」
水色の髪の女の子がいう。
「いえいえ~、紹介できなくてすいませんね~。ほかになにかありましたらなんでも言ってくださいね~」
「なんかすいませんね邪魔しちゃって」
「そんな、大丈夫ですよ。私達の話もちょうど終わったとこでしたから」
水色の髪の女の子の言葉に金髪ボブの女の子が無言で頷いている。
いい子達だな~。
「ありがとね~、お詫びと言っちゃなんだけど飴ちゃん食べるかい?」
「いいんですか!やったーーー!!!」
二人に飴ちゃんを渡す。
嬉しそうに受け取ってくれるあたりとても微笑ましい。なんかもう思考がおじいちゃんみたいになってる気がする。
と、近くを飛んでいた小さいドラゴンが口を開いた。
「ジータ……、なにかもらったらちゃんとお礼言わないとダメじゃねーか」
金髪ボブの女の子のそばを飛んでいた小さいドラゴンがしゃべった……、しゃべった?
「え、このドラゴン喋れるの?」
「ドラゴン……もしかしてオイラのことか!?」
ミンのドラゴンという言葉に、小さなドラゴンは小さな目をキラキラさせて喜んでいるようだ。
まぁ、さっきから街の人達から人にトカゲって言われてたからか……どう見てもドラゴンだけどな。
「兄ちゃんいいやつだな!オレの名前はビィっていうんだ!こっちはジータとルリアだぜ!」
「そんな個人情報をさらっと……」
「飴ちゃんありがとうございますお兄さん!私ルリアっていいます!お兄さんのお名前は?」
「ジータ……飴ありがと」
「俺の名前はミンだよ、ちなみにさっきからそこの店で変な食材漁ってるのはメーテラさん。君達みたいな女の子はあまりメーテラさんに近づいちゃダメだよ?」
これは結構本心から出た言葉です。
メーテラさんと関わったら間違いなくこの子達に悪影響
だ、存在が風営法違反だからはあの痴女は。
「ルリア、ジータ、ビィ君、もう行くぞ」
騎士風の女性が二人と一匹を呼ぶ。
よほど急いでいるのかすでに少し先に行っている。
「カタリナ!すぐ行くね!あの女の人はカタリナって言うんです、それじゃあ私達行きますね!ミンさんとメーテラさんもお元気で!」
「今度会ったらまた話そうな、兄ちゃん!」
そういうとルリアとビィはカタリナの方へ行った。
ふと残ったジータの方を見るとこちらを見つめる瞳と目があった。
「……えーっと、ジータちゃんは行かないでいいのかな?」
「……これ」
ジータはなにかをミンに差し出した。
それは小さな長方形の紙のようで文字が書いてある。
ミンはその文字を読み上げた。
「なになに……、『あなたも騎空士になってみませんか!三食保証付き!自由な雰囲気の職場!もちろん休暇もありますよ!気になったらぜひ、ジータまで!』……」
ちなみに後ろにはジータの連絡先がのっていた。
「えっと……これは?」
「……興味があったら、ぜひ」
そう言うとジータは親指を立て、素早くルリア達の方へ行ってしまった。
「ジータさんのお眼鏡にかなったようですね~、よかったですね、ミンさん」
「なかなか強かな子だなジータちゃん、しかもあの身のこなし……結構強そうだし」
「そ~ね~、あの三人の中ならジータって子が一番強いわね~」
いつのまにやらメーテラさんが横に立っていた。
手にもっている紙袋の中身が気になるが、あえて聞かない。
触らぬ神に祟りなし、だ。
「いや~、なかなか面白いものが買えたわよ~。今夜が楽しみね♪」
触らなくても祟りあるわこれ。
「ところでお二人はなにをしているんですか~?」
「そーいえばシェロちゃんに聞きたいことがあるんだった。この島で観光できそうな場所とかない?せっかくだから見て回ったりしようと思ってさ」
「観光ですか~、それなら遺跡とかどうでしょう?森に奥には遺跡があるらしいですよ~。もちろん魔獣もいますけど、お二人なら簡単に行けるでしょうね~」
「遺跡に森か……なかなかいいわね~。たまには自然を楽しんだりするのも、森の空気は体にもいいしね♪」
「それじゃ遺跡探しでもしますか」
「ぜひぜひ~、なにか面白いものがありましたら私に持ってきてくださいね~」
「なるほど、それが目的だったか……。まぁシェロちゃんにはお世話になってるからいいけどね。それじゃメーテラさん、行きましょうか。」
二人はシェロと別れ、遺跡探索へ行くことにした。
しかし、彼らは今後この島で事件が起こることに気がつけなかった。
二人が巻き込まれるその事件は、物語の始まりにすぎない……。
原作主人公達との初対面です。
オレのジータちゃんはこんなキャラじゃねー!!!
という方、申し訳ない、オレのジータちゃんはこんなキャラです。m(__)m
今後更にキャラがブレ、ストーリーが矛盾し、カオスな物語になると思いますが、それでもお読みいただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m